中頓別がすすめる「そうや自然学校プロジェクト」をお手伝いしています。YCNが敏音知(ピンネシリ)地区の元小学校の教室を事務所に駐在中。地域に馴染んで農家、学校、病院、観光協会などなどたくさんの方々と知り合いになり、黒松内とは比べものにならないくらいに地域活動を展開しています。このプロジェクト自体に直接役場職員が配置できるための条例まであるのです。
ここでのお仕事は、外からの受け入れ主催の自然体験活動、地域の子ども達対象の事業はもちろんですが、特徴あるものは、健康づくり です。
町立病院のS院長は、森林ウォークを積極的に成人病予防、そして療養にも使おうとする専門家です。全国各地に森林浴をテーマにした体験活動はありますが、お医者さんがコアになっていることでは、全国でも例をみない森林地域です。
そうや自然学校でも、これから次の二つのことをトライします。
一つ目は、食事療法のための地産食材によるレシピの整理
二つ目は、ウォーキングばかりではなく、長期療養滞在者が自分の健康のためばかりではなく、地域にも役立つような「作業」をして運動量を確保することをプログラム化する試みです。
素人でもできる酪農作業、たとえば掃除や配合飼料やりなど・・どのくらいカロリーが消費でいるかを計測するのです。
メタボ対策健康づくりプログラムが自然体験、地域産業体験と医療との連動で形づくれるといいなと思っています。