極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

わたしは何んなの ④

2023年09月26日 | 環境リスク本位制

  
彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時
代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。



                     秋晴れや 朝妻筑摩 免許証
                                            


誕生日の1ヶ月前の朝、晴天下、湖岸を北上し米原の免許センタで無事更
新を済ませる。腰痛再発で朝のトレーニングメニューを再開するも、痛み
を感じ急遽とりやめるが、なんのこれしき、ノーベル賞をあきらめないな
と気を取り直し朝に詠む。



正午前になると彼女とラ・コリーナへ湖岸道路で向かう。おもしろいこと
にランチはスーパーで購入してきた巻き厨子を頬張り、飲み物は能登川の
セブンで購入し潤すという有様。駐車場に着くと拡張されており、県外か
らの訪問者やインバンドの白人からの観光客も目立ち、店内前庭のおかめ
笹の緑鮮やかにわたしたちを迎える。中庭も拡張、新たにバームファクト
リーカフェがオープンしていた。とは、日中は暑く早めに帰宅する。



   



再エネ革命渦論 169: アフターコロナ時代 170】
技術的特異点でエンドレス・サーフィング-
   特異点真っ直中 ㊿





【関連技術情報】
1.光触媒によるヨウ化水素水溶液からの水素生成反応 九大カーボンニ
 ュートラル・エネルギー国際研究所
【緒言】
ヨウ素と硫黄を利用する熱化学水分解法(ISプロセス)は、低コストな水素
製造法として実用化が期待されている。1Sプロセスはブンゼン反応、ヨウ
化水素(HI)の分解反応、硫酸分解反応の3つの化学反応を組み合わせるこ
とで、水を水素と酸素に分解するプロセスであり、H1分解反応では約400
℃、硫酸分解反応では約900℃の高温が必要でなる。本研究では、ISプロセ
スを進行させるエネルギーを熱から太陽光に変えることを目的として、種
々の助触媒を担特したKTa03光触媒による
HIの光分解反応(2HI→H2+I2)
を検討した。
【実験】
光触媒に用いたKTaO1は、Ta205K2CO3を蒸発乾固法で混合した後、空気
中で1000で、10時間焼成して調製した。助触媒は各種金属硝酸塩や金属塩
化物を蒸発乾固し、300℃で熱処理することで押持した。 HI水溶液の光分
解反応にはバッチ式反応装置を用いた。10mMHI水溶液に触媒(50mg)を懸
濁し、Ar雰囲気下で外部からXeランプを照射した。生成した気体はガスク
ロマトグラフで分析し、反応装置内に析出したI2や反応溶液中に生成したI
3'はチオ硫酸ナトリウム水溶液を用いた滴定により定量した。また、IO3'
の定量にはイオンクロマトグラフを用い、末反応のIはAgNO3水溶液を用い
た滴定により定量した。
【実験結果及び考察】
Tablc.1には、様々な助触媒を担持したKra(あを児触媒として用いた場合の
HIの光分解反応の結果を示す。検討した全ての触媒でH2の生成が確認され、
特にPdやPtを担持した際に高い触媒活性を示した。これらの触媒では反応
溶液中に含まれるI'の大半が消費されたため、生成した12が溶液中に溶解
せずに反応容器内に析出した、一方、RhIrを用いた場合、馬生成量は助
触媒を担特していないKTa03と同程度であり、13'の生成と同時に02の生成
が観測された。この結果は、KTa01光触媒の酸化丿又応が助触媒によって
大きく影響を受けることを示している。Fig.1には、反応後のKTaO,光触媒
13d伺近のXPSスベクトルを。助触媒未担持のサンプルからは13dピークは
観測されず、PdやRh,lrを担持した触媒からは明確なビークが観測されたこ
とから、Iか劫触媒上に吸着していることが示唆される。さらに、I2やI3
-ド生成量が多い触媒ほどI3dピークの強度か商い傾向を示すことから、HI
の光分解では防蝕媒上にI'が吸着することで、触媒表面におけるI'の酸化
反応か促進されると考えられる。このように、KTaO3の)HI光分解活性は
掛物する防触媒に大きく影響を受けており、Ptを防触媒として用いること
で、HIの光分解反応が効率よく進行することがわかった。

2.太陽光水素製造を目指した可視光応答型光触媒系の開発 表面科学 Vol
. 38, No. 6, pp. 274-279, 2017
【概要】
レドックスを介した二段階励起機構を導入することにより可視光水分解を
初めて実証し,金属酸化物や酸窒化物のほかにも,有機色素や酸 ハロゲン
化物など,多種な可視光応答型光触媒系が適用可能となっているが,可視
光の利用が容易に なる一方で,レドックスの逆反応が容易に進行するた
め,その反応選択性の制御が水分解効率の向上に不可欠 である。その有
効な手段の一つは,光触媒粒子の表面制御であり,今後新規な光触媒材料
の探索とともに,反応場である表面の制御がますます重要性を増すと考え
られる。

2.光触媒を利用したC02フリー水素の製造
  NEDO人工光合成プロジェクトの研究成果と社会実装への道筋 

【要約】
プロジェクトで開発した尤触媒シートは、CO。フリー水素を安価に製造し
得るポテンシャルを心する尤触媒を用いて、低コスト水素を製造するため
には、長波長の光を吸収し.吸収した光エいレギーを高い量子収率で水素
工大ルギーに変換できる尤触媒の開発か不可欠。


水素基本戦略
水素は,燃焼時にC02を排出しない.それゆえ,再生可能エネルギーを用
いて製造した水素(グリーン水素)や,化石資源から水素を製造し,副生
したC02を地中に貯蔵(CCS)した場合の水素(ブルー水素)は,カーボン
フリーなエネルギーとなり得る、このような観点から安倍内閣は,2017年
12月26日に世界に先駆けて「水素基本戦略」を策定した≒水素基本戦略で
は,水素社会の実現に向け,ガソリンやLNGなどの従来エネルギーと同じ
程度のコストまで,水素コストを低減することが目標として掲げられてい
る.具体的には,現時点で販売されている水素(化石資源から製造される
水素)のコストが100円/m3以上であるのに対し,C02フリー水素のコスト
を,2030年には30円/m3,2050年に20円/㎥まで引き下げる,という野心的
なコスト目標が,水素基本戦略に明記されている.グリーンイノベーショ
ン基金事業においても,水素に関わるプロジェクトでは,上記コスト
目標
の達成が要求されている。光エネルギー変換に基づく様々な手法(上表1
参照)

2.紫外光領域で光触媒量子収率100%実現の意義
2020年5月29日、NEDOと人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)
は、紫外光領域ながら世界で初めて100%に近い量子収率(光子の利用効
率)で水を水素と酸素に分解する粉末状の半導体光触媒を開発。半導体光
触媒における太陽光エネルギー変換効率の改善には、光触媒が吸収する光
の波長範囲を拡大することと量子収率を高めることの大きくすることと、
最大化するの2つある。従来の光触媒の収率低下要因ほぼ完全に抑えるこ
とに成功している。

図1. 開発したSrTiO3:Al光触媒における外部量子収率の波長依存性
 (左図)と既存の高活性光触媒との比較(右図)

図2.空間的電荷分離機能による高効率水分解光触媒の反応モデルと構造
【要点】
1.光エネルギー変換の最も重要な要素は光励起された電子と正孔を一定
 の方向に移動させること。
2.植物の光合成においても電荷移動を一方通行にすることで高い量子収
 率が得られますが、それは複雑な蛋白質構造によって可能となり、それ
 を人工的に再現することは非現実的。
3.開発した光触媒は簡易構造で人工的に作り出すことが可能であり、高
 効率なソーラー水素製造技術実現に不可欠な高活性光触媒の明確な設計
 指針となる。
【展望】
図3は量子収率100%で水を分解したときの利用波長範囲と太陽光エネル
ギー変換効率を示す。例えば、500nmまでの光を全て水分解に利用できた
場合は約8%、600nmの場合は約16%の太陽光エネルギー変換効率が得られ
る。バンドギャップの小さな化合物で水を分解する場合はさらに高度な触
媒性能が求められるが、触媒設計指針を応用することで、製造プラントの
省スペース化や製造コストの低減が期待できる。


