流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

天元突破グレンラガン 27話 を語る

2007-09-30 11:14:57 | <天元突破グレンラガン>

脚本:中島かずき  絵コンテ・演出:今石洋之  作画監督:錦織敦史
ついに最終話。昨年PVを見てから長いようで短かったです。
冒頭の天元突破グレンラガン登場シーンからテンション高すぎでした。
特にグレン団と合体するっていうのがカッコよかった。スケールが銀河レベルなのもびっくり。
中島さんがムックなどでゲッターに関して触れてましたがゲッター以上のスケールになったのでは?
これを超えるスケールを出そうとしたら概念的なものになるのではないでしょうか。
それこそエヴァみたいな。

話としてはまた予想を外しまくってしまったわけですが、1話冒頭はロージェノムじゃないかと見てて思いました。まさかのまほろまてぃっく的な変化には戸惑いましたが、あの展開で見ていくとそうなるかな、と。そうするとだいぶ辻褄も合いそうな気がします。20年後の世界でグラパール隊があることに少し戸惑いましたが、今回の『二重螺旋』の下りでグレン団の荒くれはグラパール隊を作る礎になったんだなぁ、とか色々螺旋的な部分が明確になった気がします。最後に結婚式を挙げるくだりが入っていたのが個人的にうれしかった。



巨大なことを利用した演出が良かったです。まさに神々の闘いみたいな。空全体がスクリーンの役割を果たしてる。空をスクリーンで使って怪獣対決を見るなんて贅沢な。こうした情景的とも言えるシーンを最終話にもってくるところがいいですね。Aパートも見所満載でしたが何やってんのかよくわからなかったのが残念。夏目さんと思われるスロー爆発が目に付きましたが、アンスパ風イナズマキック?も夏目さんなのかな。



銀河を投げるなんという荒唐無稽なことが普通に行われてて見てて壮観でした。特にアンスパがビッグバン技を出す前後からのテンションが凄い。引いていくカメラワークの臨場感や銀河を練ってる腕の動かし方が面白い。インフィニティビッグバンストームのところも良かった。あとメカだけでなくグレン内部のキャラクターの芝居が結構好み。特にダリーが一回腕を離して踏ん張ってるところとか。



今回一番良かったのはやはりロージェノムでしょう。15話の時もロージェノム良かったですが。流石、螺旋王ですね。担当はすしおさんでしょうか。15話もすしおさん作監でした。ロージェノムのラゼンガンが登場した後の突っ張った攻撃の仕方やエフェクトがそれっぽい。エフェクトがメタモルして巨大ドリルになるところとかハフハフした感じが溜まらないです。ドリル喰ってる顔に若干色が見て取れるのも味がありました。



ひたすら殴り合い!破片の量、画面の密度が濃くて凄い爽快です。
見え難いですが、若干雨宮さんっぽいようなメカ。
あー、テレ東には空気を読んでほしかった・・・。まあ、ココに限らずですが。
決着は吉成さんでしたね。次々と分離していくところはループネタでしょう。
そして決着は初期のもので。15話の様にコアドリルではありませんでしたがロボットアニメらしい決着の付け方で満足。多段爆発もあって見事な幕引きでした。今石監督は吉成さんの起用するところは拘っていましたねぇ。気持ちの良い回には吉成さん起用みたな。今回はTVシリーズだったので量を優先した感じなのかな。OVAみたいなコッテリしたものも見てみたかったようにも思います。その辺は少し残念。


総括。ガイナの若手の方が奮闘していたのが印象的でした。古くからいる方なら平松さんがかなり印象的でした。少なくとも今までのイメージがかなり変わりましたし。26話のコンテなども印象的でした。ドラマ的に重要な部分などを刺激的な作画で盛り上げていて良かったです。若手の方ではやはり雨宮さんが凄かったです。今後の活躍も楽しみです。

話としてはドリルを中心によく纏まっていた気がします。3部以降の年月を隔てた後のやり取り、時代が変わっていくやり取りとドリルをかけているのが面白かった。ただわかりやすい分、ドラマ的に深い部分もあまりない気がしたのが。ただ子供向けの朝の時間帯を上手く利用した作品だったと思います。1部、2部、3部、4部とキャラの立て方や主眼が変化していってるのもオムニバス的で足りないドラマ分に厚みを持たせてあったように思えます。

