A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【地下ジャズLive Report】“Breeze Blow” ~ sara (.es ドットエス) + 建畠晢 @白楽Bitches Brew 2021.10.8 fri

2021年10月11日 01時16分45秒 | 素晴らしき変態音楽


2021.10.08 fri
“Breeze Blow”
at
Bitches Brew

18:30 open / 19:00 start
charge ¥ 3,000- (include 1d)
act: sara(.es) , piano
guest: 建畠晢 Akira Tatehata, poetry



2009年に大阪のアートスペース、ギャラリー・ノマルで結成されて以来12年間日本の先鋭音楽シーンで活動してきたコンテンポラリー・ミュージック・ユニット.es(ドットエス)は2021年5月に大きな変革の時を迎えた。サックス/ハーモニカ/ギター奏者にしてユニットの核の片割れであった橋本孝之が天に召され、ピア二ストでありフラメンコ・ダンサーであるsaraが.esとして活動を継続する決意をしたのである。ギャラリー・ノマルで7月3日に内田静男(b)、8月8日に落穂の雨=川島誠 (as), ルイス稲毛 (b), 山㟁直人 (ds,perc)を迎えてのコラボレーション・ライヴを開催。東京では8月1日に渋谷公園通りクラシックスでの「Concert for Taka~橋本孝之君に贈る演奏会」にて各10分間のソロと内田静男(b)と橘田新太郎(g)とのセッションを行った。
Live Review:Concert for Taka~橋本孝之君に贈る演奏会

それから2か月、関東で初の単独公演が開催された。会場は2014、2015年に.esとして出演したことがある横浜・白楽のBitches Brew。フォト・ジャーナリスト杉田誠一が運営する隠れ家的なジャズ・バーである。ゲストに詩人で美術評論家の建畠晢が出演。建畠はギャラリー・ノマルとの関係が深く、.esとも何度かライヴでコラボレーションしている。2019年8月のノマル30周年記念レセプション&記念BOOK「アートの奇跡」出版パーティーでのライヴ音源は5枚限定のレコード作品『パトリック世紀』としてリリースされた。



第1セットはsaraのソロ。.esで何度も演奏を観たことはあるが、髪を振り乱し鍵盤に挑みかかるような体の動きに圧倒されて、鍵盤を弾く手元をよく見ることはなかったが、この日はこじんまりとした会場でピアノまでの距離が近かったこともあり、手元をじっくり見ることができた。その十本の指は、まるで蛇のように鍵盤の上を這い回ったり、人魚の尾ひれのように鍵盤の水面を遊泳したりするかと思えば、マッサージ師のマジックハンドになって硬直した白鍵と黒鍵を交互に揉み解すように愛撫する。手指の動きが鍵盤からピアノ線へ伝わってピアノ全体が共鳴して発する歌声は、saraの体内・脳内のバイブレーションを空気中に開放する生命の歌であった。
あたり前の話だが、ピアニストは自前の楽器を持ち歩く事はできない。必然的に演奏する会場に設置してあるピアノを使うしかない。当然ピアノの個性は千差万別、時には相性が合わない楽器もあるが、その楽器を短時間で弾きこなさなくてはならない。最近調律したばかりだというBitches Brewのアップライトピアノは、saraにとっては面白い子・変わった子と感じられた。初めて会った不思議なピアノのお陰で、今までやったことがない弾き方に目覚めたようである。



しばしの歓談の後、第2セットは建畠晢とのコラボレーション。新しい詩集からの作品を含め5・6編の作品を朗読。冒頭でsaraがハーモニカを吹く。このハーモニカは、橋本が生前「気分が明るくなるように」と購入したものと同じメジャースケールのモデルで、人前で演奏するのは初めてだという。建畠の淡々とした朗読に合わせた厳かな演奏は、絶叫調の詩になると一緒に燃え上がり、以前コラボした「パトリック世紀」では朗読をかき消すような轟音に変化する。言葉は即興ではないが、音楽と共に発せられるとき、すでに用意された形を脱して新たな衣装を纏った別の響きとなって聴き手の脳に刺激を与える。そんな相互作用が一瞬一瞬刻まれていくライヴ空間の濃度は、例えば詩のボクシングだったら、息を飲むばかりの緊張感の重みで押しつぶされそうになるところだが、saraと建畠が培ってきたシンパシーに彩られた20数分は実のところたいへん和やかで心地よいものだった。

NOMART25周年記念 - レセプション 建畠晢+.es 即興パフォーマンス @Gallery Nomart 2014.8.2


sara=.esドットエスの行くべき道が荊の道や蛇の道ではなく、創造の神の祝福を受けた愛の道であることを予感させるコンサートであった。ピアノの上に置かれた橋本孝之の写真が心なしか安堵のため息をついているかのように笑っていた。



