盤魔殿 即興道場
Disque Daemonium Improvisation Gym
2021年12月23日(木)
渋谷DJ Bar EdgeEnd
19:00 open / 19:30 start
参加料金1000円(1drink付)
Special Live:Rie Fukuda + Takeshi Goda
楽器持参でどなたでも参加できる即興ジャムセッション。
即興が初めての方大歓迎。
楽器以外のヴォイス、舞踏、パフォーマンスなどもOK。
もちろん観覧のみでもOKです。
*ミキサー、ギター&ベースアンプ有。ドラム無。
*爆音演奏は不可。
1982年大学に入学し、演奏の場を探していた筆者は、ニュー・ジャズ・シンジケートのサックス奏者だった鎌田雄一が店長を務めるライヴハウス、荻窪グッドマンの「即興道場」に参加した。楽器持参でドリンク代を払えば、誰でもセッションに参加できるイベントで、毎月一回程度開催されていたのである。サックスやトランペットやピアノの如何にもフリージャズっぽい演奏が多かったが、ギターやヴァイオリンなどで非ジャズ的な演奏をする参加者もいて、そこで知り合ったミュージシャンとバンドを結成したり、セッションをしたりして、地下音楽の世界へ足を踏み入れることになった。実際に即興道場に通ったのは1年程度の短い期間だったが、人生においても音楽と人との貴重な出会いの場であった。最近演奏活動を再開してから、似たような即興セッションに参加する機会が増え、他の演奏家やパフォーマーとの出会いも増えた。
⇒川島誠+河崎純@高円寺グッドマン 2018.4.14 (sat)
⇒【私と即興演奏】7/18(土)阿佐ヶ谷Yellow Vision『騒音天獄番外編・即興の夜』へ向けて~出演:野村雅美・剛田武・鈴木和哉・Rie fukuda+自由参加セッション
一方筆者が宇田川岳夫氏と共催している「盤魔殿 Disque Daemonium」は単なるDJイベントではなく音楽を媒介にした交流の場として開催してきた。2020年にレーベル"Les Disques Du Daemonium"をスタートし、ライヴを交えたイベントも開催している。しかし考えてみれば演奏者(パフォーマー)と聴衆(オーディエンス)の関係だけが“音楽による交流の場”ではない。参加者が全員演奏者(パフォーマー)であっても成り立つはずだ。また、表現者・演奏者が特殊技能を持つ特権階級であった時代はとっくに終わっている。いまや誰でも表現者となることが可能な時代である。さらに言えば「即興」とは決して特別な行為ではない。日々の生活において決められたスケジュールで決められた行動だけをしている人はいないだろう。常に何か予定外・予想外の事態に干渉され、そのたびに自らの判断で行動を選択をしている。それこそ「生きる」ということだ。そして、その場で即座に判断し次の行動を興すことこそ「即興」に他ならない。つまり生きることは即興することなのである。
難しいことはともかく、30数年前に筆者が地下音楽にハマるきっかけとなった「即興道場」を「盤魔殿」でやってみよう、というのが『盤魔殿 即興道場』のコンセプトです。音楽の知識や演奏テクニックの有無は全く関係なく、生きること=即興することを楽しみましょう。気軽にご参加ください。何が起こるか分からない場が生まれることを期待しています。
なお、会場はあまり広くないため、参加希望の方は事前に担当楽器・ヴォイス・舞踏等の内容を含めてご連絡いただけると助かります。ブログのコメント欄、もしくはTwitter, Facebookにてメッセージをください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
お問い合わせ:剛田武 Twitter @mirokristel
ここグッときました。
生憎イベントには参加できませんが、意義あるイベントとなることを願っております。
コメントありがとうございます。
生きるための即興を目指したいと思います。
当日の模様はブログでレポートしますのでよろしくお願いいたします。