A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ロマーンズ@新宿 Red Cloth 2008.3.1(sat)

2008年03月02日 01時35分11秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
ロマーンズの2ndアルバム「It's My Turn」のレコ発。対バンはロッキンエノッキーワンマンバンド、Kill Times、Jet Boysの3バンド。最初は少なかった客もJet Boysの頃には200人くらい入っただろうか満員だ。
ロッキンエノッキー~はその名の通り一人でミニドラムを踏みながらギターの弾き語りを聴かせる。古いR&Rばかりでテクニックもあるしキャラが立っていて面白い。
Kill TimesはStoogesの流れを汲むR&Rバンドで見た目はカッコいいのだが曲がみんな似ていて今ひとつ。
Jet Boysは結成25周年を迎えるベテランパンクバンドで流石に上手い。リーダーのオノチンは45歳とは思えないパワーでステージを駆け回りジャンプする。あげくの果てには全裸になりフリチンで大根やヌンチャクでギターを弾いたり、牛乳を吹き出しながら客席へ乱入してくる。凄まじいオヤジパワーだった。
オノチン(Jet Boys) HP
そうして盛り上がった所へロマーンズ登場。登場前にスクリーンに「It's My Turn」のPVが流れる。撮影を武蔵境Stattoでやっていてちょっと感動した。Stattoは私の家から一番近いライヴハウスなのだ。アルバム通り「デュランゴ95」からライヴスタート。ギターの奈津子ロマーンは前より少しぽっちゃりしたような気がする。ドラムのCCとベースのミカのテクニックの上達が著しい。というかテクニック以前の原初的な"ノリ"が格段に進歩しているのだ。曲が進むにつれて客席前の方はモッシュ状態に。今までのライヴでは客は比較的おとなしかったものだが2ndのレコ発となると別だ。最前列で観ていた私も前後左右へ揺さぶられる。アンコールを含め21曲45分。ラモーンズよろしく"Gaba Gaba Hey!"と書いた立て札を持った女の子が登場したり、アンコールではエノッキーをヴォーカルに迎え渋いカヴァーをやったり、奈津子ロマーン初のMCが聞けたりと楽しいステージだった。もうカヴァーバンドというより、ラモーンズを自分たちのものにしてしまった感じだ。オリジナル曲も悪くないし、今後の活躍が期待される。他のバンドの演奏を客席に出てきて嬉しそうに見詰める彼女達は何より音楽好きの女の子なのだ。その感覚を大切にして欲しい。

ロマーンズ
合図はヘイホー
レッツゴー

しかしJet Boysの暴走はハンパなく凄かった。私も見習いたい。いややっぱりああはなりたくない。どっちだ?


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1 コメント

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最高でした☆ (Mickey)
2008-03-03 00:18:16
あの3人は宝です!
こんなに素直に楽しめることに感謝。
またご一緒しましょう!!
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