歩き始めた
道の向こうへ
風が吹く


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【Disc Review】"Mujician / 10 10 10" - Keith Tippett + Tony Levin + Paul Dunmall + Paul Rogers

2021年10月08日 00時28分46秒 | 素晴らしき変態音楽


Mujician / 10 10 10
CD/DL : Cuneiform Records Rune 492

Text by 剛田武 Takeshi Goda

MUJICIAN:
Keith Tippett : piano
Tony Levin : drums
Paul Dunmall : soprano and tenor saxophones, bagpipes
Paul Rogers : 7-string acoustic bass

1. 10 10 10
2. Remember

Engineered, mixed and mastered by Jonathan Scott at the University of Bristol Music Studios, Bristol, UK on October 10, 2010.

⇒日本語レビューはこちら

The final work of the quartet of magical musicians of British jazz.
Keith Tippett's name is familiar to rock fans because of his guest appearances on early King Crimson albums, but my interest lies in Tippett as one of the originators of British jazz rock. Keith Tippett (real name Keith Graham Tippetts) was born in Bristol in 1947 and grew up playing the piano, organ and cornet. In 1967, he moved to London and started his musical career in earnest, forming the Keith Tippett Group with Elton Dean (sax), Nick Evans (tb), and Marc Charig (tp), whom he had met at a summer jazz course in Welsh. The members of this group later became associated with famous bands such as Soft Machine and King Crimson, and gave birth to an important trend in British Jazz Rock and Progressive Rock. What made them unique was that they did not stay in one band, but continued to work freely and multifacetedly in various projects and sessions. From the point of view of the (rock) show business, they could be called "session men," but from the perspective of jazz/improvised music, they are nothing more than legitimate "musicians".

Tippett married singer Julie Driscoll in 1970 (Julie has since taken the surname Tippetts). When their daughter Inca was young, she used to mispronounce her father's occupation as "Mujician". Tippett loved the term and adopted it as the title of his solo piano performances from the early 80s. in Tippett’s words: “a combination of magic and music...[and] also the word “mu” contained in it as well, which some people regard as a sacred word.”

The name was also adopted as the name of the quartet formed in 1988. The quartet consists of Tippett (p), Paul Dunmall (reeds), Tony Levin (ds), and Paul Rogers (b), all from the UK. It is confusing that two of them have the same name as rock musicians (Tony Levin of King Crimson, Paul Rogers of Free and Bad Company), but these four are the real "Mujician". The group is leaderless and believes in total improvisation without any rules.

This album was recorded on October 10, 2010 in the Victoria Room at the University of Bristol Music Studios during a short tour to celebrate Tony Levin's 70th birthday. The one-off improvisations, recorded without any prior arrangement as usual, were 25 and 30 minutes long respectively, but the color-filled musical ideas flowing from the rich pool of sound that each of them has cultivated, and the rich in ying-yong musical panoramas drawn by the musical sounds that emanate spontaneously from them like breathing, and the pastoral sound typical of the British jazz may fascinate the listener. Despite the fact that there is little in the way of the violent exchanges of play often associated with free improvisation, or deviant developments that destroy tonality or structure, the performance is full of fresh surprises and never falls into the trap of predetermined. In front of the expression of the four "musicians as magicians" supported by the traditional British climate and free and multifaceted musical experience, the serious statements such as Free Music or Non-Idiomatic Improvisation disappear into oblivion.

Mujician - "10 10 10" [excerpt] from '10 10 10' (Cuneiform Records)


However, four months after this recording, on February 3, 2011, Tony Levin died of lymphatic cancer at the age of 71. So this album became Mujician's last recording. Another ten years later, on June 14, 2020, Keith Tippett died of a heart attack at the age of 72. It seems strange that the recordings made eleven years ago was to be released after two of them departed to heaven. But all we can do now is to enjoy a cup of tea and a scone while listening to the performances of these mus(j)icians who paved the way for others in the history of British Jazz.


Photo by Franscisco Martinelli

Magician
Musician
Mujician

Note: I noticed that Paul Dunmall and Paul Rodgers participated in the posthumous album "Remembrance" (2013) by Elton Dean (died 2006), another originator of British Jazzrock. These two "mujicians" might be regarded as the direct heirs of British jazz rock.

