A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【JazzTokyo#307更新】シン・即興とシン・地下音楽『佐伯武昇インタビュー』/組原正『Moji』/ニュージャージーズ『テトラガマルス』

2023年11月06日 00時03分02秒 | 素晴らしき変態音楽

音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。カバー・ストーリーは「熱海未来音楽祭」。他に「追悼 悠雅彦」。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●佐伯武昇 Takenori Saeki(パーカッション奏者)インタビュー

Interview #272 佐伯武昇 Takenori Saeki(パーカッション奏者)~辞める理由がないからやり続ける。

演奏中は何も考えていない
「行き過ぎることを恐れない」という地下音楽の精神を現在これほどまで体現している人間は佐伯武昇の他にはいないだろう。なぜ彼はそんな表現行為をするに至ったのか、そしてこれからどこへ行こうとしているのか?その秘密を探るべく本邦初のインタビューを敢行した。




●組原正『Moji』

Disc Review #2275 『組原正 / Moji』『Tadashi Kumihara / Moji』

革新的変態ギタリストの秘密のアルバム。
本作は絵筆代わりにギターで描いたサウンド・ペインティングであり、”100%組原正”のプライベート・コレクションである。秘密の日記を盗み見(聴き)する禁断の歓びを味わえる愛おしき作品。(地下)音楽愛好家にとってこれ以上の至福はない。




●ニュージャージーズ『テトラガマルス』

Disc Review #2274 『ニュージャージーズ / テトラガマルス』『Nyujajizu / Tetragammarus』

新たなる地下音楽即興デュオが描く混沌と調和の音響組曲。
フリー・ミュージック、アンビエント、プログレッシヴ・ロック、現代音楽、民族音楽、サウンドアート・・・。そのいづれでもありどれでもない正体不明の我楽多音楽。行き過ぎることを恐れない地下音楽の精神を諧謔趣味の遊び心で継承するシン・即興派の神髄がここにある。



地下即興
アングラインプロ
美しい

11/25(土)さよなら 「悠々自適」悠雅彦さん コンサート開催。我がCANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLEも出演!


10月14日他界したジャズ評論家で、後年は web-journal JazzTokyoの主幹としてジャンルを越境してジャズはもとよりクラシックからシャンソン、純邦楽にまで評論の対象を拡大していった悠雅彦さんを追悼するコンサート。悠主幹の暖かい眼差しを浴びたミュージシャン、悠さんの主戦場となった Jazz Tokyoのコントリビュータとしても健筆をふるうミュージシャンたちとファンが一緒になって追悼するコンサート。

2023年11月25日(Sat) 東京 渋谷・公園通りクラシックス
さよなら「悠々自適」悠雅彦 コンサート
開場 13:30 開演 14:00
料金: 予約 ¥3,500 当日 ¥4,000
出演:
CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE (砲弾爆発合奏団)[山澤輝人(ts,fl) 剛田武(vln,fl) ルイス稲毛(b)]、ギラ・ジルカ(vo)、田村夏樹(tp)+藤井郷子(p)+福本佳仁(tp)、仲野麻紀(sax)、藤本昭子(地歌)、矢沢朋子(p)、八木美知依(エレクトリック21絃箏) (*五十音順)
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