A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

坂田明と灰野敬二デュオライヴに行ったよ

2005年12月25日 00時54分10秒 | 灰野敬二さんのこと
「坂田明のうつ病的爆発とその仲間たち第4回」と題したライヴを観に明大前のキッドアイラックアートホールへ行ってきました。今回のゲストは灰野敬二さんです。坂田さんは山下洋輔トリオや初期のソロアルバムが大好きで、わたしの中では阿部薫さんと並んで好きなサックス奏者です。阿部さんと違って演奏や人格にユーモアがある所が好きです(『二十人格』っていう変なアルバムもありましたね)。
キッドアイラックアートホールは中野PlanBに似た感じの木の床に天井の高い会場で、音が良く響きます。そこに椅子を並べて、50人くらいの動員でした。クリスマスイヴにしては良く入ったなと思います。
演奏はまず坂田さんのサックスに灰野さんのパーカッションの組み合わせで始まりました。さすが年季の違う坂田さんの懐の深いフレージングが印象的。灰野さんもタンバリン~ドラム~鉄琴と持ち替えてイントネーションを変えていきます。そしてギターで哀秘謡へ。「さすらい」「シャボン玉」と2曲やったところで休憩を挿み、第2部はカポタストを2個付けたギターとクラリネットのインプロヴィゼーション、そして「若者たち」「愛しのマックス」「骨まで愛して」と哀秘謡が続きました。坂田さんはサックスとクラリネットを持ち替えて、灰野さんの轟音にも負けない達者なプレイで対抗します。大御所との共演は大成功だったと言えるでしょう。
来年も吉田達也さん他のメンバーも交えてセッションをやるそうです。
いよいよ山下洋輔さんや浅川マキさんとの共演も実現するかな?
コメント
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