流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

とある科学の超電磁砲 9話 を語る

2009-11-29 03:15:10 | <とある科学の超電磁砲>


レベルアッパーゲットした佐天さんの苦悩。
この作品かなりの頻度で風力発電機を出してるのが気になってたんだけど、
やっぱ電気、風景のイメージとして必要なのかなーと思ってたけど、
佐天さんの空転を意識させるような感じなのかとか思ったり。





外側から入ろうとしてくる佐天。
飲み物で差別化を図っている辺りとか。
最後に同級生等が勉強の話を持ち出してきてそういうことかなのかなぁ、と。
あとどうも席順が気になったりする。
学者先生が席を詰めず、佐天さんが奥に座ってるのとかちょっと不思議。



この作品、モノローグの入れ方や手のリアクションのSEなんかがときどき引っかかるんだけど、
こういう場面で窓に触る音を入れて強調しているところなんかは、
演出さんの手法と相性が良かったのかなーなんて思ったり。
黒子が窓ガラス飛ばして勝利、外へ出る脱出路としているのを見ると、
ジャッジメントになった子供時代の話と絡めた構成なのかなーって思った。

個人的に見てて、外から手を当てていつの間にか内側に入り込んでた佐天さんたちと、
テレポートという自らの力で外へ脱出していく黒子っていう対比があったように思ったなぁ。
黒子たちは相手のフィールド、檻に放り込まれてもそれを破壊する力があるが、
外から眺めて入ってきて、いざとなったら逃げるしかないのが佐天さんである、と。

そもそも能力者になることと犯罪者を捕まえることはイコールじゃない。
しかし身近な友人たちの活躍でそこを見誤っている部分っていうのが危ういような。

喫茶店もそうだけど、事件についての話に混ざりながら、
レベルアッパーを出さずに抱えてその場から逃げ出してしまっている。
ここに能力差では測れない事件への認識の違いが示されてるのが興味深い点かも。
事件を解決する、犠牲者を減らす意味でもレベルアッパーを出すべきところなのに、
自らの能力への渇望からそれをしない。ここに矛盾が生まれてしまう。
今回はそういうコンプレックスが肥大化していく中での佐天さんを見るのがツライ部分だったように思う。

この状態から一度は消そうとした望みを、
自分では出来なかったこと、檻を破壊する黒子を見て再び解き放つのかという。
青空の下、冒頭の風車のように学園都市の風景の1つとして強調される、
タイルの階段上で行われる意思決定。
果たして上がってるのか、はたまた下がってるのかと思わされる象徴かもなぁ>階段

グダグダどうでもいい話しちゃったけど、
要は冒頭と終盤でのレベルアッパーへの入れ込みの変化が大事じゃないかということで。


絵コンテ・演出:山内重保
総作画監督:岩倉和憲 木本茂樹 田中雄一

『花より男子』をDVD最終巻を見てなかったので最終話直前の山内回まで見たんですが、
俯瞰の多様やBパートの演出で類似してるところが多くて面白かった。
かなり良い回だったので個人的にはおススメ。山内作品まだ花男と星矢しか見れてないですが。
今回は岩倉さんも作監入っててバトルなんかも良くて楽しかった。


キディ・ガーランドとか を語る

2009-11-28 16:05:50 | ■アニメレビューとか
『キディグレイド』の続編という点から『リアルバウトハイスクール』をなぜか思い出してしまうのですが、
GONZO、後藤圭二、京アニグロスあり、というからなのかな。
今作はあまり積極的に視聴してなくて最初の方は流し見程度だったんですが、
ここ最近は気になる回が多くて楽しく視聴できてます。
そういえばこの手のジャンルって『ダーティペア』辺りが元祖になるんでしょうかね。


5話 絵コンテ・演出・作画監督:細田直人



久々に細田さんの演出回見たような。
アスクールのキレのあるアクションが凄く良かったなぁ。
テレポートする前の動きを次に出てきたところに残していたり、
画面右方向へいく動きを強調するテレポートをしてカット割って、
右方向から左方向へと動きの反転を見せる演出にスピード感が乗ってて気持ちよい。
原画もだいぶ本人が描かれてるんでしょうか、
もう一本丸ごと細田さんの作品のような回でしたね。
日常面からエフェクトまでいろいろな面が見れるおいしい回だったんじゃないかと思います。
しかし、どうも戦いで前に出るのがアスクールなので、そっちに目がいっちゃいますね。


