ルー・リードは、メタリカとコラボ・アルバム『Lulu』を制作したことで、メタリカのファンから脅迫されたそうだ。一部のメタリカ・ファンには“メタリカはこうあるべし”との強い思い入れがあるようだ。
リードは『USA TODAY』にこう話している。「(メタリカのファンから)撃ってやるって脅迫されてる。俺が登場したってだけでね。彼らはアルバム、聴いてもいないんだ。それで拷問の方法や死に方について忠告してくるんだよ」
こういったファンの反応は、メタリカのメンバーにとってそれほどの驚きではないという。インタビューに同席していたドラムのラーズ・ウルリッヒはこう話した。「1984年、ハードコアのメタリカ・ファンが“Fade To Black”でアコースティック・ギターを聴いたとき、ヘヴィメタル・コミュニティーでは炉心溶融が起きたんだ」
一部のファンがなんと言おうとも、メタリカはルー・リードの作った美しい音と深い歌詞を聴いたとき、「どこに向かおうとしているのか知らないが、俺たちはやる」と宣言したそうだ。ウルリッヒは「万人向きじゃない。でも、素晴らしいアルバムだと思う」と話している。
ルー・リードはまた、メタリカのことを「俺のメタル・ブラザーズだ。彼らは勇敢だ。そしてプレイできる。俺は一緒にプレイするのが簡単なタイプじゃない。(『Lulu』の中の)何曲かはイージーに聴こえるかもしれないが、実際は難解だ。クールなプレイヤーでもできない奴がたくさんいる」と評した。
(Barks)
やっぱりね
偏狭な輩
いるもんだ
昨日のブログで「ヘヴィメタ・ファンの反応が楽しみだ」と書いた直後にタイムリーなこのニュース。ファンの思い入れは怖いね~。
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