A Challenge To Fate

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【前衛芸術愛好家ご用達サイト情報】UbuWeb(ウブウェブ)~すべての時代のすべての前衛芸術のアーカイブ

2021年01月18日 01時30分47秒 | 素晴らしき変態音楽


日本でも一部の現代芸術愛好家には以前から良く知られたサイトだと思われるが、遅まきながらついさっき知ってハマりまくっている優良サイトを紹介しておきたい。

UbuWeb(ウブウェブ)とは・・・
1996年、ウェブが比較的黎明期にあった頃、ケネス・ゴールドスミスは、入手困難な具体的な詩の作品を掲載するためにUbuWebを作成した。比較的無名の文学運動の作品を共有するサイトとして始まったこのサイトは、20世紀から21世紀の前衛的、実験的な文学、映画、音楽の重要なアーカイブへと成長した。現在、世界中の訪問者は、カーラ・ウォーカー、オノ・ヨーコ、ポーリーン・オリベロス、サミュエル・ベケット、マルセル・デュシャン、セシル・テイラー、グレン・リゴン、ウィリアム・バロウズ、ジャン=リュック・ゴダールなどのアーティストの作品を含む、無名の作品と正統派の作品の両方にアクセスすることができる。



2020年の著書『デュシャンが私の弁護士(Duchamp Is My Lawyer)』の中で、ゴールドスミスはUbuWebの歴史を語り、その制作の動機や、芸術作品がどのようにしてアーカイブ化され、消費され、オンラインで配信されているかを説明している。ゴールドスミスは、自身の経験やさまざまな専門家へのインタビューに基づいて、UbuWebが著作権の問題をどのようにナビゲートしているか、またUbuWebが前衛的な構成や歴史に挑戦している方法を説明している。また、本書は他の「シャドウ・ライブラリー(著作権を無視して学術論文や文化的データへのアクセスを可能にするデータベース)」の成長を描き、UbuWebの目的、美学、エトスを反映した作品を持つアーティストについても言及している。ゴールドスミスは、今日のネットカルチャーの象徴であるNetflix、Amazon、Spotifyなどと対比させて、UbuWebの使命をフリーカルチャー運動へのコミットメントと、幅広い芸術作品へのアクセスを提供することであると結論付けている。



Kenneth Goldsmith ケネス・ゴールドスミス(1961年生まれ)はアメリカの 詩人・批評家。UbuWebの創立編集者であり、自らが教鞭を取るペンシルベニア大学でPennSoundの編集長を務めている。1995年から2010年6月までWFMUで毎週ラジオ番組を担当 。Fidget(2000)、Soliloquy(2001)、Day(2003)、および彼のアメリカの三部作、The Weather(2005)、Traffic( 2007)、およびSports(2008)など10冊の詩集を出版。エッセイ本、Uncreative Writing: Managing Language in the Digital Age(非創造的な執筆:デジタル時代の言語の管理)(2011)の著者でもある。2013年、ニューヨーク近代美術館の最初の桂冠詩人に任命された。(Wikipediaより)

https://www.ubu.com/

UbuWeb ユブウェブ
All avant-garde. All the time. すべての前衛。すべての時代。

Recent Additions(最近の追加情報)
Film & Video(映画・ビデオ)
Sound(サウンド)
Dance(ダンス)
Papers(論文)
Historical(歴史的資料)
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Conceptual Writing(コンセプチュアル・ライティング)
Contemporary(コンテンポラリー)
Aspen Magazine(アスペンマガジン)
Outsiders (アウトサイダーズ)
/ubu Editions(/ubu エディション)
365 Days Project(365日プロジェクト)
Bidoun Presents(ビドゥン・プレゼンツ)
Ethnopoetics(エスノポエティクス)
Electronic Music Resources(電子音楽リソース)
UbuWeb Top Tens(UbuWebトップテン)
Twitter(ツイッター)
Resources(出典)

トップページの各リンクをクリックすれば、膨大な前衛芸術アーカイブにアクセスできる。
「サウンド」では音響詩や音楽作品の視聴・mp3ダウンロードが可能。
無料のオンライン図書館と考えればいい。

オンライン
世界の前衛
参照可

例えば1970年のミュージック・コンクレート・コレクション4枚組ボックスセットが全曲試聴・ダウンロードできる(ジャケ写をクリック)


Electronic Panorama: Paris, Tokyo, Utrecht, Warszawa (1970)

Ivo Malec – Spot 1:35
Luc Ferrari – Visage V 10:32
Guy Reibel – 2 Variations En Étoile 16:42
Bernard Parmegiani – Ponomatopées 6:15
Bernard Parmegiani – Générique 1:15
Pierre Schaeffer / Pierre Henry – Bidule En Ut 2:00
Ivo Malec – Dahovi II 7:15
Pierre Schaeffer – Étude Aux Allures 3:28
François Bayle – Solitioude 2:15
Jaap Vink – Screen 7:30
Milan Stibilj – Rainbow 3:25
Frits Weiland* – Textuur 4:16
Jacob Cats – Lux 3:35
Alireza Maschayeki* – Shur 5:12
Luctor Ponse – Radiophone 3:22
Jos Kunst – Expulsion 9:00
Gottfried Michael Koenig – Funktion Blau 6:11
Toshiro Mayuzumi – Mandara 6:20
Maki Ishii – Kyoō 13:15
Minao Shibata – Improvisation 9:32
Makoto Moroi – Shōsanke 13:20
Krzysztof Penderecki – Psalmus 5:05
Andrzej Dobrowolski – Musique Pour Bande Magnétique Et Hautbois Solo
Arne Nordheim – Solitaire 12:00
Włodzimierz Kotoński – Microstructures 8:02
Bogusław Schaeffer – Symphonie

Label: Philips ‎– 6526 003-06
Series: Prospective 21e Siècle –
Format: 4 × Vinyl, LP, Compilation Box Set
Country: France
Released: 1970
Groupe De Recherches Musicales De L'O.R.T.F.

Recorded at Groupe de Recherches Musicales de l'O.R.T.F. (Paris, France), Studio voor Elektronische Muziek (Utrecht, The Netherlands), Studio of Radio NHK, (Tokyo, Japan), Studio Eksperymentalne Polskie Radio (Warszawa, Poland).
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