6話 絵コンテ:三間カケル
後藤圭二系の作品の京アニ率って何気に高いような。
韻を踏むかのように元京アニ組のPNの方を引っ張ってきたわけだけど、
こんなところまで真似しなくていいんじゃないかと思う。

ordetでコンテ切るような方ってヤマカンか吉岡さんなんだろうけど、
冒頭の流れを見て門脇聡さんなのかなぁ?なんて思ったりもした。
複数のPNだという話なんだけど。らきすたの門脇回を思い出すんだよなぁ。
ただあの回見ててヤマカンリスペクトが行き過ぎた気がしたんで、
門脇さん本人のコンテなのかなとか思ったこともあったんだけど、
この回見てうーん、どうなんだろうと改めて思った。
どうでもいい話ばかりだ。

7話 絵コンテ:二瓶勇一 演出:菅原静貴 作画監督:松本健太郎
サテライト制作になってメカ完全CG移行かと思ったら手描きメカで驚いた。
『ギガンティックフォーミュラ』がそうだったけど、あの失敗とか劇場版マクロスの兼ね合いとか、
そういう部分もあってのことだったのかなぁ。
この回、細かいところを端折ったりしてたけど、作画面が結構目立ってて面白かった。
見てて『アウトロースター』を思い出しましたよ。



奥で十字に煙が出てるとエヴァか何か意識してるのかなぁなんて思った。
今回のエフェクトは旧ガイナを思い出すようなエフェクトだったように思ったなぁ。
爆発の広がり方とか、参考にしてるのかな?という気がするんだけど。
戦艦がワープしたりだとかするところのエフェクトなんかも統一されてるっぽくて気になった。



爆発直前の発光を金田光でやったりとか。
あとアスクールたちが脱出してきてる辺りとかの処理見てちょっと某WAやってる方思い出したり。
やっぱカッコいいアニメを目指してる部分があるのかなぁ、と。
ネタ回も狙いどころなのかもしれないけど、
こうやってキッチリいいもの見せようっていう雰囲気が消されては何にもならないような。
今回見ててスペースオペラ作品としてもそれなりに楽しめそうだったので、今後も期待。


アニメ雑記 11/25 を語る

2009-11-25 23:50:33 | ■アニメレビューとか
最近『超電磁砲』とかくらいしか記事かいてないのでリハビリに。
一度どうでもいいなと思うとここまで更新頻度って落ちるんだな、と。
今はあしたのジョー2の再放送とかやってますが、自分はその前作を見ているところです。
ジョー2までかなり間が開いてますし、出崎監督の初監督作だそうで、
今語れる演出手法ってまだ見られないんですが、
ガンバの冒険とかソフト買ってずっと見てないアニメと一緒に時系列順に見ていこうかなと思ってます。
ベルバラとかも見ることにすると、ジョー2にたどり着くのは来年の今頃とかになってそうですが(笑)


●臣士魔法劇場 リスキーセフティ
00年、舛成孝二監督による10分のショートアニメ。
宇宙ショーも来年夏にはやるっぽいのでそろっと舛成作品見ていこうかなと。
リアルタイムで見たことないので、追いかけようという機会もあまりなかったので。
『かみちゅ』も舛成&倉田のコメンタリーが面白くて、
そっちの音声でしか見てなかったりした話数が多いので見返そうかなとか。
まあ、今作は中古DVD 3巻を買ってきただけなので全話視聴とはいきませんが、
ちょっと見てみたい回が多いです。

16話 『胸を張りまっしょい』


脚本:黒田洋介
絵コンテ:小寺勝之
演出・作画監督・原画:橘秀樹
演出助手:宮下悠斗

小寺演出。橘さんってこんな頃から演出や作監やってたんだなぁ。
動画で山下祐さんの名前を見て時代を感じました。今じゃJCで一緒に『とある~』やってるっていう。
小寺さんっていつごろから全身入れるようなレイアウトとか使うようになったんだろ。
やっぱビスタが主流になった頃からだろうか。