部の形式は年代ごとのテーマをせっていしていたみたいですが、最終的に言うなら、『過去と現在を織り成していく』ということなのかな。グレンのように昔風でも現代的なこともやれるんじゃないかという。グレンがそういうアニメだったかはもう少し考えないと見えない気がしますが、最終話を見終えたときはそういう風に思いました。

とりあえず規制がうざすぎるのでDVDを楽しみに待ちます。


天元突破グレンラガン 26話 を語る

2007-09-25 16:18:35 | <天元突破グレンラガン>
なぜ敵が3Dでなくなってしまったのか理解できない~。
あの千手観音像をモチーフにしたというか坊主が合体した感じのメカはなんなんだろ。
仏教の輪廻転生をイメージしてるのかな。
巷でループネタから『デッドリーブス』を挙げてる方がいて、未見の私は焦燥感でいっぱいです。

脚本:中島かずき  絵コンテ:大塚雅彦 平松禎史 演出:大塚雅彦 
作画監督:平松禎史 平田雄三 阿部慎吾


ついに終盤。ブー太が変身して思ったんだけど、1話の冒頭って現在の物語以前の話だったんじゃないかなぁ。ブー太の声優は今回伊藤静さんだったし。1話冒頭に至る経緯がよくわからない。でも、グレンラガンが最後に行動してるから、一応最終回の状況を作れる状況ではあるのかもしれない。うーむ、どうなんだろ?もし世界がループしていたとして、そこをどう乗り越えるのか。『天元突破』するのか気になる。

カミナ登場。アニキのグレン団でシモンを見送り。今思うとカミナは気に入らないやつからはアニキと呼ばせなかったりロシウに噛み付いたり、人を引っ張っていこうとするキャラじゃなかったのかもなぁ。シモンがいなければ何もできなかったのかもしれない。シモンが仲間たちを束ねているところを見るとそう思う。ドリルのように仲間をひとつにできる。ドリルというか螺旋力を引き出せるのがシモン、ということなのかな。じゃあ、アニキってどういう存在よ?と考えたら、アニキは宗教だったのかな、とか思った。言うなれば神。その宗教に楯突いたのがロシウ。思えばカミナとロシウは最初から揉めまくっていたなぁ(笑)
最後の戦いの場にいないのもその辺を考慮してるのかもしれない。

今回は最終回間際ということで派手派手だった。
中でも最後のグレンラガン登場シーンが一番印象的だったなぁ。
あれは雨宮さん等のバリ誇張と少し違っている感じがして新鮮な感じが。


天元突破グレンラガン 25話 を語る

2007-09-16 09:19:38 | <天元突破グレンラガン>


脚本:山口宏 中島かずき 
絵コンテ:佐伯昭志  演出:吉田徹
キャラ作画監督:貴志夫美子  メカ作画監督:中澤勇一 
LO監修:錦織敦史 本村晃一
アイキャッチ:山口智


キタン散る。こんなあからさまにキャラを死なすのはグレンだからできるのか。
アイキャッチに久々に燃えました。個人的に山口さんのイメージが一変しました。

ギミーとダリーを励ます辺りからもう死亡フラグがプンプン。
グレン団のメンバーを散らせてるのは愚連隊だからさせることができるんだろうな。
戦うことしかできない奴等に死に場所を与えているように見える。
そういうことでしか役に立てないのは3部からの流れでわかるし。
ヨーコたちを散らせない、守るためには命をかけるしかない状況に追い込んでる。
そういうところの仕掛けは抜かりなく、キャラクターをいかせてると思う。
ただ、キタン→ヨーコの図は4部からの描写がメインだった気がするんで、
個人的には黒の兄妹たちのことをもっとクローズアップさせてほしかったなぁ。

ヨーコも不幸ではある。カミナと同じくキタンを死地に見送らなければならないわけだし。
この辺のヨーコの描写がいまひとつ理解が及ばないなぁ。
ヨーコは色んな人からラブコールを送られてるけど、
私はまだヨーコというキャラを掴みきれてないなぁ。
ただ、生き残らなければならない人なんだろうなぁ、とは思います。

