涙腺が緩むとか、涙腺が弱いという言葉はよく耳にします。
しかしその涙腺が目尻にあることは知らなかったし、
そして、
涙腺で産生された涙液は、その約1割が眼表面より蒸発し、残りの約9割が涙点より排出される。
ということを今まで考えたこともなかった。
涙点という部位名も初めて知りましたし、この事実を知ったことは、「日々是好日」のカテゴリーで正しいと思えました。
去年暮れから目がかゆくて困ってる話は何度か触れました。
もともと花粉症などのアレルギーがあるからそれでかゆいんだと思い込んでました。
アレルギーを抑える耳鼻咽喉科で処方された目薬や、市販のものもいろいろ試しました。
眼球を取り出して洗いたい、の気持ちが高じた時は必ず水道水で洗眼。
こうして手を加えるほどに目の周りの敏感な皮膚はさらに乾燥が進み過敏になります。
悪循環であっというまに目の周りがパンダみたいに (ーー);
2月11日大阪市東住吉区に鎮座する桑津天神社へお参りし少彦名神に祈りました。
その日の帰りに妹んちにたちより、目がかゆくて困ってる話をしたら、まぶたの縁にある穴が詰まる事もあると聞きました。
それまでアレルギーしか頭になかったので、穴が詰まるという新鮮な切り口に感激。
アイラインやマスカラ、付けまつげでこの穴が詰まる若い女性が増えていることも聞きました。
次の日、たまたま来店した昔からのなじみ客が、目医者の帰りだと自ら言う。
穴が詰まってるのでそれを取ってもらったらスッキリするんだって。
まぶたに注射して液を入れて指で押すと穴の詰まりが取れると聞きました。
何とその目医者は家のすぐ近くにありました。
何とこんな近くで処置してくれる医者があったのかとうれしくなった。
しかし注射してけっこう強く押すので痛い、と聞いて躊躇し、まだ行ってません。
老化でもこうした症状はでてくるのですね。
すぐさま知人のいろんな口を通じて情報を与えてくださったことは、少彦名神さまからのお使いかと感謝しました。
よくよく考えてみれば、目がかゆいと思い込んでいるけれど、
実際は涙が次々眼球を潤すのに、その涙があふれてまぶた周りの皮膚をその塩分でただれさせているのではと思い至りました。
つまり、私の目の涙は分泌するばかりで吸収されなくなっているってこと?
涙の出口が詰まってる?
目の周りの穴ってどんな構図なのか調べてみました。
慶応義塾大学病院医療健康情報サイトより画像もらってきました。
詳しくは→
こちら
涙液は、油層・水層・粘液層の3層構造をしているらしく、
水層成分は主涙腺と副涙腺から分泌され、油層成分はマイボーム腺から分泌されます。
私の場合は、脂分を分泌するマイボーム腺ではなく、涙点が詰まってる?
それからしばらくして、また別の客が8年ぶりに来店し、また目の話になりました。
そのお客さんも、先の目医者へ時々行って涙の出口を掃除してもらうんだって話すのです。
細い管を通し洗浄液を流すと涙道がとおってスッキリすると。
これを聞いて、これなら耐えれるかもと思えました。
今の風邪が治って体調回復したら行ってみよう、いや行くしかない。
きっと自然治癒はありえないんだと思えてきました。
ところで、この目の形、どこかで見たことあると思いました。
エジプトの壁画でもありました。
パピルスの絵などでも見たことあります。
そう、
ホルスの目です。
この記事の一番最初の画像のキーホルダに繋がります。
机の引き出しで長い時間眠っていました。
ホルスの目という古代エジプトのシンボルをモチーフにしたものです。
地中海に面した北アフリカは、エジプト、チュニジア、モロッコの3国を観光しましたが、おそらくチュニジアで買い求めた土産物のひとつであったような。
当時、このデフォルメされた目が全ての「全てを見通す眼」のルーツだということを知りませんでした。
裏面には刻印ありますが、何を意味するのかよくわかりません。
Wikiでホルスの目を調べると、
「古代エジプトでは非常に古くから、太陽と月は、ハヤブサの姿あるいは頭部を持つ天空神ホルスの両目(ホルスの目)だと考えられてきた。
やがて二つの目は区別され、
左目「ウアジェト(ウジャト)の目」は月の象徴、
右目「ラーの目」は太陽の象徴とされた。
またまた検索重ねると
「太陽神の眼」は「人間の第3の眼」の象徴なのか?
「ホルスの目」「松果体」の略図だった?
ちょっと難しくなりますが詳しくは→
こちら