あらすじは女の子が自分の好きな男の子に彼女がいることを知って愕然としていると、
悪魔がその男の子を奪ってしまえばいいとささやきにきて・・・、というもの。
まあ、そう深刻な話でもなくて、男の子に告白することが自分にできるのか?
という葛藤を描いたショートストーリーです。

この回、無声映画を意識してるのか音声が全く入っていません。
BGMもこの話数のために作曲した曲のようで、芝居と合うような構成になっててかなり凝ってます。
画面がモノクロというかセピア調っぽいんですが、なぜこのような画面になっているのか、
演出意図がうまく掴めませんでした。
昔の無声映画を意識してるというのはあるんでしょうが。
過去編というわけではないっぽいんですよねぇ。全話見てないのでなんとも。
あと声が無い代わりに文字が出ます。



演技だけで感情を表現するには、アニメは、とりわけ日本のアニメは適していないのかな、と。
一番最初が文字のショットから始まるので、全部動きで説明しようという気はないっぽいです。
『トマトは果物か、野菜か』などの問いかけも出てくるので、
こんなの声つけないで演技だけでやれるかと言ったら至難の業でしょうし。
文字を使った芸当で、声を使わずにどこまでやれるのかってところなのかなぁ、と。
ちょうどアニメでこういう回を見てみたかったので見れて良かったです。



彼女と2人で手を繋いでいる男の子。
そこに自分が声をかけることで2人は手を離し、男の子は手を振ってくれる。
自分の行いが現状を変えるキッカケを作ることを知った彼女は、
二年後とつぶやきながら帰路につく。
ここで恋人同士の2人が手を離していることをあからさまに強調してないのが気になった。
結構そこが重要な点だと思うんだけど、そこを引きで見せるのが小寺さんなのかなぁ、と。
帰ってくところ、望遠で密着マルチを使ってるとこが二年後という長い時間に走り出した感じが良い感じ。
しかしこの前の回で十数年後の恋人たちが現れたりしてて、
結局彼女勝ち目無いじゃん、という悲劇が裏にあったりする。
なんか色々と気になるポイント多いんですがこの辺で。


WOWOWで放送されていたようで、黒田脚本&井出安軌コンテとおねティを思い出す方々も。
井出さんは『D4プリンセス』とかもやってたしショートアニメ演出家って側面が結構強いですよね。
なんか調べたらコンテ切りまくってるっぽいのですし、ちゃんと全話見たいアニメです。


とある科学の超電磁砲 8話 を語る

2009-11-22 03:11:31 | <とある科学の超電磁砲>


佐天涙子の憂鬱。窓際ってやっぱ人気なのかな。
この辺をアニメ関連でまとめてみるのもいいかもなーとか。
そういえば初春って花やっぱはずせるのね。
なんで花被ってるんだろ。起き上がるところで凄いオバケ描いて思わず吹いたり(笑)
今回見てて、最近自分も風邪で3日ぐらい寝込んじゃったんでお見舞い&料理が眩しくうつった。
どうでもいい話ですが。



木漏れ日、ベンチでの涼みっていう雰囲気やっぱいいなぁ。
やっぱ色合いとか質感とか、そういう部分かなぁ。見てて心地よい。
赤い氷の文字を見て、イチゴのシロップ=冷たいイメージかぁなんて思ったりした。
その繋がりか、ストローの配置を見て人という字は支えあってできている、というのを思い出したり。
ベンチのやり取りを見ると、やはり美琴&黒子、佐天&初春でわけてるし、
美琴と黒子の繋がりを暗に示してるのかなーなんて思った。
あとここ、時間経過で結露ができて水滴が溜まってるのとかやっててちょっと引っかかった。



時間経過の温度、というのが風邪引いた初春だったり、
佐天さんがタオル絞ってる桶の中の水の温度だったりで細かく示されていたなぁ、と。
禁書目録でも焼肉が徐々に焼けていく時間経過の演出とかあったけど、
あの辺のリスペクトかなーとか思った。
今回は色々なやり取りの温度差、数値差を考えながら見てもいいのかなぁ、とか。
喧嘩の高低さから考え方の差を見せてるようなところとか。
でも温度差より、その温度差によって生じるものこそが重要なのかな、
と結露まで描いてるのを見てちょっと思った。
しかし、バトルシーン見て、やっぱ常盤台の喧嘩番長だろ御坂美琴とか思った(笑)

