先日ニュー・アルバム「他の岬」をアメリカKレーベルからリリースしたマヘル・シャラル・ハシュ・バズがKレーベルのアーティスト、アーリントン・デ・ディオニソとカール・ブラウの2名を迎えて「a K show case tour 2007」と題して全国公演中です。昨日、武蔵小金井アートランドで観てきました。共演は灰野敬二、鈴木健雄、 パン。6組のアーティストが出演しました。
30人も入ればいい状態のアートランドですが、50人くらいの動員があり、超満員。しかもメンバーの数もマヘルだけで11人。トイレへ行くのも困る盛況振りでした。
それにしてもマヘル主催のライヴは、どこかユルい。段取りが極めてルーズなのです。それが「偶然が必然になる」と語る工藤冬里さんの哲学なのでしょう。
バンはgふたり、b、dsの4人組で壊れたロック。ありがちで正直余り面白くなかった。
カール・ブラウはギターの弾き語りでしたが、サンプラーを使って音を重ねていき作り上げる、牧歌的なサイケ感が心地よかったです。
鈴木健雄さんはホーミーの人で、カセットレコーダーも2台使ってホーミーの3重唱を聴かせました。
マヘルはいつものように管楽器とヴァイオリンなど総勢11名でのアンサンブル。アーリントンとカールも参加しました。CDがかなり良かったので期待していたのですが、いつも通り練習か本番かわからない感じで2曲演奏。狐につままれたようなステージでした。どうしてもマヘルのライヴには居心地の悪さを感じます。それはメンバーがミュージシャンらしくない(たとえば私が参加してもおかしくない)ことも原因でしょう。工藤さんからして見てくれはミュージシャンらしくないですから。
アーリントン・デ・ディオニソのソロ。バスクラリネットのラッパの部分とアルミホイルを使って声を変形させたり、実験的なパフォーマンスを見せてくれました。もちろんバスクラの即興はカッコよかった。
次にアーリントンと灰野さんのデュオ。咳が出るので白いマスクをして出番を待っていた灰野さん(黒装束・サングラスに白いマスクという風貌は異様でした)、最初はパーカッション、次にギター(テレキャス、ノン・エフェクター)をプレイ。アーリントンはバスクラの刺激的な音や声を使って応戦します。適度な緊張感が心地よかったです。
最後に全員でセッション。工藤さんは何を考えたのか上半身裸になって、アップライトピアノの中に入り込んでいました。
各演奏者の演奏時間が非常に短く、欲求不満も残るライヴでしたが、日米のアンダーグラウンドなミュージシャンの共演は意義のあることだと思います。
30人も入ればいい状態のアートランドですが、50人くらいの動員があり、超満員。しかもメンバーの数もマヘルだけで11人。トイレへ行くのも困る盛況振りでした。
それにしてもマヘル主催のライヴは、どこかユルい。段取りが極めてルーズなのです。それが「偶然が必然になる」と語る工藤冬里さんの哲学なのでしょう。
バンはgふたり、b、dsの4人組で壊れたロック。ありがちで正直余り面白くなかった。
カール・ブラウはギターの弾き語りでしたが、サンプラーを使って音を重ねていき作り上げる、牧歌的なサイケ感が心地よかったです。
鈴木健雄さんはホーミーの人で、カセットレコーダーも2台使ってホーミーの3重唱を聴かせました。
マヘルはいつものように管楽器とヴァイオリンなど総勢11名でのアンサンブル。アーリントンとカールも参加しました。CDがかなり良かったので期待していたのですが、いつも通り練習か本番かわからない感じで2曲演奏。狐につままれたようなステージでした。どうしてもマヘルのライヴには居心地の悪さを感じます。それはメンバーがミュージシャンらしくない(たとえば私が参加してもおかしくない)ことも原因でしょう。工藤さんからして見てくれはミュージシャンらしくないですから。
アーリントン・デ・ディオニソのソロ。バスクラリネットのラッパの部分とアルミホイルを使って声を変形させたり、実験的なパフォーマンスを見せてくれました。もちろんバスクラの即興はカッコよかった。
次にアーリントンと灰野さんのデュオ。咳が出るので白いマスクをして出番を待っていた灰野さん(黒装束・サングラスに白いマスクという風貌は異様でした)、最初はパーカッション、次にギター(テレキャス、ノン・エフェクター)をプレイ。アーリントンはバスクラの刺激的な音や声を使って応戦します。適度な緊張感が心地よかったです。
最後に全員でセッション。工藤さんは何を考えたのか上半身裸になって、アップライトピアノの中に入り込んでいました。
各演奏者の演奏時間が非常に短く、欲求不満も残るライヴでしたが、日米のアンダーグラウンドなミュージシャンの共演は意義のあることだと思います。