ブカレストの空港で購入したもの
左:ツイカというスモモの蒸留酒を買ったつもりが、よく見たらプラムかも。
右:花の香り付けしたオリーブオイルのつもりで購入したけど、
よく見たらバルサミックオイルって書いてある。
これって食用のオイルとして口に入れても大丈夫なんでしょうか?
それともボディにぬるエッセンスオイル?
オイルに浸かった黄色い花はセントジョーンズワートだと思い込んでたけど、
「Ulei de galbenele」と下に書かれてある。
galbenele で画像検索したら違う花だった…。
脱法ハーブとか違法ハーブとか、世間を騒がせています。
しかし今の日本人、特に私ですが、あまりに植物のこと知らなさ過ぎる。
街路樹の名前も、咲き乱れる花の名前も、もちろんハーブも。
以前ローズマリーの名前が分からなくて、このブログで名前教えてと尋ねたことあります。
ローズマリーだと思いますよとコメント残してくれた「あっちゃん」
ハンドルネーム見たときピンと来たけど、
今回の旅に一緒だった妹が、自分が投稿したと初めて名のりましたわ。
妹は植物にめっちゃ詳しいです。
前置きが長くなりましたが、
セントジョーンズワートについて調べて、ふ~んなるほどと思ったことを記録にとどめて置きます。
セントジョーンズワートは英語です St. John's wort
Johnジョンはラテン語でヨハネ。
聖ヨハネの日(6月24日)の頃までに黄色い花が咲き、伝統的にその日に収穫されたためその名が付いたそうです。
聖ヨハネが殉教したときに、その血液から芽生えたと言い伝えられています。
実際、花びらをすりつぶすと赤い液体が出てくるようです。
十字軍に従軍した兵士たちが打ち身や切り傷の特効薬として、
この草を良質の油に漬けてハーブオイルをつくり携帯したとも。
「聖ヨハネ祭の前夜に不思議な出来事が起こる」
「聖ヨハネ祭の前夜には、魔女や精霊が現れる」
というヨーロッパの言い伝えは、その夜を舞台にしたシェークスピアの『真夏の夜の夢』の背景ともなっています。
ヨーロッパでは、中世よりうつで悩む人や切り傷、やけどなどの治療薬に利用されていました。
昔はうつは、人に悪魔が乗りうつって起こる病気と考えられ、
セントジョーンズワートはうつを改善する効果が高いと
「悪魔ばらいのハーブ」とも呼ばれることもあるようです。
現在でも、ドイツを中心にヨーロッパではうつの改善に多く利用され
アメリカでは主に精神の安定やリラックス効果を目的に利用されています。
セントジョーンズワートには、他に、消毒効果や鎮痛作用があります。
切り傷、やけどの治療にも使われています。
患部にセントジョーンズワートを粉末状にしたものや、葉をあてがっておくと、患部の化膿を防ぎながら痛みを鎮める効果があります。
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全然関係ないけど、この記事最初にスマホより投稿した時間
2012-05-22 22:33:55
なんか数字並んでてすごくない?