<3月の鑑賞予定映画>
レッスンを始める前に1~2分程度ですが、生徒さんとお話タイムを作るように
心がけています。
学校のこと、部活のことなどを聞き、今日の精神具合・元気具合を見るためです。
Rちゃん(小2)の導入会話でこんなやりとりがありました。
この日、Rちゃんの学年は授業参観でした。
NAO:「今日の授業参観は、なんの科目だったの?」
Rちゃん:「命の勉強だった。そこで、みんなの前で発表したの」
NAO:「へぇ!どんな発表したの」
Rちゃん:「あのね、自分で最近“できるようになった”と思ったこと」
NAO:「どんなことが出来るようになったの?」
Rちゃん:「ピアノが弾けるようになったってこと話したの」
NAO:「えっ!そうなの!わぁ~それは、先生嬉しいな!
そうだよね。去年から始めて、音符も読めるようになったし
両手で弾けるようになったものね」
Rちゃん:「うん。だから話たの」
NAO:「そうか。ピアノのこと話してくれたんだね。先生、素直に嬉しいよ。
とりあげてくれてありがとね!」
いやぁ~これは嬉しかったですね。
「できる」に、ピアノのことを思い出してくれやだなんて、講師冥利に尽きます。
当然、この日のレッスンは、はりきっちゃいました!
さらに終盤ではこんなやりとりが。
「ピアノランド1巻」で、“まほうつかいのよる”という曲を新たにみてくることに。
NAO:「まほうつかいですって。ハリー・ポッターみたいに使えたらいいよね~。
Rちゃんが魔法使いだったら、どんなことに使ってみたい?」
Rちゃん:「う~ん・・・・・(しばし考える)世の中を平和にする」
NAO:「ほぅ!例えば?」
Rちゃん:「事故とか事件とかが起こりそうになったら、その前にえい!って
止めるの。そうしたら、なにもおこらないですむから」
NAO:「へぇ~Rちゃん、まだ2年生なのに、そんなすごいこと考えてるんだ。
先生は、自分のスタイルを変えちゃう、とか自分のことしか考えない
魔法ばかり考えてたよ。
人のために使う魔法をRちゃんは考えたんだね。
すごいね~Rちゃん、先生よりしっかりしてるよ。えらいえらい」
Rちゃん:「へへっ (照れ笑い)」
NAO:「じゃあ、そんなやさしい気持ちで、この曲も弾いてこれるかな?」
Rちゃん:「うん。がんばってみる」
すごいですね~「平和」という言葉が出てくるなんて思いもしませんでした。
子どもの感性ってすごい。
私の考えは、なんてちっぽけなんでしょう。
この日のレッスンは、私もニコニコ、Rちゃんもニコニコ笑顔の時間でした。
娘が「塾の模試で、国語が平均点より上だった」と喜んで話してくれたのに、
私は「たった○点で喜んでるの?」
と発言してしまったので、それから大喧嘩に発展してしまいました。
娘:「褒めてくれると思ったのに!私だってこれでも頑張ってるのに!」
あ~コーチングやってるのに、言ってはいけない言葉を言ってしまいました。
娘はコーチングで言うと、「言語感覚」。
結果より、プロセスの方を褒めてもらいたいタイプです。
娘としては、平均点よりちょっと上の点数であっても、前回よりはよかったのだから
それはそれとして認めて欲しかったんです。
それを私は否定して、「もっともっと」と要求めいた言葉を言ってしまったため
娘は泣いて抵抗したわけです。
深く反省。
もちろん、その後は私も悪いところは謝り、娘も泣き止んでくれ
「おやすみ」と一件落着。
10日にまた模試があるため、「前回より1点でも多い点数をとる」と自分自身で
目標をたてました。
それまでは、あまり口うるさく言わないよう、見守りたいと思います。
はてさて、私はガマンできるのかどうか?
私もそれを目標にして、過ごしたいと思います。
はぁ~子育てって難しいっ!