今朝の朝刊の金地金買取価格は1610円、4年前から上昇傾向が続いています。
ぼちぼちこの辺でお金に換えようか、と思われるのも当然です。
つい最近18金の喜平のネックレスとブレスレット、合わせて150g、
首にかけたら頭を垂れないと、というぐらいの重さのものが持ち込まれました。
バブリーな頃に財産になるからと勧められて120万円ほどで購入したとのことです。
あまりに重過ぎて身につけることもなく、金庫かどこかで保存されていたようです。
ぴかぴかで、ほんとに金かどうか比重を測定したほどです。
今1,500円ぐらいで買取ってくれるんでしょう?
残念!!
新聞などに掲載されている買取価格は、純金の延べ棒の値段です。
たいていお持ちの金のジュエリーはK18の加工品ですから、買取価格は1,000円にも届きません。
あまりの安さにそのまま持って帰られました。
平成元年頃、18金はグラムあたり7,000円以上の値段で販売されていたのです。
質屋さんも買い取った金を蔵に溜め込んでいてかなり損した所も多いと思います。
もし金を財産としてお持ちになる場合は、加工品は持つ喜びで大部分帳消しになるという事を念頭においておかれるといいのでは。