なんか今回は天井を背にする主人公のアオリとか目についた感じ。
丹生谷さんの回。
あざとすぎて見てて凄く好きだったんで元中二病でしたオチが地味にショック。
OPも毒気が抜けててこれもまたショック。正直OP変わったのがダメージ大きい。
特に最初のほうで六花を回り込みと日常風景を見せてる場面が好きだったので、
あそこが以前のように画面分割で見れないのが凄くショック。
ああいった日常風景を見せながら回りこみで強調される、
六花の黄昏感というか、六花が何を見つめているのか、
と思わされるところが画面分割での見せるOPの導入、キャラ紹介OPとして凄く印象的だったので、
アレだけは変えて欲しくなかった。
本当に、残念でならないです。
六花が変なことをするのを正面から見せてるためか、
必然的に止める主人公のポーズが限定されてきてるのかなという気が。
この辺は結構お約束的な風景なのかなーとも思いますが、
無意識に入れられてる感じなのかな。
本編冒頭のグラサンに眼帯の格好なんかもそうですが、
カッコ悪いことをそのままかっこ悪く丁寧にやっちゃうところが京アニ流なんかねぇ。
そういうところは意識的にやってるんでしょうけど、
主流じゃないことをやっちゃう辺りが天然ボケか何かに見える。
今回はナメで見せるようなレイアウトが多かった印象。
とりあえずナメで見せる、みたいな。
部室や勇太宅でお茶いれてる辺りとか、
横から部屋全体見せるような舞台というか、
平面的な感じがちょっとする画面なんかが印象的だったかなぁ、と。
かと思えば部屋全体を見せつつ手前でベッドなんかを見切らせて、
主人公たちに注目が行くようなラインを強調するような見せ方してたりとか。
今回はこういう感じっていうのがちょっと引っかかったかなぁ。
部屋が荒らされるっていうのは1話での保健室での暴れる主人公を思い出して、
そのバランスに違和感があるかな。
こういうことをやるなら1話でああいうことをやらない方が生々しく見えるし、
丹生谷さんのやってることがギャグなのかなんなのか見てて捉えて方が違ってくるような、
と思ったんだけど、その混乱というか、
キャラの崩れ加減を楽しませる場面だからやったのかなぁという印象。
まあそういうことを考えてしまうくらい、京アニは今までそういうのをやっていたよなという話。
勇太の淡い期待が飛散した風景。
アバンから天井を背にするようなアオリの画があって気になってたけど、
ここでその天井なんかで印象づけててあ恋の悩みというか丹生谷から受ける緊張が飛散した、
っていう位置づけだったのかなーと思ったり。
今回は丹生谷さんの鋭い視点を早いカット割で見せたりしてたけど、
ここで404をまた同じように見せたりしてて、
モリサマーさんの視点っていうのをこうやって印象付けてるのかなとも思ったり。
今回は使ってる他のシーン、モリサマーへの連想ゲームで使ってるフォントとか、
結構野暮ったい感じだったので、ここでの404のクールさがちょっと印象的に見えるかな、と。
デザインとしてもいい感じですし。
中二病はごっこ遊びなのかなという疑問が。
六花は演技を本気でやるっていうのを部活紹介でやってたけど、
この子はごっこ遊びの領域を出ていない感じ。
というかまんま子供じみてて、あまり中二臭さが見えてこない。
やっぱり彼女が本来いる教室での姿が見えないからかなぁ。
六花は割りと冷静に勇太と丹生谷のやり取りを見てるみたいだし。
その辺今後どう作用してくるんだろう。
アクションもキメでキャラのかっこ良さとか武器全体をゆっくり見せてくれないので、
その辺はもう少し味わってみたいかなーという感じ。
締まんない画面はやっぱ安っぽく見えちゃうよね、と。
しかしなぜみんな超重武器なのか。
ダークフレイムマスターは闇の炎使いなんやで!
脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
河浪回。
引山さんとは今後も組んでいくのかな。
中二バトルは今までの中だと割りと楽しめた方かも。
今のところキャラクター紹介回が続くので話が動くのを期待したいかな。
●ソードアート・オンライン
新章突入。
原作読んでたときは妹の恋心とかどうでもよくてはやくアスナ出ないかなーとか思ってたけど、
今はあんまアスナ好きじゃないので、キリトの万能感を味わうのがまだ楽しいかな。
とりあえず感想書いときたかった7話。リズベット回。
SAOは原作読んでる時キャラクターの名前とキャラが合致してなくて、
リズはどのキャラクターだっけ、なんて思ったりしていたんですが、
まさかアニメでこんなに目立つキャラになるとは思いもよらずビックリ。
まず始まりが剣の手入れをしているという日常描写から入るのが新鮮。
穏やかなBGMに水車と雰囲気を作りながらリズの作業を見せて、
リズの日常を見せていくのが好感触。
ここの描写、ゲームクリアするときにリズの作った剣が折れて、
アスナの剣でゲームがクリアされてしまうという、
リズ好きからしたらモヤモヤする展開を踏まえているとまた印象的。
ショックのあまり7話でリズ成分を補給しようとしたら、
アスナの剣を手入れしてたのはリズという事実を突きつけられて、
つまりこれはリズあっての攻略だったのか、
とさらにリズにゾッコンにさせられる構造になっていて見返してて凄いなと思いました。
やっぱりリズあっての攻略だったのだな、と。
リズってそこまで重要なキャラデはなかったはずなのに、1話しかほとんど出番ないのに、
後に残したものが大きすぎて眩しく映ります。
アスナを中心にしたアニメの構成にも喧嘩売ってる感じで、
その野心的なところを感じる部分でその点もニヤリとさせられる。
SAOはゲーム世界の世界観であったりとかのデザインが貧相に見えて、
そういう点でアクセル・ワールドにだいぶ見劣りする部分がありましたけど、
リズの日常描写は細かい点をしっかり見せながらリズの仕草に寄っていて、
よくそういうところ拾うなーと見てて楽しいです。
リズの日常、店でカウンターに立つところ、
定位置に立つところをFIXで見せて、定位置からの見るキリトへの違和感を見せたりとか、
こういう変化を拾うのが楽しい楽しい。
その前の鏡への笑顔があってこそのギャップ。
そうしてなんだかんだあってこの風景。
リズの告白の気持ちよさ、手をつなぐ二人の手と光の情景の美しさ。
この情景に勝るものがあるかという見せ方で既に作品の魅力が頂点に達しているような、
そんな雰囲気がまたグッと来る。
しかしこうやって感想書いて振り返ると、
手の描写なんかは丁寧に拾っていたんだなと思う。
まあその手で武器を作り出す鍛冶屋なわけだし、
手こそが大事な部分っていう位置づけだったのかな、とか。
絵コンテ :立川譲
演出:星野真
たった1話で作品やキャラクターへの視点を変えてリズを中心とした1クールだったのではないか、
と錯覚してしまうほど突出した回だったように思う。
最後の約束の辺りとかどう考えても実は正ヒロインみたいなやり取りっていうか。
