自分でものめり込んでしまうガールズ・ロック特集、今回は1970年代を中心に心ときめかしたアーティストを紹介しよう。
まずは元祖ガールズ・ロックと言えばこの人、スージー・クアトロ。レザーのパンツ・スーツに身を包み男勝りのグラム・ロックを歌う姉御。カッコいい!この「48 Crush」は80年代イギリスのガールズ・パンク・バンドGymslipsがカヴァー・シングルを出したというのは誰も知らないトリビア。
NYパンクの女帝パティ・スミス。テレヴィジョンやラモーンズとともにNYパンク・シーンを生み出したオリジネイター。現在も健在で活躍する素敵な女流詩人である。
同じくNYパンク・シーンから現れたのがブロンディー。シンガーのデボラ・ハリーはCBGBの顔としても有名だった。ディスコ・ビートを取り入れて世界的スーパーバンドになるがデビュー当時は60's風のガレージ・ロックだった。
ガールズ・パンクと言えば東のブロンディーvs西のランナウェイズと宣伝されたが、そのセンセーショナルなステージ衣装、全員ティーンエイジャーという話題で日本で大人気アイドルとなった。ヴォーカルのシェリー・カーリーのあどけなさの残るルックスと下着姿は当時の男子中高生には鼻血ブーものだった。個人的にはドラムのサンディ・ウェストがお気に入り。
1980年ロサンゼルスから登場したゴーゴーズ。シンガーのベリンダ・カーライルのいまいち垢抜けない田舎のねーちゃんといった雰囲気が逆に新鮮だった。「Our Lips Are Sealed」の邦題は「泡いっぱいの恋」。"Our"と”泡”を掛けてるのね。
同じくロサンゼルス出身のバングルスは当時一部で盛り上がった”ペイズリー・アンダーグラウンド”というネオ・サイケ・シーン出身。マドンナのレーベルと契約してから世界的ヒットを数々放った。映画「レス・ザン・ゼロ」からサイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」のカヴァー。
最後にお得意のマイナーものを。1984年ロサンゼルスから登場したガレージ・ロック・バンド、パンドラスのデビュー曲がYouTubeにあって興奮した。60'sガレージ・パンクのカヴァーでワイルドに迫る。カッコええ!
いつの時代も
一番華やかなのは
ガールズ・ロック
女の子のパワーにはどんな男も適わない。
おひさしぶりです。
ここのところ富田勲~小室とドミューンが面白かったです。
パンドラズはファーストアルバムのサイケな雰囲気が好きで、まさにこのケーブルTVライブのこの映像が良かったです。
途中からハードーロック路線にシフトさせられたのか、ややヒットしたものの初期のよさがなくなっていったんですよね。
日本のルルズマーブルもメジャー展開になってから同様で、本来持ってたもののよさをつぶされてしまったんですよね。
ドミューンはどちらも見逃してしまいました。残念!
LuLu's Marble良かったですね。Akkoちゃんの早すぎる死が悔やまれます。