流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

雑記 2021/12/30 を語る

2021-12-30 20:28:29 | ■雑記
今年を振り返ると納得を求めてさまよっていたような気がします。
自分の生活にしても世の中の動きにしてもアニメにしても。

「納得」は全てに優先するぜッ!!

とは「ジョジョの奇妙な冒険第7部」のジャイロ・ツェペリのセリフですが、
そういう自分が納得できるものを受け取れなかったような、
そんな気分の年だったかなという気がします。
気分が晴れないからかプリキュア見ちゃったりとか、
そんな感じだったのかもしれないな、と。

恒例の今年よく聞いていた曲紹介しつつ雑記でも。

 卒業式で歌うような曲がアニメ主題歌っていうのが意外で、
こういう空気感は好みでヘビロテしてました。

ただ肝心の物語が中途半端な形で終わってしまったので非常に残念。
円盤購入とかして応援してみましたけど、なんか徒労っぽい感じですし。

スタッフは評価されてるようでそれもよくわかるんですが、
なぜ納得できないもの出されて応援までしてしまったのだろうか、
という納得できなさはやはりあり。
企画からもう決まった形であったならやはり納得はできないな、
という感じでアニメ業界不審に繋がった感が強い。

そしてその延長でクローバーワークス不審も再燃という感。
FGOも「86」監督回以外は納得できない作品だったので、
なぜ自分に返ってこないアニメ作品に金出さないといけないんだろう、という気分にもなり。
来年に明日ちゃんと着せ替え人形という自分が大好きな原作をクローバーがアニメ化しますが、
正直イメージ的に全然盛り上がる気持ちになれなくて辛いな、という感。
意気消沈、という気持ち。

たぶん良作にしてくださるでしょうし毎話感想書くと思いますが、
今年の気分を象徴する出来事だったので書いておきます。


 
OPがなんか少し似てるのが面白いな、と思った2作。
 Vivyは作品的にあまり納得はできていませんでしたが、
音楽的には結構楽しんでいた作品だったように思います。

歌い手違いもヘビロテしていたり。
後半サビの転調がグレイス版の強みという感じでグッときます。

 悠木碧のほとばしる曲というのがやっぱ好きかなと。
作品的にも合っていて好きでした。


 割と変わり種な曲。
無理やり曲調変えるあたり凄い強引な曲だなぁという印象ですが、
それが癖になる感じだったかな。
本編が人生を一つの失敗で棒に振るっていうのがリアルな感じだったので、
そこを意識しながら聞いちゃう感じだったかなぁとか。
よくこんな曲作れるなとか、割とそういう意識が来る感じだったかなと。

 劇場版が面白かったのでスタァライトの曲は結構リピートしていました。
やはりRE:CREATEやスタァライト辺りが好きですね。
特にスタァライトの冒頭ようなストリングスの強い曲はたまらなく好きなので、
ついそこだけリピートしたりしてしまいます。
三森すずこ凄いな、と思うことが今年は多かったように思います。

 シナヤカナミライ、薔薇と私、
同じ作曲で歌詞違いの曲っていうのが珍しくこれまた3曲ともヘビロテしてました。
イントロが力強く思わず引き込まれてしまうのが面白いかな。
本編とは違う役者としての緊張感を持った歌声が本編キャラの心情を引き立てていて聴き応えがありGOODという感じ。

かげきしょうじょ!は絵コンテ3人でしたが、
それぞれの方の回で抜き回見どころ回ありで割と地に足のついたシリーズで見ていてとても安心感がありました。

ALTIMA解散以降、MOTSU氏の楽曲が恋しい部分があったので嬉しい1作だったかな。
 芹澤優は『トニカクカワイイ』の有栖川要で意識した感じだったかな。
OPの映像も好きだったのもありよく聴いていました。


今年はサントラばかり聴いていて新譜はあまり聴いていなかった感。
来年はいろんな曲を聴けたらいいですね。
あと今の自分の様々なものに対するわだかまりが溶けたらいいなと思います。

雑記 2019/12/31 を語る

2019-12-31 21:21:42 | ■雑記
今年の目標は仕事スキルを伸ばすのが主眼だったので、
それは結構がんばれたような気がします。
例の事件以降、どうも沈んだままでTVシリーズを追うのも億劫な感じでずっとゲームしてた感。
新サクラ大戦はちょっとボリューム不足感が否めなく、
次回作以降は個別ルートをしっかり用意しておいてほしいところ。
あと艦これアーケードで甲勲章逃してやる気が激減してるのがちょっとした悩み。

ブログの移設は年始に進める予定です。
せっかく長年続けてきたので、
自分のブログで記事書いた作品から印象的なものを選んだりとか、
色々記事書こうかなと思ってますが、あまり意味も感じなく。
また何となく感想記事書いてくような感じになるのかな。

今年のTVアニメは
『彼方のアストラ』
『五等分の花嫁』
『僕のヒーローアカデミア』
『鬼滅の刃』
『Dr.STONE』
『モブサイコ100』
『どろろ』
など漫画原作の作品が個人的に印象的な年だったかな。
『ちはやふる3』などはまだ未見。

あとなろう系では
『本好きの下剋上』
冬アニメでは原作からファンの『バビロン』
面白いアニメは多かったですが話数を追うような余裕がなかったのがちょっと辛い年でした。

個人的に00年代ジャンプ作品は苦手な作品ばかりという印象だったんですが、
今は親しめる作品が多く今一番ジャンプ作品楽しめてる気がします。

とりあえず恒例の今年よく聴いてた曲紹介でも。


収録されている「そこにはヒーローがいる」をよく聞いています。
2018版のサントラにも「friends」名で収録されています。
主人公と子供との関係に触れる際に流れる曲で大事にされている印象もあり気に入っています。
個人的にバトルシーンで主題歌を用いるのは王道だけれども、
その先に作品を代表するようなBGMがあって欲しいという願いがあるので、
そういう気持ちに答えてくれる1曲という感じで。
他にも代表的な楽曲はあるかとも思ったんですが、
主人公がヒーローだと認められることが大事だと思うので、
そういうシーンに流れる曲ならやはりそれが1番の曲なのではないかとも思うので。


鬼滅の刃OP。
今年の1曲といえばこの曲というイメージが強いです。



頭の呼びかけTVサイズ用のなのかなと思ったらフルにも入っていてびっくりさせられた曲。


聞いていてEDの映像が思い浮かぶ。
キャラクターが売りの作品でああいった映像の作品が成立するのも曲が故に、
という感じで印象的でした。



久々のゲキテイでエンドレスで聞けてテンション上がりました。
ただ口上の部分やサクラ2のED曲「夢のつづき」からの引用など、
それはゲキテイに必要な歌詞なのか、みたいな引っ掛かりはあったかな。
サクラ1の「花咲く乙女」のようなしっとりとした曲、
帝国華撃団の曲という形の対となるED曲がないのがやや寂しく感じる部分でもあり、
帝国華撃団のED曲の不在を強く印象づけてしまってる気がしたな。

今年はあまり新曲を買って聞くというよりは過去の曲をずっと聞いていた気がしたな。


来年からは新ブログで更新していこうと思いますので、
またよろしくお願いいたします。
それでは良いお年を。


雑記 2018/12/31 を語る

2018-12-31 20:49:07 | ■雑記
年の瀬になって色々振り返ってますが、
来年はもう少し頑張ろう!という感じで行きたい感じ。
冬アニメはまた自分が原作読んでる作品がアニメ化されるので、
その辺の距離感をうまくとって視聴していきたいかなというか。
またあまり更新できないかもしれませんが、
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。

とりあえず恒例の今年よく聴いてた曲紹介でも。

月と花束(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)

今年の1曲と言ったらこの曲かもしれない。
劇中のマスターとサーヴァントの関係やEDの細居さんのイラストが毎話印象的だったのもありますが、
非常にパワーのある曲でグッとくる感じだったなと。
特にサビが華やかなので細居さんの毎回変わるイラストとの親和性もあり、
キャラクターの関係や変化を印象づける意味でも歌詞の味が増していく感じで、
ずっと聞いていられる感じだったなと。

気まぐれロマンティック

からかい上手の高木さんのEDの1つ。
この曲の懐かしさと高木さんの好意を印象づける意味でも聞いていて楽しい曲だったなと。
作品で特に掴まれたなと思えたのがこの曲だったせいもあるかな。
映像ともあってる感じで、この曲がEDのベースになっているのでは、
みたいな印象も手伝って自分的には作品を象徴する曲みたいに思えてる感じ。

七転八倒のブルース

伊藤潤二『コレクション』のOP。
ニンジャスレイヤー 3話のEDを担当したTHE PINBALLSの曲。
これもまたパワーのある曲で好きでした。

TVアニメ「 宇宙よりも遠い場所 」オープニングテーマ「 The Girls Are Alright! 」

宇宙よりも遠い場所、OP。
作品の感想でも書きましたけど、EDで4人が歌っている曲より4人を身近に感じる曲なんですよね。
それが不思議でずっと繰り返し聞いていた感があります。
4人が一緒にいる絵を時には動かしながら、
時にFIXでとライブ感のある感じのOPからそう思えるのかなとか。
4人が寝転んで空を見る絵っていうのが作品のキーになってますが、
それを受け取りやすくしてるしている曲という気もするかな。
まあOPについては以前にも触れたのでこんなところで。

流星

ガンゲイル・オンラインのOP。
銃口を空に向ける絵と曲がマッチしている感じで、その画が好きだったなと。
あと流星の輝きに託す願いの歌詞が結構響く感じでした。
作品の話がバカバカしくも切実なので、
そこにアプローチしている意味で歌詞も飛んでいてマッチしている印象が好きかなと。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」OPシングル 星のダイアローグ

聞きやすい曲でリピートしやすかったかなと。
スタァライトという舞台の魔力を歌詞に載せた感じですが、
自分がアニメを見ている理由ともかかる感じで入っていきやすい曲だったのかもなとか。

嘆きの華

軒轅剣 蒼き曜のOP。
OPの歌詞と映像がマッチしていて両方に非常に入りやすい感じがして、
ずっと聞いていられる曲でした。
割と水樹奈々の曲ってリピートしてると飽きが早いんですが、
この曲は結構聴いていられる曲なのもポイントだったかな。
やはりサビがドラマチックなのがグッと来るのかな。
個人的に水樹奈々に惚れ直す曲という感じでした。

Love with You

まあ何度も触れてますが曲がやはりかっこいいですよね。
イントロが非常に印象的でした。
とりあえず迷ったらこの曲から、という日が多かった感。
というか発売してからはずっとそんな感じでした。
映像の水面に映る2人、水面に浮かぶ花びらという映像が非常に琴線に触れるんですよね。
あの水面の波の合間から見る2人っていうのがやはり好きなのかな。
絵も好きで曲も好きでと相乗効果でずっと聴いていられたなと。

徒花ネクロマンシー(TV size)
徒花ネクロマンシー

ゾンビランドサガ OP。
TVsizeはOPのまんまさくらの声入りで、やはりOPを聞こうと思ったらこれが正解かなという感じ。
コーラスも強くかっこいい曲で好きでした。

君のせい

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない OP。
OPでバニーガール姿を見て、ハルヒ意識されてるなーと思いながら、
本編見て個人的にハルヒは思春期症候群と言われてる感があって、
マイナスイメージの強い本作でしたがOP曲は好きでした。

スパッと!スパイ&スパイス/Hide & Seek(初回限定盤)(CD+DVD)

これも曲が好きでした。
擬音的な感じが続くのがアニソンらしくて好印象で可愛らしい感じもありで好きかなと。
やはり繰り返しの歌詞が好きなのかな。

ADAMAS

SAO アリシゼーション編 OP。
イントロがかっこよくてグッとくるし全体的にもかっこいい曲ですよね。
昨年の曲のASHが夢のかけらでしたが、今回は悲しみと願いの結晶体と、
そういうイメージが連続している感じも印象的かなと。

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グリッドマンOP,ED。
EDは最初あまり興味なかったんですが、監督のコンテで一気に掴まれた感。
作品全体についても言えそうですが、
雨宮さんの価値観に触れられている気がして、それでずっと聴いていたような気がします。


雑記 2018/1/4 を語る

2018-01-04 22:36:12 | ■雑記
あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

昨年はずっと出張出張また出張&パワハラの嵐で気が狂いそうになっていましたが、
今はだいぶ落ち着いています。
上から下まで色々と人がいなくなって大変でしたが、逆にホッとさせられるところも。
アニメ感想もあまり書けなかったので、
とりあえず今年は春までの作品は追っていきたいですね。

昨年はとにかくFate/Grand Orderをプレイしてた記憶がほとんどですね。
シナリオが面白かったのもあって大変楽しくプレイしていました。
個人的にはゴールデンウィークのCCCコラボが一番好きですね。
サントラに入るであろう曲が今楽しみだったり。
アニメも始まるEXTRAシリーズもソフトは揃えたので徐々にプレイしていきたいところです。

とりあえず昨年よく聴いてた曲紹介でも。
一昨年は年末年始仕事でサボりましたが今年は自分メモな意味も込めて。

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- Original Soundtrack
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- Original Soundtrackサントラ

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まず間違いなく一番聴いた曲がSAOの「longing」。
やはりアニメは憧れで見ているところがあるので、
そういう意識とマッチした曲というのもあって永遠と聴いていられる曲でした。
バトル曲としても印象的で、映画の導入でガッツリ掴まれました。
他の梶浦作曲でない曲も結構好きで、ユナの歌を一番昨年は聴いていたような感じでした。

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OPの映像も凝っていましたが曲のパワーが凄くて、
テンションの上げたいときはよく聴いてました。

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こちらも同様ですね。
May'nの曲は結構よく聴いてますが、
いつもと違った大人数の曲でテンションの上がる曲で新鮮でした。

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なんかTrySailの曲が使われてるOP、EDってどれも好きなのが凄いなと。
今一番好きなユニットなんじゃないかという気がします。
勿論この曲も大好きで、テンション上げたい時によく聴いてました。

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心臓を捧げよ!
同じ歌詞のリフレインは聴きやすく、
繰り返すたびに盛りがっていくので自然とテンションが上がる曲でした。
まだ進撃の2期見てないのがアレなところです。

しかしここまで書いて、自分テンションを上げるための曲を聴いていたんだなぁという感。

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ボールルームへようこそ!のOP、実は自分結構衝撃を受けていて。
その時の衝動をリフレインさせるのに聴いてたという感じがしたかなぁと。
色んな女性と入れ替わり立ち替わり踊っていくのが目を引かれたのと、
止めで衣装が翻る描写を入れてアクセントにしているのとか、
華やかさを全面にだしているのが凄いなと。
ちょっと暗い出だしの演出からの持って行き方が好きだったのかな。
それをずっと繰り返し聴きながら思い描いてたように思います。

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Aimerの曲の印象ってあまり好みじゃなかったんですが、
サビの切れ味がかっこよいなぁと思ってその辺を味わうために聴いてた感。
俺は常に完璧、カッコイイことしかしない!
みたいなカッコつけ上司がAimerの曲も聴いてたので、
それへのカウンター的な意味も込めて聴いてた側面もあったかな。
今はもういないので純粋に曲を楽しんでいるような気がします。

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映画ノーゲーム・ノーライフ ゼロからTHERE IS A REASON。
個人的に好きな作品で、EDで指輪とともに消えていく2人の姿が印象的だったので、
その時の情感を思い返しながら聴いていました。
鈴木このみの曲はアップテンポな曲ばかりを好んで聴いていた気がするので、
こういうバラード調の曲もいいんだなーというのが新鮮だったかなぁと。

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LiSAがFateの曲ってなぁ、と思ってましたが今作では好印象。
作中のジークの心情とリンクするような歌詞が好きで、好感度高かったというか。
サビの不安感を煽りつつもそれを払拭するような曲調がいい意味で染みる曲かなと。
昔DARKER THAN BLACK -流星の双子-のOPがなかなかの鬱ソングだと話題になりましたが、
あの時の感覚をちょっと思い出すようなところもあって。
か弱い存在が足掻いていく物語性にグッと来る曲だったのかなぁと思います。

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なんというか新しいものを提示された曲だったのかな、と。
ライバルたちと作る新しい曲っていう新鮮さがあったなと。
出だしと終わりがとにかく好きで、その辺を味わうために聴いてたような感じ。

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FGO1.5部はシナリオにイメージソングがあるのがなんか意外で。
新宿や英霊剣豪もカッコよくて好きでしたがこの曲はまた別な印象があったかなぁ。
静かな曲調から入ってガンっと上がっていくのが好きで。
アビゲイルとラヴィニア2人の関係を想起させられるのが印象的というか。
セイレムは不気味でよくわからない部分もありましたが、
この曲を指針にして2人の関係を見つめられるのが好きですね。

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収録曲の『色彩』。
やはり一昨年年末のFGOを思い返すとこの曲は外せないなと。


あとはなんだかんだでFate関係のサントラ(川井憲次)をよく聴いていた気がします。
3月にはFGOのサントラ2枚めが出るのが楽しみです。
EXTRA CCCコラボの曲がどれも好きだったので。
未プレイの人がいるのが本当に勿体無いと思うのでぜひ復刻してほしいですね…。
あとついでにZEROや空の境界、プリズマ☆イリヤのコラボも復刻していただきたいものです。

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雑記 2016/7/30 を語る

2016-07-30 23:09:32 | ■雑記
●シン・ゴジラ
ゴジラシリーズは平成ゴジラから入って、キングギドラ、デストロイアが好きで、
大体TVで放送されていたのは見て旧作も中学上る前くらいには大体見ていた気がする。
00年代以降はファイナルウォーズとハリウッド版は見ている。
311以降はいつ日本でまたゴジラが見られるかと期待していた。
災害というものをゴジラを通してより深く自分の身近に感じたかったのもあるし、
何より復活して欲しいという気持ちもあったので。

庵野秀明監督作として見る前は戦々恐々としてましたが、
シン・ゴジラの名に恥じない作品で、
正に現代のゴジラであると強く感じられる素晴らしい作品でした。


以下ネタバレ感想。

シン・ゴジラは誰もが考える、もし今の日本にゴジラが出現したら?
というifを全力で描き切っているのが素晴らしいと思う。
初代ゴジラは芹沢博士など科学者の分野での苦悩を描いていましたが、
今作はゴジラを研究する科学者は既に失踪しており戦いの主戦場は政治の世界に移されている。
初代は水爆など新たな兵器を開発していた人々こそにスポットが当たっていましたが、
今作では政治の舞台でゴジラをどう扱うかを描いている。
災害としてのゴジラを初代は原爆を作り出した科学者たちの責任へ、
今作ではどのように災害を扱っていくかという判断を迫る作品になっているように感じたかな。
技術を作り出したものより、運用するものの責任が問われる形になっているのが現代なんだろうなと。
科学者というのがゴジラなど必要とせずとも世界に殺されているような気がしてその点は気になった。

スマホで動画を見て巨大生物だと断定する若者が正しいとする感じはなんかムズムズしたな。
ゴジラを見てるんだからそりゃ巨大生物はいるだろうっていう視点でその正しさを肯定しちゃうけど、
デマの可能性もあるのでちょっと安易すぎるかなと思った。
政治の硬さの批判的なシーンなんだろうけど、それでも安易かなーと。
大臣たちにカンペを渡すのなんかは見ていて思わずニヤッとしてしまった。
まあそういうものなんだろうな、と思っても。

ニコニコ動画やtwitter式の画面など自分たちが集めるであろう情報をすくい上げる描写が序盤は多くて、
そういう日本の反応を様々なメディアを通してる辺りが非常に事件を身近なものにしていたな、と。
戦いは数だよじゃないけど、考えうる反応の描写の渦がより混沌を産んでる感じだったかなとか。

最初に巨大生物が現れる辺りは本当に騙された。
いやこれゴジラじゃねーじゃん、ハリウッド版と同じことやってんな!コイツとゴジラが戦うのか!?
と驚き半分呆れ半分で見ていたらあら不思議、
いつの間にかどんどんゴジラっぽくなっていくじゃありませんか。
進化していく生物というのは全くの盲点で驚かされたな。
最初からゴジラはゴジラとしてではなく未知の生命体だと思わされるところが新鮮だった。

現代社会が舞台なのに虚構の日本に「ゴジラ」という文化が無いのが非常に強い違和感になって、
序盤はそういう怪獣映画という文法が無いような日本という描き方なのかと思ったけど、
進化というものを目の当たりにして、誰も知らない本当に未知のものが出ることで、
全く新しいゴジラを見せられているのだというのを強く実感した。
シン・ゴジラの名を冠するにふさわしいと思わざるを得なかった。

自衛隊が出動するも攻撃命令が出来なかったのが運命の分かれ道という感じであったけど、
それが後々に言及されていなくてよかった。
逃げ遅れた住人など放っておいて攻撃しておけば、みたいな後悔の仕方されたら悲しいなと思ったので。
初動に迅速な判断が求められると言いながら、
この点をスルーするのはちょっと納得できない部分でもあるけど。
まあ倒せたかどうかはわからないifだけども。
こういう作品内でその是非を保留したものが、後々作品を語る時の味になっていくかなぁ。

いきなり時間が飛んでちょっとビックリ。
家屋の崩壊の仕方や1人だけ手を合わせるのとか、私だけはちゃんと弔ってますみたいな態度で、
そういうのはちょっとどうかなと思った。

ゴジラが街をぶっ壊して回るけど、
ビルが壊れるだとかアカデミックな部分からゴジラによって吹っ飛んでいく車など、
滅びの美学を追求されてる点が良かったなと。瓦が揺れたりとか。
特に車が簡単に吹っ飛んで行くのを見ると311の津波を思い出す感じで、
正に災害が出現したという感じになっていたのが目を引かれたなと。
自分的に津波の映像で一番衝撃を覚えたのが容易く流される大量の車だったので、
非常にシンパシーを感じる破壊だなと感じました。

今作でゴジラが出現した場所で行ったことないところがあまり無いのも新鮮だったな。
自分が知っているところが映るっていうのはこういう感覚かというのを改めて感じられたなと。
地図を作ってここでゴジラはこう動いて自衛隊の舞台はこう動いて、
というシュミレーションをやるのが面白そうだったのでちょっとやってみたくなる。
地図を見る面白さのある作品のように思えるし状況をより正確に理解する面でも楽しそうかなと。

逃げ惑う人々や総理に判断を求める場面だったりはきっとゴジラが出たらこんな感じなんだろうな、
っていうリアリティが感じられて良かったなと。人はやはり数が必要だなと感じたな。
自衛隊や米軍の攻撃で「やったか!?」のフラグを思い切り立てているのはお約束的だけど、
ゴジラがそんな攻撃で負けるかよって見てる側が鼻で笑っちゃう印象だったのは面白い。
それくらいあからさまな「やったか!?」だった。

ゴジラが進んでいくことで停電していくのがどこか美しく感じたな。
文明が停止した瞬間、光にあふれていた世界が、
一瞬で暗闇に包まれる恐怖というのを意識させられたな。
そこにある非日常性が美しく見えてもそれは一瞬なんだろうなと思わされる。
最近ジャイアントロボ見返していて美しい夜を目指す理由とは何かを考えていたりしたけど、
やはり恐怖を克服するために使われていたエネルギーが無くなるというのは恐ろしいことだよな、
というのを強く実感できて、インフラというのを強く意識しちゃったなぁ。

放射能を吐くのがゴジラ花型のシーンなので期待してましたが、
まず大量の炎が出て街が火の海になってビックリさせられ、
次にガスバーナーの空気調整を済ませたように炎が細いレーザーのようになり、
次々に街が破壊されていくのは圧巻だった。
背中からもビームを出すなど反則もいいところで大スペクタクルシーンでした。

だがしかし、これ完全にエヴァンゲリオンに出てくる第五使徒ラミエルじゃありませんか?
という印象が邪魔をして素直にその後のシーンを受け取っていいのかと葛藤させられる。
体内の放射能を使い尽くして立ち尽くすゴジラを調べようにも近づくと破壊されるとか、
それもラミエルっぽさに拍車をかけてる。
多国籍軍の核攻撃ではなく日本中からものを集めてゴジラを凍結させるぞ!
もエヴァのヤシマ作戦という感じ。
作戦名に言及している時点でわかってやってるし、
そもそも対策チームの場面のBGMでエヴァのものを使ってるので、
対策チーム=特務機関ネルフなのは明らか。
いやー、それでいいのか?と首を傾げたくなる。
俺はゴジラを見に来てるんやで!という強い気持ちにさせられる。
自分が気づいていないだけでエヴァもゴジラ的な部分あるから逆輸入やでッて感じなんだろうか。
ちょっと自分が不勉強過ぎかなと思わされる。
あと対策チームが暗そうのはなぜだったんだろう(オタクっぽくはない)。
市川実日子の印象だけが強い気もするけど。
個人的には市川実日子が凄い好みの役やってるなという感じだった。

人も物も集まって核攻撃のカウントダウンも伸ばして、
作戦決行からのBGMが怪獣大戦争マーチ(であってるのだろうか?)でと大盛り上がり。
ビルを崩してゴジラを動けなくしてさあゴジラを凍結させるぞ!
で、やることがポンプ車で口の中に直接液体入れるのを見て驚かされた。
これは将来ポンプ車に乗りたくなる子供が増えるだろうなって感じで見てたけど、
ずっとゴジラの口の中に多数の管を突っ込んでるだけの絵で面食らってしまった。
途中で放射熱線吐いたりとか抵抗もするんだけど結局それだけでゴジラが凍結して終わるので、
一大スペクタクルを期待しているとちょっとガッカリさせられた。

ただ派手なシーンというのはやはり爆発は欠かせないわけで、
一番の爆発とは何かと考えたら核攻撃なわけで、
派手なシーンにしないことで反核的なシーンとして扱っているのかなと思えたり。
確かに電車が突撃したり大量の重機が動きまわるのは圧巻で、
正に日本の力を目の当たりにさせられたわけだけど、うーん、
もっとかっこよくても良かったなと思わずにはいられなかった。

とりあえず見ながら思ったのはこんなところだったかな。
福島原発への言及はなくゴジラがそのメタファーっぽい感じで、
日本の力でゴジラに立ち向かっていくのは頼もしい描写で素晴らしかったなと。
日本を肯定する力強さがある。
問題はその強さを受け入れられるかどうかにかかってくるかなぁ、と。

どさくさで総理になった人間が思い描いた図が果たして現実になるのか?
という思いというか。
最後は一つ一つの描写、物語の流れを果たして信じられるのか?
という個々のパーソナリティに委ねられるんでしょうが、
ここで判断を保留するのも術中にハマってる気もしてくるかなぁと。
現実対虚構っていうのをこういうところでも意識しちゃうかなというか。

画コンテでエヴァの演出家の名前が並んでいてちょっと意外だった。
どのくらい反映されてるものなんだろう。

面白い映画だったし、日本映画ここにあり、ゴジラここにありと絶賛したい。
でもエヴァ色もあって果たしてそれを認めてもいいのかとやはり葛藤させられる。
核の恐怖が結局原爆投下まで戻ってしまうのもそれでいいのかな、福島はいいのかな、
そもそもゴジラ海底に捨てられた廃棄物食べて進化したみたいだけど、
果たしてそんな生物の責任を日本が取るような形になっていいのかなとか、色々考えてしまう。

ゴジラが凍結から戻るかもしれない可能性が考えられるけど、
とりあえず保留という感じだったので、いろんなことを保留にしておくのが一番なのかなとも。
それもまた日本的なのかな。
よくわからなくなってきたけど、面白い作品でした。

雑記 12/31 を語る

2014-12-31 20:00:57 | ■雑記
●コミックマーケット87



C87おつかされさまでした。
自分は2日目、3日目に参加しました。
3日目は友人の手伝い件買い物という感じで色々新鮮で楽しかったです。
3日目は余裕があったので欲しい本は大体買えたかなという感じ。
個人的にきなこのやまの本「いろいろな何か。5」
で魔弾のリュドミラのイラストがあったのが嬉しかったです。
並んだ甲斐があったかなーと。



2日目は企業ブースへ。
Free!の書籍は高い割にはちょっと面白味に欠けるかなと思いましたが、
たまこのコンプリートガイドブックが山田尚子さんのコメント多めで楽しかったです。
たまこラブストーリーのキャプ画に合わせて、
細かく演出意図や山田さんの解説が全編に渡って入ってるので読んでて楽しいです。

ただ今回の書籍、境界の彼方のイラストレーションワークスなども含め、
載っている版権絵のスタッフの記載がないので、
雑誌まで遡らないと誰の絵かわからないのが結構不満。
今までの京アニの本だとその辺しっかり記載してたので非常に残念。
まあでも記載が間違っている場合もあるし、自分で網羅することが大事なんでしょうかね。

それはさておき、京アニの新作「響け!ユーフォニアム」楽しみです。
吹奏楽部をメインにしたアニメは見てみたいと思ってたので特に。
ヤマカン辺りがやって下さるかなーと思ったら京アニだったという。
4月までに京アニ作品見て追いつきたいところです。



SHIROBAKOファンブックと異能のお疲れ様本。
どちらも今期楽しく見てたので買いましたが、
異能の方は当日ブースで知ったので衝動買いみたいな感じ。
そしてデスパレード本を買い忘れてたり。通販で買えるっぽいですが。



2日目は艦これ本も結構買おうと思ってたんですが疲れてたのでこの2冊のみ。
東方の二次創作なんかもそうですが、
従来の世界観からやや外れたものが結構好みです。


●今年を振り返って
仕事がまた増えて頭を抱えることが多かったので日々辛いという感じで、
色々なものから遠ざかってしまっていたかなという感。
まあ毎年来年こそはみたいなことを言ってる気がするので、
心機一転して頑張りたいですね。

今年はたまこラブストーリーがやっぱ印象的だったかなと思います。
TVだとチャイカかなぁ。寄生獣なんかも結構楽しく見てましたが。

あとdアニメストアやKindleの利用など端末でコンテンツに触れる機会が増えたかなと。
これからも視聴形態が変わっていくのかなとその辺をぼんやり考えたり。

今年は憑物語見て終わろうかと思います。
花物語も楽しかったので、楽しみ。
年末のスペシャル番組といえば昔は大晦日だよドラえもんとかが好きでしたが、
物語シリーズのような深夜アニメから出てきたスペシャル番組っていうのが新鮮なので、
こういう番組が続いていくといいなと思います。

それでは皆様良いお年を。


雑記 12/27 を語る

2014-12-27 19:16:06 | ■雑記
Hello Alone TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」エンディングテーマ
Hello Alone TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」エンディングテーマ雪ノ下雪乃(CV.早見沙織)& 由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)

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今年も色んなアニソン聴きながら仕事してた気がするけど、
振り返ってみるとなんというか印象に残ってるのが昨年から引き続きこの曲でした。
あと最近このライトノベルがすごい!で原作が1位を取っているのを見かけたりしたので、
ついアニメ1期を全話視聴してみたり原作本を読んでみたり。
12月後半は俺ガイル一色になってました。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)渡 航

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原作はとりあえず1巻と飛んで6巻~10巻までKindleで読みました。
原作者が自分と同世代だったというのがわかってどこか親近感湧いちゃいましたね。
あー、自分らの世代だから出てきたのかなみたいな感触というか。
あと神奈川住まいなので地名の名前とかに親近感湧いたり、
雪国出身なんで雪ノ下の文字列に反応しちゃうとか、
雪ノ下と由比ヶ浜の間で揺れてる感はどっちに永住するか決めかねてる自分かと思ったりとか。
雪の下も鎌倉の地名ですが由比ヶ浜と対比的な名称かなと思ったので。

個人的に読んでいて惹きつけられたのはやはり9巻でしょうか。
本物が欲しいっていう比企谷の言葉が響きますね。
絆とかっていうものや人という字に表されるようにとか、
人との繋がりを卑屈に、冷淡に語っていた彼が求めたものが、
本物っていうのが響くというか。

なんというか、雪ノ下と由比ヶ浜の間で揺れるラブコメになって行くのかなと思ったら、
その斜め上を行かれた感じで凄くビックリしたし、共感できた部分なんですよね。
なんだろう。
やっぱ仮初にしか感じない言葉とか繋がりだとかっていうのが溢れる中で、
そういったものを否定していった後に残る言葉としての実感が感じられたんですよね。
その切実さに打たれるところがあって身悶えしちゃうよなと。

また別の話でそういう場面を新キャラの後輩が肯定してくれる心地良さもあったかな。
本人たちだけの箱庭的なものじゃなくて、仮初めの姿でいる後輩に響く、
っていうのがそれが本物の持つ意味のように感じられますし。

全体の印象は色々揶揄してくる人たちをどう説き伏せるかに寄ってる気もする。
自己犠牲なんて呼ぶなっていうのが特にそうかな。
ネット上でのやり取りからも爪弾きにされているような描写、
つまりはクラスの上流階級や人付き合いが多い人の方がネットを有効的に使ってる、
っていうのもある意味、ネット上での揶揄っていうのはそういうところから生まれる、
っていう意識があるんじゃないのかな、という感。

だからそうした中で比企谷が本物が欲しい、という姿に打たれる。
その欲しくてしょうがない何か、っていうものへのシンパシーは確かにあるな、と。

ただ7巻の偽告白がなぜあそこまで尾を引くかっていうのが自分にはなかなかよくわからなくて。
葉山たちのグループの輪を壊したくないからっていうのは依頼だからそうしたわけで、
そこを読んでの比企谷のスタンドプレーだったわけだけど、
なんで雪ノ下は比企谷に怒ったのかなと。

やはり結果的に告白を助けるっていう依頼を無視したっていうのがあるのかな。
雪ノ下雪乃は嘘をつかない。
比企谷八幡は目的のためなら最低な言葉を投げかける。
比企谷のやり方は最低であっても、6巻を読む限りは雪ノ下のやり方を踏まえていたので。
そのズレなんでしょうか。

あとは告白っていう大事な場面で堂々と嘘をついてしまうというところですかね。
由比ヶ浜も比企谷に失望してる点っていうのは、
彼の言葉を信用できなくなってしまった点にあるんじゃないかなと。
比企谷は人の言葉の裏を探りますが、それを自分がされるような存在になってしまったこと、
正面からその言葉を受け止められなくなってしまった、というのはあるかもなと。

10巻まで読みましたがラブコメ展開というよりは、
走れメロスを引用しての繋がりの方向へ向かっているので、
告白っていう大事な場面を踏みにじったためにラブコメ方向に舵を取らないようにしているような。
とらドラ!の時なんかはラブコメじゃなく竜児と大河の友情方面を期待してたけど、
結果的には全然違っていてそれでいて凄い好きな作品になったのを思い出す。
最終的にどう作品が着地するのか、楽しみです。

あとどうでもいいけど、比企谷が海老名を助ける構図っていうのはある意味、
オタが腐女子を助けるっていう構図でそういうオタ的な繋がり、
わかってしまう部分っていう部分がある種の地雷になってるのはちょっと引っかかるかな。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 公式ホームページ
春から2期やるっぽいですが原作読んじゃうとコレじゃないな感を物凄く感じるので、
とりあえず1期EDの再現を望みますが望み薄か。
制作もブレインズ・ベースからfeelに変わってスタッフも一新。
楽しみに待ちたいところです。


雑記 2/2 を語る

2014-02-02 21:28:11 | ■雑記
俺の教室にハルヒはいない2 (角川スニーカー文庫)
俺の教室にハルヒはいない2 (角川スニーカー文庫)新井 輝 こじこじ

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なんで読んでるんだろう、と思いながら読んでる。
どちらかと言うとウルトラマンネクサスを追っている気がする。
ちなみに自分の見たことあるウルトラマンはタロウまで。
好きなウルトラ兄妹はセブンです。
でも帰ってきたウルトラマンも好きです。

まあアニメとかよく知らないけどアニメ関係の女の子と仲良く出来てる自分とか、
アニメよく知らないけどっていうのを枕詞にした作品なので、
アニメファンからしたらまあ面白く無い主人公ではある。
面白くない主人公が当然の結末に至るところでヒロインに救われる、
というところが狙い目なのかな、よくわからないけど。

けど幼馴染のカスガは頑張り屋なので許せるって感じ。
ToHeart2のアニメのDVD持ってるってすげーなとか、
OVAの海回を押すとはなーとか、ちょっと楽しかった。
あの回、桂憲一郎さんのコンテですけど、
万能文化猫娘で桂さんが作監やってたのを思い出すと、
味わい深く見れる感があって好きなんですよね。

今回出てきた生徒会長が自分たちはハルヒから一番遠い存在だ、
って言ってたけどハルヒから遠いっていうのはどういうところを指しているのか、
それがイマイチ掴みきれていなかったな。
そこが少しモヤモヤする感じで、術中にハマってしまったなと感じるところ。
声優だから可愛いとか、そういうのを前提にした語りをしてしまう迂闊な主人公とか、
もう読みたくない理由は結構いっぱいあるんだけど、どうも腑に落ちないなと。

会長の好感の持てるところは涼宮ハルヒの憂鬱の原作を読んでいる、
しかも憂鬱だけしか読んでいない、という点ですかね。
なかなかそういう人もいないと思いますし。
教室内で涼宮ハルヒの名前が上がってるっぽいけど、
どのように涼宮ハルヒが消費されているのかっていうのを明確に描いていないので、
主人公の妹や生徒会長は消費者としてハルヒをどのように消化しているか、
っていうのを描いてくれそうなのが楽しみかな。

ライトノベルの涼宮ハルヒシリーズがやっぱり好きなので、
というか他のメディアの作品は好きではないので、
ライトノベル関係のとして出ている今作はなんか追ってしまってる感じ。
とりあえず3巻を待ちます。


雑記 1/5 を語る

2014-01-05 23:10:36 | ■雑記
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年はあまりブログ書けなかったので、今年は短い記事でもいいんで感想書きたいですね。
freeとか石立監督の境界の彼方なんかは特に。

個人的に昨年大きかった出来事はカトゆー家断絶さんの更新停止でしょうか。
自分みたいにタイトルをテキトーにつけてる記事でもリンク貼って頂いていたので、
なんとかそういう記事になっているのか?と疑問を持ちながらでしたがやっぱり嬉しかったりしましたし。
そのあやふやな部分っていうのがやはり意外と大きかったのかな、と現状を振り返ると思います。
作品のタイトルを付けた記事を書くとリンク貼られることもあるので、
意識的にタイトル付け、雑記まとめと分けてましたけど、これからはあんまり意識しないで、
もうちょい短文で記事書けばいいのかなーと思う反面、ボリューム無いのもつまらないしなーとか。
ブログ楽しいんですけどね。アニメが面白いからっていうのがやっぱありますので。

昨年印象深かったのは田村ゆかりかなぁ。
なんかいろんな作品に出ていた印象があって。
キルラキルの硬派な世界にいきなり田村ゆかりだし。
新人の声優がぽこぽこ出てきている中では田村ゆかりの存在感がなんか強かったな、という感。
まあ実際どんな感じかはわかりませんが。

あと恋愛モノというかそういうので印象深いのが多かったかなぁ。
神知る3期、恋物語、WHITE ALBUM2が主だったところでしょうか。
特に神知る3期でちひろを切り捨てる辺りがインパクトがあったなぁ、と。

劇場作品も多くありましたけど、やっぱ叛逆の物語が印象深かったです。
昨年最後に見るようにした作品でもあったので、思い入れというかはかなりありますね。
EDまでが哀しいというか愛しいというか。
世界を切り裂いていく辺りがやっぱ自分的には一番の見どころで。
画面を割る→世界を割るという表現が新房監督が昔からやっていた手法の延長線上にあるのもGOOD。
そういえば映画最後にりぼんをまどかに渡すの、
ほむらを三つ編みしようとしたまどかへの仕返しなのかな。
あそこでリボンをほむらにつけてれば、っていう話なのかなとも思えるよな、という。
やっぱ各所へ無邪気に意図を結べるのが楽しいところでもあるんかなぁ。
さやかがほむらをビビらす辺りもかなり好き。ビビるほむらを見るのが楽しい。
どうでもいいですが、あのダークオーブってひも理論的な解釈なんですかね。
糸が変化してるっていうだけですけど。

あと昨年といえば艦これブーム。
自分も大ハマリしていて、アニメ見つつ艦これをしている状態。
これが結構痛いところでもありで。
やっぱり同時に2つことをできるような器用さがないので散漫になってしまうんですよね。
ちゃんとアニメ見れなかったなーというのがあって。
そこは治したいところだったり。

でもやっぱり楽しいですね、艦これ。
攻略情報漁ったりとかまとめサイト見る楽しさもありましたし。
夏イベントは伊168をゲットして終了でしたが、秋イベントは苦難の末に無事E-5突破、
年末のイベントはアルペジオ見てたのもあって楽しいイベントでした。
秋イベは割りと苦情の多い?イベントでしたが、
難易度的にはあれくらいでいいんじゃないかなという気もします。
BGMもカッコ良かったですし、夜戦から昼へ移行するのとか、
ロマサガのサルーイン戦などを思い出す楽しい演出でしたし。
ちょうど育てた夕立改二などを旗艦にして遊べたのも良かったな。
次回はミッドウェーという噂なので、自分の主力の空母たちを使って遊べたらいいなと。
秋イベは重巡が必要で育ってない重巡を何隻も、というか色んな艦を轟沈させてしまったので、
次回は焦らずにプレイしたいです。
が、それはそれで楽しくないと思われるのがなんとも言えないところです。

アニメなんかは自分の個人の趣味っていう意識が強いですけど、
艦これは皆で楽しみたいかなっていう意識が強いので楽しめる部分はできるだけ楽しんでいきたいですね。
図鑑埋めるのとバケツ集め、レベリングが今の主ですかね。
図鑑はあと長門、三熊、初風、矢矧、そして大和が出れば大体揃うのかな。
宇宙戦艦ヤマト2199見ながら大和欲しいなー、と思ったのが艦これ始める動機だったので、
大和早く欲しいんです。
ただうちの主な秘書官は加賀さんなので、色々悩みどころです。

艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! (ファミ通文庫)
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艦これも色々なアンソロとか出てますけど、個人的なイチオシはこの作品。
自分が3-2なんかを陽炎、不知火を中心にしてクリアしたというのもあるし、
一度轟沈させてるというのもあってか、
駆逐艦の中だと割りと思い入れのある艦なので、こういうサイドストーリーが出てくれたのが嬉しいですし、
何より楽しませてくれる内容で凄く良かったです。
ありきたりなキャラの掛け合いになっておらず、陽炎や駆逐艦を通してみる世界、
各キャラの抱える問題点などを打ち出して掘り下げるやり方など、
まだ設定が固まっていないからこそ出来ることだと思いますし、
魚雷の打ち方の考案や羅針盤の解釈など色々な視点を持っているのが良かったなと思います。
キャラクターもいっぱいいる作品で具体的な艦隊名も出てきたにも関わらずキャラは見せなかったり。
キャラもののエンタメとして各所に意図が感じられるのがグッと来る感じ。
駆逐艦視点だからこその戦艦などの大型艦への畏怖の精神というか憧れがあるのも良かったなと。
曙は育ててなかったのでレベリングしとくかなーと思わせられる内容でもあり。
続刊も出るみたいなので、楽しみです。

艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます! (角川スニーカー文庫)
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1月末に出る一航戦を主役にした作品らしいですが、
コンプティークについてきた付録を見るとちょっと不安。
赤城加賀というか正規空母はうちのメインどころなので楽しみにしてますが、どうなるか。

なんか長くなっちゃいましたが、改めて今年もよろしくお願いします。


雑記 9/1 を語る

2013-09-01 21:56:03 | ■雑記
俺の教室にハルヒはいない (角川スニーカー文庫)
俺の教室にハルヒはいない (角川スニーカー文庫)新井 輝 こじこじ

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涼宮ハルヒの憂鬱から10年。
当時はキョンたちと同じ高1だったのに今じゃ社会人。
しかしハルヒは未だ完結せずと、そういう人をフォローしてくれる作品なのかなーなんて思ってたけど、
初っ端からアニメの話から入って正直絶望した。
アニメの時も思ったけど、原作読者が憂鬱から消失までに育んだものを無視されてる感覚があるもの、
っていうのが個人的にはあんまり好きじゃない。
TV版の2期はその辺を埋めようとして結局フォローになってなかったし。

映画消失も武本さんが入ってぶち壊しにしてるし。
それで氷菓みたいな作品、私綺麗ですよーな作品作りをしてるのが凄く卑怯。
ハルヒはヤマカンに責任とって全部やって欲しかったけど叶わず、
高雄さんも出てしまって叶わず、結局石原さん頼みになる、
っていうが今の京アニ全体の現状っぽい。
京アニ発のアニメでヒットといえるのが今のところ中二病だということも含め。
Freeは今溜めてるのでなんとも言えない。

恨み事はこの辺でとりあえず感想。
涼宮ハルヒっていう固有名詞は出てくるけど宇宙人未来人超能力者への言及、
SOS団やSF的な要素もない、涼宮ハルヒの名前だけがひとり歩きしてるだけで、
メインは主人公と声優を目指しているヒロインとのやりとり。
作者はラノベ畑からアニメへ行ってまた戻ってきた方っぽいので、
アニメの裏側に触れるような内容で進める内容を書ける人に書いてもらったラノベ、
みたいな印象がちょっとあったり。
しかしそのスタッフも涼宮ハルヒにほとんど関係が無いのが泣けてくる。
メインで絡む人の元ネタが上江洲誠さんだし。

ただ文章の端々に感じるハルヒ的なところを拾うのは楽しかった。
例えばヒロインのカスガのセリフ。
「レッスンの後、みんなで話するのは楽しい。でもね、みんなと同じにしてるのは、そこにいて楽しいのは違うって思ったんだ」
(俺の教室にハルヒはいない P39)
ハルヒの前後って何でも楽しい方がいいとか皆でダンス踊るブームとかあってそういうのも大嫌いだったけど、
そういうのをぶった切ってくれてるようでなかなか痛快だった。
そもそもハルヒの不満っていうのは周囲と同じことをすることだったと思うので、
その精神を別の形で読ませてくれてるのが個人的には良かった。
アニメ版の涼宮ハルヒの憂鬱を見て、自分の消費の仕方と何か違う、
と思った方なんかは幾分か救われる作品だと思うのでそういう方にはオススメしたい。
あと主人公が学園モノ苦手らしいのでそういう方も。
まあこの作品も准学園モノなのでそういう方は最初から興味ないでしょうが。

あと広告の話しでモメた、みたいなエピソードがちょっと面白かった。
アニプレの新聞広告とかの話なのかなーと読んでて思えたりとか、
作品で言えば涼宮ハルヒのシャッフル構成とか。

個人的に読んでて涼宮ハルヒあんまり関係なかったので正直ガッカリだったけど、
まだ続刊出るみたいなので結局読んでしまいそう。
しかしなぁ、俺妹の主人公もそうだけど、自分からではなく人の影響でオタになる、
っていう言い訳から入るようなキャラ造形っていうのがやっぱ今の流行っぽくてそこは引っかかる。
まあそういう時代なのかな、と感じさせてくれる作品だったかなと。