Remembrance trio 2
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【地下アイドルへの招待】今なら古参になれる!新生アイドル特集~HINAGIKU./MAD JAMIE/アイマイ/fキュレ/ポピエモ/ショキエゴ/ちびゴリラ/チャペの泉

2021年10月07日 01時53分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


デビュー時から3年9か月間推し続けてきたアイドルグループ爆裂女子の解散は思った以上に大きなショックだった。メンバーはそれぞれ何らかの活動を続けるらしいので会えなくなることはないだろうが、爆団と呼ばれる他のヲタクと会う機会は減るだろう。アイドルファンを卒業する人もいるかもしれない。筆者としてはでんぱ組.incやプログレッシブアイドル、XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム/通称キスエク)などの推しグループは健在だし、元爆裂女子の都子ちゃんがみや子として参加する新グループHINAGIKU.が始動する楽しみがあるので、当分アイドルヲタクを辞めるつもりはない。9月28日の爆裂女子ラストライブで話したヲタクの中には、新しいアイドルを見つけて推している人も少なからずいた。

コロナ禍でライヴやコンサートが以前のようにできなくなって1年半、特にライヴハウスで活動するアイドルにとっては逆風しかない状況の中、活動休止や解散するアイドルグループが増えているのは事実だが、その一方で新たにデビューするアイドルも少なくない。辛い時代だからこそ逆に世界に元気を与えるアイドルが求められるのも事実。今回紹介する新生アイドルは、知り合いのヲタクが推薦するグループばかりである。まだライヴを観たことがないグループも多いので、今後現場に足を運べることが楽しみでならない。

●HINAGIKU.


″世界を歌舞くハイカラ革命児"『HINAGIKU.』御誕生。メンバーはあんびーべいびー、招癸鈴袮(マネキスズネ) 、雹華(ひょうか)、ハナゾノ兎リ(うり)、みや子の5人。
偶想Drop時代からの推しメン・みや子ちゃんが結成した新グループ。メンバーはそれぞれファッションアイコンとなりうる個性派揃い。妖艶な和テイストを全面に押し出したレトロ・フューチャー・ワールドは“日の丸レッド”を担当するみや子ちゃんにピッタリ。2021年10月12日(火)渋谷MilkywayでHINAGIKU.単独始動公演「開花宣言」を開催する。無料チケット(要予約)もあるので、ぜひ目撃しに来てほしい。正真正銘「古参」になれるチャンス!チケット販売中(TIGET)▷http://tiget.net/events/146788
https://hinagikuofficial.amebaownd.com/

HINAGIKU. '雛菊' Offcial Music Video



●MAD JAMIE


【KAWAIIはFxxK!!かわいくないから、してきた事がある かわいいヤツには歌えない歌】バンド全開のサウンドにエモーショナルなLyric,Pretty Fxxkな5人が歌う激情型IDOL PUNKROCK。メンバーは感情線あくび、ハレン・チユキ、榮倉ウニ、鈴木ルナチ、サキ・パニョールの5人。
爆裂女子やMalcolm Mask McLaren(MMM)の現場でいつも激しいモッシュの中心にいたパンク好きなA氏が推している新グループ。ストリート系ファッションとメロコア風バンドサウンドはまさにプリンセスプリンセスやSHOW-YA以来のガールズロック。ポジティブなメッセージで盛り上がるライヴが目に浮かぶ。
https://mad-jamie.com/

MAD JAMIE - クルソダ【OFFICIAL MUSIC VIDEO】



●I MY ME MINE


パレードをコンセプトに人の心をワクワクさせるアイドルグループ。グループ名の「I MY ME MINE」には「私は私、自分らしく」という意味を持たせている。2021年6月16日 神田明神ホールにてデビュー。メンバーは音海ゆうな、鈴永りさ、高槻あいの、早瀬ゆい、本多しおり、百千もね、雪白ひなの7人。
爆裂女子や2021年8月7日に活動休止したTHE BANANA MONKEYSのヲタクだったB氏の現在の推しグループ。元夢幻クレッシェンドのメンバー3人を含み、6人がアイドル経験者。ルックス的にはキラキラ系だが、サウンドはスピード感のあるエレクトロロック。メンバーカラーが決まっているのでサイリウム現場が楽しそう。
https://imymemine.bitfan.id/

「I MY ME MINE」Teaser Movie



●1/fキュレーション


「かわいいファンク」をコンセプトとしたアイドルグループ。 1/fという心地のよい揺らぎは、「かわいいファンク」 であると位置づけそれをキュレーション(収集)するために 日々活動する。プログレッシブアイドル、XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム/通称キスエク)の妹グループとして2021年1月にデビュー。メンバーは星染朔、花揺えね、桃瀬せなの3人。
キスエクのファンでもあるC氏が推す全員10代の新グループ。ファンクもプログレ同様コアなジャンルであるが、アイドル界にはファンクを取り入れたグループは少なくないので、キスエクほどニッチなイメージはないかもしれない。今後どのように他のグループと差別化していくのかが楽しみ。11月6日(土) 1/fキュレーション生バンドライブ「Please, Please, Please」を小岩オルフェウスにて開催する。元ネタはジェームス・ブラウンか?JKが歌うJBなら面白そう!
https://www.1fcuration.com/

Tiny Heavies (ver.1) / 1/fキュレーション



POPPiNG EMO(ポッピングエモ)


