徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

梅田界隈の歴史と変貌ーその2-

2009年06月10日 12時10分34秒 | 変貌する街、過去・現在・未来

大阪では、今百貨店戦争なるものが勃発しています。
特に梅田界隈は激戦区です。

2011年にJR大阪駅に隣接する新北ビルに三越伊勢丹新規出店することが、この戦争の火ダネとなったようです。
梅田界隈には、阪急、阪神、大丸の各百貨店がひしめいていますが、各社とも増床や改装などで競っています。

JR大阪駅の正面にあるアクテイ大阪ビルに入っている大丸梅田店は、2011年春までに売り場面積を大幅に増床し、阪神百貨店本店は、今春から店舗の改装を本格的に行っています。

    
               2009年5月30日の阪急新ビル  

   
    上の画像は2005年9月13日を最後に取り壊された阪急コンコース。あのシャンデリアや壁は、今は懐かしく、新しい阪急は、どんなものが出来るか楽しみです。

この梅田で不動の地位を確立してきた阪急百貨店本店は、一番目を見張るビルの建て替えという手段で攻勢に出ています。
当初は、三越伊勢丹が開店する2011年に照準を合わしていたのですが、一部の遅れにより、2012年春の完了をめざし、41階建の新ビルに地下2階から地上13階まで売り場を設ける予定だそうです。

梅田界隈以外の大阪市内のあちこちに、百貨店戦争は起こっています。
大丸が、そごう心斎橋本店を買収し、11月には大丸心斎橋店としてリニューアル開店します。
が、問題は、そごうの今までの富裕層の顧客を取り込めるかどうかと言われています。

高島屋大阪店は、阪神なんば線の開通で、ここでも富裕層の多い阪神間の新たな顧客の獲得を狙っています。
また、天王寺の近鉄百貨店阿倍野本店も2014年に建て替えを予定しています。
完成すれば、国内最大の売り場面積を誇るメガ百貨店が誕生します。

       近鉄百貨店阿倍野本店建て替えのポスター

今まで、東京などと比べて売り場面積が小さいと言われてきた大阪の百貨店だが、前年比11.5%減と今年の2月に日本百貨店協会が発表したように売り上げが減少している中、また人口が減少するなかで、増床ラッシュの過激ぶりで、2014年には現状の1.5倍になるそうです。

ここで、各百貨店が淘汰されないキーワードは、店舗のオリジナリティ富裕層をどのようにして取り込むかにあるようです。


とら、報復の大敗、5連勝ならず、

2009年06月09日 11時13分52秒 | 野球・タイガース

打てず、守れずの最悪パターンでソフトバンクに大敗した昨晩の入場料は、非常に高いものになりました。
甲子園観戦もそう多くは出来ないのですが、このような負け方をする試合を見る羽目になるのも、運が悪かったのでしょう。

  
 試合開始間もない頃は、空が明るく、球場全体が新鮮な空気に包まれている

今年の典型的な試合展開で、面白くもなく、つまらなく、山場もなく、退屈で、気がついたら負けていたという内容でした。
でも、その中でも楽しみを見出さなくてはならないとすれば、筒井と西村の両投手でしょう。 
まだ、ペナントをあきらめていないとは思うのですが、ここは、育てながら勝つという難しい選択に首脳陣は、考えるべきと思います。

  
  
5回まで完全試合を喫する     4回の円陣、なにを指示・・・

今年の悪いパターンは、四球とエラーが絡み、先制されると、攻撃面でもシュンとなってしまい、勢いがなくなってテンションが下がってくるのは、見る者だけでしょうか?

5,6連勝でもすれば、チームのムードも変わるのではと期待していましたが・・・・
負け方が悪すぎました。 ホールトンが良すぎたのでしょうか?
試合後の真弓監督のコメントで「1敗しただけ・・・」と言ったようですが、これが多すぎるのが問題なのが、どうもわかっていないようです。

このチームには、やはりムードメーカーが必要です。
それと金本に続く、攻守のリーダーが出てきてほしいですね。
ムードを変えると言えば、ラッキーボーイも出てきた欲しい選手です。
つまり、トラの今のナインは、全部普通の選手のようです。
普通では、プロとしては、進展がないのでは・・・・、魅力がないのでは・・・・
救世主の出てくるのを待っています。


