photo by 松山晋也 Shinya Matsuyama
音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。新年号はレギュラーの他に恒例の My Pick「このディスク」(国内・海外)、「このパフォーマンス」(国内・海外)も掲載。カバー・ストーリーは、菅原光博の「ロバータ・フラック」。巻頭エッセイは、横井一江「2022年の終わりに」。剛田武は以下の記事を寄稿した。
●JUKE/19
⇒CD/DVD Disks #2224『JUKE/19』
体の内側から湧いてくる、正体のわからない衝動を音像化した80’s地下音楽の秘宝。
レコード(記録)として残すことへの熱意から生まれたのがJUKE/19の作品群だと考えれば、リリースから40年以上経って、リマスター&特殊パッケージのアナログ盤として再び世に出ることは必然なのではなかろうか。
19/JUKE 'S/T' 1st LP 1980 (FULL ALBUM/COMPLETE) Japan Experimental No Wave Punk
●サラ(ドットエス) / エスキース~ピアノ・インプロヴィゼーション
⇒My Pick 2022, このディスク2022(国内編)『sara (.es) / Esquisse – Piano Improvisation』
未来へ向けて進化し続けるsaraとギャラリーノマルに期待。
『Esquisse』=スケッチ(素描)というタイトルのソロ・アルバムから始まったsaraとギャラリーノマルの未来が、この先どのようなアート作品へと進化していくのか楽しみにしていたい。
美川俊治+sara(.es)@ギャラリーノマル 2022/9/24 (1st set)
●クリス・ピッツィオコス / アルトの芸術
⇒My Pick 2023 このディスク2022(海外編)『Chris Pitsiokos / Art of the Alto』
デビュー10周年、クリス・ピッツィオコスのサックス・ソロ実験最終報告書。
《アルトの芸術》とは些か仰々しく聞こえるかもしれないが、ピッツィオコスが10年間の活動を通して探求してきたアルトサックス・ソロの集大成に相応しいタイトルに違いない。
Chris Pitsiokos Solo October 2, 2022
●事 ある 事~灰野敬二、今井和雄
⇒My Pick 2022, このパフォーマンス2022(国内編)灰野敬二+今井和雄
制限から生まれる新たなる創造性。
70歳を過ぎてさらに転がり続ける灰野にとって、制限下の新たな交わりから生まれる創造性が活動の糧になるはずだ。
灰野敬二 Keiji Haino — Psychedelic Speed Freaks 「生悦住英夫氏追悼ライブ」
衝動と
進化と実験
創造性
【灰野敬二ライヴ情報 2023】
1月22日(日) 千葉 稲毛 Jazz Spot Candy
灰野敬二 ソロ
open17:30 start18:00
予約¥3800(税込1drink込)
当日¥4300(税込1drink込)
学生割引800円
予約:jazz_candy-lj@Infoseek.jp
2月5日(日) 東京・神田小川町 Polaris
「声」灰野敬二、森重靖宗、赤い日ル女
OPEN/START 18:00/19:00
前売 3,500円
当日 4,000円
LINE UP
灰野敬二、森重靖宗、赤い日ル女
TICKET
https://polaristokyo.com/schedule/灰野敬二、森重靖宗、赤い日ル女
2月12日(日) 東京 八広地域プラザ 吾嬬の里 本館 ※京成線 八広駅 徒歩7分
ブラックナードフェス vol.5〜 The Nerdhead is Back〜
13:30 start
前売3000円+1d(500円)/ 当日3500円+1d(500円) 高校生無料
https://tiget.net/events/220040
出演:
灰野敬二 & THE HARDY ROCKS
DMBQ
曽我部恵一
一色萌とザ・ファントムギフト
SAKA-SAMA
etc.
3月11日(土) 渋谷 公園通りクラシックス
事 ある 事 ~ 灰野敬二、山崎比呂志
時間:19時開場、19時半開演
料金:予約:3,000円/当日:3,500円
予約サイト
灰野敬二 (g)
山崎比呂志 (ds)