彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の
井伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(
かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。
2月6日命日は、日本の男性指揮者小澤 征爾 2月8日は、徐福である。ブ
ログでも徐福伝説に関する話題を取り上げているが。今日のところ、歴史
的ハレーション効果?で伝説されてきたとし「ジャンク扱い」とする(決
定的な証拠が提出されたら別)。小澤征は爾齋藤秀雄の門下生。
✨ 森永卓郎さんが最期に提唱
日本経済大復活のための”2つのシナリオ”
政府は「最低賃金2000円」と「富裕層への課税」を
今すぐにすべき!!
今年1月28日、経済アナリストの森永卓郎氏が死去した。 原発不明がんと
闘いながらも、亡くなる直前までメディアに出演し続け、世界経済の行方
に多くの警鐘を鳴らしてきた。 「AIバブルは崩壊する…」「日経平均はこ
れから大暴落する…」 彼がこう語った背景には一体何があるのか。そして
残された私たちは、この先行き不透明な社会をどう乗り越えていくべきな
のか。激動の時代を生き抜くための戦略と覚悟とは。 森永卓郎氏と、息子
の康平氏がいまの日本のさまざまな病巣についてガチンコで語り合った『
この国でそれでも生きていく人たちへ』より一部抜粋・再編集してお届け
する。
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『この国でそれでも生きていく人たちへ』
🎈 金持ちは働いていない
勘違いしている人もいるかもしれないが、私はたくさん働いた人がたくさ
んお金をもらうのは正しいことだと思っている。ただ、働いていない金持
ちが、さらに儲けられるいまの仕組みは問題だと思っている。金持ちの大
部分は働いていない。資産運用、つまりお金を右から左に転がしているだ
けで、億単位の稼ぎを得ている。税金や社会保険料の負担を逃れている人
も多い。まっとうに働いている人ほど報われていないのは、極めて不公正
な状況だ。 そもそも、いまの日本では同じ仕事をしても、正社員と非正規
雇用で賃金が違う。日本には「同一労働同一賃金」を定めた法律があるが、
実際には守られていないと言える。 大企業の本社から出向してくるボンク
ラ社員より、プロパーの契約社員のほうが実務をわかっている、という状
況はよく目にする。それなのに正社員だという理由で、契約社員の2倍以
上も給与をもらっていたりする。
✳️ 格差是正に不可欠なもの
こういう状況を是正するために、最低賃金の引き上げが必要だ。たとえば
韓国は10年以上かけて低賃金を約2倍に引き上げたが、日本も同じことをや
れるはずだ。実際、石破政権は、そうした方向性を打ち出している。つい
最近、私のゼミの学生がオーストラリアへの短期留学から帰ってきて、現
地では土曜と祝日の時給が3,000円を超えていると教えてくれた。つまり、
日本の最低賃金は安すぎるということだ。せめて2,000円程度に引き上げな
いと、経済は良くならないだろう。
Photo by gettyimages
こういう状況を是正するために、最低賃金の引き上げが必要だ。たとえば
韓国は10年以上かけて最低賃金を約2倍に引き上げたが、日本も同じことを
やれるはずだ。実際、石破政権は、そうした方向性を打ち出している。 つ
い最近、私のゼミの学生がオーストラリアへの短期留学から帰ってきて、
現地では土曜と祝日の時給が3,000円を超えていると教えてくれた。 つま
り、日本の最低賃金は安すぎるということだ。せめて2,000円程度に引き上
げないと、経済は良くならないだろう。 一方で、富裕層が負担を免れてい
る社会保険料や税金を、きちんと払わせることも必要だ。 もともと何百億
と稼いでいる人から多少税金を取っても彼らの懐が痛くなることはない。
それより、不公平な仕組みを是正し、一生懸命働くと報われる社会にしな
ければ、日本は良くならない。
✳️ 日本社会に蔓延る“差別”
同じ会社で働いていても、正社員と派遣社員では、待遇が天と地ほど違う
という。正社員は社員食堂で安く美味しいランチを取っているのに、給与
の安い派遣社員は社員食堂を使えず、控え室で自分で作ったお弁当を食べ
ている、というケースもあるという。仕事の内容に差があるなら理解でき
るが、まったく同じ仕事をしているどころか、むしろ派遣社員・契約社員
が正社員に指示していたりする。この非正規雇用の問題は、公務員の世界
にも存在する。中央官庁で働く非正規雇用の人は、エリート官僚の半分以
下の給与で働いている。彼ら非正規の職員がいなければ、中央官庁の業務
は回らないのだ。もう少し待遇を改善すべきではないだろうか。テレビ局
にもこうした「身分制度」がある。コネ入社の局員でも40歳で1500万円く
らいもらっているが、外注先の制作会社の人はその半分くらいしかもらえ
ない。同じ番組を作っていても、「身分」が違うだけで給与に2倍以上もの
差がある。
🍫 チョコレートに期待される健康効果
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには「抗酸化作用」による動
脈硬化予防、 「自律神経調節」による血圧低下、「脳の活性化」による脳疲
労の軽減などさまざまな 健康効果が報告され、医療現場でも活用されてい
る。⛑️食べ方のコツは「量」と「タイミング」にあります。 大規模研究や
臨床現場での結果からわかってきた目安は以下のとおり。
▶「量」:1日約5粒(25g)。
▶「タイミング」:朝、昼、夜などに分けて食べる。
✳️ OLEDテレビの決め手を探せ!