今回は伏線っぽいのが色々散らばってて、今後に繋がる話なのかな。
レベルアッパーを佐天さんが手にいれるっぽいけど、
0から能力を作り出すことってできるのだろうか。


とある科学の超電磁砲 7話 を語る

2009-11-20 00:27:59 | <とある科学の超電磁砲>


グラヴィトン事件解決編。
今回はジャッジメントの会議、犯人がいじめっこから殴られる流れから始まってたけど、
両者とも天井が見えない暗い雰囲気のところにいたのが気になった。
黒子が自宅で犯人を捜してる間に、犯人は自宅でほくそ笑んでいたりしているけど、
そこもディスプレイの光が強調される形で、暗い雰囲気が強調されていたり。
これってある意味、会議してるから暴行を止められなかったっていう言い訳にもちょっと見えるような。

犯人が学校で暴行を受けてい場面でジャッジメントの名前が出てきてますけど、
あれはたぶん彼は自分の能力ではなく社会の日の下で彼等を裁いてほしいと思っているんでしょうが、
ジャッジメントは彼を助けることはなく、彼も助けを求めない。
そんな彼が今回引き起こしてる事件は、
ジャッジメントの事件の早期発見と対応が出来ていないことに対する批判、
というふうに受け取ることも出来るように思います。
今回の事件って犯人側の事情、なぜ能力を使って報復行為をしないのかなど、
ちょっと犯人像がはっきり浮かび上がらないような気がするんですが、
こういうところから彼の考え方などが読み取れるように思います。
そういう考え方から心理を照らし合わせて云々と書けたりするのかな。

今回見てて思ったのが、
彼がジャッジメントの名前を出すときは、大体太陽が見える昼間という点。
彼が裁いて欲しがってる暴力も日の光の下で行われている。
彼が日中に事件を起こすのはジャッジメントへのあてつけというのがあるのかなぁ、と。
しかし、そうやってジャッジメントに対して挑発的なのに対し、
いじめっ子のように堂々と通り過ぎるのではなく、
能力を使ってコソコソとしているところに、犯人の行っていること姑息さがある。
暴力に向かっていかない自分を盾に、能力を使って隠れて危害を加えている。
いじめっ子たちは危害を加えても、相手から隠れていたりはしなかった。
最後に美琴が彼を追い詰めたのは日中の裏路地。
この見上げれば空の光が見える場所、神様からも見れるような場所で、
美琴が最後に殴ってやることで、そうした姑息さを自覚させるような流れだったのかなぁ、
という風なことを思ったのですが、長い文章になっただけでどうでもいい話でした。

しかし今回描かれたジャッジメント等も現場近くに居合わせたのは偶然だったし、
基本的にPCの前だったりジャッジメントの部室?みたいなところにいたりして、
彼がジャッジメントに抱える不満の一端を描いていたのが気になったな。
ジャッジメントという組織に関して云々というのがメインになるとは考えづらいですが、
その辺についての意識はあるように思います。
なんだろう、美琴たちを立てたいんだけど、という葛藤があるように思えるんですよね。

あと佐天さんと犯人を見比べて、という側面も今回あるのように思うのですが、
そういう面でも1話の左天さんのガッツを見比べるとっていうのはやっぱあるような。
幻想殺しでその上をいく上条さんを最後に持ってきて全部持ってくところを見ると、
やはり上条さんの考え方がこの作品の根底にあるものなのかなーとか思います。
まあ、犯人の言い分もわからないでもない、という引っかかりが残ってしまっていたので・・・。



他に気なった部分。
今回はアップがメインでちょっと暑苦しい感じもしたかなぁ。
トイレから出てきた美琴のフォローしてる部分、
後ろの人を見せようとして美琴のドアップが目の前にあるような感覚がします。
今回カメラブレとかカメラ意識させる部分が結構あったような印象。
目線切った画面とかも気になったかなぁ。



レールガン、やっぱかっこいい。
広角でとったレイアウトなんか狭い路地の中で格好良く見えますね。
ビリビリと電撃とんでるのとか、衝撃を味あわせる感じがまたいい。
しかし次のショットで飛んでたいきなり破片が全部なくなっていたりして、
やっぱ全体的にキツイのかなぁとか思いました。
個々の表情は好みだったりするけど場面によって全体が結構違ったりしてますし。
人は集めてるっぽいですが大丈夫かなJC。


