週刊誌を買うことはめったに無いけれど、電車の吊広告や新聞の広告で記事タイトルはよく見ます。
今朝目にとまった週刊新潮5/28号広告には、
「民主党」存在の耐えられないヌルさ
まだ言っている「友愛」路線のルーツは「フリーメーソン」
映画やミステリーの世界では、陰謀説やら世界征服秘密結社としてよく登場します。
「ダ・ヴィンチ・コード」でも、フリーメイソン、テンプル騎士団、薔薇十字団ともどもなんか怖い存在のように思えました。
民主党首鳩山氏がフリーメイソン?って印象を与えるので、
「フリーメーソン 鳩山」でググってみました。
どうやら祖父の鳩山一郎氏は晩年1955年3月フリーメイソンに入会されたようです。
鳩山一郎氏は当時現首相の麻生氏の祖父・吉田茂氏と同時代の政治家。
貴族主義的でワンマンと呼ばれた吉田茂が不人気で政権を降りた後に、首相を務め(1954-1956年)鳩山ブームを起こした
って時代はめぐりますねぇ。
少し前の毎日新聞にも書かれていました。
「鳩山一郎が掲げた「友愛」は、そのまま自由党の吉田政権への批判だった。占領期からの長期政権の秘密主義や側近政治への不満が積もるなか、友愛精神と開放政治の訴えは国民の間で「鳩山ブーム」を引き起こし、政権交代を実現した」
話はさかのぼり、長崎にあるグラバー邸、
開港ビジネス目的で来日したイギリス商人トーマス・グラバーは討幕運動を側面から支援していたという推論。
グラバーはフリーメイソン会員であり、そのバックアップで坂本龍馬ら倒幕の獅子たちは活躍したんだと。
「明治維新は尊王の志士らが起こした革命だと思われているが、それは表向きの話で、実際にはフリーメイソンが操って起こしたクーデターだった」
『石の扉 フリーメイソンで読み解く歴史』加治将一著・新潮社刊
詳しいことをお知りになられたい方は
→
こちら のページなんかどうでしょう。
フリーメイソンの起源には様々な仮説があるようです。
1.石工職人ギルド説
フリーメイソンは「自由な石工」という意味で中世イギリスの石工が起源という説
1360年ウィンザー宮殿の石工職人が他の職人達に権利が渡ることを防ぐため、知識が外部にもれない様に暗号化などを行ってギルドを組んだことが始まりという。
2.テンプル騎士団説
テンプル騎士団は1118年聖地エルサレムへの巡礼者の保護を目的で結成されたが、巨大組織に成長し金融業などで膨大な富を築いた。
この権力に目を付けた当時の王は異端の罪を着せてテンプル騎士団は壊滅するも、一部が逃れ、その後フリーメイソンを組織したという説
3.ソロモン神殿建築家説
この説はフリーメイソン自身が主張している起源
3000年以上昔ソロモン神殿建設の際の棟梁ヒラム・アビフが建築家達を「親方」「職人」「徒弟」に分け、それぞれに秘密の合言葉を用いさせていたのが起源という説。
4.近代設立説
1717年のロンドンのグランドロッジの結成が大きな始まりという説
このグランドロッジの設立によりフリーメイソンは急成長しその性格も変わったと言われている。
フランス革命やアメリカ独立戦争のときも、フリーメイソンが大きく関わっていたといわれます。
近現代の日本にも見え隠れするフリーメイソン。
この先、日本の歴史はどう動いていくのでしょうね。
アメリカの1ドル札の裏面に、「ピラミッドと目」のシンボルが描かれています。
プロビデンスの目(Eye of Providence)といい「神が全てを見通す目」はフリーメイソンの象徴とされています。
ウィキペディア・プロビデンスの目
アメリカ合衆国の国章の裏面にもプロビデンスの目が描かれ、独立宣言に署名した56人のうち53人はフリーメイソンであったとも。
ところが、1ドル紙幣のピラミッドの目は絶対神ヤハウェの目ではなく、堕天使ルシファー(サタン)の目であるという意見もあるようです。
→
こちらから