高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

宿題やってます?

2011-01-07 21:30:24 | プログラム

 本日より6泊7日の子ども活動が始まりました。参加は小学4年生から中学生、高校生が9人、10から50代までのスタッフが9人。合計18人。 長期活動にしてはちょっと人数が少ないのですが、それだけに子ども同士、スタッフと子ども達との親和性がそれこそ大家族で過ごします。

 只今は、スタッフミーティング中。子ども達は宿題をやっている?様子です。

 廊下の消灯9時、寝室の消灯は9時半、「みんなの部屋」という共有室は10時、完全消灯となります。
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年寄りと子どもの関係

2011-01-07 18:12:50 | 主義・主張
(Hさんとのメールのやりとりから・・ちょっと付け足して)

私、歳を取って来て、最近思うんですが・・、

年寄りは孫といなければいけない。
孫は年寄りといなければいけない・・・と。

ま、この時代、核家族化しているので、逆戻りはできませんが、
人類と呼ばれるようになった250万年以上も前から、人類は
ずっと家族、それも爺さん、婆さんと三世代、時には四世代で
一緒に暮らしていたんですね。

一緒に暮らさなくなったなんて、わずかここ、3,40年ばかり
ことなのですね。つまり、東京オリンピック(1964年)前後
から急速に都市への人口集中が始まって、核家族化して来てしま
った・・。

これですね、人類生態学的観点から見ても・・間違ってますね。
本来、子は 家族の中で成長してきたものなんですよ。家族とは
爺さん婆さんがいるということですね。

爺さん婆さんは孫と一緒にいると 刺激を受けて身体も頭も使うし
ボケにくい。知恵も授けるし、時には童心に返れてリフレッシュできる。

孫は、爺さん婆さんから親と違う価値観や行動も自然と影響を受ける。
つまり、多様な社会価値観、人との交流の基礎トレーニングができる。

ですから、現代社会では、自分の実の孫はいつもそばにいなくても、
年寄りは人様の孫にかまう必要が、子の成長のためにあるのです。
そして、 親は身近な、あるいは機会を作っても子どもを、親戚でも
ない爺婆と一緒に過ごさせる時間を作る義務がある・・・。

これが、健全な人類の育て方だと・・・。

はたまた、よーく考えてみると、この2世代以上が関わる子育てというのは、
他の動物には見られない、つまり人類にしかできないのだな。 
ここに、人類が成長発展してきた「生き残り戦略」が生物としてある。

年寄りと子どもが一緒に生活することは、子どもが成長するに必要なこと
なのである・・・と。

(ジェットより・・私の新キャンプネーム)
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ブリザードな一日

2011-01-07 10:57:51 | 日記

ブリザードの中、朝から二時間除雪。おぉ!自走式大型除雪機がやってきた。

今日から7日間の子ども達の冬の宿泊体験活動です。厳冬そのもの・・。
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NPOの評価・・

2011-01-07 00:07:03 | 主義・主張
 う~んと時々うなって頭をひねっています。

 人口が10万人を切った道内の中核都市の行政から「NPO活動がなかなか広まらないのです。活動とその評価方法について、市内のNPOを始めている人達に話して欲しい」というご依頼・・・。

 NPOと言っても、分類しようとすれば、事業型、中間支援型、啓発型、ボランティア型とあるでしょう。担い手が若手、家族持ちで生活費を得なければならない職員を抱える場合、他に本職を持っている人の場合、もう退職され収入には困らない中で活動する人が実施するNPOもあるでしょう。

 事業型の継続性は、職員の人件費を稼がねばなりませんから、経営・マネージメントは中小企業と同じです。しかし、本来の「ミッション・使命」とバランスをどのようにとるかが重大な課題となります。

 最近、どうも行政は、NPOとは、事業型以外の形態、特にボランティア型を想定しているのではないかと思われます。行政用語にもNPOや協働という言葉が当たり前に登場し「新しい公共」が時代のキーワードになっています。

が、行政は私達、事業型NPOの仕事にも、会社のように一般管理費がかかるということを想定していらっしゃらないように感じます。

 今や社会企業・ソーシャルビジネスと言われるものが、収益を上げる社会的事業あり、地域が支えあう仕組みづくりをするのがNPOであり、それはお金がかからないボランティア経営構造である・・というような取り扱いが、されているではないだろうかと。

 その当たりも言わないとなあ・・。どっちに視点をおくかで、評価というものもガラリと変わってきますしね。

評価軸としては・・・、 収益性とボランティア性、利益の分配度(分散と集中)、
獲得したノウハウの公開性、コミュニティの創出性、関わるスタッフの自己実現性・・・・うーん・・

幸福度なんだけどなあ・・・、うーん
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