ソニック・ユース(S.Y.)のリーダー、サーストン・ムーアがトム・サーガルとウィリアム・ウィナントという二人のドラマーと共演した1996年フランスでのライヴを収録したCD。
ここでのサーストンはS.Y.やソロCD「サイキック・ハーツ」の時のロック・スターとしての佇まいとは異なり完全即興によるノイズ・アーティストとして演奏している。ジム・オルーク、マッツ・グスタフソンと結成したディスカホリックス・アノニマス・トリオと同様に、全く愛想のないギター・インストを展開している。それも灰野さんやJOJO広重さんなどの圧倒的に情念的な激烈プレイではなく、起伏の少ないドローン・プレイである。
西洋のノイズ系ギタリストにはこのようなドローン・ギターを弾くプレイヤーが多い。デレク・ベイリーの即興理論を継承しているのかもしれないが、出来るだけモードから離れようとした時、ドローンはひとつの方法論ではある。
サーストン
即興やらせりゃ
超一流
ただし聴く方にとっては結構退屈であるのだが。
ここでのサーストンはS.Y.やソロCD「サイキック・ハーツ」の時のロック・スターとしての佇まいとは異なり完全即興によるノイズ・アーティストとして演奏している。ジム・オルーク、マッツ・グスタフソンと結成したディスカホリックス・アノニマス・トリオと同様に、全く愛想のないギター・インストを展開している。それも灰野さんやJOJO広重さんなどの圧倒的に情念的な激烈プレイではなく、起伏の少ないドローン・プレイである。
西洋のノイズ系ギタリストにはこのようなドローン・ギターを弾くプレイヤーが多い。デレク・ベイリーの即興理論を継承しているのかもしれないが、出来るだけモードから離れようとした時、ドローンはひとつの方法論ではある。
サーストン
即興やらせりゃ
超一流
ただし聴く方にとっては結構退屈であるのだが。