あと1話、4話辺りのブー太の伏線も回収。




なんか印象的な止めだったなぁ。

Aパート終了直前のキタンがヨーコを守るシーン、
股開きから蟹股ポーズのメカとか俺絵な感じになってました。
エフェクトやメカが際立っていてカッコイイシーンだったなぁ。
ギミダリの顔も合わせて俺絵っぽい。
あそこは光田さんなんでしょうか。最後の飛び出し方も良かった。



まさかのキングキタンギガドリルブレイク!担当はまたすしおさん?
グレンラガンより小さいからか動作が小降りだったような。
カミナと同じ韻を踏ませるところがいいな。そういうところでシモンと差別化を図ってる。
ダチ公発言を否定させてキタンを立てる辺りは良かった。
天元突破が死の方向で働くとこうなるのか。
ギガドリル付きのキングキタンはいつ発売ですか?



超銀河グレンラガン。腕組はもう定番か。カミナの死を克服した時のシモンも腕組。
合体時にシモンのグラサンもカミナ仕様・・・かと思いきや星型追加とは(笑)
グレンラガン自体がガンバスターパロみたいなもんだし、どこまでもトップをねらえって感じですか?
次回からは自社回らしい。グレンも残り2話。最後まで楽しませてもらいますよ~。


天元突破グレンラガン 24話 を語る

2007-09-09 10:15:21 | <天元突破グレンラガン>
朝から花火がまた上がったようです。
アークグレンラガンの見せ場が22話だけだったのには少し残念です。
つーかギガドリルでるのね、アークグレンラガン。
バンクのギガドリルブレイクを意識した感じだったなぁ。



脚本:砂山蔵澄 絵コンテ・演出:中山勝一 作画監督:久保田誓 桑名郁朗

巨大化したニアの裸体を見るのがなんか見てはいけないものを見せられた気分。シモンは他の人に見せられて嫌じゃないのかなーとかそんな心配をしてしまいました。なんか見たいけど見せられてるのが気分悪いんだよなー。その辺アンチスパイラスもわかってるのかなー、とか妄想。朝のアニメなんだから配慮してくれー、と一応言っておこう。

皆殺し。グレン団のメンバー達が命を散らしていく話。Aパートからいやーな予感がしましたがまさかここまでやるとはなぁ。1人が逝くと連鎖していくようにバタバタ。それを背負って超銀河大グレン変形ってところで切られると消化不良ですぜ。割とモブキャラっぽいグレン団メンバーですが、3部以降は双子を中心に割と目立ってきていたんでその辺の調整は良かったかなぁ。『自分達はグラパール隊』という双子と『グレン団』としての双子というのも面白い点。グラパール隊はあくまでグレン団と分けて考えてるのが少し垣間見れるようなセリフ回しだったように思います。あくまで『グレン団』という枠組みに賛同した連中がこのアニメで重要なポイントなんだろうな。『アニキに賛同して』って点は重要なんじゃないかなぁ、と思う。アニキも死んだんだ。死者作るグレン団。アニキのグレン団はここに散ったのかもなぁ、と思ったり。ギミダリは昔のシモンの生き写しですか?

敵がガンメン?を使ってるのに突っ込まないのが疑問だなぁ。アンチスパイラルの正体というのもこの作品の重要な点だと思うんですが、あんまり話題にならないなぁ。3Dでないということに結構驚いたんですが。この辺は後のフォローが入るんだろうか。アンチスパイラルの謎解きでわかるのかな。



最終決戦!りょーちもさんや沓名さんなんかが参加されてる回はバトル回になりましたねぇ。ニアが巨大化するのはお約束なのか。しかもエロイ。見所が結構あったと思うんですが、見てて反応できたのは影なしミサイルと双子大爆発。おそらく沓名さんとすしおさんかと。双子爆発後のダリーも特長有り気でしたがあそこもすしおさん?双子爆発は死んでいったものたちを象徴するようなでっかい花火で作画的にも演出的にもなかなかくるものがあって楽しめました。双子が双子を助ける図というのも面白い。アイマスの爆発も良かったけど、またいい爆発が見れて良かったな。

納豆ミサイルっぽかったり、キングキタンの捉え方がなんかいい感じだったりと個人的に楽しめるところも結構ありました。しかし、14話と同じで派手だったなぁ、という感想に落ち着いてしまうのでした。予告見ると変形した姿がちらりと見えましたが、なんか最初マジンガー系っぽく見えちゃいました(笑)
次回はアールの方々かぁ。楽しみです。


天元突破グレンラガン 23話 を語る

2007-09-08 15:49:15 | <天元突破グレンラガン>
最終決戦前。
ロシウとの仲を取り戻す。ちょっと説明回っぽい流れだったけど。



DVD見直してて思ったんだけど、リーロンは芝居付けというか、そういうのが一貫してたキャラだよなぁ、と思った。4話のグローブ?はめてちょろちょろ操作してるところとか2話のカミナとの絡みとか、そういうのが今回の話に繋がってたんで少し気になったり。やわらかい腕使い、指使いがリーロンにずっと使われていたなぁ、と。そういう所を踏まえて、この作品で一番キャラが立ってるのはリーロンかもなぁ、と思ったり思わなかったり。立っているというより濃い、って感じか。



シモン、ロシウをぶっ飛ばす。8話と同じで平松さんなのなかなぁ?ちょっと疑問。
今回ちょっとした人物に力を入れていたように見えました。
作鬼でもあそこのカットでしたし、そういうとこ見てほしいのかなぁ、と思いました。
キノンが抱きつくとことか。ワープシーンは一番の見せ場で派手で良かったです。

次回からは初期の戦闘尽くしみたいになるのかな。
どうでもいいんですが、思うに、グレンって3部の途中から時が逆転したような印象がするんですよねぇ。今までの話数と似たような構図とか話を引っ張りだして話を作ってるからか最終話は1話に戻るような気がする。まあ、1話の冒頭が最終話臭いというのも関係してるのでしょうが。というか最終回だろうなぁアレ。そういう所を狙っているような気がするので、今後もしかしたらあのキャラやっぱ出るんじゃねーかな、と思うんですよねぇ。期待しすぎか。
まあ、とりあえず次回に期待。


天元突破グレンラガン 22話 を語る

2007-08-30 14:54:08 | <天元突破グレンラガン>
ヨーコ先生はとりあえず置いておいて(笑)
21話はカミナ不在を意識した生徒とのやり取りが気になりました。



ニア、今度はシモンに脅される。11話を彷彿とさせられる構図。
この辺からニアというキャラクターに攻め寄っていくのはちょっと自分では言葉にするのが面倒なんですが、シモンが獣人たちと違う対応を、人間としての対応をしたことの良さも同時に際立ってるかなぁ、なんて思いました。そういうトコでシモンの男を上げさせるのはどうかなぁ、とも思うんですが、8話でアニキを間接的に死なせてしまったシモン、というのも思うと結構重いシーンなのかもしれません。今度は死なせない、という。この話が8話の延長なら、11話のような気持ちの良い瞬間が必ず巡ってくる・・・と思います。
この構図はエヴァ24話的な意味合いとも考えると、カヲル君を殺さない未来というのはどういう世界なのかな、とか劇場エヴァのことを考えながら思ったり。まあ、そんな感じ。

22話はメカバリバリで面白かったです。メカ作監は雨宮哲さん。作鬼は大塚健さん。ちょっと話はズレますがグレンのムックで『今石監督のアニメではロボットにならないのではないか』という話がされていて、大変興味深かったです。それは私も始まる前から不安で、人間の延長にあるロボ、ゴムでできたようなロボになるのではないかと思ったんですが、始まってみるとそんなことは杞憂に終わっていて自分もムック読むまで忘れていたほどです。1話からSE等で『固いもんでできてるんだぜ』的な演出をしていましたが、今考えれば少しでも鋼鉄に近づけたい、という試みだったんでしょうね。本当に今更ですが。今回の雨宮さんの作監回を見てると、そのメカっぽさがよく出て好きなんですよね。アニメ的なメカのリアリズムの1つに大張メカがあると思うので、雨宮さんの色は作品を面白く彩ってると思います。勿論参加されてる原画マンの方々もですが。



アークグレンラガン!右腕からポーズまでが最近見た中でバルキング臭いと思ったら牟田口裕基さんが参加されてました。この辺担当されてるんでしょうか。ロボの中にロボって発想はどっからきたのかはよくわかりませんが、最初に出てきたのがマシンロボですかね。ケンロウが合身してバイカンフーに的な。後は戦隊モノの基地合体とか、その辺の延長かと思いました。突き詰めればマクロスとかになるのかもしれませんが。そして檜山さんの声を聞くとマイトガインとかガオガイガーなど勇者ロボにしか見えなくなってくるわけです(笑)



真必殺技。影の付け方が明らかに浮いています。
というか今回ロボがシーンごとに全然違ってる気が(笑)
それでもどこか統一感を感じるのは作監の力なんでしょうか。目が節穴なだけでしょうか。
引いたカットでのぶつかり合いのエフェクト、何か時代掛かった印象がします。
そしてアッパーパンチが最高にイカしてました。ディレイには毎回泣かされますなー。

さて、次回から第4部です。ニコニコ漁ってたらいい感じのグレンMADが。
天元突破グレンラガン OP FULL 1~4部一気に空色デイズ(3部まで)


天元突破グレンラガン 20話 を語る

2007-08-18 21:09:31 | <天元突破グレンラガン>
最近グレンOP曲が元気の元になってる私です。
凄い数の作監、二原にビックリ。



キタンが熱い男になっててカッコよかった。キングキタンはグレンの中で一番好きなメカだったりするんですが、キタンがあまりにかっこよく決めてくれないのでもう少しいいとこ見せてくれー、と思ってたんで今回はそういう欲求に応えてくれる回で満足。キングキタンの玩具が欲しいぜ。



ニアに銃口を向けるヨーコの登場がカッコよすぎて痺れたなぁ。12話の構図を持ってくるあたりが個人的にツボ。21話はヨーコがカッコイイ回だというのを偶然耳にしたんで超楽しみです(笑)

キタン、キノン、ロシウの関係はキタンが男を通す展開のみでキノンたちに自分の選んだ道を通させることを伝える。だけどグレン段は『無理を通して道理を蹴っ飛ばす』なんですよね。キタンはその道を通す。仲間を見捨て目の前の危機を回避するか、全員を助けるためにぶつかってこじ開けるか。3部はサブキャラクターたちがやはりメインって感じだなぁ。


そういえばグレンのムック本が出たそうで。ゲゲゲは買ったんですがグレンは未チェックだったなぁ。ゲゲゲはアマゾンからこなくて、在庫切れで昔に買えなかった物があったことを思い出して今回もまさかと本気で焦りました(笑)


グレンラガンの話 を語る

2007-08-06 04:55:41 | <天元突破グレンラガン>


カミナ像は倒された。カミナは必要とされていない。制作側からカミナは子供、はやく退場させる予定だったと聞いていたけど、ここにきてそのことについてじわじわ考えてしまう。カミナが必要でなくなってるというのは仲間達からも垣間見れるところがあると思う。例えばカミナになついていた黒の兄妹たちが他の男に取られてる現実とか。カミナを受け継いだはずのシモンに擦り寄っていっても別に不自然じゃないのだけれど、そういうところを見ているとカミナの思想は結局後になればなるほど忘れられていくもの、もしくは必要とされないものなんじゃないかと思えてくる。これはある意味カミナ好きに対する挑戦状でもあるんじゃないかなぁ。『君らまだアニキ最高とか言ってんの?ダセー』みたいな。シモンはそういうカミナの思想を超えなければならない。従来の熱血系アニメの主人公を乗り越えなければならない宿命があるんじゃないかなぁ、と思う。グレンは新しいロボットアニメの道を開拓できるのかどうかが問題なんじゃないかなぁ、とぼんやり思いました。



あとこれが男のアニメであるということを意識すると、アンチスパイラル側にニアという女性を代表として使ってるのには意味があるのかなぁ、と思えてくる。ドリルが男の道なら、それを阻むのは女だ!という図式になる。これは結構興味深いかもなぁ、と考えながら思った。


んで、まあその中間に当たるのがヨーコってやつで、ヨーコがカミナをどう受け止めてるのか、アンチスパイラルとどう対峙するのか、立ち回るのかがかなり重要になってくるんじゃないかなぁ、と思う。だからはやくヨーコでてこないかなぁ、とまあ、そんな話。あと人外のヴィラルも重要かな。その辺次回になんかありそうです。


天元突破グレンラガン 19話 を語る

2007-08-05 16:33:38 | <天元突破グレンラガン>
なんか後半になって急にサブキャラたちがどんどん目立ちだしたような印象をうける。



なんか光が英雄と威厳という射し方をしてるな、と思ったカット。
今回見てて思ったのは、後半になってもやっぱグレンは男の子のアニメなんだなぁ、ということ。ロシウとシモンの対立の仕方もそれぞれの譲れないものをぶつけていると言うと所が所謂男の子というか。ロシウとシモンがお互いに対峙するカットが多かったのが個人的には気になったかな。その度にロシウとシモンの位置を弄ってるのが状況に流されていく登場人物たちというのをうまく描いているな、と思いました。裁判のところで物語を裏で進めながら光でシモンの意思決定を大事にしてるところが、物語はシモンの決意でしか動けない、というシモンの気持ちがあくまで重要なんだと言う作品のメインになるところをわかりやすく見せていたと思います。

キタンの目立ちっぷりも気になるところ。ちゃんとお兄ちゃんやってるところが。
キノンは15話辺りからよく目立ちだな、という印象。あくまでロシウにはついてるけど、シモンのやってるいることを信じていなければ人間爆弾まではいけないと思うんだよなぁ。どっちかというと、ロシウのやっていることに関して、シモンになんらかの罪悪感を抱いてるのかもしれない。そういうキノンの微妙な心境に踏み込めていけるのはやっぱりキタンだったりすると思うので、ロシウ、キノン、キタンの間で何か面白いドラマがあるのかなぁ、と期待してしまう。まあ、キノンはロシウにご執心の様子なんであんまり期待してはいけないのだろうけど。





今回気になった(笑)トコ。良いうというかエロイという意味で。
急にキノンの胸が揺れだすとか。これは不意打ち(笑)
作画面ではバンクっぽいカットが2カットぐらいあったのが気になったぐらい?
あとギガドリルマキシマムかな。他はキノンの胸揺れに全部持っていかれたような。
なんであそこで揺らすんだよ・・・(苦笑)
どうでもいいけど、たくさんのコードの中にいる女の子ってなんか卑猥だと思います。


天元突破グレンラガン 17話 を語る

2007-07-22 11:27:16 | <天元突破グレンラガン>
15話から7年後の世界。7年でここまで変わるものなのかはわからないけど、世界観やどうでもいい謎が次々に判明。各キャラがどのように生活しているかがしっかり描けているのが好感触。案の定頭でっかち(と位置づけたいのか)になったロシウだけど、あの政府はないだろーって思ったなぁ。それを支えるのにロシウがああなったということを暗に示してるところとかしっかりしてるなぁ。ロシウとシモンの考え方の対立が明確で見やすい。100万人という人の数を気にするのがロシウの過去を上手く使ってていいなぁ。中島脚本いいですね。まるで見違えたような感じ。つーか前回までとは別物アニメだなー。





正直に言うと今回は物語より女キャラが可愛いのばっかになっててそっちが気になった。アイキャッチにダリーがくると誰が予想したか。グレンラガンでもロリ成分は炸裂中だ。鶴巻コンテがやっぱ良かったのか。あとギミーやられる→ダリーアップ→ダリーの視線→ギミーまでのシーンがなかなか面白い構図だった。今までのガイナっぽさがいい。あと個人的に萌える構図だった。ヨーコとの別れも回想だけで十分今後に期待できそうな感じだったなぁ。かつての好いていたヨーコからシモンへの言葉が結構重い。ヨーコはロシウのセリフから潔いカッコイイキャラになったのでなお期待が膨らむなぁ。最近あんまり扱いよくなかったけどこのシーンだけでも救われるものがあったなぁ。

個人的には今の世の中でプロポーズするまでに話を持っていったのは結構評価してもいいんじゃないかなぁとか思うんだけど、ここでニアを敵側にまわすのが吉と出るか凶と出るか怖いんだよなー。



バトル部分は金田系の色が強いですが、敵をCGにしてきたのとか面白いと思った。
2DロボVS3Dロボの構図が今後のロボットアニメの流れとかけてるみたい。
ガイナ的にも手描きか3Dかで思うところがあるんでしょうか。
あとVSヴィラルでヴィラルが攻撃で吹っ飛ばされたところでの煙エフェクトの動きが気になった。
んー、最初雨宮さんだと思ったけど、こんな煙描いてましたっけ?うーん、いまざきさん?
止めでの大股開きもちょっと引っかかるところ。
あと地味なところなんだけど、キヨウ家のやり取りのところとか良かった。