一度は女神湖のバス撲滅運動を見てみたい」という事で、まずは、湖を一周。おうおう、結構な人じゃねーか!。さてさて、やってみるか。エントリー料を2人分払って、釣り開始だ。
「大体バスマンを集めてバスを釣らせているのに入漁料を取るっというのはどういう事だ!」とブツブツ言ってカミサンのタックルを作って、ワームを付けて、入ろうとするが、目ぼしい処は人が入っていて、なかなか入る場所がないじゃないか。(もっと、ブツブツ)
向こうに見える木の裏にもずーっと、釣り人がいるのだよ。よく見ると場所移動している奴らが、ビニール袋に何匹かバスを入れて、歩いているぞ。当然中のバス君たちは既に、お陀仏になってしまっている。
「こいつら、なってないぞ!、バスマンの風上にもおけない奴らだ。ふん!。針はそんなもらった袋なんか、車の中に置いてきたぜ。釣ったらその場で、リリースするからだ。
お前等、バス釣り止めちゃえよ!。
で、やっと入ってすぐにかみさん、コバッチュ、ゲットだ。針はフックを外して、湖にポチャンとリリースだ。針もダンクで一匹ゲット。
隣にいる若夫婦さん達は「ギョ」っとしてこっちを見ているぞ。「ウルセーゼ」 「お前等もリリースしろってんだ。」
バス達はワカサギを追っかけきれないで、結局、子バスを共食いしているのを知らないのか。10匹中8匹は淘汰されて、死んじゃうんだよ。
まだまだ、釣ってどんどんリリースしようと思っていたら、時合が過ぎてしまったのか、当たりも出ない。動こうと(場所移動だよ)思うのだが、皆、場所をキープしているので、場所移動が出来ないよ。
こんな釣りなんかやりたくないぞ。3時から6時と時間が決まっているので、カードを返しに行く事になった。「釣ったバスは?」なんて聞かれて「一匹も釣れませんでした」なんて皆のいるところで答えられないですからね。「うそだってバレっちゃう」あはは!。
受付の桟橋の所に帰ってくると、釣りを知らなさそうな親爺が一人!。他に人がいないぞ。「シメシメ、カード返してサッサト帰っちゃおう」すると、親爺さん「あれれ、もう止めちゃうの?」「う~ん、人が多くて入る所が無くてね。それにプラグの釣りだからなかなか釣れなくて」「それに、もう東京に帰らなくちゃならないからね」と、もっと、大嘘ブッコイテ、カードを返しましたぞね。がはは。
これじゃ、明日の朝の釣りもしたくなくなったもんね。明日のエントリー代は1000円だと聞いているしね。
立科町の町議員のオバサンがバスが水草に卵を産み付けるからと、水草を皆引っこ抜いた。馬鹿じゃねーの!?。バスは産卵床を作って雄がまもるんだよー。そんな程度知識ですからね、こんな釣り大会を催すんだろうね。
バスを撲滅にするなら、毎日釣りをさせればいなくなっちゃうよ。おっと、これは余計だぞね。