見たいなぁと思って15年近くたったので、
人生の半分近くこの作品を見たいなぁと思っていた感じに。
元々は「全日本妹選手権」で紹介されてるのを読んで気にしていた作品で、
キャラデ原案の名倉靖博さんを見たいと思っていたんですが、
佐藤順一さんや貝澤幸男さんの初期の演出回が気になってきていて、
どんな作品かとずっと想像を膨らませていた作品でした。
ちなみに「全日本妹選手権」、
オタクネタ語りを美少女にさせる漫画というカテゴリの中では、
かなり上位の作品だと思えますね。
ブログの初期のネタは大体そこから拾ってきてる感あります。
あとアニメスタイルのイベント、
名も知らぬ隣の方が佐藤順一さんのメモルの演出話数が凄いんですよ!
と教えてくださったのもあったりしました。
なぜ10年以上前のイベントのことを覚えてるかというと、
メモル見たいなという気持ちの他に、
自分が『からくり剣豪伝ムサシロード 』の新房演出回を見ずに、
新房さんの演出したアニメは全て見てますよ!
みたいな見栄を張って、看破されたから(笑)
懐かしいですねぇ。
今wiki見ると『丸出だめ夫』やNHK関係のは意識して見たことは無いかも。
もう相当昔ですが、教えてくださった誰かに、とりあえず見れました!
とご報告だけしておきたいです。
今20話まで。
全話のスタッフリストが見つからなかったので、見終わったら作る予定。
個人的に気になったのが佐藤順一さんの回のほかに3話と18話。
お医者さんのつぶやきに対して、
「お嬢様を殺したのは、私だとおっしゃるんですの!」
という家庭教師のセリフに対し、
医者の後ろに立ってる看護師さんが目で反応するの、
暗にその通りだと物語ってる感じの演出が、
なんか大人っぽい感じでちょっと気になった。
正直2話のラストでメモルが友だちになりたいと思った人の子が病死とか、全く予想してなかった展開だったので心底驚いたんですが、こういう目配せの演出で、暗に家庭教師と亡くなった子の関係がうまくいっていなかったことを描くのがちょっと残酷な感じがしたかな。メモルたちの活躍でその子は息を吹き返すんですが、またずっとこの家庭教師とその子の関係を描いていくので、どこまで行っても子供を死なせた家庭教師いう目を向けなきゃいけない辛さみたいなのがあるかなぁ、と。
18話。
笛を吹く合図をメモルが光の反射で行うんですが、
少女の状況をうまく掴めずずっと合図を送り続けるのを見て、
『リズと青い鳥』のディスコミュニケーションっぽい印象を受けたかな。
反射で遊ぶのはリズでも印象的なシーンだったので、
女の子同士のやり取りとして結構昔から使われてるんだなぁ、
というのがわかったのも面白かったな。
少女マリエルとメモルの関係がエモすぎて、
ずっと見ていたい気持ちになる。
ほかのアニメでそう感じたことはあまりないので、
ようやくエモいエモいいう感覚がわかってきた気がします。
DVDBOXがプレミア化しているので、
ネット配信とかで気軽に見れればいいんですけどね。
Blu-ray BOXが出たらぜひ欲しいので、出してもらえないかしら。
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