とら、サヨナラ勝ちで今季初の4連勝

2009年06月07日 19時03分20秒 | 野球・タイガース

今季4度目のサヨナラ勝ち。
そのいずれもが金本が決めています。
もちろん、今日も金本の2点タイムリーでサヨナラ勝ちを収めました。

  

先発は、能見と杉内の投げ合いで始まりましたが、先制したのはトラで、1回2死から四球の関本を置いて金本、新井、ブラゼルの3連打で2点を挙げました。

これも一昨日から続いているブラゼル効果と呼ばれているものなのでしょうか?
しかし、その後は得点出来ず、ソフトバンクに2回に2点、6回にも1点と全部ホームランで失点し、逆転され、苦しい展開となります。

2回から8回までヒットは出るのですが、繋がりません。
先月までの重苦しい空気が流れていたのですが、ここ最近の勢いが、9回に噴出しました。

代打の林が出て、その後は杉内に完全に押さえられた鳥谷がバンドを失敗した後に執念でバット当て、ライト前に転ばして1,3塁。
関本の代打桧山が四球を選び、1死満塁で金本を迎えます。

  
 
どちらも金本のサヨナラ打 (左はセンター方向から右はレフト方向から)

今日の金本は1回にヒットは出たものの、後はあまり良くなかったのですが、さすがにここ一番には、ワンバンドで1塁を越えてライト線に転々として、2者生還してサヨナラ勝ち。

これで4連勝となり、内容的には、かなり結果オーライ的なところがあり、采配的には”なるほど”というのには少々程遠いのですが、ともかく勝つことが、薬になり、病状も回復の兆しが出てきたようです。

明日は、甲子園球場へ復活したことを確認に行ってきます。
今年3度目と少ない実地観戦となりますが、過去2連勝、それもすべて逆転勝ちでしたので、明日が楽しみです。


とら、福原が投打の活躍で3連勝

2009年06月06日 19時34分28秒 | 野球・タイガース

今日も所要で、ライブで見ることが出来ませんでした。
久し振りにスカッと勝ったようです。

それも福原の投打の活躍で・・・・・
完封で3打点は、本人もちょっと記憶にないのではないでしょうか?

  
    試合を決めた4回、新井から始まる5連打目の福原の2打点打

それに先発全員安打は、いつ以来だったのでしょうか?

昨日は、ブラゼル、今日は福原と日替わりでヒーローが生まれているのは、復活の兆しではと今後、楽しみが出てきました。
その二人のヒーローと同等のヒーローが狩野です。

  
          ヒーローインタビューを受ける福原と狩野(右)

これで3連勝ですが、3日の楽天のマー君を攻略した時も狩野が打点を挙げており、この3試合、狩野の働きは抜群なようです。
時たま、エラーをしでかすのは、今後のためにも、少々は目をつぶっていかなくてはならないようです。
その狩野は、昨日は2安打2打点、今日も3安打と、勝利へのアシストとしては十分です。

以前にも書いたと思うのですが、この低迷を打破するのには、誰かが完封するとか、打線が猛爆するとかしてほしいと、それに5、6連勝でもすればと・・・・・

どうやら、その希望的観測がひとつづつクリアーして行ってくれるものと確信が少々出てきたところです。
それも、明日からのソフトバンクに連勝して5連勝でもすれば、希望が確信になるのですが・・・・・


とら、ブラゼルによる、ブラゼルのための勝利

2009年06月05日 21時49分48秒 | 野球・タイガース

新外人ブラゼルが初登場した今日のオリックス戦は、ブラゼルが助っ人としての役割を果たして、トラが勝ちました。

  

5回まで、散発2安打で、いつものトラらしい攻撃でした。
6回に四球の金本をおいて6番に入ったブラゼルが左中間ギリギリに待望の1号ホームランを放ち、均衡を破りました。

8回にも2アウトからブラゼルが口火を切り、今日登録された代打高橋光が続き、狩野の右中間を抜く2バースで2点を加点して、勝利をほぼ手中に収めました。

  
   ブラゼル 1号2ラン       
8回、貴重な2点追加2ベース

9回は、藤川が3人で片付けて4対0で下柳、アッチソン、藤川の完封リレーで勝利を掴みました。

今日の試合も助っ人外人がいなくては、どうなっていたか分かりません。
来日3打席目で結果が出ましたが、まだまだ諸手を挙げて喜ぶのはまだ、早いようです。 今日の活躍が、継続出来るかどうか、明日からの試合を注視してゆきたいと思います。

それにしても、今日はブラゼル一人で勝ったようなものです。
低迷を続けるトラにとっては、朗報ですが、他のナインは一体どうしたのか?

