2009年11月の予定

記録編に続きます。既に11月も一週目が終わろうとしていますが、今月に見たい展示などをあげてみました。

展覧会

「大・開港展」 横浜美術館(~11/23)
「肉筆浮世絵と江戸のファッション」 ニューオータニ美術館(~11/23)
「異界の風景 - 東京藝大油画科の現在と美術資料」 東京藝術大学大学美術館(~11/23)
「ベルギー近代絵画のあゆみ」 損保ジャパン東郷青児美術館(~11/29)
「皇室の名宝 - 日本美の華」(第二期) 東京国立博物館(11/12~11/29)
「ロシアの夢 1917-1937」 埼玉県立近代美術館(~12/6)
「特別展 根来」 大倉集古館(~12/13)
「河口龍夫展 - 言葉・時間・生命 - 」 東京国立近代美術館(~12/13)
「セバスチャン・サルガド - アフリカ」 東京都写真美術館(~12/13)
「野間記念館の名品」 講談社野間記念館(~12/20)
「ユートピア - 描かれし夢と楽園」 出光美術館(~12/20)
「ウィリアム・ド・モーガン 艶と色彩」 パナソニック電工汐留ミュージアム(~12/20)
「筆墨の美 水墨画展」(後期展示) 静嘉堂文庫美術館(11/26~12/20)
「ロートレック・コネクション 愛すべき画家をめぐる物語」 Bunkamura ザ・ミュージアム(11/10~12/23)
「清方/Kiyokata ノスタルジア - 名品でたどる 鏑木清方の美の世界 - 」 サントリー美術館(11/18~2010/1/11)
「内藤礼 - すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」 神奈川県立近代美術館鎌倉館(11/14~2010/1/24)
「ターナーから印象派へ 光の中の自然」 府中市美術館(11/14~2010~2/14)

ギャラリー

「シェル美術賞展2009」 代官山ヒルサイドフォーラム(11/11~11/15)
「益村千鶴展」 ニュートロン東京(~11/15)
「さかぎしよしおう展」 GALERIE ANDO(~11/21)
「青木克世 maniera」 ラディウム - レントゲンヴェルケ(~11/28)
「柴田敏雄展」 ZEIT-FOTO SALON(~11/25)/BLD(~11/29)
「土屋仁応 - 夢をたべる獏が夢みる夢」 MEGUMI OGITA GALLERY(11/10~12/5)

コンサート

未定

いつもの如くピックアップするのみで、実際に見に行けないことも多いのですが、今月は特に鎌倉の内藤礼の個展、サントリーで待望の清方展、または府中市美での名画展などに期待したいと思います。

なお何れの展示も関連のトークショーなどが企画されています。以下にメモとして転載します。

【内藤礼展】神奈川県立近代美術館鎌倉館
・「内藤礼氏によるアーティストトーク」
 2010年1月11日(月曜/祝日)午後2時より
・「担当学芸員によるギャラリー・トーク」
 2009年11月23日(月曜/祝日)・12月6日(日曜)・2010年1月17日(日曜) 各回午後2時より

【清方展におけるエデュケーション・プログラム】サントリー美術館
・「最後の絵師・鏑木清方―福富太郎コレクションを中心に」
 講師:山下裕二氏(明治学院大学教授)
 日時:2009年12月5日(土)14:00~15:30
 応募締切:2009年11月21日(土)
・「鏑木清方の魅力 「春雪」を中心に」
 講師:宮崎徹氏(鎌倉市鏑木清方記念美術館主任学芸員)
 日時:2009年12月19日(土)14:00~15:30
 応募締切:2009年12月5日(土)
ともに会場は6階ホール、定員100名、聴講料700円。(別途入館料)他、ワークショップなど各種開催。詳細は公式HPへ。

【ターナーから印象派へ 光の中の自然】府中市美術館
・「講演会 ターナーから印象派へ 光の中の自然」
 日時:2009年11月29日(日曜日)午後2時から午後3時半
 講師:井出洋一郎(当館館長)
・「講演会 イギリスの風景画 ターナーそしてラスキン」
 日時:2010年1月16日(土曜日)午後2時から
 講師:河村錠一郎(じょういちろう)氏(一橋大学言語社会研究科名誉教授)
ともに会場は講座室。費用は無料。申込みは先着60名。当日直接会場にて。他、クリスマスコンサート開催。

なお府中市美術館ではもう一つ、お馴染みの公開制作に登場する超絶技巧の刺繍アーティスト、青山悟にも要注目です。

【青山悟 Labour’s Lab(レイバーズ・ラボ)】
 会期:2009年11月14日(土曜日)から2010年2月14日(日曜日)
 時間:午前10時から午後5時
 休館:月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日(火曜日)、12月24日(木曜日)、12月28日(月曜日)から1月4日(火曜日)、1月12日(火曜日)
 料金:無料
 公開制作日時:12月1日(火曜日)から12月13日(日曜日)午前10時から午後5時
 注記:12月7日(月曜日)は休館日のため公開制作はなし。日程が若干変更となる可能性あり。

なおこちらも関連イベントやアーティストトーク、さらには青山さんに刺繍を学ぶのではなく、青山さんと一緒に刺繍を学ぶという、一風変わったワークショップなども予定されています。あわせて詳細は公式HPまで参照下さい。

秋の大型展では名宝展の第二期がいよいよ来週より始まります。二期は「正倉院展」というネームバリューのある企画も含まれるので、ひょっとすると一期の時よりもさらに大変な人出になるやもしれません。なお周知の通り、(とは言え、名宝展のWEBサイトには掲載されていませんが。)会期初日、11月12日(木)は、天皇陛下御即位20年を記念して入場が無料です。朝から大行列となるのでしょうか。

また無料と言えば、「若手作家の発掘を目的としたシェル美術賞」(DMより引用)も、WEBサイトから観覧券をダウンロードすれば入場料はかかりません。毎年のことですが、ここの入場料システムは謎めいています。

今月はいつも以上にのんびりといきます。それでは宜しくお願いします。
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