今日も相変わらずの暑さですが、お日様出てないだけ昨日に比べるとかなり、過しやすい
DAは緊急ゴルフで(前日の夜、お誘いあるのですよwww当日朝のことも)
で・・・私は先日、HEROを観に行った時の予告編で気になっていた『THE WHALES OF AUGUST 8月の鯨』を鑑賞に
ストーリー(wikipediaより)
サラとリビーの姉妹は60年来、夏ごとにメイン川の小さな島にあるサラの別荘にやって来る。8月になると入江に鯨が来るので、少女の頃、よく鯨を見に駆けていったものだった。リビーは、第1次世界大戦でサラの若い夫が死んだ時、サラの面倒をみたが、リビーは病のため目が不自由になり、今度はサラが2人の責任をもつことになる。リビーは徐々にわがままになり、言葉にトゲが出る。他人に依存しなければ生きてゆけない自分に腹を立てていた。別荘には幼馴染みのティシャや修理工のヨシュア、近くに住むロシア移民のマラノフらが訪ねてくるがリビーは無関心を装う。ある日、マラノフが釣った魚を持ってくる。サラは「魚をさばいてくださるならご招待しますわ」とマラノフを夕食に呼ぶと、スーツを着て花を摘んできてくれた。リビーは「あの人の魚なんかドブ臭いわ」と言って拒否。こんないさかいで、料理はちょっと失敗だったが、お互いの昔話に2人は時がたつのを忘れた。だがマラノフは、リビーのトゲのある言葉に傷つき、腰をあげる。サラは姉のことを詫び、「貴方は1人かも知れないけれど、自由でうらやましいわ」というと、貴方はロマンチストだと笑ってマラノフは帰っていった。リビーは何よりもサラが去って一人ぼっちになることを恐れていた。やがて彼女はヨシュアが勧めていた、大きな窓を別荘の居間の壁に取り付けることを認め、自分の思いをサラに届けようとした。そして再び鯨を見ることを夢見ながらの彼女たちの暮らしは続いていく。
1987年アメリカ作品です(28年前)久しぶりに名画に出合いました。穏やかで心温まる作品です。島の景色も素晴らしく、セーラー役のリリアン・ギッシュ93歳をはじめ、リビー(姉役)の79歳、出演している5名全員が70後半で味のある演技、人生を知り尽くしている者どうしの会話も心に響くものでした。ゆっくりはっきりした英語も聞きやすく英会話教材にしたいと思いました(笑)
マラノフが海岸で会ったティシャに「今日もお美しい」と挨拶すると「私の遺言書を見たらきっとびっくりなさるわ!」セーラーの家で再会したとき「先程、お会いしたときより更にお美しい!」「私の遺言書を見たら、さっきよりもっとびっくりなさるわ」と切り返してくる(これは使えるフレーズだわww)
見晴らし窓をつけたいセーラーは姉の「こんな歳になって新しいことをするなんて!」の言葉で諦めてしまうのだが、最後に妹の対する反省と感謝の思いを届けようと修理工のヨシュアに依頼するシーンでは、セーラーの満面にじわ~っと広がる幸せそうな笑み、90過ぎてこんな演技が出来るのか!びっくりしました。歳をとっても新しいことに挑戦する私でありたいと思いました(こらこら) 大工のヨシュアも大きな音でドアを閉めたり、ガシャーンと道具箱を落としたりと、いい意味でショック与えてましたねww
妹に見捨てられるかもしれない不安に駆られ「セーラーセーラー」と呼び続けるリビー、「ママーママ ー」と叫んでいた義母と重なり涙が出ました
お昼は冷麺を食べたくなって若宮の中華店で一人ランチ、相変わらず満員のお店でした