雑記 11/18 を語る

2009-11-18 22:54:20 | ■雑記
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ここんとこ予定が入ったりこのままじゃ単位やばいーの状況ですが更新。
基本的にブログ更新してないときはゲームしてる時、というわけでプレイ中。
『ユグドラ・ユニオン』のスティング製作。
GBAのカートリッジにユグドラ入れて起動するとうれしい特典がある・・・かも。

タッチペンを使った戦闘が面倒で、
最初によくシステムを理解してないと全く進めないと思います。
東方の弾幕を思い出すようなものを避けつつ、
魂を兵士に接触させて攻撃させたり移動させたりするゲーム、です。
アンサガほど面倒でもないので、一度覚えれば楽しくプレイできるかと。
仲間集めを戦闘と同時進行で行うゲームなんですが、
この辺、少しヴァルキリープロファイルなんかを思い出します。

個人的にはユグドラと違って話が気になるゲームですね。
ステージクリア後にそこで仲間たちの過去が見れて、
それを繋げると一本の現代に繋がる物語になってるのが面白いです。
このゲームは謀略によって殺された王の魂を操って、
王に仕えていた騎士たちの亡骸を操って徐々に城へ帰還していくという流れなのですが、
回想を交えて一体どういった事件があったのか?という全体像がわかってくるというのがいい感じ。
『場に残された記憶』を辿っていく、というところにグッとくるといいますか。
一応大きな話の流れとしては『ユグドラ・ユニオン』の続編にあたるのかな?

全体的に男はおっさんからイケメンまで年齢幅広い感じですが、
女性陣は若い子ばっかり多いような印象。これがサービス精神というやつか。
なんか仲間になるのがかわいい子ばっかで気後れしちゃうような。
まあどうでもいい話ですが。

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それを使ってサクッとやっちゃおうかな。はやくダンさん使いたいし(笑)
そういえばKよりWの方が評判はいいっぽい。


第08MS小隊 その1 を語る

2009-11-14 12:21:24 | ■アニメレビューとか
WOE-10 YEARS AFTER 10年後の私はどうしてるだろう

完結してちょうど10年、ということで見ました。
というのは嘘で劇場版があることを知らなかったので、
復習がてら全話見返そうと思ってみました。劇場版は総集編+αな感じでした。
なかなかガンダムとかってどう語ればいいんだろと思うんですが、
とりあえず気づいたことを適当にカキカキ。

OP
</object>
ドキュメンタリーを彷彿とさせる内容。
カメラの静止画がブレてるのなんか見ると狙いどころがわかりやすい。
この映像は連邦軍を中心で、しかも民間人がいる場面を撮ってる、
というのを意識するとまたちょっと違った面が見えてくるのかなぁ、と。
キキのような子が自由に出入りできる場所であることを強調してるという部分とか。
この辺は本編とのギャップもあって、ちょっと引っかかる部分ですよね。
個人的にサビ前で兵士たちの写真が出てきてそこに視聴者の感情がのったところで、
その流れを茶化すように出てくるキキのギャグ面がポンと出てくるのがいいなぁ、と。
現場の兵士に軽々しく感情移入することへの疑問とも受け取れるような、と。
まあその辺はどうでもいい話ですが。

全体的にメカの見せ方もOVAということで凝ってるのも良いですね。
冒頭の立ち上がりとか終わりの方で立ち上がってライフル打つ辺りのアオリとか。
OP&EDは詳しいスタッフがよくわからないのが残念。
個人的に戦車がカメラをナメて行く際にちょっと勢いを見せようとして効果線つけたりして、
ちょっと変形させて見せてる部分がちょっと気になるかなぁ。
他の場面ではあまりメカは崩さないようにするのを心がけているように見えたので。
その辺の捉え方がここ場面、アニメタさんは違っていたのかなぁ、とか。
押井守さんだったかが、戦車を描けるアニメーターはいないというコメントを出してましたが、
その辺を含めてちょっと引っかかります。
まあ結局どうでもいい話の部類かもですが。

ED
</object>
こちらもOPと趣旨は同じかな。
EDはシローの長まわしということで撮っているという意識しかありませんが。
戦場での一場面ということで、通りすぎる人がいろいろ見せてくるのが面白いですが、
むしろ歌を聴きながらシローを見てるというのがメインになるので、
その雰囲気が個人的には好みです。


