高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

地域支援協力隊

2010-09-26 16:52:26 | プログラム

あえて、ブログカテゴリーをプログラムにしました。

ジャガイモ収穫時期の人で不足は顕在化しているので、その協力隊の仕組みづくりを来年度に向けて試行錯誤しています。

会社をやめて世界を旅して帰国したKENと関東の大学生のNNKの二人が約3週間の予定で、本日より黒松内の農業生産法人へ入りました。10月にはジャーナリズムを専攻する大学院生も来てくれます。ぶなの森自然学校の地域支援事業として、スタッフにもシフト協力してもらい、一日2人を継続的に送り込みます。

宿舎や食事の問題、協力隊のモチベーションの維持、学びの要素をどのように取り組んでゆくか試行錯誤しなければ、継続的、社会的に意味がある仕組みになりません。

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響きの村

2010-09-26 16:50:50 | 日記

黒松内から高速道路を使えば1時間そこそこの場所にある「響きの村」を見学に行ってきました。 http://www.hibikinomura.org

こちらは、大人向けのシュタイナー学校なのですが、予想以上に広大な土地に予想以上にたくさんの建物もたっており、びっくりしました。

以前より「存在」は知っていましたが、その運営や施設内容は知りませんでした。

メインハウスの目の前に噴火湾が広がり、函館方面の駒ヶ岳が見え、右手にはひとつ河川を挟んで昭和新山と有珠山が聳える絶景の地。 研修宿泊も可能です。

シュタイナー教育・人智教育の場ですが、私的には、ヨーロッパにある(行ったことがないが、本や話で知っている)エコビレッジのコンセプトそのものでした。

自然体験活動の取り組みが何か協働できないかな。
うえだんな、再度 一緒に訪れよう!!
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農みんフェア

2010-09-25 15:24:14 | 日記

長沼、栗山と札幌近郊を回り、再び札幌へ。コミュニティカフェ「みんたる」へ。
次のようなお誘いででかけました。

「農家を応援するイベント”農カフェ”。多彩なゲストをお呼びして、いろんな興味深いお話や、体にやさしい食事やスイーツで毎回盛り沢山の内容ですが、今月も、いよいよ明後日25日になりました(~0~)
収穫の秋、ぜひ一度、遊びに来てくださいね~(~0~)」

その内容は(案内メールから抜粋)・・
●9/25(土)12:00~22:00 ◆◆ 農家を応援!『農みんCafe』Vol.3 ◆◆
  ~出逢って、学んで、味わおう!~
 主催:はるきちオーガニックファーム×旅するはらっぱ×みんたる
 
★農みん交流トーク★  参加費……①②とも、831円(1ドリンク付)
 ①15:00~17:00 『農をめぐる冒険~夢をカタチにするヒケツ』
 ・ゲストスピーカー:小甲浩孝(道産農産物加工品開発「大地の旅」主宰)
 ・司会:はらみづほ(旅するはらっぱ)
 ②19:00~21:00 『人も地球もニッコリ元気♪みんなで作ろう!農みんブランド・商品開発アイデア会議』
 ・パネリスト:小甲浩孝×小林卓也(はるきちオーガニックファーム)
 ・司会:はらみづほ(旅するはらっぱ)

★農みんカフェ★(12:00~売り切れまで)
 ●オーガニック自然食「農みん定食」+お楽しみ ・BY「自然食ホロ」
 ●手づくりオーガニックスイーツ各種 
  ・はるきちオーガニックファームのお野菜を使った、白砂糖・卵・乳製品不
使用のマクロビスイーツ各種 BY「Msマドレーヌ」  …ほか

★農みん市場★(12:00~売り切れまで)
 ●オーガニック秋野菜 ・BY:石狩「はるきちオーガニックファーム」他
 ●産直はちみつ&平飼い自然卵 他 ・BY:余市「スルジェ農園」
 ●道産素材100%!北海道そば&そばつゆ ・BY:小樽「大地の旅」
 ●手作オーガニック保存食・ザワークラウド他各種BY:「旅するはらっぱ」
 ●世界に一つの、廃材ARTノート各種 BY:札幌「旅するはらっぱ」

****
「農みん交流トーク」を拝聴。(黒松内に帰るために途中退席してすいませんでした)

お話は、北海道産のそばで作った乾麺を販売しようと頑張っている小甲(こかぶ)さん。
北海道産そばの乾麺開発のお話でした。 北海道はそばの大産地、国内の半分は生産しています。なのに・・道民も観光客もあまりそれをわかっていない。ラーメンが有名だからかなあ・・。

商品開発そのものが農村地域づくりになる、都市と交流を起こせること自体が農業の付加価値につながるという考え方に共感しました。
コメント (3)
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栗山のエコビレッジ体験塾

2010-09-25 15:19:49 | 自然学校の日常

 栗山のエコビレッジ体験塾を見学に行ってきました。食べられる野菜で造ったガーディにングこれまたいいね。
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ブルース農場の自然農法の稲 うーん凄い!