シリーズ全体の設計の中でこの回を中心してしまおうという野心的な部分が見え隠れしてて、
そういうのを含めてシリーズでの立ち位置を築いているのがまたいいな、と。
アニメが原作の構成をとりあえず時系列順にしましたっていう、
その隙を狙っての回でもあるっていうのが、やっぱりそう感じさせられるところでもあり。
アスナと攻略する前にリズを見るとこうなるんだ、という事実を突きつけるようでもあり。
SAOは原作から読んでますが、
こういう原作への価値観や視点が変わるような回を見せてくださってとても印象的な回でした。
作品にとってはシリーズのバランス的にどうなんだろうなと思う点もあったりしますが、
またリズベット見たいなぁとキャラが好きになれる回で個人的にはやっぱりグッと来るかなと。
これからのリズの活躍に期待、したい。
●ひだまりスケッチ×ハニカム
3期でひだまり荘の住人が増えて違和感あったけど、
今はキャラクター全員をちゃんと見れてホッとしてる面が強いかな。
スカートとか衣服の描写が扇情的でグッと来る感じ。
こういうの、もっと見たいなぁ。
●K
PANで見せる絵の大きさに圧倒される。
劇場版 TIGER & BUNNYで凄い長い長回しがあって、
この大きさこそが劇場版っていう豪華さだよなーと思ったら、
Kは1話でそれやっちゃっててなんじゃこりゃーと驚かされたなぁ。
360度周るパノラマの画とかイチイチ凄いなー、と。
スケボーの描写の大胆さ、
このキャラでこんなダイナミックな描写するのかっていう意外性も含んでて、
そういうのを味わうのも楽しかったかな。
●マギ
この体勢で殴るの見せるのかーみたいな新鮮さ。
原作通りなのかな。
化物に向かっていく辺り一連は印象的だったなぁ。
タルを持ってちょっとバランス崩す辺りとか描写の細かさや、
体当たりしてる辺りの動きなんかを目を引かれる感じ。
夕日の描写が印象的だった。
一連の事件を受けてもまだ時間が夕焼けであるっていう地続き感というか。
上で感想書いたSAOもリズの感情を追うのにいつまでも夜明けで見せてもしょうがないわけで、
最後は夕日の中で終わるけれども、
マギは戦いが終わってその中で見た感情を抱えながら最後まで走っていく、
夕日の中で築いたものをそのまま抱えていくという情景がグッと来る感じというか。
マギはスタッフが豪華なんで派手なものとか綺麗なものがまた見れたらいいかな。
新章突入。
原作読んでたときは妹の恋心とかどうでもよくてはやくアスナ出ないかなーとか思ってたけど、
今はあんまアスナ好きじゃないので、キリトの万能感を味わうのがまだ楽しいかな。
とりあえず感想書いときたかった7話。リズベット回。
SAOは原作読んでる時キャラクターの名前とキャラが合致してなくて、
リズはどのキャラクターだっけ、なんて思ったりしていたんですが、
まさかアニメでこんなに目立つキャラになるとは思いもよらずビックリ。
まず始まりが剣の手入れをしているという日常描写から入るのが新鮮。
穏やかなBGMに水車と雰囲気を作りながらリズの作業を見せて、
リズの日常を見せていくのが好感触。
ここの描写、ゲームクリアするときにリズの作った剣が折れて、
アスナの剣でゲームがクリアされてしまうという、
リズ好きからしたらモヤモヤする展開を踏まえているとまた印象的。
ショックのあまり7話でリズ成分を補給しようとしたら、
アスナの剣を手入れしてたのはリズという事実を突きつけられて、
つまりこれはリズあっての攻略だったのか、
とさらにリズにゾッコンにさせられる構造になっていて見返してて凄いなと思いました。
やっぱりリズあっての攻略だったのだな、と。
リズってそこまで重要なキャラデはなかったはずなのに、1話しかほとんど出番ないのに、
後に残したものが大きすぎて眩しく映ります。
アスナを中心にしたアニメの構成にも喧嘩売ってる感じで、
その野心的なところを感じる部分でその点もニヤリとさせられる。
SAOはゲーム世界の世界観であったりとかのデザインが貧相に見えて、
そういう点でアクセル・ワールドにだいぶ見劣りする部分がありましたけど、
リズの日常描写は細かい点をしっかり見せながらリズの仕草に寄っていて、
よくそういうところ拾うなーと見てて楽しいです。
リズの日常、店でカウンターに立つところ、
定位置に立つところをFIXで見せて、定位置からの見るキリトへの違和感を見せたりとか、
こういう変化を拾うのが楽しい楽しい。
その前の鏡への笑顔があってこそのギャップ。
そうしてなんだかんだあってこの風景。
リズの告白の気持ちよさ、手をつなぐ二人の手と光の情景の美しさ。
この情景に勝るものがあるかという見せ方で既に作品の魅力が頂点に達しているような、
そんな雰囲気がまたグッと来る。
しかしこうやって感想書いて振り返ると、
手の描写なんかは丁寧に拾っていたんだなと思う。
まあその手で武器を作り出す鍛冶屋なわけだし、
手こそが大事な部分っていう位置づけだったのかな、とか。
絵コンテ :立川譲
演出:星野真
たった1話で作品やキャラクターへの視点を変えてリズを中心とした1クールだったのではないか、
と錯覚してしまうほど突出した回だったように思う。
最後の約束の辺りとかどう考えても実は正ヒロインみたいなやり取りっていうか。
シリーズ全体の設計の中でこの回を中心してしまおうという野心的な部分が見え隠れしてて、
そういうのを含めてシリーズでの立ち位置を築いているのがまたいいな、と。
アニメが原作の構成をとりあえず時系列順にしましたっていう、
その隙を狙っての回でもあるっていうのが、やっぱりそう感じさせられるところでもあり。
アスナと攻略する前にリズを見るとこうなるんだ、という事実を突きつけるようでもあり。
SAOは原作から読んでますが、
こういう原作への価値観や視点が変わるような回を見せてくださってとても印象的な回でした。
作品にとってはシリーズのバランス的にどうなんだろうなと思う点もあったりしますが、
またリズベット見たいなぁとキャラが好きになれる回で個人的にはやっぱりグッと来るかなと。
これからのリズの活躍に期待、したい。
●ひだまりスケッチ×ハニカム
3期でひだまり荘の住人が増えて違和感あったけど、
今はキャラクター全員をちゃんと見れてホッとしてる面が強いかな。
スカートとか衣服の描写が扇情的でグッと来る感じ。
こういうの、もっと見たいなぁ。
●K
PANで見せる絵の大きさに圧倒される。
劇場版 TIGER & BUNNYで凄い長い長回しがあって、
この大きさこそが劇場版っていう豪華さだよなーと思ったら、
Kは1話でそれやっちゃっててなんじゃこりゃーと驚かされたなぁ。
360度周るパノラマの画とかイチイチ凄いなー、と。
スケボーの描写の大胆さ、
このキャラでこんなダイナミックな描写するのかっていう意外性も含んでて、
そういうのを味わうのも楽しかったかな。
●マギ
この体勢で殴るの見せるのかーみたいな新鮮さ。
原作通りなのかな。