この暗い状態を打破するのには、10連勝とはいかなくとも、せめて5,6連勝した時、初めて光明が見えてくるのではないでしょうか?


大阪・梅田界隈の歴史と変貌ーその1-

2009年06月05日 09時05分51秒 | 変貌する街、過去・現在・未来

関西人にとって、特に大阪の人は、「梅田」が大阪の中心であると思っています。
しかし、その梅田は、JR大阪駅と同意語なのです。
地方の人にとっては、大阪駅と梅田はまったく別のところにあるように思っている方がおられるようです。

JR大阪駅の周辺には、地下鉄や私鉄の梅田駅がぐるりと囲んでいます。
大阪駅と呼ばれるのは、JRだけ
で、大阪市営地下鉄の御堂筋線の梅田駅、谷町線の東梅田駅、四ツ橋線の西梅田駅、そして阪神電鉄の梅田駅、阪急電鉄の梅田駅が狭い範囲に集中しており、こんなように狭い同じ地域に二つの呼び名があるのは、全国でもここだけだそうです。

これらの沿線の人は、大阪に行くというより、梅田に行くという方が多いようです。
なぜ、このような事態になったのでしょうか?

    
  2009年2月23日現在の大阪駅北ビル建設  右は、同年5月30日現在

   
 5月30日現在、大阪駅北ビルと大丸側を望む  同日、ヨドバシ側から望む

この事態を引き起こしたのは、明治2年の神戸・大阪間に鉄道を施設することから始まる大阪人と東京政府への反骨精神が生んだものなのです。

最近の大阪府の橋本知事が政府に噛みついているのと同じ構図が、この時からあったのです。
明治2年に大阪府判事の五代氏が大阪と神戸に鉄道敷設してほしいと政府に請願しますが、政府は、鉄道施設は政府が決めるものだからといって、一旦拒否します。
ここから、大阪人が政府に逆らう根源があるのです。

それでも、政府は、翌年明治3年に、地元の意見も聞かずに鉄道施設を決めますが、大阪人は面白くありません。
大阪駅が設置される場所は、煙をさけるため、大阪の中心部から離れた田んぼの中と決め、政府が施設する鉄道であるということで「大阪駅」と名づけました。

が、しかし、大阪人は、この「大阪駅」を、「梅田ステーション」と呼んで、「大阪駅」とは云わなかったそうです。
この大阪駅が出来た土地を「梅田」と呼ぶのは、当時の住所では、西成郡第三区七番組曽根崎村字天童という地名でしたが、この一帯はかって田んぼの中で、「田んぼを埋めた」ところから「埋め田」だったのが「梅田」という当て字をあてた別称で正式地名でも何でもなかったようです。
ちなみに現在の住所は、大阪市北区梅田3丁目1番1号。

  2009.2.5現在の新北ビル
  新北ビルは28階建てで、ここにはJR大阪三越伊勢丹が入ります。

政府に反発する大阪人の反骨精神は、その後も私鉄の大阪駅周辺に乗り入れる時にも発揮されます。
明治も中ほどになると、郊外に出来た私鉄が、大阪駅周辺に乗り入れる申請を政府に出しますが、利権を守りたい当時の大阪市長は、明治の初め鉄道施設を拒否された大阪が、逆に政府の力を利用して大阪市の利権を守ろうし、政府への反抗からか、私鉄に「大阪駅」と駅名をつけるのを拒否し続けます。

その結果、私鉄側は、大阪駅とはせず、「梅田駅」という呼称で申請、現在に至っているのです。

大阪駅に最初に乗り込んできた私鉄は明治39年に阪神電鉄で、阪急は明治43年で、いずれもこの当時から「梅田駅」と呼ばれ、三つの地下鉄の駅名も「梅田」が使われ、あたかも政府が決めたJRの「大阪駅」を包囲しているように設置され、ここでも大阪人の気概がでているようです。
(この記事は、祥伝社黄金文庫、谷川彰英著、大阪「駅名」の謎を参考にさせて頂きました)