2010-09-25 15:15:16 | 自然学校の日常
 内閣府の人材育成インターンシップ事業でこの夏お世話になった 長沼町の「桜井ブルース農場」から「収穫前の稲を見てください」とお誘いがあったので、出かけました。

 桜井さんは、自宅と別に圃場の中に仮住まいを作って、育成期間はほとんど田園の中で生活をしています。(電気も水道もない・・・野外生活)

 そして、ひとりで、かなりの広さ(今年は7町歩?)がある水田を管理しています。

 自然農法です。つまり無化学肥料、無農薬水田です。10年かけていろいろと工夫を重ね、圃場を育てて来ました。 水田に生えてくるヒエなどは、藁をしいたり、踏んだり、何もしない、水の量もかえつつ、実験試行錯誤してきました。

 見事に生育しているのです!! カルチャーショックを受けるくらいに ビックリしました。

 ヒエの種が圃場から流失しないように注意を払っている、稲刈りの前にヒエは倒れる、ヒエは野鳥がコメより先に食べる、畔の草は全て田んぼにいれる・・・

 10Kg 6000円と少々お高いですが、それだけの価値のあるコメであることは、圃場を見れば一目瞭然です。 今年は食味します。 稲刈りの時期にお手伝いにも行こうと思います。

 来年、なんらかの関わりを持ってこの圃場づくりに参画できないか、模索中。
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選別

2010-09-25 09:00:42 | 黒松内・寿都

 ジャガイモの収穫に行っていた葛西さんのお宅では、収穫作業が終わり、倉庫に積み上げられたジャガイモの選別が手作業で始まりました。

 こちらは種イモ農家なので、食用に機械選別をするのではなく、丁寧に人手をつかってサイズや品質をより分けるのです。 4名で作業を続け、12月までかかる大仕事です。
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母性の目覚め

2010-09-25 08:57:12 | 日記

コケッツの中の一羽に母性が目覚めて、どうも卵を温めています。

 小さなゲージが複数あるのですが、最近ではそのひとつに各羽が産むのですが、一羽が動きません。他の鶏はそこへ分け入って産んでいるのです。 彼女の下には8個も9個も卵が抱えきれないくらいにあります。

 外へ一個の卵を出すと、中腰になり、くちばしで自分の懐に引き寄せるのです。明らかに抱卵しています。

 ニワトリは、卵を抱かないように改良されてきた家畜なので、どうも遺伝子レベルで目覚めてしまったようです。
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夜明け

2010-09-24 05:14:08 | 日記

2010年9月24日 金曜日の夜明けです。 随分と遅くなって来ました。いずれは、この時間でも暗くなります。 

外気は5度くらい・・・あ~なんという急激さ。秋が晩秋へ。 寒暖の差が大きいと黄紅葉が美しくなると言われているので、これからが楽しみです。


・・・
二時頃から起きて仕事していたのですが・・眠くなってきた・・・
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生物多様性シンポジウム

2010-09-23 13:08:19 | 日記
日本学術会議公開シンポジウムが開催されました。そうそうたる研究者が発表しました。

日本学術会議公開シンポジウム「生物多様性をめぐる科学と社会の対話」in 南北海道と題された会合が黒松内町環境学習センター(歌才自然の家)で開催されました。

日本学術会議統合生物学委員会、黒松内町、寿都町、島牧村の共催。そうそうたる先端研究者達の発表、三町の民間活動が発表されました。

統合生物学とは聞きなれない学問ですが、遺伝子から生態系までの生物学の学問階層を、生命史、進化の視点から科学的に解明する基礎科学分野を広く含み、生物多様性を科学研究の対象とする学術領域です。(開催パンフレットより)

生物多様性について、植物、遺伝子、微生物、海洋、人類の研究者が発表。環境省や北海道からも施策説明があり、民間からは、朱太川漁協、寿都漁協、有機・自然農法農家、黒松内町からも発表がありました。

黒松内町は、この春に環境政策課が設置され、地域レベルでの生物多様性戦略を策定することになっています。朱太川には東大の鷲谷研究室の生物調査が入っています。人が住む地域を流れる川として、生物種が多いことがわかってきました。

この貴重な自然を町全体で次世代へつないでゆきたいものです。このシンポジウムはそのための大きな出発点のひとつとなりました。
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ONEDAY旅二日目

2010-09-22 18:52:08 | 日記

本日も久しぶりの地域へフィールドワークを兼ねながら、弟夫婦と「観光」しています。

◆泊(とまり)の北電の原発PR館
関西のPR館でこの夏、子ども向けイベントで 受付で「原発はエコだね」というと、冷たいジュースがもらえるという大ひんしゅく企画があったのですが、未来を生きる子ども達には、原子力発電の善し悪しを両方情報発信しないといけないな。

◆泊のニシン番屋
 ここは展示物が以前より充実しているようだ。人形もあってかつての活況のリアル感が伝わるが、もっと音があってもいいかな。

◆西の河原(さいのかわら)
 西の河原は漁師さんの信仰の場所。ねおすを始めたころは漁船しか行けない場所でした。東積丹から神威岬への道路が開通していなくて、川白から山を越えて「東積丹・最後の秘境探検」なんてアドベンチャーな2泊3日のツアーを3年続けて実施したことがありました。

 今はたくさんのトンネルができて、車であっという間に積丹半島が回れるようになっています。

◆神威岬
 どうしようかと悩みましたが、私も歩いて岬の先端まで行って来ました。ここは、北海道の自然観光地でも第一級の景観が広がっています。

その後は、ふるびら温泉に入って、当丸峠を越えて帰ってきました。念願の寿都の吉野商店のご主人とも出会えました。

***
タイムラインは前後しますが、次の記事から今日の一日をつけたしてゆきますね。

(写真はカムイ岬です)
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