4K化が一巡し、ほとんどのテレビが一定水準の画質に到達してしまった。
目を凝らして見なければわからないほどの、僅かな画質の向上で他社と差
をつけることは難しくなっている。テレビの選択基準は画質から機能へと
シフトしつつある。特に、放送波「以外」のコンテンツを、いかに手軽で
効率的に閲覧できるかが、テレビ購入の大きなポイントになっていくだろ
う。もはやパネルが液晶か有機ELかということすら、消費者には響かなく
なっているのかもしれない。高画質ではあるが割高な有機ELテレビを復活
させるには、この現状を打ち破る必要があるだろう。
🪄昨日も報告しているが、有機半導体の進化により、品質とコスパで差別
化できるのではと期待しているが、如何に!
図1 3D プリンター市場規模 出典:Wohlers Report 2024(参考文献1)
✳️ AM/3D プリンターの最新動向—樹脂から金属まで
3Dプリンターの活用が盛んな米国,欧州では,かつてブームの頃に語られ
た誰もが何でも作れる革命的な道具から,ノウハウとスキルを持つ製造の
プロが使う付加製造(AM:Additive Manufacturing)として進化を続け
てきた。
図2 産業向けプリンター製品出荷数 出典:Wohlers Report 2024(参考
文献1)
1.市場動向
3Dプリンターの世界全体の市場規模は,図1に示すとおり製品とサービス
を合わせて2023年時点で約200億ドルである。2020 年はコロナ禍の影響で
成長が鈍化したものの,2010年代は約20%前後,2020年以降は約10%代
の成長率を維持しつつ順調に成長している。2010年代中頃からサービスの
ほうがシステム(装置)の売上を上回っており,世界全体では健全に市場
が成長していく様子が伺える。一方,日本の状況であるが,製品とサービ
スを含めた統計データを探してみたが,筆者が知る限り公表されていない。
そこで,市場成長の中核を担う産業向け装置の台数規模を見ると,図2に示
すとおり全世界で約25,000台の装置が出荷されている。少々の変動は見ら
れるが概ね成長軌跡を辿っていると言える。図3の国内業務用装置の台数と
比較すると,日本の占める割合は世界全体の10%程度であることがわかり
世界の中でも導入される装置数の比率は小さくないことがわかる。
図3 業務用3D プリンター/造形機の国内市場動向 出典:中日社「2024
年版3D プリンター/造形機の国内市場」(参考文献2)
よく言われることとして,日本のAM市場は世界に比べて現時点では非常に
小さいということが挙げられる。統計データがないので検証できないが,
世界のAM市場規模は時間をかけて成長を続けており,その中で日本のAM
市場も,前述の国内装置数データからインフラは整っていると言えるので,
今後の成長が期待できるのではないだろうか。
2.造形技術の動向
本章では,主流の材料である金属と樹脂に近年広がりを見せているセラミ
ックスを加えて,材料別に造形技術の動向を述べていく。表1に代表的な
方式・材料についてまとめたので,適宜参照されたい。
2.1金属造形技術の動向
これまで,航空宇宙・医療・自動車レースなどの高コストであっても絶対
的な高性能を追求する高付加価値分野で金属造形は発展してきた。これら
高付加価値分野では,さらに価値を高めるため,ロケット部品など大型化
の傾向が見られる。また,今後の普及が見込める自動車分野や消費者製品
など最終製品の量産に向けての活用が期待されている。そのため,量産分
野では高速化,品質安定といった量産上の課題を解決する技術の開発が進
んでいる。
2.2樹脂造形技術の動向
樹脂造形においては,金属と同様に大型造形物の需要がある。また,樹脂
造形はすでに量産が金属造詣よりも進んでおり,コスト低減や生産性向上
の取り組みが進んでいる。
2.3セラミックス造形技術の動向
セラミックス材料は耐熱性,低熱膨張率,生体適合性などの特徴があるが,
従来工法では複雑な形状を作成することが困難であった。UV樹脂に材料を
分散させたものをVPP方式で造形した後焼結することで3D造形物を得る装
置が数社から発売されている。また,造形エリアが従来の2 倍となる装置
が発表されている。これにより,部品の大型化や量産化が加速すると思わ
れる。Lithoz社の装置は造形エリアの体積が従来の約5倍にまで拡大されて
いる。実際に活用されている事例もあり,Lithoz社の造形装置によるEvove
社設計のフィルター(図13)やStainbagh社の手術用ロボットのチューブな
どが顧客事例として公開されている。
3 展望
今後の展開としては,大型化,自動化,コストダウン,品質安定性の向上,
標準の整備といった量産化に向けた開発がより一層進んでいくと予測する。
その背景には,基本的なAM造形方式はほぼ固まってきているが,それぞれ
一長一短があり,各社の技術開発も継続しており,進歩の余地はまだある
と考えられるからである。実際,最も古い3Dプリンターの方式であるVPP
方式ですら,本記事で解説したように,ここ数年,画期的な進歩を遂げて
いる。また,装置面だけでなく材料面からのアプローチにより,短所を改
善していくことで,さらに活用範囲が広がっていくものと
心に響く楽曲
『チャイコフスキー弦楽セレナーデ 』
小澤征爾 & サイトウ・キネン・オーケストラ 2010
● 今日の言葉:
春が来ても、鳥たちは姿を消し鳴き声も聞こえない。
春だというのに自然は沈黙している。
レイチェル・カーソン 『沈黙の春』
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