A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二さん2連発

2005年01月28日 23時29分13秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野さんのことは80年代頭から知っていてデビューアルバム『わたしだけ』を借りてテープに録音して聴いていたし、吉祥寺の町で時々本人を見たりしていました。当時私は「ぎゃてぃ」というライヴハウスでアルバイトをしており、工藤冬里さんやNULLさんなんかはよく出演していたのですが、灰野さんは当時体調が思わしくなかったのか、私は観た事がありませんでした。そのバイトを止めてから、あまりその手の音楽に接する事もなく生きてきたのですが、4年ほど前、はじめて不失者を観て、3時間を超えるライヴに全身が震える感動を覚えて以来、ことあるごとに灰野さんのライヴには行っています。
このブログには灰野さんを中心に私の好きな音楽や日常の気になった事を書いていこうと思います。
一昨日1月26日(水)高円寺ペンギンハウスで灰野敬二さんと狩俣道夫さんのデュオにピアニストの新井陽子さんが加わったトリオを、昨日27日(木)は六本木のSuper Deluxeで灰野さん+Highriseのギタリスト成田宗弘さん+琴奏者の八木美知依さんの組み合わせを観に行きました。
狩俣さんとの方は灰野さんの活動としては特にジャズっぽい内容で、ギターの他にフルートとドラムを必ず演奏します。今回はさらにチャルメラのようなダブルリードの木管楽器も使いました。新井さんのピアノも勢いが良くてアグレッシヴな演奏でした。狩俣さんはフルートとソプラノサックスを演奏します。
Super Deluxeの方はデュオが3通りあり、最後に3人のセッション、合計3時間半を超える長丁場でした。まずは灰野+成田のギターデュオで、哀秘謡(古い歌謡曲や童謡に別のメロディを付けた灰野さんのスタイルのひとつ)を聴かせました。次は成田+八木。八木さんはピンクのT-シャツに赤いミニスカートというセクシーな衣装で登場。結構メロディアスなセッションでした。3番目は灰野+八木。ここでの灰野さんはパーカッション&ダンスを披露。シンバルや金属棒や弓で弾く不思議な楽器を奏でます。以前は中野のPLAN Bでパーカッション&ダンスソロをやっていたのですが、昨年はやりませんでしたので、今回観れて嬉しかったです。
最後の3人のセッションは灰野さんのヴォーカルがリードしていく形でグイグイ迫ってきて圧巻でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする