高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

共に暮らす体験

2011-01-11 20:08:42 | 主義・主張
今晩は2班に分かれてスタッフの家にお泊まりに行っています。夕食と朝食の計画は予算を作り、食料の買い出しもしました。

一軒はジョイの家は職員宿舎にしている公住、もう一軒は、冬場にコンちゃんが利用している自然学校にあるロッジです。先ほどお呼ばれして、夕食に顔を出すと、シカ肉、ダッチオーブンを使ったピザ、シチュウーと豪華な夕食を食べていました。

50代から4年生までが山小屋のような薪ストーブのある空間で過ごしています。なかなか良い雰囲気でした。

指導者が教える、しつけるのではなく、子どもが大人と一緒に「生活を共にする」という気持ちで生活体験活動をしています。

大勢の中でいる心地よさ。人と人が一緒にいる安心感。

もちろん、つらいこともさみしいことも時にはあるでしょう。多少の小競り合いや言い合いもありますが、こういった体験を積み重ねると、「ここに居ていいんだ、受け入れられている、受け入れている」と感じられる「心の居場所」ができます。 そして、初めての場所で初めて出会う人と一緒に過ごせたことは、「おっ! 私は人と関われるんだ、相手にも影響を与えているんだ」という自己効力感を育みます。

そして、できることが増えてくると、自己肯定感という、社会で人が生きて暮らすにとても大切な「自己受容」ができるようになり、アイデンティティが育まれてゆきます。

心の居場所がある子は、自分が自分を安心させられる領域が広くなりなりますから、自分から未知の領域にでかけ、知らない場所、知らない人とも出会えるようになります。

子ども時代にはこういった「いつもと違う」生活体験をたくさんするといいと思います。
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集合写真

2011-01-11 20:06:54 | 日記
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地域交流会

2011-01-11 10:48:29 | プログラム

 9日の晩は、私も野外泊をしました。女の子達がスタッフと作ったイグルーです。イグルーとは雪のブロックを積み重ねた円錐状の構造物です。車座になれば6,7人が十分に中で自炊できる位の広さがあります。一方、男の達は神社の疎林でフォースト・ビバーク、寝袋にブルーシートかぶっただけでの雪中泊でした。

 二つ作ったのですが、宿泊リタイア者がでたので、ひとつにまとまってしまったので、空きがでたので、利用させてもらいました。シーンと静まった雪の世界、外は多少の風雪でしたが、快適でした。昔は山登りで、毎週のように雪洞に寝ていたなあ。


一日おいて、本日は、地域のお年寄りや高校生との交流会。
子ども達が企画して司会をしています。スタッフ福笑い。そして餅つき、雑煮、大福餅づくりがはじまります。

この子達、雪中野外泊といい、交流会といい、なかなかやるもんです。
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INRとのメール

2011-01-10 19:11:45 | 日記
INR
「ところで、たかぎさんのお兄さんがやっている鍾乳洞ってどこでしたっけ?」



「どうもどうもぉ! 兄貴なんかいないよ。鍾乳洞なんて経営している親戚も友達もいないよ。 居酒屋?」

INR
「え~、あれ、なんかの勘違いだろうか? あたしの中では高木さんの兄弟は東北で鍾乳洞を経営していることになってました」


「東北の鍾乳洞は行ったことあるけどね。子どもに時々、夢のある?嘘をつくことがあるから、それを聞いてたんじゃないの? 最近はHBRとHKRに 誰にも言うんじゃないぞ、俺はな、M78星雲から来た宇宙人なんだ、と信じ込ませています」

INR
「私も最近、後輩に、ここだけの話、クシナダヒメの生まれ変わりだと思う、と言ってます。変な夢を見るのはその一環かもしれないですね。 はははっ」


「クシナダヒメは、何の神さんでしたっけ?」

と・・続く・・・
INR 勝手に引用ごめん・・。
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やっと陽光が!

2011-01-09 19:49:29 | 日記

今朝も冷え込みましたが10度はなかったかな。(もちろんマイナス)道東の萩原さんからのメールによると24度だと!! これは、シャボン玉が凍ります。北海道全体が冷凍庫状態です。それ以上だな・・・。

 それでも、陽が久しぶりにさしました。

子ども達は、今日は雪中宿泊です。もってこいのお日和となりました。スタッフのアドバイスを受けながら、どのようにして泊まるかは基本、彼らが考えます。

午前中は、作戦会議と装備準備、午後から作業開始
男の子チームは、いわゆる野宿です。20cmほど床を掘り下げて、防寒具を着て寝袋に入り、毛布をかけ、その上はブルーシートだけ。

女の子チームは、スタッフ作業が多くはなりましたが、雪のブロックを円錐形に積み上げてゆくイグルーづくりに挑戦。見事に2基が暗くなってから完成しました。直径が2mほどありますから、大人3人、子ども三人が十分に車座になって座って料理を作ることができました。

暗くなって夕方6時半過ぎ・・、食事が終わった男子チームからは、寒いからもう寝ますとの連絡を受けました。 女子は7時半食事終了・・。

イグルーは、ローソク1本に明かりをつけると、壁が雪で白いですから反射で、本が十分読めるくらいに明るくなります。かなり快適なので、夜は女の子の話がはずむんじゃあないかな。

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雪の森で遊ぶ

2011-01-08 23:26:27 | プログラム

 午後は森へ。 いつもは急斜面での落とし合いをするのですが、子どもたちは雪山つくり、そり、木登りで展開遊びでした。

 私は、急斜面の尻すべりルートを1本造りましたが、利用されず・・、たった一回の登り返しにもヘトヘト。その後、テンションあがらず。

 黒松内温泉に入ってからは、眠気が・・

 くっそぉ!! 体力おちてるwwww!!
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雪上相撲

2011-01-08 10:43:52 | プログラム

朝のトラブル対処で、たいそうエネルギーを使ってしまいました。
が・・・、
午前中の活動で皆が雪の中で相撲をするというので、とりあえず見学に・・。スタッフも含めて全員のトーナメント戦。 大人対子どもには助っ人の子どもを指名できるので、1対2となります。

途中で、ジョイ戦に休場者が出たので・・私にお声がかかり、(しょうがないなぁ・・と、
ホントは参加したくてうずうずしていた・)参戦しました。

第2戦、腰に「チャンピョンベルトだ」なんて言われるコルセットを絞め直して、子ども達ふたり対戦も勝ち上がりましたが、第3戦、近ちゃんに負けました。さらに敗者復活戦でふったを破り、再度近ちゃん戦・・。

四つに組んで、力勝負・・もっとパワー出せるんだが、腰の心配がよぎる・・。がっしり力を入れるかの瞬間の投げ合いに、急に近ちゃんの力が落ちて、ほぼ同体で倒れました。

「力を抜いたんじゃあないの?!」
「やわ雪に足を取られましたぁ・・」

同体・・再戦は・・正直、する気にはなれなかった。
結果、優勝!  嬉しいような嬉しくないような・・
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水のトラブル・・

2011-01-08 08:50:59 | 日記
本日は朝から大変でした。

夜も風雪で荒れて、薄暗いうちから除雪開始。家の中では風呂の蛇口が凍っていたので、居間の暖気を風呂場へ入れていました。暫くして、駐車場の車を移動しようと鍵を取りに家に入ると・・ジャー~~と水の音・・
「おー、よかったぁ!」と蛇口を絞めに飛んで行きました。いつから出ていたのでしょうか・・。浴槽に半分くらい水が溜まっていました。

ところがですね、蛇口を絞めても止まらない。浴槽の排水溝が凍結しているのか、排水弁を開けても排水ができない・・。水は勢いよく出ている・・「どうしたんだ・・・?」

眼鏡を取ってよーく見ると(近眼の老眼なので)、混合栓の横から噴き出していました。 つまり、凍結破裂! ヤバイ!

ストーブを一日中つけている部屋のとなりなので、水抜きをしたことは今までありませんでした。慌てて脱衣場の周りを探すもで・・、水抜き栓の位置がわからない・・。 浴槽から水が溢れたら大変!!

台所のシンク下の棚をひっかきまわしても無い!!
学校へ行ったMRKさんに電話しても、出ない・・ わぁ~・・・
やっとつながっても・・・

「知らない!」
ヤベ、ヤベ、ヤベ、ヤベ、ヤベ・・・・
ちょーあわてて・・棚をよけると

あったぁ~~!! 万事休すの直前にやっとの思いで水を止めました。

ここのところの厳寒を甘く見てしまった・・。 
混合栓を交換しなければならない。 けっこう高価・・・。

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宿題やってます?

2011-01-07 21:30:24 | プログラム

 本日より6泊7日の子ども活動が始まりました。参加は小学4年生から中学生、高校生が9人、10から50代までのスタッフが9人。合計18人。 長期活動にしてはちょっと人数が少ないのですが、それだけに子ども同士、スタッフと子ども達との親和性がそれこそ大家族で過ごします。

 只今は、スタッフミーティング中。子ども達は宿題をやっている?様子です。

 廊下の消灯9時、寝室の消灯は9時半、「みんなの部屋」という共有室は10時、完全消灯となります。
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年寄りと子どもの関係

2011-01-07 18:12:50 | 主義・主張
(Hさんとのメールのやりとりから・・ちょっと付け足して)

私、歳を取って来て、最近思うんですが・・、

年寄りは孫といなければいけない。
孫は年寄りといなければいけない・・・と。

ま、この時代、核家族化しているので、逆戻りはできませんが、
人類と呼ばれるようになった250万年以上も前から、人類は
ずっと家族、それも爺さん、婆さんと三世代、時には四世代で
一緒に暮らしていたんですね。

一緒に暮らさなくなったなんて、わずかここ、3,40年ばかり
ことなのですね。つまり、東京オリンピック(1964年)前後
から急速に都市への人口集中が始まって、核家族化して来てしま
った・・。

これですね、人類生態学的観点から見ても・・間違ってますね。
本来、子は 家族の中で成長してきたものなんですよ。家族とは
爺さん婆さんがいるということですね。

爺さん婆さんは孫と一緒にいると 刺激を受けて身体も頭も使うし
ボケにくい。知恵も授けるし、時には童心に返れてリフレッシュできる。

孫は、爺さん婆さんから親と違う価値観や行動も自然と影響を受ける。
つまり、多様な社会価値観、人との交流の基礎トレーニングができる。

ですから、現代社会では、自分の実の孫はいつもそばにいなくても、
年寄りは人様の孫にかまう必要が、子の成長のためにあるのです。
そして、 親は身近な、あるいは機会を作っても子どもを、親戚でも
ない爺婆と一緒に過ごさせる時間を作る義務がある・・・。

これが、健全な人類の育て方だと・・・。

はたまた、よーく考えてみると、この2世代以上が関わる子育てというのは、
他の動物には見られない、つまり人類にしかできないのだな。 
ここに、人類が成長発展してきた「生き残り戦略」が生物としてある。

年寄りと子どもが一緒に生活することは、子どもが成長するに必要なこと
なのである・・・と。

(ジェットより・・私の新キャンプネーム)
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