図3.応答波長範囲と太陽エネルギー変換効率

3.高効率水電解水素生成の実現 理化学研究所 2023.8.21
白金/炭素ナノマテリアル複合体による水素発生触媒の開発
【要点】
1.水の電気分解(2H2O→2H2+O2)による水素発生のために、水中でPtNP
 とCNM(単層カーボンナノチューブ、グラフェン、アセチレンブラック
  )を直接複合化した3種類の水素発生触媒を開発
2.それぞれをプロトン交換膜(PEM)水電解の陰極に用いた
3.各陰極で、既報の白金系水素発生触媒と比べておよそ100分の1の白金
 量で水素が発生すること、および電流密度100mA/cm2で150時間連続して
 水素が発生
4.電流密度100mA/cm2で150時間連続して水素が発生
5.開発した触媒の一つであるPtNP/単層カーボンナノチューブ触媒は、
 白金量が市販の白金/炭素触媒の470分の1であるにもかかわらず、270倍
 も高い質量活性(白金の単位質量当たりの電流値)を示し、高価な貴金
 属の使用量を減らすコスト効率が高い


図1.PtNP/CNM複合体をプロトン交換膜(PEM)水電解の陰極に用いた水
 素発生触媒

図2.PtNP/CNM水分散液の調製とPEM水電解電極の作製
開発していた水分散性白金ナノ粒子(PtNP)と3種類の炭素ナノマテリア
ル(CNM)をそれぞれ混合させ、超音波処理を施すと、非共有結合機能化
によりPtNP/CNM水分散液が調製される。それぞれのPtNP/CNM水分散液を
スプレーコートして陰極を成膜し、さらに陰極の裏面に酸化イリジウム
をスプレーコートして陽極を成膜し、プロトン交換膜(PEM)水電解電極
を作製する。


図3.開発した水電解水素発生触媒の性能

4.水電解には、大きく分けて、アルカリ水電解、プロトン交換膜(PEM)
 型、アニオン交換膜(AEM)型、固体酸化物形の4方式
【特徴】




✔これらの情報では、名古屋工業大学の「ヨウ化水素太陽光触媒による水
素生 成システム」も「量子収率」及び大きくは「水電解効率」と共通課
題が絡んでいることができる。理化学研究所のレポートにあるようにカー
ボンナノチューブの「比面積のスケールMWメリット」が重要因子であるこ
ともわたし(たち)の認識とと同じであることも了解でき、「カーボンナ
ノチューブ」(黒の革命)における「量産化」と「安全衛生管理」の強化
が重要課題とし遡上準備と「収率向上技術」「付加価値と  経済性との調
和」が重要課題とし遡上準備が待ち受けている。これがわたし(たち)の
「公然の秘密事項」であるも然り、ペロブスカイト太陽電池が象徴するよ
うに「有機・無機量子ハイブリット多層系高性能電池」(黒nの革命)と
融合、『低温核融合グリーンエネルギー革命』(1989年→2030年)がはじ
まると考える。
                          この項つづく



厚さ1mm、重量5kgの曲げられる55型LEDディスプレイ
Panelsemiは、薄型/軽量/低消費電力で高い柔軟性を持つLEDディスプレ
イの量産技術を持つ台湾発のスタートアップだ。同社製品は、従来ディス
プレイと比較して、設置時間を半分、消費電力を70%削減できる。 Panels
emiは
、薄型/軽量/低消費電力かつ曲げられるLEDディスプレイの量産技
術を持つ2021年創業の台湾発のスタートアップだ。同社は2023年9月14~15
日、日台間の産業分野における交流を目的としたイベント「日本・台湾ス
タートアップサミット 2023」に出展し、自社製品「Active Matrix mini/mic
ro LED
ディスプレイ」の特長や日本進出の計画をインタビュ。 Active Mat
rix mini/micro LED
ディスプレイは、55型ながら重量が5kg以下と軽量で、
厚さも1mm以下と薄い。従来のLEDディスプレイに使用されているLEDに比
べて小さなLEDを使用しているため、同じサイズであれば画素数を高くで
き、柔軟性に優れていて曲げられるのが特長。また、広告用途に使用され
ている従来のLEDディスプレイ比で、設置時間を半分に、消費電力を約70%
削減。主に、駅や乗り物、イベント会場などの広告用途を想定している。



既に提供を開始していて、台湾の工場で製造している。現状の生産キャパ
シティーは月産30台。自社製品の特長について、担当者は「超薄型/超軽
量かつ高い柔軟性を持つため、どんな場所でも短時間かつ省スペースで導
入できる。また、ベゼル(縁)がないため、複数のディスプレイを組み合
わせることで簡単に大画面化が可能だ。駅構内の柱に巻き付けて使用する
ことも、自動車や飛行機の天井など狭い空間で使用することも可能だ。将
来的には、生産キャパシティーを月産100~200台に増やしていきたい」と
説明。 日本進出の意気込みについては、Panelsemiは高いディスプレイ技
術を持っていると自負している。日本、特に東京は人口も多く、さまざま
なイベントが開催されている。また、アニメやオタク文化も発展している
ため、デジタル技術との親和性も高いと感じている。今後は、日本の企業
とも連携して、唯一無二のちょっと変わった技術を日本の皆さんに届けた
い。近日中に東京都内の駅でも活用が決まっているため、日本の皆さんに
体感していただけるのが楽しみだ」(同担当者)と語る。 同社は、自社開
発ディスプレイの生産/提供だけでなく、ガラス基板を使用したアモルフ
ァスシリコン/低温ポリシリコンTFTプロセスを適用するファウンドリーサ
ービスも行っている。
※厚さ1mm、重量5kgの曲げられる55型LEDディスプレイ:台湾発スタートア
ップが開発 - EE Times Japan 2023.9.25


わたしは何んなの ④
ここでは、アルゴリズミカルな人類社会を人工知能(AI)の脅威を描いた
SF映画より考察してみよう。
人工知能の暴走で崩壊していく日常『AI崩壊』





「22年目の告白 -私が殺人犯です-」の入江悠監督が自ら脚本を手がけ、
メガホンを取った日本発のディストピアSFサスペンス。 高齢化や格差社会
への対応手段として「全国民のデータを管理するAIが活用されている」と
いうリアリティのある設定や、AIの暴走によって見慣れた日本社会が混乱
に陥っていく様を大スケールで描いた映像が話題に。近未来SF映画であり
ながら、クライムサスペンスとしても重厚な仕上がりになっているのが見
どころ。真犯人や結末を予想しながらスリリングに楽しめる娯楽映画。
『AI崩壊』(エーアイほうかい)は、2020年1月31日に全国公開されたSF・
パニック映画。2030年の日本を舞台に、突如として暴走を始めたAIとそれ
を阻止しようと奔走する天才科学者の攻防を描く。 舞台は(公開時点か
ら10年後の)2030年。高齢化と格差社会が進展し、人口の4割が高齢者と
生活保護者となり、医療人工知能 (AI) 「のぞみ」が全国民の個人情報な
どを管理
。そんなある日、「のぞみ」が突如として暴走を開始、“人間の
生きる価値”を勝手に選別し始め、生きる価値がないと判定された人間の
殺戮を開始した。警察は「のぞみ」を暴走させたテロリストが「のぞみ」
の開発者である天才科学者・桐生浩介だと断定。逃亡する桐生をAI監視シ
ステムを駆使して追跡する。事件のカギを握るのは、桐生と、「のぞみ」
を管理していた桐生の義弟・西村悟。桐生は警察の追っ手から逃れながら、
AIの暴走を阻止しようと奔走。 

監督の入江は「人工知能とはどういうものなのかを知ってもらう」ことが
本作品を製作することとなったきっかけであると語り、前後10年で1番イ
ンパクトのある技術的発展である人工知能を、ハリウッド映画の『ターミ
ネーター』のような姿にせず生活に身近なものとして捉えることで、人工
知能の持つポテンシャルや怖さを実感できるのではないかと考えた。日本
を代表するAI研究者への取材などを重ね、20稿に及ぶ改稿が行う。また、
厚生労働省が発表する高齢化・少子化に関する10年後の予測数値を参考に
するなど、より現実的な未来が描かれてい]。
映画評論家の川口敦子は「往年のハリウッドB級映画にいたような要とな
る脇役、老いぼれ+新米刑事コンビがもひとつぴりりと小気味よく機能し
てこない」と評価、佐野亨は、画面づくりに70年代ポリティカルサスペン
スへの愛着が見られると述べ、荒唐無稽な内容でありながらも、全体を取
り囲む状況にリアリティがあると評す。via jp.Wikipedia



風蕭々と碧い時












John Lennon Imagine





アルバム『終わりなきこの愛』 2019.4.24
オール・アイ・アスク・オブ・ユー
Richard Greidaman ALL I ASK OF YOU

今夜の寸評: TO CONTINUE MEANS TO NEVER GIVE UP
                                                                           浄土宗 月訓 より


 

 


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