事前に配布された「ごみの排出手引き」とにらめっこしながら、
プラと印字されたものを分別しています。
たいていの市民はとまどっています。
対象となるプラスチック製品、ほんとにたくさんあります。
平成17年度の実績では、家庭のゴミ構成の重量比で14%、容積比で40%
シャンプーなどの容器や、たまごのパック、確かにかさばります。
これらはわかりやすい。
しかし納豆のパックなんかはネバネバで、洗えと言われてもねぇ。
マヨネーズなんかの容器も洗いにくい。
食品を覆っていたラップ類もどうなんだろう。
こういったものはいちいち丁寧に洗っていたら、水がもったいないし下水も汚れる。
おまけにプラスチックゴミの収集が2週間に一度。
この間ためている間に付着した食品が腐敗する可能性もあるし。
よそではどうなのか調べてみました。
鹿児島知覧の行政情報はとてもわかりやすい。
◎プラスチック資源ゴミについては、プラマークの表示されたきれいなもの、洗いやすいものだけで良いです。
◎マヨネーズや練りわさびなどの洗いにくい容器は今まで通り燃えるゴミで良いです。ふたは、プラマークが表示されていたら簡単に洗ってプラスチック資源ゴミで出してください。
◎ラップなども汚れているものは、燃えるゴミで良い。
◎燃えるゴミにプラマークのゴミが混入していても収集はこれからもいたしますが、環境を守るためできるだけ資源化にご協力下さい。
守口市で配布された分別収集の呼びかけには、
「今までは、燃やすごみとして焼却していたプラスチック製容器包装ごみを分別収集し、ごみの焼却量を減らし環境負荷への低減を図るとともに、ひとつしかない焼却炉の負担を減らし延命化を図ることが目的です」
なぜ分別するかという理由の書き方がイマイチだと思っていました。
おなじく知覧のページにはこう書かれています。
なぜプラスチック資源ゴミを収集するのか?
◎今まで燃やしたり、埋め立てたりしていたプラスチックゴミをリサイクルすることによって石油資源の節約が出来る。
◎今まで燃やしていたプラスチックゴミを資源化することによって地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出を減らすことができる。
◎今まで埋め立てていたプラスチックゴミを資源化することによって、最終処分場(埋立地)の寿命を延ばすことができる。
◎資源化で得られたお金によってゴミ処理経費を少しでも抑えることができる。
同じ分別の手引きであってもいい方によって受け止め方は異なります。
めんどうなウンザリ感だけが残るか、がんばって協力しようと思うか。
実際ゴミを分別するものの立場にたった説明が必要です。