今年もルミナリエの季節がやってきました。
昨年は、東日本大震災復興支援のエールを送ることをテーマに掲げていましたが、今年も東日本大震災などの災害によって被災した地域との「絆」と「交流」を深める行事として開催されました。
”ルミナリエ”とは、イタリア語でイルミネーション、電飾の意ですが、これはルネッサンス期に盛んに行われた祭礼や装飾芸術のひとつとして誕生した光の魅力を駆使した建造物がその起源と言われています。
ルミナリエは、17日までですが、詳細については、下記HPをご覧ください。
http://www.kobe-luminarie.jp/
窓にも・・・・壁にも・・・・また違った光が映し出されています。
2004年には、500万人を越えていた入場者数も2005年には430万人となり、2008年以降には300万人と減少してきています。
昨年は342万人でしたが、今年はどうでしょうか?
と言うのも、毎年開催の危機が言われているのも、このルミナリエには寄付金が大きなウエイトを占めており、それには入場者数にある程度比例するのではないかと思うからです。
今年のルミナリエは、テーマを実行する行事として、光のオブジェに灯籠の絵として、東北の子供達の絵と神戸の子供達の絵が飾られています。
300枚以上の絵がありますが、なかなか見ごたえがありました。
東北の子供達達の絵 238枚 神戸の子供達の絵 120枚 が大きな輪になっています。
もう一つの特徴は、”感謝の缶詰”を売っていました。
津波に襲われた石巻の大和煮の缶詰を学生たちが泥の中から掘り出し、それを”希望の缶詰”として売られていたのですが、今回は”感謝の缶詰”として復興支援への感謝のシンボルとして売られていました。
今年のイルミネーションは、昨年に比べて、色合いが際立ち、電飾の数が増えたのではないでしょうか?
毎年、少しづつ図案が変わっているのですが、今年の図案はより緻密になっているようです。
左がLED電球 右と比べると色感が違います。 今年も、緑色が鮮やかです。
でも”祈りの泉”の電飾にはLED電球を使っていますが、昨年も感じたのですが、このLEDの光にはつめたい感じがします。
やはり、今までの電球の方が温かみがあり、穏やかに感じます。