とある科学の超電磁砲 6話 を語る

2009-11-08 03:13:46 | <とある科学の超電磁砲>


学園都市って美琴も含め悪い子多いような。
掃除してるところに投げ捨てるとか普通考えられませんよね。
今回見てて、常盤台のNo.1ってただの女番長だよなぁなんて思いましたよ。

思うに学園都市を考える場合、都市としてより学園の部分を考える方がいいような気もします。
大学のキャンパスライフというけど実際に大学に住むわけではないですが、
学園都市はそれをやるための施設だという風に思えばいいのでは、と。
そもそも人口のほとんどが学生ってことは入れ替わりも激しいわけで、
都市の風景を強調するのは集客という意味でも大学キャンパスみたいのを想像しちゃいますし。
その延長で捉えるとジャッジメントの存在も捉えやすいのかも。
アンチスキルっていう上位の存在が先生たちだったりするわけですし、
その閉鎖的な空間は学校に近いもののように思えます。
まあ、今更っちゃ今更な話ですけど。



今回はBパートの作画面が目立っていたなぁ。
肩車の辺りから影の立体の付け方やタイミングがまた違ってた。
手をブラブラさせるのってうつのみや理さんの流行が強かった頃だけど、
この辺の手の処理っていうかはまた別なんだけどちょっと似たものを感じる。
不良の辺りもそうですが結構冒険してるように思ったなぁ。
キャラのアップは目立ったところないなと思ったけど、
短パンや子供の影付けなんかはそれっぽい感じだったので、
元はもうちょい違う感じだったりしたのかな。



水。エフェクトが田中宏紀さん風。
田中フォロワーと思われるようなのって時々見かけますけど、
エフェクトまで似せようとする方ってそんなにいないような。
ノンクレジットじゃなければやはり冨岡寛さん辺りの方がやられてるんでしょうかね。
冨岡さんも実線の髪とか元々色気がある方だったので、田中さん方向に向かうのはちょっと意外。
そういえばベンチに座ってる美琴の表情、ちょっと『とらドラ!』12話の大河っぽい。
あの回もそういえば冨岡さんの作監回。
にゃんこい!なんかにも参加されてましたし、過去作品に遡って追いかけてみたいですね。
キミキスの矢向・冨岡回のインパクトもまだあったりすので。


グラヴィオン・ツヴァイ を語る

2009-11-07 00:42:40 | ■アニメレビューとか
見た。正直1期が撮影処理や作画が全然奮ってないように思えて、
あまり期待しないで視聴したんですが、今作はだいぶ良い具合。
第1話からお色気満載バトル満載で、かなりびっくりました。



いきなり脱衣麻雀(風なゲーム)をやっててビックリしたり。
5年近く前に麻雀ネタ、しかも釘宮キャラを使っていたなんて・・・。
GONZOが咲を作っていたのは偶然ではないということか!
この頃からお色気は出してたんだよなぁ、と確認。
バリ風なところが時代的に合ってこなくなってきてるんだなと客観視できる部分かも。
しかし、ここキャラ作画良かったけど誰だったんだろう。
うのまこと風なキャラから一転したシーンに飛ぶので目立つシーンだったなぁ。



コクピット内で太もも強調する俯瞰って珍しいような。
パイロットは基本アップになる形が多いと思うんだけど、
狭いコクピット内をぶち抜いた感じで俯瞰をやるっていうのは、
やはり太もも見せたいからだよなぁ、と。
合体バンクでも見せてますしね・・・。
過去の大張アニメだとどうだったっけなぁ。



良成煙・・・かなぁ?
ガンソード 7話やなのはA'sでもこういった煙を描いていたような。
1話のグリグリとウネル煙なんかもそれっぽい感じだった。
足で踏ん張ったときに土埃が舞い上がったものを、
奥行きをつけるように煙が重なって見えるようなものを描いてると思うんですが、
最近はこういうのはあんま見ないですね。
たぶん他の煙もそういう煙の蓄積というかを意識したツメ方をされてると思うんだけど、
うーん、どうだろ。
そういえばこの回、9話はメカ作監なのに男キャラの喧嘩のシーンでこういうエフェクトが見れて、
原画はキャラのパートをやったのか、エフェクトを全部見たのかと色々思ってみたり。
でもバトルシーン見ても全部良成さんのエフェクトというわけでもない気がしたので、
やっぱこの辺だったのかなぁ。
そういえば4話なんかでは演出も担当されてるんですが、
この時の魚眼は効果的に使われていたと思います。
コンテからじゃなかったからかなぁ。

