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日本の城、もう一つの名前 ① -姫路城=白鷺城ー

2012年10月25日 11時06分18秒 | 城郭への展望

日本のお城について、主にお城の別名について調べて見たいと思います。
お城の名前は、普通、その地名で表されますが、それ以外に別名で呼ばれる場合があります。

その別名の方が、そのお城の特徴を良く表しています。
お城の出来た由来とか、その姿などを的確に表し、その土地で親しみを込めたものが多くあります。

日本のお城で代表的なものにまず挙げられるのは”姫路城”でしょう。
それも”白鷺城”(はくろじょう、しろさぎじょう)というのも、お城の姿が白鷺のようであると言うことも、広く知られています。

  

 2010年3月30日に訪れた時の姫路城      天守閣の修理中 見学が出来ます。
                                 見学時期は、下記アドレスを参照してください。


姫路城は、古の名前を「姫山」又は「日女路」の丘と呼ばれていました。
「播磨国風土記」にも「日女道丘(ひめじがおか)」の名前があります。

姫路城は、現在、姫路市街の北側にある姫山及び鷺山を中心に築かれた平城で、日本100名城の一つであり、1993年(平成5年)に法隆寺と共に日本初の世界遺産に登録されました。

別名「白鷺城」とも云われる由来は、
○ 姫路城が「鷺山」に置かれているから。
○ 白漆喰で塗られた城壁の美しさから。
○ ゴイサギなど白鷺と称される鳥が多く住んでいることから。

その他に、「出世城」とか「不戦城」とも云われています。
「出世城」と言うのは、羽柴秀吉が居城とし、後に天下を取ったことから、また「不戦城」とは、築城以来一度も大規模な戦火に見舞われることがなかったことから、言われており、この城の歴史の一部を表しています。

 
   2010年の3月30日 既に工事は着工されていました。

今、姫路城は、平成の大修理が行われています。
戦前の1934年(昭和9年)からの昭和の大修理は、戦争での中断を挟んで1955年(昭和30年)に天守を除く修理は完了したのですが、その翌年から今度は天守閣の修理を着工し、これが1964年(昭和39年)に竣工しました。

その45年後の2009年(平成21年)6月27日に、”平成の大修理”が着工され、2015年(平成27年)3月18日に竣工予定だそうです。
今回の修理は、昭和の大修理の時に充分出来なかった屋根や壁面のほか、耐震補強に重点が置かれています。

 修理の内容や見学の状況については下記をご覧ください。

 http://www.himejijo-syuri.jp/home.html



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