A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

アヴァンギャルドな気分

2007年08月24日 22時52分55秒 | 素晴らしき変態音楽
昨日(8/23)の夕刊を見て驚いた。ジャズドラマー、富樫雅彦さんが亡くなった。この数年体調が悪いという噂は聞いていたが、ついに帰らぬ人となってしまった。享年67歳、心不全だったという。富樫さんというと60年代終わりに発表した日本フリージャズ界の金字塔「WE NOW CREATE」を最初に聴いた時の衝撃が忘れられない。あの時代に日本でこんなにも前衛的なサウンドが奏でられていたのか、と感激した。これからも天国で思う存分セッションをして下さい。

さて、今日は会社で暑気払いがあり夕方からビールで乾杯した。そのままi-Podでアレアを聴きながら帰途についたのだが、なんだか"アヴァンギャルドな気分"になってきた。これは年に何回か起こるのだが、気分が高揚して"自分の行きたいレコード屋へ行って、欲しいものを買っちゃおう、財布を空にしてやろう"と思うのだ。
さっそく明大前のモダーンミュージックへ行って、高柳昌行さん(富樫さんと同期のフリージャズの先人。故人)の「アクシス もうひとつの自転するもの」Vol.1とVol.2の紙ジャケCDと、G-Modern(モダーンミュージック/PSFが出版している雑誌)の最新号を買い込む。
次に吉祥寺のDisk Unionでクロマニヨンズのニューアルバムと、フリクションの前身の3/3というバンドの再発CDの予約をした。
帰りの自転車もBGMはアレアで、帰ってから風呂に入って、テレビで「女帝」(かなり面白い)を観た。
富樫さん、追悼もせずに勝手な事をして申し訳ありません。
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