湯の中で一瞬に色が変わるわかめ。
あおあおとした緑色に感激します。
最初はこんな色でした。
もともと海の中では茶褐色で褐藻類という海藻だそうです。
それが収穫されてすぐ湯通しをされると一瞬にして鮮緑色に。
この色と、しゃきしゃきした食感に春の勢いを感じました。
和歌山の加太の海で採取されたようです。
何で色が変わるのかなと調べたら、同じく疑問に思われる方は多々おられ知恵袋とかでわかりやすい回答見つけました。
その答えをそのままコピペさせてもらいます。
「わかめはクロロフィル(葉緑素)のほかに、フコキサンチンなどの赤色系の色素を含みます。
クロロフィルはアルカリ性ではよく安定し、フコキサンチンは75度で緑変するという性質があります。
わかめを灰(アルカリ性)干しにしたり、湯通し(75℃以上の湯)することでクロロフィルやフコキサンチンが安定し、緑色が鮮やかに出てくる」
昨秋、同業者組合旅行で萩から長門、角島、下関、門司と周遊しました。
いまだ門司散策はこのブログでレポートできてません。
門司駅で見かけた銅像は、和布刈神社のめかり神事をあらわしているのでしょうか。
ブログ記事化しないとまったくそれっきりになります。
あとで調べたりすることもありませんから、やっぱりブログ書くことは勉強にもなりますし、ボケ防止はじめ効果ありますね。
出雲の日御碕神社でも和布刈(めかり)神事のことに触れた看板見ました。
この神社もちゃんと記事に残してません。
2013年6月詣でたとき谷村新司さんも来られてて、記事にしたら悪いかなと思ってそのままになってました。
さて、わかめ、
これまであまりわかめに関心なかったのですが、この緑色に急変するのをみてわかめの力を見直しました。
いつものように知らんかったこといっぱいありました。
下関市立しものせき水族館「
ワカメは縁起がよくて、体にいい!」より一部抜粋
ワカメとは?
ワカメは、日本各地の水深10m付近までに生育し、高さが50~150㎝程になります。
学名はUndaria pinnatifuda といい、属名のUndariaは「しわをもつ」という意味で、種小名のpinnatifidahaは「羽状の葉をもつ」という意味があります。
英語ではWakame seaweedsやBrown seaweeds と呼ばれています。
それでは漢字ではどのように書くかというと、「若布」や「和布」と書かれ、「布」は古語で海藻を表しています。
ワカメは縁起がいい!
古くは、奈良時代より租庸調(そようちょう)と呼ばれる税として、国に納められていました。
また、仏事や祝い事のお供え物としても使われています。
海響館の目の前の関門海峡を挟んだ、北九州の和布刈神社と下関の住吉神社では、旧暦の元旦にワカメを刈りとりお供えされる神事が行われます。
これはワカメが「まだ寒い時期に、他に先駆けて青々と萌え出で、肥料をやらずに繁茂する縁起の良いもの」ということで神殿に奉納される神事で、たいまつの灯りだけで、厳冬の海に素足で入り厳かに行われます。以前は秘祭だったようですが、今では多くの見物客が神事を見守っています。
ワカメは体にいい!
縁起物のワカメですが、食べることによって体にもいいことがあります。
豊富に含まれているヨウ素は代謝を活発にし肥満予防の効果が、カルシウムは骨や歯を丈夫にし骨粗しょう症を防ぐ働きが、カリウムは高血圧予防に効果があるなど、多くのミネラル成分が様々な効果を発揮してくれます。
また食物繊維であるアルギン酸や多糖類であるフコイダンも多く含まれ、整腸作用やがん予防にも効果があるとも言われています。