見てきました。
1期視聴2期未見でしたが楽しく見ることができました。
なぜ今になって今作の劇場化なのかなと不思議でしたが、
中二病に始まり中二病でまとめるような考え方なんでしょうかね。
話題になってる聖地巡礼の場所なんかをロードムービー的なまとめ方をしているので。
そういう意味では『ヴァイオネットエヴァーガーデン』は新しい位置づけの作品なのかな、とか。
以下ネタバレ感想。
最初の写真撮れるコーナー、くみん先輩だけ表情に影がかかっていて、
妙に気になる配置になっているのが気になった。
魔法陣の中心付近にいたりとか。
こたつを置いた時の配置の問題なのでしょうが、妙に気にかかるところだったなと。
本編始まってOP。
六花がキャリーバッグをもって旅に出ていく様子を描いてますが、
棺桶を持っているイメージがドラクエ的なのと、
最後の虹の彼方へと歩んでいるところを曲が終わっても長めに描いて、
意図的にフックにしているのが気になりましたが、
「大地の果て」に辿り着いた時にその意図がわかる仕掛けだったのかな。
今作は過去の京アニ作品の聖地を回っていくのが楽しみの一つですが、
1期で監督が望月さん意識されてるのかなー、と同じような感覚で、
高雄統子さん意識されてるのかなーと印象がしたかな。
まあ全体的に色んなものが引用されている印象ですが。
特に顕著なのがハルヒ消失で使われていた喫茶店での描写。
意図的に高雄パートで使ったところをチョイスしているのと、
電車の描写をなどを使ってシーンを想起させるようなイメージがあったこと。
それに石原作品でつきものの蝶の描写が今回は蛹から始まりますが、
蛹を移動させる描写っていうのがハルヒ消失の中でも描かれていて、
それが恐らく高雄パートの頭のシーン辺りだと思うので、
考え方を示すシーンでイメージの引用があるのは、
つまりは旧作のイメージの引用があるのかなと思えたかな。
あとお姉ちゃんがパンケーキを食べますが、あれは『境界の彼方』の武本さんっぽい。
境界の彼方 10話 を語る
気になったのは車とか飛行機とかが作画だったりとかかなぁ。
一部車の描写がワカメ影を京アニ的解釈をしたような濃さがある陰影のつけ方だったりとか、
なぜ飛行機を今になって作画にしたんだろうとか。
冒頭で勉強を教わっている辺りから序盤は手の描写なんかが結構気になったかな。
意図的かはわからないですが、ちょっと手を大きめに描いてる感が目を引かれます。
手を開く描写なんかは山田演出的な感じでパターン化されている印象でしたが、
手を使った大げさな芝居、ポーズも多々あるので楽しいシーンが多かった印象。
またバスで座席を倒して顔を近づけさせやすくするだとか、
ちょっと忘れましたが、新鮮に映る細かな描写もところどころにあったかな。
顔にしばらくアザが付きっぱなし、痕が付きっぱなしとかっていうのを、
ギャグとリアリティの両方の側面から攻めてるところもコメディ感ありましたし、
ステーキを食べる凸守たちのシーンやバスを待つシーンの六花など、
可愛さが目立ってるシーンもあって誰のパートか気になった。
あと衣装替えの多い作品ですが靴がおしゃれに見えたのが新鮮だったかも。
大体女子高生って制服姿でローファーや上履きになりやすいですが、
今回はブーツだったりとかその他もろもろで新鮮に見えたかな、と。
電車の描写なんかはも気になりましたが、
寝台特急に乗ったところの描写は特に気になったかな。
勇太が六花に向かって言った一言が、六花のアイディンティティを揺るがしているのとか。
中二病でなくなった六花を、果たして勇太は好きになってくれるだろうか、
という不安は当然のものだけども、その発想は自分の中になかったので新鮮だったな。
六花が1人でいってしまうのでOPの映像はここのイメージなのかもと思ったり。
青森についたところで勇太が虹のような縞模様のある扉の前にいたりしますが、
あれはOPの最後の虹の果てがここであることに触れられているようだったかな。
また六花の恋心を蛹に見立てるのも納得がいく描写であったように思えたかな。
あと大地の果てでのやり取りが大事だったのはCLANNAD的なところなのかな?とか。
CLANNADでは、高雄演出的には虚構と現実の一体化なんかが描かれていたわけですが、
あえて虚構描かず、中二病的な絵を入れずに中二病的な再会をする2人を見て、
中二病をある意味の逃げで使っていることを肯定しつつ、
でも現実を受け入れなければならない、という恥ずかしさがあるシーンで印象的だったかな。
ここで虚構の絵を入れれないのは中二病として逃げることができないからかな、と。
そういうシーンをあえて大地の果てで見せることに拘りを感じずにはいられなかったかな、と。
京アニ的なファンサービスなのと、石原さんの拘りが垣間見えたシーンかもなと。
船でのキスシーンは実に中二病らしい、
1期で繋がったところを想起させられる回り込みでグッときました。
とりあえずこんなところかな。
結構ポイントになるところが多くネタも多く、
京アニ好きな人ほど発見も多く面白い作品だと思います。
自分も2期見終わったらもう一度見に行こうかな。
とりあえず駆け足でしたがこんな感じで。
まだまだ取りこぼしが多いのでまた感想書きたいですね。
1期視聴2期未見でしたが楽しく見ることができました。
なぜ今になって今作の劇場化なのかなと不思議でしたが、
中二病に始まり中二病でまとめるような考え方なんでしょうかね。
話題になってる聖地巡礼の場所なんかをロードムービー的なまとめ方をしているので。
そういう意味では『ヴァイオネットエヴァーガーデン』は新しい位置づけの作品なのかな、とか。
以下ネタバレ感想。
最初の写真撮れるコーナー、くみん先輩だけ表情に影がかかっていて、
妙に気になる配置になっているのが気になった。
魔法陣の中心付近にいたりとか。
こたつを置いた時の配置の問題なのでしょうが、妙に気にかかるところだったなと。
本編始まってOP。
六花がキャリーバッグをもって旅に出ていく様子を描いてますが、
棺桶を持っているイメージがドラクエ的なのと、
最後の虹の彼方へと歩んでいるところを曲が終わっても長めに描いて、
意図的にフックにしているのが気になりましたが、
「大地の果て」に辿り着いた時にその意図がわかる仕掛けだったのかな。
今作は過去の京アニ作品の聖地を回っていくのが楽しみの一つですが、
1期で監督が望月さん意識されてるのかなー、と同じような感覚で、
高雄統子さん意識されてるのかなーと印象がしたかな。
まあ全体的に色んなものが引用されている印象ですが。
特に顕著なのがハルヒ消失で使われていた喫茶店での描写。
意図的に高雄パートで使ったところをチョイスしているのと、
電車の描写をなどを使ってシーンを想起させるようなイメージがあったこと。
それに石原作品でつきものの蝶の描写が今回は蛹から始まりますが、
蛹を移動させる描写っていうのがハルヒ消失の中でも描かれていて、
それが恐らく高雄パートの頭のシーン辺りだと思うので、
考え方を示すシーンでイメージの引用があるのは、
つまりは旧作のイメージの引用があるのかなと思えたかな。
あとお姉ちゃんがパンケーキを食べますが、あれは『境界の彼方』の武本さんっぽい。
境界の彼方 10話 を語る
気になったのは車とか飛行機とかが作画だったりとかかなぁ。
一部車の描写がワカメ影を京アニ的解釈をしたような濃さがある陰影のつけ方だったりとか、
なぜ飛行機を今になって作画にしたんだろうとか。
冒頭で勉強を教わっている辺りから序盤は手の描写なんかが結構気になったかな。
意図的かはわからないですが、ちょっと手を大きめに描いてる感が目を引かれます。
手を開く描写なんかは山田演出的な感じでパターン化されている印象でしたが、
手を使った大げさな芝居、ポーズも多々あるので楽しいシーンが多かった印象。
またバスで座席を倒して顔を近づけさせやすくするだとか、
ちょっと忘れましたが、新鮮に映る細かな描写もところどころにあったかな。
顔にしばらくアザが付きっぱなし、痕が付きっぱなしとかっていうのを、
ギャグとリアリティの両方の側面から攻めてるところもコメディ感ありましたし、
ステーキを食べる凸守たちのシーンやバスを待つシーンの六花など、
可愛さが目立ってるシーンもあって誰のパートか気になった。
あと衣装替えの多い作品ですが靴がおしゃれに見えたのが新鮮だったかも。
大体女子高生って制服姿でローファーや上履きになりやすいですが、
今回はブーツだったりとかその他もろもろで新鮮に見えたかな、と。
電車の描写なんかはも気になりましたが、
寝台特急に乗ったところの描写は特に気になったかな。
勇太が六花に向かって言った一言が、六花のアイディンティティを揺るがしているのとか。
中二病でなくなった六花を、果たして勇太は好きになってくれるだろうか、
という不安は当然のものだけども、その発想は自分の中になかったので新鮮だったな。
六花が1人でいってしまうのでOPの映像はここのイメージなのかもと思ったり。
青森についたところで勇太が虹のような縞模様のある扉の前にいたりしますが、
あれはOPの最後の虹の果てがここであることに触れられているようだったかな。
また六花の恋心を蛹に見立てるのも納得がいく描写であったように思えたかな。
あと大地の果てでのやり取りが大事だったのはCLANNAD的なところなのかな?とか。
CLANNADでは、高雄演出的には虚構と現実の一体化なんかが描かれていたわけですが、
あえて虚構描かず、中二病的な絵を入れずに中二病的な再会をする2人を見て、
中二病をある意味の逃げで使っていることを肯定しつつ、
でも現実を受け入れなければならない、という恥ずかしさがあるシーンで印象的だったかな。
ここで虚構の絵を入れれないのは中二病として逃げることができないからかな、と。
そういうシーンをあえて大地の果てで見せることに拘りを感じずにはいられなかったかな、と。
京アニ的なファンサービスなのと、石原さんの拘りが垣間見えたシーンかもなと。
船でのキスシーンは実に中二病らしい、
1期で繋がったところを想起させられる回り込みでグッときました。
とりあえずこんなところかな。
結構ポイントになるところが多くネタも多く、
京アニ好きな人ほど発見も多く面白い作品だと思います。
自分も2期見終わったらもう一度見に行こうかな。
とりあえず駆け足でしたがこんな感じで。
まだまだ取りこぼしが多いのでまた感想書きたいですね。