流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

青い花 4話 を語る

2009-07-30 07:19:59 | <青い花>


携帯って出てくるけど、キーアイテムって感じじゃ全然ないよなぁ。
校内の雰囲気と馴染まないというのもありそうな。
今回の携帯って繋がれる先輩とふみ、ということなんだろうなと思うんだけど、
あきらとは携帯を持たなくてもいいくらいの強い結びつきをふみは感じてるのかなぁ、とか。
どうでもいいけど、みつあみにさせるなら編んでるところもちゃんと見たかったな。



なんか今回は俯瞰が結構気になる感じだった。
後ろから歩いてくる生徒に追い抜かれそうな。
機嫌を損ねた先輩が早歩き始めてるのとか見ると、
そんなにちんたら歩いていたのかな、とか。



小学生かわいい、というのはちょうどあきらの主観ショットというか、
視聴者側が見下ろす格好になることで強調されてるよなぁ、とか。
「かなめも」における猫みたい位置づけのように感じる部分があるような。



Aパートの喫茶店に比べるとやっぱり俯瞰が気になる。
というかカメラ位置が高いような。
Bパートの電車内のあきらもそんな感じだったような。

しかし、あきら心広いよなぁ。
なんかふみがあきらに嫌われたくないって気持ちが逆にわかってくるような。



図書館でのやり取りを思い出して壁を感じるふみ。
終盤の入射光とかこの作品からしたら結構大胆なことやってるように思ったなぁ。

しかしこの先輩、色々手広くやってるよなぁ。
バスケ、読書、美術、演劇。しかも評判もいいっぽいし。万能すぎるだろー。


青い花 3話 を語る

2009-07-29 16:24:57 | <青い花>


Aパート、見ててふみとあきらの距離感が気になるよなぁ、と。
あきらがふみたちを見送る、下り坂を見下ろす格好になってるのが、
どこか落ちていくふみ、離れていくふみ、というのを感じさせてくれる。
あきらのアップなんか気になるだけど、やや離れたところからのアップとか、
そういう感じのショットだったのかな?
あきらが感じてる距離感を気にしてしまう感じ。



許婚との距離感とか。
ふみといちゃつく先輩のいる林?の中で迷子になってる風な繋げ方だったり、
下り坂をずっと降りて、男と目を合わせないのが気になったり。

個人的に百合が~とかを気にかけるようになった理由が、
『とらどら!』見ててフラれちゃった女の子はどうするんだろう?という問題から、
みのり×亜美という雰囲気を感じ取ったからなんだけど、
このアニメも女×女の他の前提にどうも男との距離感に問題ありなにおいがして、
そういう流れでこの作品があるのかなぁ、と思ってみたり。堀江由衣出てるし。
まあ、どうでもいい話ですが。



連続して下り坂。そしてあきらも一緒に下り坂。
今回はあきらを中心にしてみると皆下り坂を下ってるような、とか。
しかし俯瞰なんかを使ってあまり坂道を強調してないようなと思ったらこの急な坂。



デート。
1話では気になせなかった踏切などを意識させてみたり警告っぽい感じも。
どうでもいいけど、このアニメ見てると誰かと鎌倉行きたくなってしまうなぁ。

ふみちゃんと先輩の会話のとこの表情変化とか良かったなぁ。
Aパート後半からの実線での髪のほつれの強調とか、キミキス以来の作画もいい。
でも繊細さとボサッとしただらしない髪の紙一重をいつも歩いているような気が。
Aパートで片づけしてる辺り、ふみちゃんは結構腕は太めなのかなとか思ってみたり。
兄貴はいつも母親に見下されているなぁ。



あきらが泣いてる一方で。
Aパートのギスギスした雰囲気から一転して親しい間柄が見え隠れ。
男側のセリフの変化で女との距離感がまたよくわからなくなる。複雑。
そういえばここでは登り坂。そういえばふみも後半登りっぱなしだったような。



この図書館でのやり取りとか。
この辺はちょっとボサボサ髪って気がしたかなぁ。
アップの切り返しで背丈を意識させる部分ってなかったので、
先輩がふみを圧倒してる感じと言うか、
先輩に飲まれてるふみっていうのが出ていた気がする。

1話はあきらが1人でいてる時の開放感というか純粋さが一番グッとくるところだったんだけど、
どうもふみちゃん側に引き込まれてドロドロしていくのかなぁとかちょっと不安に。


涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト を語る

2009-07-25 11:19:22 | ■京都アニメーション


なんかkanonとかやってた頃の京アニを思い出します。
こういうレイアウトって16:9の頃に頻繁に使ってたと思うんですが、
最近は4:3画面が多かったんで、
今回は久々に京アニっぽい演出を見たなという気分に。



いつもより長回しでの芝居が目立つ格好だった。
ハルヒがみくるを連れ出したりとかボールがぶつかったりとか、
なんか面倒そうな感じ。
バイト終わってハルヒがアイスを食べてるところで、
アイスを折るように?食べてるのとかそんなのやるのかーと思ってみたり。
流石、京アニ一かもしれない動かしたがり屋。

祭りの部分、お面をさっそく被ってたりとか、
ハルヒの疑いの目とかいつもより強調されてた感じだったような。
たこ焼きをあげるハルヒを覗き見る長門みたいな今までの流れとは逆な気がしたな。

しかしお面屋の前でのやり取り、凄いデジャブ感だった。
なんか前にもこの構図、このカット割、この花火、見たような気がするぞ!という気分に。
いやはや、私も重症ですな。



しかし今回は唐突感ちょっと強かったな。
間を空けたりしてたところを一気に説明しちゃってたんで、
何を根拠に古泉がループの話をしているのかとちょっと疑問に思ってしまったり。
まあ、時間を飛ばすことで何か納得させられた今までに比べ、
真正面から時間の連続を意識してるような感じかなとか思ってみたり。
考えてみれば、古泉の話ってなんでそんなに正確なんだろうなって疑問なんだけど、
長門の発言でそれが全て肯定されちゃうんだなぁ、とか。

今回は新しく作監にあがった方の回だったみたいなんで、
やっぱその辺も意識したコンテだったのかなぁ、とか。
しかし、呼び止められたときの長門の振り向き立ったりを挟んだりしてるのを見ると、
ちょっとシャフトっぽいカット割に見える部分もあるような、とか思ってみたり。


雑記 7/23 を語る

2009-07-23 20:51:47 | ■アニメレビューとか
色々とバタバタしてますので更新は来週の水曜辺りになるかもしれません。
ハルヒの感想は上げてしまうかもしれませんが。

どうでもいいですが、新番組以外では咲にようやくハマッてきたという感じです。
副将戦は和が勝ってしょんぼりでしたが、
やわなゲーマーではガチのゲーマーに勝てないということなのかしらとか思ってみたり。


金田伊功氏死去

2009-07-23 20:38:56 | ■アニメレビューとか
金田伊功氏死去 アニメーター
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009072201001216.html

始めはとても信じられませんでしたが、こうしてニュースになってようやく実感できてきました。
ガイキングLODなどでも原画を描かれていたので、
また面白いものが見られるという期待があったのですが、
その機会が無くなってしまって残念です。
ご冥福をお祈りいたします。


涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト を語る

2009-07-18 11:05:01 | ■京都アニメーション


とりあえず先にハルヒ。
前回はキョンの内面を掘り下げる感じの印象だったんだけど、
今回はキョンの目線というか主観がより強調されてる感じだったような。
キョンが顔向けるときにカット割ったりしてるところもあるし。



もふもふしてるハルヒを見るキョン、それを見ている古泉の雰囲気とか。



古泉による謎解き。
この辺のキョンの主観なのかどうなのかっていう緊張感があるような。
古泉の芝居を長回ししてるのはその辺の不信感が煽られている感じ。
その前までの流れからその辺を狙ってるような感じかな。
だから古泉がこちらを向いた瞬間に安心する。
見られているからこその過剰演技みたいな。
ハルヒ0話でもそんなシーンがありましたな。



古泉の話を聞きながらちょっと話に入っていけないみくる。
みくるは要するにハルヒと近しい存在じゃないってことなのかな、と。
みくるはデジャブが無いってことなのかな?
類似性で言うと、ハルヒと同じなんだけど、古泉の語りを聞くと近い存在ではないと言われる。
キョンや古泉はある程度の体験を持ったままループを繰り返してる。
そして長門が完全に覚えてる。
ここに長門=ハルヒ、という方式が成り立つような印象すら受ける。
「近しい」とはどういうことなのかっていうのはキャラクターごとに違うのだろうけど、
今までの流れではちょっと見落としていたところだったので、回答編を見てるような気分になりました。
流石、1期の監督やってただけのことはあるなーと。
あとヤマカン意識してるような部分も見受けられた気がするけど、どうなんだろ。