ポップな世界観に"激エモ"爆裂サウンドを武器に活動する期待のサブカル系アイドル。ナーナ・ポップ、エモーショナ・ル・ルカ、193R(イクミライダー)、サヤカロスの4人で2020年7月から活動。サウンドプロデューサーは今話題のアーティストを多数手掛けているSCRAMBLESの井口イチロウが務める。
ヲタク兼カメラマンとしてロック系アイドル現場に出没するD氏のお気に入り。元々は2017年にポップ担当・ナーナ・ポップと、エモ担当・リエモにより結成された2人組ダンス&ボーカルユニットだったという。4人組の新体制で第一波コロナ禍直後にデビューして以来、1年3か月の間にミュージックビデオを13曲も発表しているという驚異的な活動ぶり。BiSやBiSHの流れを汲む泣きのパンクナンバーはメジャー感があるし、タータンチェックの衣装が一時期の爆裂女子を思わせて個人的にもエモい。
https://www.poppingemo.net/

【NEW MV】POPPiNG EMO / Brand new sky



SHOCKiNG EGO(ショキエゴ)


姉妹グループ【POPPiNG EMO】のハイクオリティな楽曲をカバーする5人組ユニット【SHOCKiNG EGO】。「光」と「影」を操る変異型二面性アイドル。メンバーはキャプテン・ミサト、サキ・ザ・ショック、サヤカスター、Yui Pod-Pro、ウトミヅキングの5人。
ポピエモをググっていて見つけた姉妹グループ。デビューはポピエモ新体制と同じ2020年7月らしい。「衝撃的な自我」を意味するグループ名は過激だが、イメージは反対にポピエモよりもアイドル寄りのKAWAII路線。なお、所属事務所O-keyには、ポピエモのナーナ・ポップがプロデュースするアイドルNAP-Natural Another People-も所属し、さらに10月15日に新グループSUPER REPLiCA (スーパー レプリカ)がデビューするという。今後のアイドルシーンの台風の目になるかもしれない。要注目である。
https://www.shockingego.net/

【MV】SHOCKiNG EGO / Colorful



●MIDNIGHT LITTLE GORILLA ちびゴリラ


めろん畑a go goが所属するGollipop Recordから2021年1月24日に登場した新生マスクドアイドル。メンバーは皆野うさこ、やわらぎめんま、玖月琴美 の3人で、同じ事務所のThe Grateful a MogAAAz(モガーズ)やRUNAMENを兼任する。80~90sアニメソングのカバーをレパートリーとする。ゴリラのマスクがトレードマーク。
爆裂女子やネクロ魔からめろん畑a go goへ流れたヲタクは数多い。2019年に姉妹ユニットとしてモガーズがデビュー、めろん畑との兼任メンバーもいて、現場の一体感が生まれた。めろん畑がサイコビリー、モガーズがニューウェイヴ&ビートパンクとどちらもロック寄りなので、もっと和めるパフォーマンスが出来るユニットとしてちびゴリラが生まれたのではないだろうか。着ぐるみアイドルはなんとなく新鮮だし、耳馴染みのあるアニソンをやってくれそうなので、ぜひ観てみたいものだ。



地下アイドル
お楽しみは
終わらない

●チャぺの泉fromでんぱ組.inc


でんぱ組.incの藤咲彩音、愛川こずえ、小鳩りあの三人で結成されたスピンオフ・ユニット。初心に立ち返って秋葉原から古き良きでんぱ曲をお届けしていくというコンセプトのもと、現在のでんぱ組がやらないレア曲を披露するとともに、初のオリジナル楽曲として初期のでんぱ組.incを彷彿とさせる電波ソング調の「愛♡舞☆ミライ!」を発表した。
えいたそこと成瀬瑛美が卒業に伴い、10人組の新体制になったでんぱ組は、メンバーそれぞれのソロや別ユニットの活動が活発になり、これまで以上にワクテカな魅力を増している。特に新たな推しメン・小鳩りあが参加するチャペの泉は、筆者がでんぱ組にハマるきっかけになった電波ソングを復活させてくれた胸熱すぎるユニット。もしかしたらでんぱ組よりも好きかも、などと身も蓋もないことを口走りそうになる。「地上とか地下とか関係ねえ、好きなアイドルは好きなんだ!」と大声で叫びながら、今ここから走り出すことにしよう。

チャペの泉 from でんぱ組.inc「愛♡舞☆ミライ!」Music Video






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【地下ジャズDiscReview】『第四世界四重奏団/ 1975』~ミッション・オブ・バーマ&デストロイ・オール・モンスターズへ繋がる幻の実験即興ユニットの発掘音源

2021年10月06日 01時28分16秒 | ネコ動画


The Fourth World Quartet / 1975
CD/DL: Cuneiform Records

Benjamin R. Miller: electric guitar, alto saxophone, composition
Laurence B. Miller: bass clarinet, composition
Roger C. Miller: piano, percussion, composition
Jack Waterstone: alto saxophone, composition

1. Reverse Coil Distinction 04:06
2. Pompeii 08:29
3. The Transformation of Oz 02:54
4. Alone in Allendale 03:11
5. Glanmane 01:36
6. Journey to Bubbleland 04:53
7. Winter's Dream 07:13
8. Bubble on a Stem 04:37
9. Tnoona 06:56
10. Ambrosia Triangle 05:18
11. Renard the Fox 01:30

Recorded March 1975 at Thomas Jefferson College, Allendale, Michigan. Recording engineer: Rick Scott on a Braun tape recorder.
Mastered by Ian Beabout, ShedSounds Studio.

Bandcamp

オルタナロックのバックグラウンドに実験/即興音楽がある事を実証する貴重な発掘音源
ローレンス、ベンジャミン、ロジャーのミラー3兄弟は、ミシガン州アン・アーバーで生まれ、60年代後半のサマー・オブ・ラヴの時代に多感な時期を過ごした。フリーフォームのロック・インプロに興味を持ち、1969年に最初の全曲オリジナルのガレージ・サイケ・バンド「Sproton Layer」を結成した。その頃の彼らは昼間は無料コンサートでMC5を観て、夜はミシガン大学のニュー・ミュージック学部へ潜り込んでシュトックハウゼンを聴く、といった生活を送っていた。

Sproton Layer - With Magnetic Fields Disrupted [Full Album]

Sproton Layer:
Roger Miller - bass guitar, lead vocals
Ben Miller - lead guitar, vocals
Larry Miller - drums
Harold Kirchen - trumpet

1975年、3兄弟は小さなアートスクールに通うことになった。フリー・インプロヴィゼーション、クラシック音楽、ジャズへの興味が共通するスクール・メイトのジャック・ウォーターストーンとの出会いから「第四世界四重奏団 The Fourth World Quartet」が結成された。メンバー全員が作曲をして、完全にスコア化された作品からグラフィックスコアまで多岐にわたった。ローレンスはアート・アンサンブル・オブ・シカゴの「トゥヌーナ Tnoona」(『Fanfare for the Warriors』(1973)に収録)を、ロジャーはイーゴリ・ストラヴィンスキーのミニオペラ「狐(Renard the Fox)」のメインテーマを、それぞれグループのために編曲した。音楽の境界は大きく開かれていた。数か月間の活動の中で集中力と創作意欲を発揮した証が11曲の未発表曲からなるアルバム『1975』である。
.
The Fourth World Quartet - The Transformation of Oz (Official Audio)


活動期間はとても短く、ライヴコンサートは2回だけだったが、未来へのつながりがたくさんあった。ここには、後にロジャーが結成したバンド「Birdsongs of the Mesozoic」の1983年の1stアルバムに収録されることになる曲が2曲含まれている。

1977年にパンクロックが流行すると、ローレンスとベンジャミはロックの原点に立ち返り、ストゥージズのロン・アシュトンやMC5のマイケル・デイビスらが所属するデトロイトのパンクバンド「デストロイ・オール・モンスターズ Destroy All Monsters」に参加した。

Destroy All Monsters - Bored (single 1979)


ロジャーは1979年にボストンで「ミッション・オブ・バーマ Mission Of Burma」を結成し、インディーロック・ムーブメントに大きな影響を与えた。

Mission of Burma - Live @ Bradford Hotel Ballroom (Afternoon Set), Boston, MA 3/12/1983


即興は
オルタナティブの
裏の裏

ロジャー・ミラーが1998年にキーボードで加入したAlloy Orchestraはサイレント映画に新たに音楽を付ける活動を行っている実験精神旺盛なプロジェクトである。

Alloy Orchestra with NOSFERATU




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今ここから走り出すアイドルに捧げる『RUN! RUN! RUN!』~ヴェルヴェッツ/ザ・フー/スライ/シュープリームス/ジェスチャーズ/大槻マキ/ギターウルフ

2021年10月05日 01時51分43秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2018年1月7日に渋谷Milkywayでデビューしたパンクロックアイドル爆裂女子-BURST GIRL-が2021年10月3日に解散し3年9か月の活動に幕を下ろした。筆者にとっては前身の偶想Drop時代から数えると約4年8か月という長い期間推してきたグループであり、昨年12月に推しメンバー都子の突然の解雇という大事件があったにも関わらず、グループとして推す気持ちに変化はなかった。コロナ禍以降はそれまでのモッシュやダイヴを伴なう激しいライヴが出来なくなった分、パフォーマンスで魅せるステージを展開してきたが、ついに4人のメンバーはそれぞれ別の道へ進むことを決意した。

9月28日に新宿ロフトで開催された最終ライヴ「爆裂大解散」ではMC無しで全レパートリー18曲を一気に披露。ありがとうの言葉しかない潔いステージを見せた。そして解散当日10月3日のYouTube配信はメンバーのトークという予想を大きく裏切り、お台場を50分間ひたすら走り続け、最後にデビュー曲「GREAT FXXKING MY WORLD」の路上パフォーマンスで締めるという清々しいエンディングを迎えた。♬この素晴らしきくそったれの世界を / Great Fucking My World / 今ここから走り出すよ♬という歌詞になぞらえて、解散は終わりではなく、新しいはじまりである、というメッセージを届けてくれたのである。

FXXKING BURST


今ここから走り出す4人のメンバー、新グループHINAGIKU.のデビュー・ライヴを控えるみや子ちゃん、それぞれの活動をする元メンバー。走り続けるすべてのアイドルに「RUN! RUN! RUN!(走れ!走れ!走れ!)」という曲を捧げたい。なお英語のRUNには「逃げる」という意味もあるから、がむしゃらに走ることに疲れたら、方向を変えて逃げてもいいんだよ。

●ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/ラン・ラン・ラン The Velvet Underground / Run Run Run


1967年にアンディー・ウォーホルのプロデュースでデビューしたヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー作『Velvet Underground & Nico』に収録。ドラッグやSMなどをテーマにした文学的な歌詞、前衛的・実験的なサウンドで後のロックに大きな影響を与えたVUが歌う「RUN RUN RUN」は死への疾走のように聴こえる。くそったれな世界で生きるには表だけではなく裏の世界を知ることも必要なのである。

The Velvet Underground - Run Run Run



●ザ・フー/ラン・ラン・ラン The Who / Run Run Run


ブリティッシュ・ロックの象徴的バンド、ザ・フーの2ndアルバム『クイック・ワン』(1966)の1曲目に収録。モッズのアイドルとしてデビューしたザ・フーがより幅広い人気を獲得しつつあった時期ではあるが、「RUN RUN RUN」は大人への反抗を歌った「マイ・ジェネレーション」に似た粗削りなR&Bナンバー。青臭いと言われても、いつまでも反抗心を忘れてはいけないね。

Run Run Run - The Who



●ザ・シュープリームス/ラン・ラン・ラン The Supremes / Run, Run, Run


ブラック・ミュージックの大スター、ダイアナ・ロスが在籍していたガールズ・グループ、ザ・シュープリームスの2ndアルバム『Where Did Our Love Go(愛はどこへ行ったの)』(1964)に収録。シングル曲が3曲連続で全米No.1ヒットを獲得し、シュープリームスを大ブレイクに導き、モータウン黄金時代のきっかけになった。「Run, Run, Run」も典型的なモータウン・サウンドでソウル・ミュージックの楽しさに満ちている。いつも笑顔で心に歓びを持って生きていこう。

The Supremes - Run, Run, Run [Remastered]



●スライ&ザ・ファミリー・ストーン/ラン・ラン・ラン Sly &The Family Stone / Run, Run, Run


6~70年代ソウル/ファンクの代表的シンガー&プロデューサーのスライ・ストーン率いるスライ&ザ・ファミリー・ストーンのデビュー・アルバム『Whole New Thing(新しい世界)』(1967)に収録。60年代後半、まだ白人中心だったロック・フェスティバルで多大な人気を集めた彼らの原点ともいえるファンキーなスタイルにはブラック・ミュージックのソウル(魂)が宿っている。アイドルのソウル(魂)も消えることはないだろう。

SLY & THE FAMILY STONE - Run, Run, Run



●ザ・ジェスチャーズ/ラン・ラン・ラン The Gestures / Run, Run, Run


60年代半ばアメリカ各地に生まれたガレージ・パンク・バンドの典型。ミネソタ州の田舎町マンカトー出身の平均年齢16歳のティーンエイジャーバンド、ザ・ジェスチャーズが1964年にリリースした唯一のシングルが「ラン・ラン・ラン」。地元ではTOP10に入るヒットになったが、このシングル1枚だけで消えて行った。筆者は80年代に60年代コンピレーションLP『Pebbles』でこの曲を知って以来、最高のガレージパンク曲として愛聴してきた。最近知ったのだが、60年代当時この曲が日本でリリースされ、内田裕也が日本語カバーを発表したという。それを現代のガールズガレージバンド、ザ・ハイマーツがカバーするという奇跡。最高の曲は時代を超えて歌い継がれていく。爆裂女子の曲も生き続けていってほしい。

ジェスチャーズ ラン・ラン・ラン 1965 / Run, Run, Run


内田裕也 ラン・ラン・ラン 1965 / Run Run Run


The Highmarts - ラン・ラン・ラン (Run Run Run)



●大槻真希 / RUN! RUN! RUN!