化物に向かっていく辺り一連は印象的だったなぁ。
タルを持ってちょっとバランス崩す辺りとか描写の細かさや、
体当たりしてる辺りの動きなんかを目を引かれる感じ。
夕日の描写が印象的だった。
一連の事件を受けてもまだ時間が夕焼けであるっていう地続き感というか。
上で感想書いたSAOもリズの感情を追うのにいつまでも夜明けで見せてもしょうがないわけで、
最後は夕日の中で終わるけれども、
マギは戦いが終わってその中で見た感情を抱えながら最後まで走っていく、
夕日の中で築いたものをそのまま抱えていくという情景がグッと来る感じというか。
マギはスタッフが豪華なんで派手なものとか綺麗なものがまた見れたらいいかな。
トマトやら横顔やら。
アバンから前回からの雰囲気を変えてきてて楽しかったな。
アップになっていくお弁当のディテールを追う楽しさや、
六花の横顔を見る楽しさというか。
本編だと眼帯側から見た横顔見せながらとぼけさせたりだとか、
デザインの延長から含みをもたせる描写が楽しいかなという感じ。
なんと破廉恥な。
教室であーんをやってもらうシチュエーションで考えられる反応をやってて楽しかったな。
当然そういう成り行きになるだろうという。
勇太の服の皺の見せ方だとか急に動きを細かく見せ始める突飛さも目を引いたかなぁ。
新キャラ登場シーンはかかとを起点にした回転とかどこか親近感を持つような描写が新鮮でした。
こういった動きを見せる意味っていうのをわざわざ作るっていうのが京アニらしいかな。
普段見慣れない描写の新鮮さと一度はやったことがあるような、
浮かれるような描写っていうのが目新しくてグッと来る感じ。
回転なんかがキャラ付けになってるからこその描写かもなーと。
光の処理がkey作品やってた頃の正にそれで、
石原作品ですって感じでそういう連続感も感じられる、ちょっとノスタルジックに見えるシーンかな、とも。
こういうのは正に日常だよなぁ、と。
ステージ上での出し物見てると、学校のステージの小ささっていうのを意識しちゃうな。
これは入学式のシーンなんかでも思ったけど。
ハルヒ以降、学校のステージっていうのはライトを当てて何かがあるような感じ見せてたけど、
最近は学校の小ささっていうのを逆に意識させてきてくれる感じ。
ある意味、京アニを高校時代等に通過してたきた人たちへのアプローチなのかもしれないし、
田舎の学校のリアル感狙いなのかもしれないけど、まあどうでもいい話。
アミアミ。
網なんかが細かくてそっちに目が行ってしまう。
細かすぎるからこそのインパクト。
この辺は六花のスライディングの大写しだったりカット割もはやくてインパクトあったなぁ。
引きの構図やそこから分割を意識させる構図を持ってくるところは正に北之原さんって感じ。
今回はちょっとよくわからない引きっていうのがちょっとあったかな。
チアでジャンプする辺りとか。
ステージでのやり取り。
大の男のポーズとか演劇部員のポーズが印象的だったな。
前回まで六花と勇太が中心だったのに対し、
今回は2人が周囲からどのように見られているのかを重視している回だったように思います。
特に丹生谷さんの視点の扱い方が示唆的だったかなぁ、と。
中二病をどのように周囲が見るのかというのと、
男女のやり取りを見てる丹生谷さんでそれぞれの視点を扱ってる感じ。
丹生谷さんは露骨にキャラを売られてる感じでグッときちゃう。
手を手前に出したところを強調するような構図が今回は引っかかる感じ。
しかし六花の傘だったり携帯だったり、
ディテールを削ぐということをあまりしないんだなぁと改めて思う。
けいおん!で楽器やってたころなんかは特にそうだけど、
アップでのディテールアップは当然として、
引いた構図でディテールを削いでもやっぱり細かいな、
と思わせられる楽器に対する執着感が凄くて本当にカッコ良かったんだけど、
それがこの作品だと六花のもつアイテムに反映されているのかなという気がする。
新キャラぐりぐり。
勇太の無言のリアクションが画面分割で見せられてる感じ。
ごちゃごちゃした下段とすっきり何もない上段という画面。
勇太の無反応な芝居漬けがまた強調されてる感じ。
今回は猫背というか、背中の丸まりとかの姿勢なんかに意識が行く感じ。
アホの子。
この辺はやっぱグッと来る感じだったなぁ。
この後のキャラのアップの髪の処理なんかもカッコ良かったですし。
池田さんなんかはこういう表情描くような気がするけど、
けいおんのキャラがこういう感じだしな、と。
この辺の六花の眼帯取るアクションは特に目を引く場面だったなぁ。
京アニのアクションだとあまりこうしたポーズというか、
腕の変化を意識させる画っていうのが入らないので、
動きの気持ちよさっていうよりは生っぽさが優先される感じで、
そこが受けがよくないところなのかなと時々思うんですが、
ここは珍しく目を引くアクションだったなと。
うーん、ここはやっぱ池田さんな気がする。
というか今回目を引くようなことやってるのは大体池田さんなんじゃないかという気がする。
kanonのときに凄く目を引くケレン味のあるカットがあって、
kanon 13話 を語る
一体誰がやっているんだとずっと気になってたんですが、
やっぱ池田晶子さんだったのかなぁ。
池田さんが入った途端きてる感がありますし。
アクションといえば木上さんの動きを継ぐ石立さんとか、
あと今回のアクション見せてくれる北之原さんとかあとは内藤直さんとか、
他の方の名前は思い浮かぶんですが、池田さんはそういう意識で見てなかったので、
もう少し意識していきたい感じ。
2話は電撃ビリビリ小屋爆破あたりがかっこいい感じでしたけど、
電撃なんかの処理は撮影班でやってる部分が強いのかな?
前回は煙で画面を隠すような感じで派手なシーンを煙で邪魔してるような誤魔化し方してましたが、
今回は煙が晴れていってTUしていくとか、
前回と違ったバトルの見せ方をしていてそういう処理が目を引く感じだったかなと。
しかし武器が超重武器一辺倒っていうのも少し寂しい感じ。
それが六花の世界観なのかもしれないけど。
勉三さんメガネと横顔の処理とか本のデザインとか。
本のデザインがけいおん!のBDのBOXのケースっぽい感じで目を引いたかなぁ。
保志総一朗の友人が凄く新鮮でそれだけで舞い上がる部分って実はあったり。
ここ楽器を意図的に隠してるけど、
やっぱそれだけかっこ良さっていうのを負荷してしまうのを意識してるのか、
作画が面倒だから隠してるのか両方かどちらかかわかりませんが、
そういう見せ方へ意識が向いたかなぁ。
友人よりは主人公を立てたい、次の丹生谷さんの仕草で目を引きたいとか、
そういうのもあったのかもしれませんが、どうなんでしょ。
しかし丹生谷さんはあざとすぎる。
あざとすぎて逆に清々しい。むしろこういうヒロインを待っていたという感じ。
こういうベタな好意を受け取る事ができる作品ってハーレム作品でもなかなかないですし。
あ、この子俺のことが好きなの?
っていう妄想に浸れる隙のある立ち位置ってのが貴重というか。
チアガール姿が惜しいけど、OPで毎回見れるからいいのかな。
ウインクとかもグッと来るよなぁ。
脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:丸木宣明
というわけで北之原回。
最近の北之原回は好みなので中二病でどういうのをまた見せてくださるのか楽しみ。
作監はまた丸木さんとなんでしょうかね。
先を見るのが楽しみな作品なので、また次回も楽しみです。
●劇場版魔法少女まどか☆マギカ 前後編
今日一気に見てきました。
前編は細かい変更点が結構あって楽しかったな。
新BGMやシーンでの選曲がだいぶ違っていて、それだけでもだいぶ印象が違ったかな、と。
あとまどかが最後ああいうことになることを匂わす部分、
っていうのが前半に数多く出てきていたのだなぁ、と思ったり。
今回はまどかの夢についてはカットしてたけど、
あれはありえた奇跡、しかしあまり意味を成さなかった奇跡、
という位置づけになってるのかなーなんて思ったり。
劇場版ではほぼTVシリーズ全編を入れている印象でしたが、
やっぱり削られてるところもあるので、
その削られた箇所と新規の絵になっている構成の意味合いを見るのが楽しかったかなと。
個人的にはマミさんが死んだ後にまどかとほむらの2人が一緒に工業地区歩いてるとか、
ああいう印象的だったシーンがまた一新されていて印象深かったです。
後編はやっぱ杏子関連の印象が強かったかなと。
バトルシーンも少し変更されていて、杏子の背中、杏子の見る背中にインパクトがあったなぁと。
あと大きく変更されていたのが血の描写。
TV版だと動脈と静脈、赤と青、さやかと杏子の交じり合いが杏子の出血の表現に繋がっていましたが、
今回は杏子の赤い血とさやかの魔女として流す青い血で、
2人が別の存在になっていることを強調しているような感じだったなと。
単に杏子から青さっていうのを引いただけですが、
青さっていうのはさやかの血、魔女の血が半分杏子に入っていることを連想させられるので、
あくまで人間としての杏子を立てたいっていうのがあるのかなぁ、と思いました。
血の描写についてはほむらとまどかのやり取りの中でも追加シーンがあるので、
こだわりポイントだったのかなぁと思いました。
そういうのは吸血鬼なんかを扱ってきた新房監督っぽさっていうのを感じるところでもあるのかな。
血の契約っていうのはやっぱりトレンドなところでもあるのかなと思いますし。
自分は苦手ですが。女性向けの作品だと特に。
前編は鈴木博文さんのEDも印象的でした。
EDは本編と同じようなニュアンスですが最後の胎児のようなまどかがまんま胎児じゃん、
って感じだったので母となる存在に目が行っちゃったけど、あれはやっぱまどかなのかなぁ。
OPでも2人のまどかっていうのが描かれてますけど、
まどかの運命っていうのはまどか自身が生むっていうことなのかなーとちょっと困惑。
前回はもっと悪意の中で胎動してるようなイメージだったけど、この変更には驚かされたなぁ。
OPからのインスピレーションであったんだろか。
終わり方としてはTVシリーズとほぼ同じでしたが、
お別れのシーンで過去のシーンが結構出てくるのあそこでのまどかの純真さ、
っていうのを感じられていいなと思うんだけど、やっぱり計画通り!な印象もするんですよね。
夜神月だって記憶取り戻した途端、計画通り!だったわけで。
死ぬより酷いとか悲惨さは他のキャラが伝えてくれてるけど、
まどか自身がどう思っているのかっていうのは分からない感じだし。
この辺がどうも腑に落ちないし、新EDのこともあるしなー、と。
この匂わしを消さなかったってことは、
そういう解釈があることをやっぱ残しときたかったのかなという感があって、
その辺が私をシャドーボクサーにしてしまうんだよなーという感じ。
あと魔法少女についての掘り下げはいいけど、
魔女っていう存在を明確に定義しなかったのはやっぱこの作品の落ち度かなという気がする。
既存の魔女のイメージとかけ離れた感じだし。
まどかの放送当時は童話的なイメージを引用してる人もいたけど、
それも魔女っていう存在に引かれてるところもあったと思うんですよね。
だからその辺をすっぽかして魔法少女が魔女になる、
っていうその転換点を描いたのはいいけど、
物語として存在したであろう魔女の存在を消し去ってどうするのって気がするし、
そこはやっぱ傲慢なんじゃないかな、という気がするんですよね。
まあ続編でまた魔女には触れるっぽいので、
その辺に期待しましょうか。
他に上げると、
新OPなんかはいきなりサービスすぎというか前編でコレ見せられてもなって気がしました。
コネクトが流れるのはグッときたかな。ほむら描写も入って歌詞と合ってましたし。
ただ最後は全員集合が良かったかなぁ。
この作品で仲間だと一番強く感じられるのがコネクトのラストカットだったので。
どうでもいい話だと後編の墓場のシーンはFateシリーズっぽい感じ。
とりあえずまどか☆マギカを振り返るにはいいシリーズだったかなと。
個人的にはマミさんのテーマまた聞きたいとか、
変身シーンや追加シーンをもう少しみたい気持ちもあるけど、
それはディスクになってからかなぁ。
とりあえず新作を楽しみに待ちます。
今日一気に見てきました。
前編は細かい変更点が結構あって楽しかったな。
新BGMやシーンでの選曲がだいぶ違っていて、それだけでもだいぶ印象が違ったかな、と。
あとまどかが最後ああいうことになることを匂わす部分、
っていうのが前半に数多く出てきていたのだなぁ、と思ったり。
今回はまどかの夢についてはカットしてたけど、
あれはありえた奇跡、しかしあまり意味を成さなかった奇跡、
という位置づけになってるのかなーなんて思ったり。
劇場版ではほぼTVシリーズ全編を入れている印象でしたが、
やっぱり削られてるところもあるので、
その削られた箇所と新規の絵になっている構成の意味合いを見るのが楽しかったかなと。
個人的にはマミさんが死んだ後にまどかとほむらの2人が一緒に工業地区歩いてるとか、
ああいう印象的だったシーンがまた一新されていて印象深かったです。
後編はやっぱ杏子関連の印象が強かったかなと。
バトルシーンも少し変更されていて、杏子の背中、杏子の見る背中にインパクトがあったなぁと。
あと大きく変更されていたのが血の描写。
TV版だと動脈と静脈、赤と青、さやかと杏子の交じり合いが杏子の出血の表現に繋がっていましたが、
今回は杏子の赤い血とさやかの魔女として流す青い血で、
2人が別の存在になっていることを強調しているような感じだったなと。
単に杏子から青さっていうのを引いただけですが、
青さっていうのはさやかの血、魔女の血が半分杏子に入っていることを連想させられるので、
あくまで人間としての杏子を立てたいっていうのがあるのかなぁ、と思いました。
血の描写についてはほむらとまどかのやり取りの中でも追加シーンがあるので、
こだわりポイントだったのかなぁと思いました。
そういうのは吸血鬼なんかを扱ってきた新房監督っぽさっていうのを感じるところでもあるのかな。
血の契約っていうのはやっぱりトレンドなところでもあるのかなと思いますし。
自分は苦手ですが。女性向けの作品だと特に。
前編は鈴木博文さんのEDも印象的でした。
EDは本編と同じようなニュアンスですが最後の胎児のようなまどかがまんま胎児じゃん、
って感じだったので母となる存在に目が行っちゃったけど、あれはやっぱまどかなのかなぁ。
OPでも2人のまどかっていうのが描かれてますけど、
まどかの運命っていうのはまどか自身が生むっていうことなのかなーとちょっと困惑。
前回はもっと悪意の中で胎動してるようなイメージだったけど、この変更には驚かされたなぁ。
OPからのインスピレーションであったんだろか。
終わり方としてはTVシリーズとほぼ同じでしたが、
お別れのシーンで過去のシーンが結構出てくるのあそこでのまどかの純真さ、
っていうのを感じられていいなと思うんだけど、やっぱり計画通り!な印象もするんですよね。
夜神月だって記憶取り戻した途端、計画通り!だったわけで。
死ぬより酷いとか悲惨さは他のキャラが伝えてくれてるけど、
まどか自身がどう思っているのかっていうのは分からない感じだし。
この辺がどうも腑に落ちないし、新EDのこともあるしなー、と。
この匂わしを消さなかったってことは、
そういう解釈があることをやっぱ残しときたかったのかなという感があって、
その辺が私をシャドーボクサーにしてしまうんだよなーという感じ。
あと魔法少女についての掘り下げはいいけど、
魔女っていう存在を明確に定義しなかったのはやっぱこの作品の落ち度かなという気がする。
既存の魔女のイメージとかけ離れた感じだし。
まどかの放送当時は童話的なイメージを引用してる人もいたけど、
それも魔女っていう存在に引かれてるところもあったと思うんですよね。
だからその辺をすっぽかして魔法少女が魔女になる、
っていうその転換点を描いたのはいいけど、
物語として存在したであろう魔女の存在を消し去ってどうするのって気がするし、
そこはやっぱ傲慢なんじゃないかな、という気がするんですよね。
まあ続編でまた魔女には触れるっぽいので、
その辺に期待しましょうか。
他に上げると、
新OPなんかはいきなりサービスすぎというか前編でコレ見せられてもなって気がしました。
コネクトが流れるのはグッときたかな。ほむら描写も入って歌詞と合ってましたし。
ただ最後は全員集合が良かったかなぁ。
この作品で仲間だと一番強く感じられるのがコネクトのラストカットだったので。
どうでもいい話だと後編の墓場のシーンはFateシリーズっぽい感じ。
とりあえずまどか☆マギカを振り返るにはいいシリーズだったかなと。
個人的にはマミさんのテーマまた聞きたいとか、
変身シーンや追加シーンをもう少しみたい気持ちもあるけど、
それはディスクになってからかなぁ。
とりあえず新作を楽しみに待ちます。
●ジョジョの奇妙な冒険
原作は全巻持ってるので実家帰るとよく読んでます。
1部全体はあまり読み返さないんですが、1巻というか、
DIOが人間やめるぐらいまではよく読み返しますね。
特に1話の部分までをよく見返すので、見ていて楽しい1話でした。
原作の雰囲気をダイジェスト感覚ですが映像で見る楽しさがあったかなと。
ここのセリフのかぶりが印象的だったなぁ。
交わらなかった2人がここで重なりあうような一体感があって、
そういう盛り上がり方が好みでよく見返してしまいます。
その直前の怒りの炎に燃えるジョナサンと、
それに焼かれるようなDIOという情景の熱さと、
未来への暗示を含め個人的にはグッと来るシーンでした。
子安DIOも個人的には好みだったなぁ。
このDIOがぁ!の辺りとか。
言い回しというか考え方がやっぱ現代的というかなかなか出てこないキャラなので、
この辺の2人のやりとりっていうのが新鮮なんですよね。
父親は嫌いだけど自分の名には誇りがあるだなぁ、
というDIOの屈折した感じが個人的には好みだったり。
ジョジョはあくまでアダ名ですし。
ディオ・ブランドーという名とジョジョという名を持つキャラクターの物語なんだな、
というのを改めて感じられる新鮮さがある1話でした。
今後のDIOにも期待。
シリーズでどこまでやるのかはわかりませんが、
いいTVシリーズになってくれるといいですねぇ。
●武装神姫
OVAはちょっこと見たことあるけど知らないキャラがいるので他にもシリーズがあったのかな。
主人公が朝の着替えをしている辺りのシャツの見せ方だったりの動きなんかは目を引きますよね。
こういうのを久々に見たような気がして新鮮だったなぁ。
バトル方面に期待だけど、この辺のインパクトが強くて、
まだ作品に入って行けてない感じかな。
●お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
最初「妹だけど愛さえあれば関係ないよねっ」かとうろ覚えしてた。
妹って単語の方がキャッチーじゃないかと自分の中で思ってしまってる部分、
妹っていう言葉への無自覚な欲求を持ってるのかなとも思ってしまう。
俺妹に代表されるように主人公は男目線での語りのタイトルに慣れてるため、
というのもあるか。
というかそう考えるのが自然か。
本編は妹視点で描かれているので結構珍しいタイプのラノベ原作かもしれないなと思ったり。
導入とかOPは可愛い娘紹介的な感じだったけど、
本編に入ってからの気の狂いようがまたいいギャップだったのかなーと。
女体のディテールアップとか見てると新房監督思い出すな。
デザインというかやり取りの中でもアオリの絵なんかは立体感を見せたいのかなと感じますし。
最近で言えば化物語の渡辺明夫さんっぽさというか。
テーブル挟んでやり取りしてる辺りなんかの動きとかちょっと引っかかる感じでしたし。
お前が妹ラブTシャツか!みたいな。
この辺も作品のタイトルを意識しての設定なんでしょうね。
こういう狙い方が楽しいというか。
あとこういうお馬鹿な作品というか、女の子が片思いする作品がやっぱ好きなのかな。
なんか料理もリアルな感じでビビる。
どういう作品になっていくのか私に気になります。
今期は設定が色々あるような作品というか面倒そうな作品が多いのかなという印象。
前期の感想なんかももうちょい書きたいかな。
原作は全巻持ってるので実家帰るとよく読んでます。
1部全体はあまり読み返さないんですが、1巻というか、
DIOが人間やめるぐらいまではよく読み返しますね。
特に1話の部分までをよく見返すので、見ていて楽しい1話でした。
原作の雰囲気をダイジェスト感覚ですが映像で見る楽しさがあったかなと。
ここのセリフのかぶりが印象的だったなぁ。
交わらなかった2人がここで重なりあうような一体感があって、
そういう盛り上がり方が好みでよく見返してしまいます。
その直前の怒りの炎に燃えるジョナサンと、
それに焼かれるようなDIOという情景の熱さと、
未来への暗示を含め個人的にはグッと来るシーンでした。
子安DIOも個人的には好みだったなぁ。
このDIOがぁ!の辺りとか。
言い回しというか考え方がやっぱ現代的というかなかなか出てこないキャラなので、
この辺の2人のやりとりっていうのが新鮮なんですよね。
父親は嫌いだけど自分の名には誇りがあるだなぁ、
というDIOの屈折した感じが個人的には好みだったり。
ジョジョはあくまでアダ名ですし。
ディオ・ブランドーという名とジョジョという名を持つキャラクターの物語なんだな、
というのを改めて感じられる新鮮さがある1話でした。
今後のDIOにも期待。
シリーズでどこまでやるのかはわかりませんが、
いいTVシリーズになってくれるといいですねぇ。
●武装神姫
OVAはちょっこと見たことあるけど知らないキャラがいるので他にもシリーズがあったのかな。
主人公が朝の着替えをしている辺りのシャツの見せ方だったりの動きなんかは目を引きますよね。
こういうのを久々に見たような気がして新鮮だったなぁ。
バトル方面に期待だけど、この辺のインパクトが強くて、
まだ作品に入って行けてない感じかな。
●お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
最初「妹だけど愛さえあれば関係ないよねっ」かとうろ覚えしてた。
妹って単語の方がキャッチーじゃないかと自分の中で思ってしまってる部分、
妹っていう言葉への無自覚な欲求を持ってるのかなとも思ってしまう。
俺妹に代表されるように主人公は男目線での語りのタイトルに慣れてるため、
というのもあるか。
というかそう考えるのが自然か。
本編は妹視点で描かれているので結構珍しいタイプのラノベ原作かもしれないなと思ったり。
導入とかOPは可愛い娘紹介的な感じだったけど、
本編に入ってからの気の狂いようがまたいいギャップだったのかなーと。
女体のディテールアップとか見てると新房監督思い出すな。
デザインというかやり取りの中でもアオリの絵なんかは立体感を見せたいのかなと感じますし。
最近で言えば化物語の渡辺明夫さんっぽさというか。
テーブル挟んでやり取りしてる辺りなんかの動きとかちょっと引っかかる感じでしたし。
お前が妹ラブTシャツか!みたいな。
この辺も作品のタイトルを意識しての設定なんでしょうね。
こういう狙い方が楽しいというか。
あとこういうお馬鹿な作品というか、女の子が片思いする作品がやっぱ好きなのかな。
なんか料理もリアルな感じでビビる。
どういう作品になっていくのか私に気になります。
今期は設定が色々あるような作品というか面倒そうな作品が多いのかなという印象。
前期の感想なんかももうちょい書きたいかな。
中二病を発動させるような創作物にキャラクターは出会ったことがあるわけで、
そういう前提となる作品、地盤がないと制作することができない作品じゃないかと前回書いたけど、
そもそも京アニがOVAでやった「魔法少女小麦ちゃんマジカルて」という作品が今までの作品を、
魔法少女アニメっていうのを知った上じゃないと楽しみきれない作品だった、
というのがあったよな、と。
そういう意味で、やっぱ中二病は原点回帰的な部分があるんじゃないかなと思う。
そもそもフルメタにしても1期からの続き物だったし、
ハルヒのキョンの価値観もオタクの妄想の延長線にあるものだったと思うし、
らきすたもオタクから入り、key作品もギャルゲーという敷居の高い原作だったし。
それが近年ではけいおん!を始め日常、氷菓と学園物を主軸にした作品、
前知識がそれほどなくても触れられる原作の作品が目立っていた。
そこでこの作品が出てくると。
そういう意味ではやっぱり転機の時期なのかなという気がします。
自社からの原作がそういうものだというのは、
完全オリジナルのMUNTOを受けてっていうのがやっぱあるのかなぁ。
そう考えると直前の氷菓が京アニのある意味の到達点だったのか、という問題もあり。
氷菓の面白いところはスマフォなどを使ってみせて現代と地続きなところをアピールしつつ、
クラシックや色や光の加減が作る雰囲気はノスタルジックな古風なもので、
とても地続きのとは思えないファンタジーさっていうのがあったのかなと。
綺麗な光を作るのはどこもやっているとは思うけど、
あの学生服、セーラー服に代表されるような古風な雰囲気を作り作品、
っていうのはやっぱり新鮮だったし。
古都、京都のアニメスタジオが作る作品として、
これほどのものがあるだろうかと思わずにはいられない部分でもあり。
とりあえず今のところ氷菓の評価は保留としたい感じですが、
あえて言うならそういう感じかな、と。
この作品は京アニ大賞の位置づけや、
京アニの中の「中二病でも恋がしたい!」の中の「でも」という接続詞をどう捉えているのか、
っていうのを拾っていく作品になるのかなと思いましたが、
今後の方向性を見る上で思っていた以上に大事な作品になるんじゃないのかなという気がします。
というわけで本編感想。
姉貴エフェクト。
アバンから忍び寄る姉の存在感。
久々にバトルするアニメでエフェクトなんかも目立っていたな、と。
後半の妄想中二病バトル前にこうしたエフェクトが飛び交う痛快さ。
ある意味中二病の先の強さっていう位置づけなのかなという感じ。
中二的な妄想力は全然力になっていないという。
今回はキャラクターを重ねて見せる箇所が多かった印象。
後ろから出してちょっと楽しい画面にしたり、
スライドさせて存在を意識させてみせたり、
驚かせてみたり。
京アニ的に言えば武本さん的な構図かもなぁ、と。
リップだけでなく爪もピンクな色合いになっていたりとかちょっと目を引く。
子供っぽさと銃の小物なんかがちょっと目を引く。
六花がドアの鍵を開けるところでも十字架を意識させたりしていて、
ヒロインの中二病の原点的なところが気になる感じ。
1話で違和感がある話したけど、まさか2話でこういう仕掛けをしてくるとはなぁ。
やっぱ意識的に狙いにきてる部分があったのかなぁ。
最初に部屋に入った直後に見せたところでは全く気づかなかったけど、
猫の話を振られるところでは気づかせる流れになってるいやらしさというか。
そしてカット割って動かしてみせることで解答を見せると。
レイアウトでわかりやすく見せていくというよりは、
カット割で置き方を変えていくような感じの考え方なのかな。
最初から全部セルで置けばいいんじゃ、
って発想もあるけどそれじゃ逆に隠せないからこその処置、なんかねぇ。
最初に動いているキメラを見てしまっているからこそ、薄暗い部屋の置物として隠す、という。
ただやっぱ違和感あるかな。見せ方が安っぽく感じてしまう。
今回は六花が棚を蹴って宙返りしてる辺りも美術で置いてるものを変化させたりしてて、
こっちの違和感を翻弄してくるような見せ方してくるなぁとそのやり口が少し楽しかったかな。
ベランダから降りる直前の窓を超えていくカメラとか石原さんらしいCGの使い方かも。
あの一連は姉の飛び降りまで流れるようなアクションがグッと来る感じだったなぁ。
初期の京アニみたいな。
やっぱ原点回帰的なところあるような。
他社でやったらもっとサンライズパースに寄せてくるような構図もあえて外す。
それが京アニクオリティ。
外してます、というアピールを狙っているような構図でもあるところがある意味中二病的。
京アニの持ち味、ズレが中二病的エッセンスを持ったショットかもなーなんて思ってみたり。
中二病妄想バトルは久々のバトル物って感じで楽しかったな。
以前らきすたで金田光やったときはそのアクの強さに驚かされたけど、
個人的に気になったのはカット割かなぁ。
最後に姉がお玉で叩くところみたいに、
姉が叩いたというアクションをあまり意識させないポーズを取らせてるのとか。
腕を上げる→叩いた→微動だにせず立ってる。
腕を上げたところから振り下ろす瞬間が飛んでいたり、
お玉で強く叩いた割りには振り抜いたようなニュアンスをあまり感じさせなかったりと、
動きの連続性がちょっと飛んでる感じな印象が強くて引っかかるかなと。
妄想と現実のせめぎ合いの中で飛んでいっている箇所っていうことなのかな。
なんとかブラスト!のところもジャンプしてる風に見えてちゃっかり変なポーズを決めてるし。
そういう合間のアクションの抜き方がちょっと気になる感じ。
この辺の絆創膏を投げる辺りは自然な芝居を意識した感じになっていて目を引いたな。
バトルバトルしてたけど、やっぱこういうのが見たいかなというか。
話としてはまだラブ方面に話が行かないので様子見という感じ。
やっぱヒロインが出揃ってからが勝負になるんでしょうか。
脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也
演出:三好一郎
作画監督:植野千世子
石原コンテを三好さんが処理するという珍しい回。
最初は三好さんの演出回と聞いてたけどあんまりそれっぽくないし、
CGで窓の外にいく辺りを見せてるのは石原さんっぽいな、
と思ったら演出が三好さんでコンテが石原さんだったというオチ。
うーん、正直三好さんがやるならコンテから決めて欲しかったな気も。
ただ監督が2話連続でコンテ切って雰囲気は固めてきてると思うので、
京アニ演出陣がまたどう切り込んでいくのか楽しみです。
そういう前提となる作品、地盤がないと制作することができない作品じゃないかと前回書いたけど、
そもそも京アニがOVAでやった「魔法少女小麦ちゃんマジカルて」という作品が今までの作品を、
魔法少女アニメっていうのを知った上じゃないと楽しみきれない作品だった、
というのがあったよな、と。
そういう意味で、やっぱ中二病は原点回帰的な部分があるんじゃないかなと思う。
そもそもフルメタにしても1期からの続き物だったし、
ハルヒのキョンの価値観もオタクの妄想の延長線にあるものだったと思うし、
らきすたもオタクから入り、key作品もギャルゲーという敷居の高い原作だったし。
それが近年ではけいおん!を始め日常、氷菓と学園物を主軸にした作品、
前知識がそれほどなくても触れられる原作の作品が目立っていた。
そこでこの作品が出てくると。
そういう意味ではやっぱり転機の時期なのかなという気がします。
自社からの原作がそういうものだというのは、
完全オリジナルのMUNTOを受けてっていうのがやっぱあるのかなぁ。
そう考えると直前の氷菓が京アニのある意味の到達点だったのか、という問題もあり。
氷菓の面白いところはスマフォなどを使ってみせて現代と地続きなところをアピールしつつ、
クラシックや色や光の加減が作る雰囲気はノスタルジックな古風なもので、
とても地続きのとは思えないファンタジーさっていうのがあったのかなと。
綺麗な光を作るのはどこもやっているとは思うけど、
あの学生服、セーラー服に代表されるような古風な雰囲気を作り作品、
っていうのはやっぱり新鮮だったし。
古都、京都のアニメスタジオが作る作品として、
これほどのものがあるだろうかと思わずにはいられない部分でもあり。
とりあえず今のところ氷菓の評価は保留としたい感じですが、
あえて言うならそういう感じかな、と。
この作品は京アニ大賞の位置づけや、
京アニの中の「中二病でも恋がしたい!」の中の「でも」という接続詞をどう捉えているのか、
っていうのを拾っていく作品になるのかなと思いましたが、
今後の方向性を見る上で思っていた以上に大事な作品になるんじゃないのかなという気がします。
というわけで本編感想。
姉貴エフェクト。
アバンから忍び寄る姉の存在感。
久々にバトルするアニメでエフェクトなんかも目立っていたな、と。
後半の妄想中二病バトル前にこうしたエフェクトが飛び交う痛快さ。
ある意味中二病の先の強さっていう位置づけなのかなという感じ。
中二的な妄想力は全然力になっていないという。
今回はキャラクターを重ねて見せる箇所が多かった印象。
後ろから出してちょっと楽しい画面にしたり、
スライドさせて存在を意識させてみせたり、
驚かせてみたり。
京アニ的に言えば武本さん的な構図かもなぁ、と。
リップだけでなく爪もピンクな色合いになっていたりとかちょっと目を引く。
子供っぽさと銃の小物なんかがちょっと目を引く。
六花がドアの鍵を開けるところでも十字架を意識させたりしていて、
ヒロインの中二病の原点的なところが気になる感じ。
1話で違和感がある話したけど、まさか2話でこういう仕掛けをしてくるとはなぁ。
やっぱ意識的に狙いにきてる部分があったのかなぁ。
最初に部屋に入った直後に見せたところでは全く気づかなかったけど、
猫の話を振られるところでは気づかせる流れになってるいやらしさというか。
そしてカット割って動かしてみせることで解答を見せると。
レイアウトでわかりやすく見せていくというよりは、
カット割で置き方を変えていくような感じの考え方なのかな。
最初から全部セルで置けばいいんじゃ、
って発想もあるけどそれじゃ逆に隠せないからこその処置、なんかねぇ。
最初に動いているキメラを見てしまっているからこそ、薄暗い部屋の置物として隠す、という。
ただやっぱ違和感あるかな。見せ方が安っぽく感じてしまう。
今回は六花が棚を蹴って宙返りしてる辺りも美術で置いてるものを変化させたりしてて、
こっちの違和感を翻弄してくるような見せ方してくるなぁとそのやり口が少し楽しかったかな。
ベランダから降りる直前の窓を超えていくカメラとか石原さんらしいCGの使い方かも。
あの一連は姉の飛び降りまで流れるようなアクションがグッと来る感じだったなぁ。
初期の京アニみたいな。
やっぱ原点回帰的なところあるような。
他社でやったらもっとサンライズパースに寄せてくるような構図もあえて外す。
それが京アニクオリティ。
外してます、というアピールを狙っているような構図でもあるところがある意味中二病的。
京アニの持ち味、ズレが中二病的エッセンスを持ったショットかもなーなんて思ってみたり。
中二病妄想バトルは久々のバトル物って感じで楽しかったな。
以前らきすたで金田光やったときはそのアクの強さに驚かされたけど、
個人的に気になったのはカット割かなぁ。
最後に姉がお玉で叩くところみたいに、
姉が叩いたというアクションをあまり意識させないポーズを取らせてるのとか。
腕を上げる→叩いた→微動だにせず立ってる。
腕を上げたところから振り下ろす瞬間が飛んでいたり、
お玉で強く叩いた割りには振り抜いたようなニュアンスをあまり感じさせなかったりと、
動きの連続性がちょっと飛んでる感じな印象が強くて引っかかるかなと。
妄想と現実のせめぎ合いの中で飛んでいっている箇所っていうことなのかな。
なんとかブラスト!のところもジャンプしてる風に見えてちゃっかり変なポーズを決めてるし。
そういう合間のアクションの抜き方がちょっと気になる感じ。
この辺の絆創膏を投げる辺りは自然な芝居を意識した感じになっていて目を引いたな。
バトルバトルしてたけど、やっぱこういうのが見たいかなというか。
話としてはまだラブ方面に話が行かないので様子見という感じ。
やっぱヒロインが出揃ってからが勝負になるんでしょうか。
脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也
演出:三好一郎
作画監督:植野千世子
石原コンテを三好さんが処理するという珍しい回。
最初は三好さんの演出回と聞いてたけどあんまりそれっぽくないし、
CGで窓の外にいく辺りを見せてるのは石原さんっぽいな、
と思ったら演出が三好さんでコンテが石原さんだったというオチ。
うーん、正直三好さんがやるならコンテから決めて欲しかったな気も。
ただ監督が2話連続でコンテ切って雰囲気は固めてきてると思うので、
京アニ演出陣がまたどう切り込んでいくのか楽しみです。
●さくら荘のペットな彼女
冒頭で女子高生二人組がさくら荘の前を通りかかってその異常さに逃げていくけど、
踏切が上がり主人公にとっての門が大きく開いたような格好のところで、
また女子高生2人組を置いてるのが気になった。今度は違う制服で。
情景として綺麗に見えるっていうのもあるけど、
彼女たちのやり取りはどのようなものなんだろうな、
という想像の延長線上に主人公たちのいる世界があるものとしたいのかなぁという気もする。
今後もこういう情景が入ってくるのかな。
JC的にコロッケといえばハチクロ1話、この円のベンチはイケてる2人1話とかか、
なんて好きな作品を思い出してみたり。
原作読んだときは天才アニメーターの存在とかにちょっと違和感があったし、
ツッコミコメディがあまり楽しめなかったから読むのやめちゃったんだけど、
主人公の方の芝居が新鮮だったためか結構楽しんで見れたなぁ。
下乳描いてた背中姿とかエロかったし。
天才アニメーターの解答が金田板野とはというかベタだなというか。
皆で鍋つついてる辺りとか団欒感がまた新鮮な感じ。
教室でもて主人公たちの関係のみにに的を絞るような感じだったし、
そういう圧縮感、切り取り方がグッと来る感じだったのかなというか。
ED、コンテがりんたろうさんでビックリ。
まさかJC作品で名前を見ることになるとはなぁ。
近年の仕事だとガンスリンガーガールのOPとか天上天下のOPはよく見返してた記憶。
つかガンスリも9年近く前か。全然最近じゃなかった。
冒頭で女子高生二人組がさくら荘の前を通りかかってその異常さに逃げていくけど、
踏切が上がり主人公にとっての門が大きく開いたような格好のところで、
また女子高生2人組を置いてるのが気になった。今度は違う制服で。
情景として綺麗に見えるっていうのもあるけど、
彼女たちのやり取りはどのようなものなんだろうな、
