A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

大竹伸朗回顧展「全景」に行ったよ

2006年11月24日 22時20分20秒 | 素晴らしき変態音楽
会社を半休して東京現代美術館へ、日本が誇る現代芸術家、大竹伸朗さんの回顧展へ行ってきました。この美術館へ行ったのは初めてでしたが、とにかくでかい。そのB2~3階にわたって大竹氏の小学生時代から52才の現在の作品が2000点以上展示されていました。
私と大竹氏との出会いは80年頃のノイズユニット「19/JUKE」でした。赤いカバのジャケットのファーストアルバム(40曲ぐらい入っている)がとても好きで愛聴していました。とは言っても当時はメンバーも謎に包まれていて、大竹氏が参加していることは、5年ぐらい前に初めて知ったのですが。氏の音楽活動は他にもボアダムスのEYE氏とのデュオ「Puzzle Punks」や、遠隔操作による自動ギター、ダブ平(現在では他に2台のギターとドラムを加えた「ダブ平&ニューシャネル」に成長している)などがあり、音楽活動は芸術活動に並んで大竹氏の重要な活動なのです。
さて「全景」ですが、とにかくスケールがでかい!の一言。ノートにチラシやゴミを貼付けた60冊に上る「スクラップブック」や宇和島のアトリエで手がけた廃船を利用した巨大なオブジェ、絵本にもなっている「ジャリおじさん」、近年の「網膜」シリーズなど、丸1日いても見飽きないスゴイ規模の作品展でした。私は3時間位しか居られなかったのでかなり足早になってしまい残念でした。
どでかいキャンバスに厚く絵具や廃物を塗り込めた作品が無数にあり、これだけの量の作品をどこに保存してあるのかが一番の謎です。
「美術手帳」「ユリイカ」「Studio Voice」などでも大竹氏の特集をやっているので見てみて下さいね。
さて、今度は「ダリ展」へ行かなきゃね。
コメント
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