天気予報では雨風強い春の嵐になるが午後からあがるということで、
思い切って予定通り出かけることになりました。
遷宮後の旧宮は今月いっぱいで、新宮と二つ並んだ状態は20年後まで見られない。
なんか体調思わしくない日々が続いていて心がざわざわするので清らかな地へ行きたかったし。
そして、去年1月にスタートした伊勢ウォーク
13回に分けて完歩するのが、6月までしか参加できなかった。
せめて最後の上がりは完結しとかないとね。
ということで雨天決行!!
朝7時半の電車乗るために家を出るときはきつねの嫁入り状態。
小雨ながらもお日様が時々顔出し始め、呼んでくださってる?
10時半ごろ伊勢市に着いたころはパラパラ、傘はいるねといった程度。
駅から歩いて10分ほどで月夜見宮です。
途中から突然風雨強くなり、境内周りはぐるぐる風が回ってて傘こわれそうでした。
鳥居までに折畳み傘は小さいのではみ出た部分の手足は洋服ボトボトに。
静謐でとても美しいお宮でした。
千木(ちぎ)の形は、外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)でいわゆる男神。
しかしこのお宮の雰囲気は女性的だと思えました。
境内右手に立派な木
本殿左手に鳥居があり、朽ちかけたような古木を祀っていました。
とても不思議な感じで、何か写りそうな気がするほど。
ここが元々の「高河原神社」なんだろうか?
10年前にお伊勢参りした時は、全く分かってなくて堂々と道の真ん中歩いてました。
あの当時、神様にあまり興味なかったもので…。
「宮柱立てそめしより月よみの 神の行き交う巾の古道」
と古歌にも詠まれているそうです。
神宮司庁刊「伊勢信仰と民話」によれば
古くより外宮の裏参道と月夜見宮とを結ぶこの道は、「神の通う路」と言われています。
外宮の別宮である月夜見宮の神様(月夜見宮尊)が、外宮の神様(豊受大神)のもとへ通われる路です。
神様は夜、宮の石垣の一つを白馬にかえてその馬に乗って行かれます。
夜、この道を通る人は、神様に出逢わないように畏れつつしんで路の真ん中をさけ端を通ったと伝えられています。
「月夜見宮 男神」で検索したら、こんなページ見つけました。