とら、マー君攻略も不安いっぱい

2009年06月04日 10時22分27秒 | 野球・タイガース

昨晩、所要のためTVが見れませんでした。
出先でもワンセグも見れなかったのですが、結果を知って多少驚きました。
3対2というスコアーを見て、やはりあまり打てなかったのは分かったのですが、内容を知って、勝ったといっても心配や不安が益々ふくらんできました。

まず、打順変更した効果は全くなかったのではないでしょうか?
マー君に5回まで完全に押さえられ、6回にやっと1番に入った鳥谷の安打が出ました。 そして2番に入った赤星以下6番の新井までがノーヒット。
打点をあげたのは、7番葛城、8番狩野、9番平野の前日と変わらない下位打線でした。 つまり打線変更は効果的に機能していません。

   
   マー君攻略の口火、桧山の3塁打 
(サンスポから)

今のトラの打線は、どん底の状態であり、それの活性化を図るための変更であるなら、小細工の変更ではダメな気がしますが・・・・・

次の心配の種は、救援投手が普段の力が発揮出来ていないことで、特にウイリアムスと球児が、往年の力が発揮出来ていないことです。
先発安藤は、7回までそれなりに頑張ったようですが、ストッパーとしての球児の内容が不安を掻き立てます。

ウイリアムスは、1回を5人12球で被安打1、奪三振2で無得点に抑え、無難でしたが、問題は球児です。

3対1の9回を6人の打者に21球投げ、被安打2、奪三振ゼロの1失点は、セーブを挙げたとしては、値打ちのないセーブで、先行きが不安だらけのようです。
最近の球児には、今までの直球が影をひそめています。
昨日はどうだったのか知りませんが、変化球が主体とすれば、本調子には、まだまだのようです

今季は調子の波に乗り切れない状態が続いているので、これをきっかけにトラの勢いをつけて欲しいのですが・・・・・
期待を裏切り続けている現状では、期待は持てません。
断言していいと思います。 という期待が持てないという期待を裏切って欲しいと内心秘かに思ったりして・・・・・


ニュージーランド事情あらかると

2009年06月01日 15時34分21秒 | ニュージーランド旅行記

ニュージーランド旅行から帰って2ヶ月以上経ちました。
その後、燃料チャージ料の大幅値下げやインフルエンザの流行、為替の変化など、海外旅行を取り巻く環境が大きく変わってきました。
旅行の予定は、1年前とか半年前から立てるので、予定を立てた時点からの変化は、我々旅行者には計り知れないものがあります。
以前もこの変化はあったのでしょうが、それだけ世界の変化は、以前に比べて急速な感じがします。

これを気にしていては、行ける旅行も行けませんので、多少のリスクは覚悟しなくてはならないようです。

さて、ニュージーランドの旅行の感想としては、自然も素晴らしかったのですが、街並みはもちろん、全体的にきれいであったということです。
わずかな期間で限られた街しか見ていないのですが、道路にはゴミも少なく、全体的に整然としており、気持ち良く旅行が出来たのが一番の印象に残りました。

  
   クライストチャーチ市内          オークランドの街角で

ニュージーランドには、国産の自動車は造っておらず、すべてが輸入車です。
それも、その半分以上が、日本車で、町を歩いても、自動車を走っている光景は、日本に居てるかと間違うほどでした。

日本車は、トヨタでは”カローラ””クラウン”、日産では”スカイライン””ティーダ”、ホンダでは”シビック””フィット”で、ほとんどがセダンタイプでしたが、形式はかなり古いものも多くありました。
日本で最近多くみられるワンボックス車、ミニバン、ワゴンなどは、ほとんど見られませんでした。

  
  クライストチャーチのトヨタの販売店    クライストチャーチの市内

鉄道が発達しておらず、移動は自動車ですが、渋滞というのはほとんどないそうです。 
その上、高速道路(有料)はありません。 
郊外に出れば、制限速度は100Kmです。 市内に入る道路脇の両端に40Kmとか60Kmの表示があります。
道路標識や信号機も日本のように多くなく、それが町の外観をすっきりさせているのかも知れません。

これらは、僕が感じたことを取りとめもなく書きましたが、また気が付いたことがあれば、書きたいと思います。