全体的にG-1の方が入ってて重要回にはヘラスタの方がまた入って、
と作画面のスタッフは充実していたようで、全体的に良い感じでした。
普通に女の子かわいいし。

個人的に気になったのは「本当はメインパイロットは全員女」の可能性を描きながら、
なぜ男がロボットに乗るのかに触れていないように感じられた点。逆もまた然り。
この辺にもう少し手が届いていれば結構いいところまでいけた気がするんですが、
サンドマンの人生を描くという線でいってしまっていて、そこは少し不満だったかも。


劇場版セーラームーンRとか を語る

2009-11-05 21:00:46 | <セーラームーン・シリーズ>
幾原監督作。
RのTV放送の空気がそのまま劇場に持ち込まれた感じで第一印象は悪かった。
けどセラムン劇場版の中では歴史的な意味でも見られていい作品かも。
無印TV版の終盤のような位置づけのものをあらためてやることで、
三石琴乃が主役としての威信を取り戻すかのような作品だったかもというか。
少なくとも、TV見てるとちびうさの荒木に全部持ってかれてるような気がしていたので。
TVだとSの終盤なんかはそれをやろうという意思を感じたけど。

今回のテーマは衛と敵側の子供時代の友情をベースに置いた物語だったけど、
敵側のキャラがただ衛のために綺麗な花を探していた結果あやつられてしまっただけなのに、
誰も「こいつは操られているだけなんだ!」という主張をしてくれなくてもどかしかった。
常套手段としては、衛が操られているキャラを攻撃するのに躊躇いがあって、
そこから葛藤を導き出すのが王道だと思うんだけど、そういうのがない。
セーラームーンたちは操っている花の生態についてはあるていど情報があるはずなのに、
誰も彼を元に戻そう、助け出そうというようなことを言い出さない。

あと男女間の愛の男同士の友情を天秤にかけてる節があってそこがやっぱ一番気になる。
敵キャラがやたらセーラームーンの胸を触って突き飛ばしたり胸のペンダント触って変身解いたり、
やたらとセーラームーンの心を突き放しに、壊しにいってる。
終盤を見ると元々は衛の彼女であるうさぎたちに対して優しい態度がとれるキャラなんだけど、
ふとしたキッカケで恋愛と友情の板ばさみあった結果どちらを選ぶのかという、
男側への問いかけに近いことが行われてるのが興味深いというかね。
セーラームーンという作品でそれをやっているというところに妙な意識を感じるというか。
そう考えると、上であげた誰も敵キャラを助けようとしないというのは、
そうした友情と恋愛のぶつかり合いを描くのに必要な処置だったのかなと思うわけです。

そんでその決着の付け方も結構興味深かった。
敵キャラが元に戻って操られていた状態から開放してくれたことに対して礼をいい、
自分のエナジーをタキシード仮面の接吻を通してセーラームーンに与える、というもの。
ここで彼が用意した彼の分身たる花からオーバーラップでキスをしている唇に重なる衝撃。
彼自身が友情の証として示された花が、次の瞬間には愛の形になっている。
ここの意味合いを読み解くのが難儀で、それでいて面白い。
彼等の友情はセーラームーンを生き返らせること、
そして無言で衛のもとを離れることで示され、その自分をかえりみない、
衛の他の誰にも伝わらないやり方で幕を閉じる。
そしてその別れが今の衛の幸せ、みなの幸せに繋がっている。
敵キャラを救ったのがセーラームーンの愛ならば、
セーラームーンを救ったのは友情であるっていう関係がうまく描かれているのではと思います。

しかし、そこには衛自身が敵キャラのために何も出来なかったという事実が横たわっていて、
そういう友情に関しての問題の浮き彫り、
友情の一方向性と愛の相互との気持ちの共有の対比が強調されている感じで、
自分はもうちょっと時間をかけてこの辺を見る、読み解く必要があるかなと感じました。