しかし、俯瞰で見せてるシーンってなんかCG臭い感じがしてなんか実態が無い手ごたえだったな。
蝶とか飛ばしてるのってCLANNAD辺りからやってたように思うけど、
ファンタジー性を出したいときのイメージなのかしら。


涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト を語る

2009-07-12 00:00:39 | ■京都アニメーション


この辺の目の処理はなんか新鮮だった。
今回はキョンに肉薄する場面というか、焦りが強調されてるような格好だった気がする。



前々回と比べるとお面の位置が逆。
前回はどうだったかな。
花火のところでもやってたけど、
キョンの方へ向いてるお面っていうのを意識させられるんだよな。
そういえば毎回長門が種明かしする辺り、
淡々としてて退屈さなんて知らないような顔してるのが気になってたんだけど、
祭りのお面はそういうのを隠す仮面の役割をもっているかな、と思ったり。
キョンの方へ向いた仮面は顔を隠すため、と同時に合図的なものとも言えるような。



おさげヘアのみくるがかわいい。
なんか回を増すごとにかわいく見えてくるなぁ、みくる。
逆に古泉は色気がどんどん無くなっていく(笑)



入道雲が頻繁に見られる。
個人的にはCLANNAD AS 12話を思い出します。
『絶対的な空』とはこういうことかと思ったり。
いやぁ、高雄演出ですなぁ。
古泉の語りで挿入される止まれの文字とと光と闇をサンドイッチにしたようなイメージとか。



キョンの回想と焦り、と思いきや今回のキョンの視点と映っている情景が違う。
それはキョンが過去に経験した記憶だったのか、映像というのを意識させたかったのか。
前回が割りとみくるから距離を取るような演出を取っていたので、
一瞬挿入される、泣いたみくるの前に立ち尽くすキョンというのを引っ張ってきてるのが気になるかなぁ、と。

そうそう、ループものってあんまり好きじゃないんだけど、
みくるの証言によって未来そのものが無いこと、
長門が全て覚えていることっていうのがあって嫌悪感はあまり湧かないですね。
その辺が個人的に好きな理由かも。

そういえばCLANNAD ASの最終巻についてる特別編、かなり良かったようですね。
実はまだ見ていなかったり。


青い花 2話 を語る

2009-07-09 04:41:00 | <青い花>


踏切が門のよう。
今回は空間の出入りというか、どこかに入ったり出たりっていうのが気になったかなぁ、と。
前回が仕切りというか壁を意識させられたのから一歩進んだ印象。
ふみがあきらを部屋に招き入れたりしてる展開っていうのがあるし。
ふみの父親や母親のやり取りなど玄関をよく見せてるのも印象的。

教室から出て文芸部に向かうふみちゃんだったり、
文芸部に行ったらバスケットボール部、他校の演劇部でプライベートが垣間見れたりと、
何かとふみが入り込んだ部室でキャラが深まっていく先輩だったり。
またまた仕切りを強調しつつ、泣いてるふみに近づくあきらだったり。
その際にまだ壁があるようにされていたり。
見ていてふみの回想でフレームの外にいる仕切りの無い空間にいる姉さんとの繋がりの対比として、
手を繋ぐっていう行為はお互いに踏み込むことなく相手を包むことができる行為なのかな、とか思ってみたり。
そういう踏み込めないジレンマと友情という包容力を感じるかなぁとか言ってみたり。
裏門を見つけたけど正門はまだ先っていうのもなんかな。
そういえば木漏れ日が強調されるのは、青、蒼、碧とかその辺の関連付けなのかなぁ。
禁書目録でも気になったけど>青



なんか新鮮だった。



なんという。



ヌルヌル芝居。髪。やっぱ田中宏紀さんかなぁ。
今期だけでもう何回見たかなぁ(笑)

Bパートでの部屋の中の芝居もエロい感じで良かったな。
内股がいいというか。



多くの小部屋と書き手紙っていう感じか。
京アニがデジタルならJCはアナログっぽいイメージが。
特に携帯電話だったりを今回排除気味だったりとか、
大正野球娘みたいに時代を逆行し始めたようのが面白いかな、と。
まあイメージの話なんでどうでもいいんですが。



下駄箱の箱のイメージがこの辺に繋がってる感じ。
開かれていくふみとは対照的に縛りと部屋の小分けを意識させられるというか、
複雑な内情を暗喩してるのかなぁ、とか。



校舎を大好きとふみちゃんが言ったり、泣き顔、弱みを見せる女だったり。
泣く女が泣く女を見るとか、部屋から出る瞬間と感情の発露を一緒に見せてるのが良いなぁ、と。
お互いに自分の空間から出ているのを関連付ける感じか。
左右の細かい差異は今後の伏線か何かなんだろか。
最後にサブタイが出ると、新しい人間関係の構築とかけていて、
なるほどーとストンと落ちるのも、気持ちよく終わってくれて良い感じだった。

脚本:高山文彦
絵コンテ・演出:長井龍雪
作画監督:矢向宏志
作画監督補佐:木本茂樹

話としてはあきらを通じて過去を克服しようとするふみが、
少しづつに外で向かっていく感じだったなぁ、と。
ふみの長髪とかはやっぱ目立ちますね。
田中さん入ってたりその辺は一貫して拘ってたという印象。

長井さんは秋からまさかのレールガンだからもうこの作品やんなそうなのがなぁ。
なんで長井さんがーと思ったけど、サンライズ成分を期待されてるのかしら。


アニメ雑記 7/8 を語る

2009-07-08 05:37:41 | ■アニメレビューとか
●化物語
西尾維新のファンはどう見るんだろうなー、とか。
こっちとしては『シャフトの新しいアニメを見るぞ』という気分なんだけど、
向こうはアニメに西尾維新を期待してるのかなぁ、というか。
原作のダイアローグをできる限り使ってるっていうことはその辺への配慮なんだと思うんだけど、
どうなんだろう。



女の子を眺める雰囲気とか。
しかし、演出面では以前とそれほど劇的な変化は見られなかったな。
声優さんの演技ももっと詰め込んだものをやるのかと思ったけどテンポは普通。
雰囲気作りとしては音の方が気になるかも。
その辺あまり気にして見てなかった。



久々の渡辺明夫キャラデっていうことで個人的にはその辺がうれしい。
髪やメガネにかかる丸いハイライトって渡辺キャラの一つの魅力だよなぁ。
光沢っぽいニュアンスというか、光の雰囲気が加味されるのが好みというか。
あとデザイン的にリアル調にもっていきやすいのが、やっぱ強いのかなぁと思います。
目のアップなんかもそうですけど、そういう場面での説得力というかがやはり違うような、とか。
efとか通過した後だと余計にその辺意識させられるような。
そういうところでは渡辺キャラってやっぱ強いのかなと感じます。
そういえばこの作品、てっきり2クールだと思ったら15話なのね。
自分は『ひたぎクラブ』しか読んでないんで(未だに放置)先の展開見るのが楽しみ。


●CANNAN
化物語のように見ればわかる1話っていうのが素直な感想。
丁寧で面白い1話でした。



冒頭、大塚明夫の語り聞いてるとフルメタルパニック見てるような気分になる。



伏線とカナンの芝居。
髪なでつかしたりとか、なかなか見ない芝居なんで面白い。
つーかカナンって女の子だったんだなぁ。
本編見るまでずっと男だと思ってた。厚い胸板だなぁ、とか(笑)



しかしこうやって作品世界の魅力を語ってくれるキャラっているとうれしいような。
このシーンはマリア自身が凄いと感じるだけで、
世界が凄いわけじゃないというニュアンスのようにも感じますが。
血のイメージっていうのはやはり土台になる部分なんだろか。



俯瞰なんかは結構気を使っていたのかな。
しかし、この作品も『目』を強調するのな。
最近『空の境界』を見たのですが、それもやはり重要なのは目。
目というのは視聴者側がどれだけ作品が見えているのか、
という問いかけにも思えてきて少々複雑な気分になるよなぁ。
個人的に全てを見通せる目があるならぜひ欲しいですね。
なんかそういうのを欲して映像見てるって気分になる時もありますし。
そういうところで、奈須きのこ先生との作品とは波長が合うのかな、という気がします。
どうせ死ぬのなら色々知りたいよなぁ、というか。
まあ、どうでもいい話。



こういった痕跡の残し方はやっぱカッコいいですよね。
まさに王道というか。
視聴者とキャラクターに近しいものしかわからないカナンという名の存在。
この辺から次々とメタファーと絡めて畳みかけていって、
アクションと驚きの連続でとても楽しく見られました。
マリアの意味不明な状況にツッコミが入るのもGOOD。

アクションも意外性が結構あったなぁ。流石安藤監督って感じ。
ジャンプしてから棒捕まっての回転運動とか、引っ張られる画面が力強い。
そこから標的を確実にしとめていってるのか爽快。



竜退治やそれによっての街の引きの画など、
カナンが街の主役に躍り出たことなんかも見えてきて、
入れ込んで見ちゃう側としてはいい引き方だなぁと思いました。
次回以降のカナンの活躍が楽しみ。


アニメ雑記 7/6 を語る

2009-07-06 21:22:13 | ■アニメレビューとか
●うみものがたり
OP冒頭の力強いドルフィンなど身体的な伸びが強調される作画でグッと来る。
こういうフェチズムと存在感がある動きってやっぱたまらない。
マリンの金髪がくるくる回ってる辺り、
地上の子の孤独に入っていく海の子って感じなんだけど、
抱きつき回転やマリンのアップがマリンの身勝手さを強調してるようにも感じてちと微妙。
その前のカメの動きをフォローするカメラとかケレン味あって良かった。



序盤の世界観の導入もうまかったと思う。
海に住んでる人たちが地上を空と言ったり、
地上で息ができないだったりの見せ方とか。



街の中を歩くギャップだったりとか。
こういうトコ自然に入っていけるのは流石だなぁ、と。
巫女さん占い屋の言葉遣いだったり、
興味がひかれるようなもんをテンポよく見せてくれていたかなぁ、と。



指輪を地面に叩きつける辺りの衣服、スカート?袴?の広がり方とか華がありますよね。
こうした扇情的な描写が決まってるとたのしいし見やすいです。
指輪持ってるヒトデのハーモニー処理とかもギャップが思わず笑っちゃいます。
この辺ぐらいまででだいぶ作品世界にずっぷり浸れるかなぁ、と。
全体的にBGMが静かで、凄い盛り上がりを作ろうというよりは、
カノンの鬱屈やマリンの気持ちの連続を大事にしてるのかな、という印象。





個人的に見てて引っかかるのがマリンの髪。
カノンとか短髪でまとまりのある髪なんだけど、マリンはやたら解れた髪を強調してて少々気になる。
海の人は髪をセットしたりする概念が無いんですよーということならわかるけど、
見栄え重視ならちょっと疲れるかなぁ。
髪が髪がと自分も連呼してたけど、
それは感情表現だったりアニメーターさんの個々のカッコ良さだったりの部分で、
こうデザインとして解れを強調されるとどうも見てて疲れるなぁ、と。

んで、髪がなぁ、と思っていると田中宏紀さんが参加しててビックリするという。
田中さんは恐らく妹の泣き~バンクの間でしょうか?
今回の予想してるパートだとマリンの髪はそんなに見れませんでしたが、
カノンのアップの髪の質感とか見ると、やっぱ一味違うなぁ、と改めて思いました。
その前のアクションパートもカッコいいですね。ここが噂の若手の方なのかな?
若手の方はどこがどこやらという感じ。まあ、アニメ見るときは元からそんなもんですけど。

この作品、落ち着いてるし、成り行きを見守っていく作品として結構楽しめそう。
しかし、お節介なマリンのせいでこういうことになったのに、
捩れた構造によってカノンが折れるっていうのは個人的にはちょっと嫌な捩れだなぁ、と。
個人的にカノンの方に思い入れしてしまうので、どうも理不尽な感じが残っちゃうんですよね。
その辺のカノンの心情をどう持っていくのかちょっと楽しみ。


●大正野球娘。


東京節がかわいかった。
セーラー服や袴姿の女の子がいい。
大正という時代設定も魅力的。楽しみな一作。


●かなめも


OPは細田直人さんの演出。
友岡さんはキャラ紹介の前半2人の部分かな?細かい芝居。



ぶつかったトコをギャグ顔でやってぶつかった方もギャグ顔。
なんだけど背景、構図とのギャップがありすぎじゃないかなという気が。
いきなり接吻したりとか、どうもテンションについていけないアニメって手ごたえ。
しかしこの作品の荒唐無稽さはどこか懐かしさを感じますね。
その辺がちょっと引っかかるかな。
あとこのアニメも長髪キャラの髪の解れがなんかムダに気になる。


●咲-saki-


透明人間だったのね。
カメラ越しなら視聴者も見れるってわけですね。
次回からOP変わるかもって話だけどこの子が出たからっていうタイミングだからかな。
この作品は面白いキャラが揃ってるなぁとつくづく思います。
今回は演出でいいエピソードにしようとか、凝ったものにしようとして空回ってる感じがしたかな。