A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二、高橋幾郎、浦邊雅祥のライヴを観たよ

2006年04月28日 22時04分00秒 | 灰野敬二さんのこと
昨日六本木のSuper Deluxeでこの現代日本のimplovisationシーンを代表する3者三つ巴のライヴを観てきました。元は2004年7月に法政大学学生会館で予定されていたものの、会館の火事で延期になっていたライヴが20ヶ月ぶりについに実現した訳です。会場もSuper Deluxeという独特の場で正解。100人近くのオーディオエンスが集まり、この歴史的瞬間を目にしました。
演奏はのっけから緊迫感の立ちこめたストロングスタイルの即興。高橋さんの手数の多いドラムにテンションの高い浦邊さんのサックス、そして指弾きで過激なフレーズを連発する灰野さん。客席にも緊張感が走ります。いつものセッションだと哀秘謡の多い灰野さんですがこの日は前半の終わりに「ふわふわ」「おまえ」をやった以外は即興の塊。後半は灰野さんがドラム、高橋さんがスネア、浦邊さんが20cmくらいの鉄の筒や鎖を使ったパーカッションパフォーマンスも見せました。灰野さんはヴォーカルをギターアンプから鳴らす最近得意のパフォーマンスも披露。異様だったのが浦邊雅祥さんのアクション。鬼が取り付いたような迫力で迫ってきました。
100分あまりの演奏でしたが観ている方も体力のいる演奏でした。
このGWは毎年恒例灰野さんづくしです。また報告します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする