A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

フリクション幻のライヴがCDになったよ

2005年04月20日 00時07分31秒 | 素晴らしき変態音楽
70年代末日本のロックシーンに風穴をあけた東京ロッカーズの代表的バンド、フリクションの初期Reck(b,vo)、ツネマツマサトシ (g)、チコヒゲ(b)のトリオの頃79年京都磔磔でのライヴ10インチは、メジャーデビューアルバム『軋轢』がリリースされた直後にインディーでリリースされ、数百枚というプレスの少なさから幻の名盤とされてきました。たまに中古レコード店やオークションに出品されても数万円という高値がつけられる、その名の通り「高嶺の花」だったわけです。
それがついに発売25年たってCD化されました。じつは私はこの再発を全く知らず、ミュージックマガジンの最新号を立ち読みしていてフリクションの記事を見つけ、「何で今頃?」と思って読んでみて初めて知ったのです。さっそく”日本一マニアックなレコード店”モダーンミュージックへ走り買い込んで、今聴きながら嬉々として記事を書いています。
私は高校生の頃一度だけフリクションのライヴを観たことがあります。もちろんこのトリオで。吉祥寺マイナー、SYZEというバンド(後のFOOLS)の前座でした。タイトでカッコよかったのですが、ReckのヴォーカルがPAのせいで全く聴こえず残念だったのを覚えています。
それにしてもこのCDは凄く生々しい記録です。ギターもドラム勿論ヴォーカルも全て弾け切っています。数あるロックのライヴ盤の中でも1,2を争う迫力では?当時の張り詰めた空気がひしひしと感じられます。スタイルではない本当のハードロックを体験したい人は必聴ですよ。
当時の映像を収めたDVDもついていて観るのが楽しみです。
コメント
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