A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二生誕記念ライヴ@高円寺Showboat

2007年05月04日 01時40分49秒 | 灰野敬二さんのこと
今年もやって参りました、憲法の日。灰野敬二さんの誕生日でもあります。今年で55歳。日本国内はもちろんアメリカやヨーロッパでも精力的にツアーを行う灰野さんのエネルギーには感心します。
今年は海外ツアーが多く、日本でのライヴが例年に比べて少ないので、待ちかねていた人も多く、開場30分前に行ったら既に15人ほど並んでいました。
会場内にはお香が焚かれ、ヴァイオリンの物悲しい音色のBGMがかかっています。これはいつもの灰野さんのライヴスタイルです。最近は対バンが多いせいかあまりやらなくなりましたが。
ステージは至ってシンプル。右手にドラムマシンをのせた小さなテーブルがあり、後ろに4台のアンプとスピーカーが並んでいるだけ。
20分押しでスタート。いきなりドラムマシンのド~ンという音が響きぎょっとします。基本的にはドラムマシンとギターとヴォーカル(ちょっとだけハーモニカを吹いた)だけのシンプルなスタイルで2時間半ぶっ通しのステージでした。前半はギターが大音量でゴ~と唸りをあげ、その上にヴォーカルをループさせる形が基本でした。後半は「ここ」「あっち」「おまえ」「ふわふわ」といった定番ナンバーを披露してくれて懐かしかったです。そういえば今日のShowboatの入り口のボードには「不失者」と太字で書いてありました。ソロで不失者復活なのでしょうか。
昨年はエアシンセや民俗楽器なども使いヴァラエティに富んだライヴでしたが、今回は昇天ものの轟音ギターをこれでもか、というほどたっぷりと堪能出来て嬉しかったです。
終演後にはこれも恒例、ケーキを囲んでのバースデイパーティー。灰野さんはタバコも酒もやらず菜食主義者なのですが、甘いものは大好きなのです。デスメタルの話などに花が咲きました。
灰野さんが1歳年を取ったという事は私もひとつ年を取るという事。灰野さんを見ていると、自分ももっとしっかりしなくちゃな、と反省します。
コメント
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