現在は大槻マキとして活動する女性シンガー、大槻真希が2000年にリリースしたサード・シングル。フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』のエンディングテーマに起用され、自身最大のヒット曲となった。同年の1stアルバム『ROCK’N ROLL LOVE LETTER』に収録。プロデュースは80年代バンドブームを代表するビート・パンク・バンド、JUN SKY WALKER(S)のギタリスト森純太。ストレートなビートと分厚いギターが燃えるパンク・スピリットを感じさせる。最強で最狂のパンクロックアイドル爆裂女子は解散しても、パンク・スピリットはメンバーの心の中で燃え続けることだろう。

[MV] Maki Otsuki - RUN! RUN! RUN



●ギターウルフ / ラン・ウルフ・ラン Guitar Wolf / Run Wolf Run


世界で人気を誇るロッケンロールトリオ、ギターウルフが1994年にリリースした2ndアルバム『ラン・ウルフ・ラン』。トレードマークは革ジャン、皮パン、サングラス。一貫して3コードを基本としたシンプルなロックナンバーを、爆音一発録りでレコーディング。そのスタイルを1987年の結成時から34年にわたって貫いている稀有な存在。頑固なまでに信念を貫きとおすこと、ロックンローラーでもアイドルでもそれが最大の武器に違いない。

Run Wolf Run


走り出す
マイク握って
準備OK

爆裂女子-BURST GIRL- / GREAT FXXKING MY WORLD【OFFICIAL MUSIC VIDEO】


爆裂女子の曲を歌い継ぐため爆団バンドは活動を続けます。



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【JazzTokyo#282更新】『ミュージシャン (Mujician) / 10 10 10』キース・ティペット+トニー・レヴィン+ポール・ロジャーズ+ポール・ダンモールの最終作 

2021年10月03日 23時20分29秒 | ネコ動画

Photo by Franscisco Martinelli

音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が更新された。カバー・ストーリーは「パット・マルティーノ」と「追悼ジョージ・ウィーン」。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●Mujician /10 10 10

#2127 『Mujician / 10 10 10』『ミュージシャン / 10 10 10』

英国ジャズの魔術的音楽家カルテットの遺作。
伝統的な英国の風土と自由で多面的な音楽経験に支えられた4人の“ミュージシャン≒マジシャン”の表現の前では、Free MusicやNon-Idiomatic Improvisationといった鹿爪らしいお題目は忘却の彼方へ消え去ってしまう。

Mujician - "10 10 10" [excerpt] from '10 10 10' (Cuneiform Records)


2013年と2015年にキース・ティペットの来日公演を観た。彼が「Mujician」として80年代に始めたソロ演奏の実演で、木製ブロックや玩具を使ったピアノ内部奏法による不思議な音響が面白かった。プリペアド・ピアノとも呼ばれる内部奏法は、今年6月28日に亡くなったジャズピアニスト、バートン・グリーンも得意としていた。二人の間に交流があったかどうかは分からないが、筆者が敬愛する英米2大即興ピアニストがどちらも異端プレイを世に問うたことは偶然ではない。そんな異端美学の実践者が二人も天に召されてしまったことは、浮世にとっては大きな損失だが、天上変態音楽愛好界では大いに祝福されているかもしれない。二人のコラボを聴きたければ、やはり霊媒師に頼むしかないのだろうか。

Burton Greene / Silke Röllig Duo: "Space Is Still the Place"


Keith Tippett - Mujician


キース&バートン
プリペアド・ピアノ・デュオ
イン・ヘヴン

A Celebration of Keith Tippett


レビュー掲載とシンクロしたのだろうか、10月1日・2日に生誕地であり、本作がレコーディングされた街ブリストルで、キース・ティペット追悼コンサートが開催された。本作に参加したPaul DunmallとPaul Rogersの他にKevin Figes, Julie Tippetts, Theo May, Matthew Bourneなど38人のミュージシャンが参加し10組のバンドが出演、ティペットの偉業を称えたという。

Keith Tippett Celebration Event October 2021




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【地下アイドルへの招待】バイオリン女子に萌ゆ~小嶋りん(キスエク)/kurumi(アイオケ)/RiO(ex-RY's)/高岡薫(AKB48)/JILL(あんきも)

2021年10月03日 01時06分18秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


10年前に地下アイドルにハマる以前はバンド女子に萌えていた筆者だが、最近はギターやドラムよりクラシカルな楽器を弾く女子に惹かれる傾向がある。サックスやフルートなどの管楽器もいいが、今一番気になるのはバイオリン。ピアノの稽古に飽きたお嬢さまが次に習う楽器はバイオリンが似合う。かつては本気でやろうとすると何千万の高額な楽器を手に入れる必要があったが、エレクトリック・バイオリンの普及で身近な楽器になった。クラシック界では昔から美人バイオリニストが脚光を浴びてきたが、今やアイドル界にも美少女バイオリニストが求められる時代が到来した。そんな実力と美貌を備えたバイオリン女子を紹介しよう。

