登米の図書館借りた湯浅誠著『反貧困』を読み始めて気付いたのは、この本は、登米市で買ってくれた本ではないことだった。本の底に蔵王町図書館の判子が押してあったのだ。蔵王町は、仙台の北にある登米と、仙台を挟んで南側に約100キロメートル離れている。そこから借りたのだ。その本を送るのにどういう仕組みか分からないが、100キロ先から届けられるのに2週間かかったのだいうことである。宮城県は市町村間で本を融通し合う貸し出し網の仕組みが出来ているのだ。前回、万葉集を借りたときも、県図書館の本を約2週間かかって借りられた。これなら、どんな本でも禁帯出以外なら欲しい本は借りられるかもしれない。
それにしても740円の本を100キロも運んでもらうのでは、運賃のほうが高いのではないか。あるいは、金のかからない図書館同士の輸送方法があるのかもしれない。登米市の図書館に買う予算もないのかもせれない。
それにしても740円の本を100キロも運んでもらうのでは、運賃のほうが高いのではないか。あるいは、金のかからない図書館同士の輸送方法があるのかもしれない。登米市の図書館に買う予算もないのかもせれない。