「森のようちえん」の今日のテーマは「鮭」です。 鮭の卵を川で守る「石」と鮭が主人公の絵本を読んでから、川に鮭を探しにゆくというストーリーです。
学校のすぐ裏手の一木川をまずは皆で覗きに行きましたが、どうも見つかりません。そうこうしていると・・、大きな鮭を抱えたクマが登場し、「隣の川で見たよ」と教えてくれるのです。ようちえんさんですから、着ぐるみまでになっていないATSのクマにもビックリしていました。 ATS待機中の写真です。
この近辺は本当にクマが生息していますから、クマの怖さも知っておくことも必要ですが、むやみやたらにクマを怖がるようなら、この地域には住むことはできません。 まあ、ようちえんさんですから、ヒグマの生態については大きくなってからとしても、声や音を出したりして歩くことは教えたいものです。
さてさて、肝心の鮭ですが、昨年に続いて今年も遡上は一昨年までに比べて極端に少ないです。 観察することはできましたが、その少なさは「異常」です。地球環境の問題か? 海流の変化か? 河川改修の問題か? 採卵が遡上鮭からではなくて他の地域からもって来た卵で孵化したせいか?
まだまだ 結論は出せませんが・・大いに気になる事態です。
それでも、子ども達と親御さんにとっては 秋のたのしさを体験して頂きました。