●小嶋りん(XOXO EXTREME)


筆頭は筆者の推しメン、プログレッシブ・アイドルXOXO EXTREME(キスエク)のりんりんこと小嶋りん。桐朋学園高校・大学バイオリン科出身で絶対音感の持ち主でもある。以前から生誕ライブ等でバイオリンを披露することはあっても、あくまで余技という印象だったが、昨年ギターレスロックバンドre-in.Carnation(リンカネ)に参加したことをきっかけにバイオリンへのモチベーションが高まったという。今年8月14日の生誕ライブでは、キスエク(歌と踊り)の他に、バイオリンでリンカネと、サエキけんぞう率いるジョリッツにフル出演、さらにみんなのこどもちゃん(しなもん)、MANACLEと各1曲コラボ、という八面六臂の活躍を見せた。その後もアイドルグループmomograciのワンマン公演にゲスト出演するなど活動の場が広がりそう。2021年春頃から全開したお嬢様キャラと相まって、優雅さと創造性に満ちたばいおりんりんのプレイがアイドルシーンを面白くするに違いない。

re-in.Carnation ー2021.8.14 小嶋りん生誕ライブ「今宵、オルフェウス邸へご招待致しますわ」小岩オルフェウス



●kurumi(アイオケ)


「歌と本物の演奏とダンスを融合したアイドルグループ」として活動する8人組ユニット。2014年に結成された声優ユニット、キャンディボイスを前身とし、アイドルオーケストラRY's~RY'sと名称が変わり、2020年7月23日に新体制となり、現在はアイオケ名義で活動している。アイドルとクラシック音楽を融合した楽曲が特徴で、イントロや間奏などにクラシックの名曲が組み込まれているものが多い。ファンの総称は楽団員。バイオリン担当のkurumiは音大を首席で卒業したプロのバイオリン奏者である。フルートとキーボードも参加した華やかなパフォーマンスは一度生で観たいものだ。

『革命のベルを鳴らせ』music video



●踊るヴァイオリニストRiO(ex-RY's)


アイオケの前身ユニットRY's(リィーズ)でRIO / 荻原理緒として活動中の2018年1月に踊るヴァイオリニストRiOとしてソロ・デビュー。デビューシングルがオリコン インディーズウィークリーチャート6位。 2019年4月14日、RY‘sを卒業し、ソロヴァイオリニストとしての 活動に専念している。現在の活動はアイドル現場ではないが、 モデル並みのスタイルとルックスで大胆に踊りながら弾く姿がヲタク心を刺激する。物販でチェキとか撮れるのだろうか。

RiO「Monochrome Ruins」MV



●JILL(Unlucky Morpheus)


アイドルではないが、ヴィジュアル系ヘヴィメタルバンド、Unlucky Morpheus(あんきも)のJILLは東京藝術大学出身で国内外のコンクールにて多くの受賞経験を誇るバイオリン奏者。バンド内ユニットQUADRATUM From Unlucky Morpheusでヘヴィメタルのカバーをしているのがカッコイイ。他にケミストリーやJUJUなど数多くのJ-POPアーティストと共演する実力派だが、なんといってもゴスロリファッションとキュートなルックスがヲタク心をくすぐる。物販でチェキとか撮れるのだろうか(そればっかり)。

【Cover】Yngwie Malmsteen - Far Beyond The Sun (Violin Cover)



●高岡薫(AKB48チーム8/ザ・エイトルズ)


AKB48チーム8のメンバーで結成されたバンド形式のイベント限定ユニット、ザ・エイトルズ(THE EIGHTLES!!)でバイオリンを弾くのが愛媛県出身の高岡薫。ニックネームはかおるんば。子供の頃にバイオリンを習っていたらしい。AKBグループについては全く知識がないので人気のほどは分からないが、他の楽器(特にギター)のメンバーがかなりたどたどしいのに比べて、彼女の余裕のあるバイオリン・プレイが頼もしい(それ以上に暴走気味のドラムが凄い)。

Intro+Rock da yo,Jinsei waロックだよ、人生は・・・(band ver.)-The Eightlesザ・エイトルズ|Team 8 3rd Anniversary Concert


バイオリン
魔性の魅力に
メロメロン



8月末に開催された「アイドルと芸術展」に小嶋りんちゃんが出品した作品「初めて作曲したメロディー」(複製版)のバイオリンソロ音源に演奏を加えて二次創作しました。推しのアイドルとバーチャルコラボできてヲタク冥利に尽きます。ありがとう!

終末の冒険譚/小嶋りん & ひろミサ



ウレイノアルセカイ/小嶋りん & ひろミサ




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