という想像の延長線上に主人公たちのいる世界があるものとしたいのかなぁという気もする。
今後もこういう情景が入ってくるのかな。
JC的にコロッケといえばハチクロ1話、この円のベンチはイケてる2人1話とかか、
なんて好きな作品を思い出してみたり。
原作読んだときは天才アニメーターの存在とかにちょっと違和感があったし、
ツッコミコメディがあまり楽しめなかったから読むのやめちゃったんだけど、
主人公の方の芝居が新鮮だったためか結構楽しんで見れたなぁ。
下乳描いてた背中姿とかエロかったし。
天才アニメーターの解答が金田板野とはというかベタだなというか。
皆で鍋つついてる辺りとか団欒感がまた新鮮な感じ。
教室でもて主人公たちの関係のみにに的を絞るような感じだったし、
そういう圧縮感、切り取り方がグッと来る感じだったのかなというか。
ED、コンテがりんたろうさんでビックリ。
まさかJC作品で名前を見ることになるとはなぁ。
近年の仕事だとガンスリンガーガールのOPとか天上天下のOPはよく見返してた記憶。
つかガンスリも9年近く前か。全然最近じゃなかった。
ひだまりスケッチがまた始まったので過去のOPED見返したり。
ハニカムのEDもいいけど、やっぱ初期のEDが一番ひだまりスケッチのイメージとして好きかなと。
空と波紋と疾走感の織りなす演出が綺麗で癒されるというか。
回り込みじゃないけど、空の上に立つようなゆのの姿を見せる疾走感の清涼感とか。
んでコレ見て似たようなのどっかで見たなぁ、と思ったらまどマギだった。
OPの涙の波紋から回りこむような疾走感って感じがちょっと似ているかもなと。
個人的にまどかは苦手だけど、
フェンス越しの彼女っていうのはこっちからは手が届かないところにいる感じなので、
あまり身近に感じないところっていうのがこういうので表現されてるのかなー、
なんていうようなことを思ったり。
黄昏っていうのはキャラクターとの距離感を切り裂く諸刃の剣なんかなーとか。
まあ何が言いたいかというと、いつ劇場版まどマギ見に行けるかなぁ、はやく見に行きたいなぁ、
というだけです、はい。
新番感想一発目は京アニ新作。
京アニを追ってきた1人としてはなぜか感慨深い感じもある一作だったり。
というのも京アニ自身がMUNTO以後オリジナルの作品を提示するために色々な企画をHP等で行なっていたので、
京アニ大賞受賞作という作品をアニメ化するというのは、
京アニ自身が京アニの作品としての作品を曲がりくねった形ではありますが、
ようやく提示できたその第一作目である、ある意味記念すべき作品だと思うんですよね。
HPでスタッフのかたがイラストやメッセージをあげてるのを見ると、
やっぱりそれだけの熱量を持たせたい作品だというものも伝わってきますし。
更新が終了した京アニBONではスタッフのかたを中心にオリジナル企画を上げたりしてましたが、
それを一回捨てて京アニ大賞からのアニメ化というのは、
やはり内部からの企画を一度捨てているっていうことなのかなと思っていたりもしたんですが、
最近の京アニのCMを見るとスタッフの熱量はCMで放出されているのだなぁと思います。
京アニのHPでオリジナルキャラクターのイラストなんかもありますし、
これがまたどのように転がっていくのか違った形になっていくのか楽しみです。
アバン。
中二病の説明から入るのはあの痛さを客観的に見る視点から見るのが、
作品を見る上での粗相なんだろうなと。
こういう中二病みたいなものを題材する作品って言うのは、
ある意味二次創作的な感じがして同人っぽい印象っていうのが個人的にはあったり。
というのもその中二病を発動させるような創作物にキャラクターは出会ったことがあるわけで、
そういう一次創作を受けないと制作することができない作品だからだと思ったりするからです。
そういうものを打ち出してきた京アニの位置づけなんかも個人的には結構気になるポイントかなと。
ハーモニーっぽい処理の桜がまた印象的だったなぁ。
美術、撮影処理でキラキラと光る桜なんかは結構見かけますが、
改めて見る夜桜がまたハーモニーで一味違った印象に仕上がってて新鮮でした。
というわけでOP。
光の広がり綺麗だな、境界線を意識させられる空なんかホライゾン意識すぎやで、
なんて思ってたらオレンジロードのOPみたいなカット割りしてて驚いた。
きまぐれオレンジロード オープニング集
京アニもオレンジロードの前後から動画等の下請けを初めて、
劇場版にもガッツリ参加していたというのがあるけど、
まさかここまでオレンジロード意識させるようなOPを見せられるとはなぁ。
上で中二病は特別な作品なんだという意識があることを書きましたけど、
ある意味では京アニの精神(というか石原さん?)の原点回帰的なところもあったりするのかなー、
なんて勘ぐってしまいます。
手を繋いでるところ、AIRしてるなぁなんて思っちゃうところも含め。
あと画面分割で見せるのは新鮮だったなぁ。
白い余白っぽいのは中二病の精神はノートに宿るがごとく、
ノート上っていうのも意識させるようなレイアウトってことなのかな。
最後にヒロインを回転させるのはAIRのOPからの石原芸なのかしら。
OPの曲を担当されているZAQさんは最近他の作品でもよく見かけますね。
ZAQさんの曲だと咲-saki-阿知賀編のED2が大好きなので、
ああいう感動がまた味わえるかなーとちょっと意識してる方だったり。
どうでもいいけど点滅のようなカット割だと最近だとC3 -シーキューブ-のOPなんかが好みだった。
ああいうカッコイイOPは語り継がれて欲しいかなと思ったり。
http://www.youtube.com/watch?v=umeO782o900
中二病発動させるアニメとしておすすめ・・・か?
本編。
主人公たちが住んでいるのが一軒家ではなく団地住まいっていうのもちょっと新鮮かも。
今までその辺のツッコミが多かった気がするので。
定点カメラでベランダでのやり取りを多く見せるのも、
そういった点で違いを認識させるっていう狙いもあったりするんだろか。
この辺は石原さんっぽい演出かな~とか。
CLANNADとかだったりけいおん!!2話だったりが印象的かなぁ。
石原×池田和美だと背景はリアルなビジュアルが求められていたし、
キャラクターも激しく動かすようなポイント以外は堅い印象っていうのがちょっとあったんですが、
日常を通過したからかもしれませんが、
ちょっとデフォルメの入ったポップなところがハマってて可愛らしい印象があって良かったなと。
というかこれをやるのにどれだけ遠回りしてきたんだろう監督、という気分でもあったり。
こうやって突然アオリで印象付けされるのはkanonの最終回思い出すな。
アレみたいにイメージ映像な感じが強いわけではないけど、
中二病発動させてるところをこうやって見せるっていうのはどうなんだろう的な。
肯定したいのかなんなのか。
これもまた青春の一ページ的な意味合いなのか、
はたまたヒロインが妄想したダークフレイムマスターのカッコイイイメージなのか、とか。
京アニもリップ強調するようなデザインできたかと身構える。
強調することで色気が出るっていうのはあるけど、やりすぎるとケバくなるし。
保健室のレイアウト見ると動きそうなのがセルで置かれていて、
背景とも相成って良い感じに見えるけども、今後はどうなるかな。
氷菓も1話なんかは掲示物の処理とか綺麗にまとめてる印象があったけど、
後半はなかなかそういう部分が活きてるようなところってなくなってきてたと思いますし。
ハルヒの部室同様、部活物の宿命かもしれませんが、
こういう置物の処理をどうするかっていうのを含めて設定組んで欲しいなというか。
この辺はいつも見てて引っかかってくる部分なので。
久々に見た京アニ的リアルヅラ。
今は堀口さんの影響だったりで影が薄くなってきたけど、
昔はモブのおっさんとかもっと濃い感じだったので、
新旧入り混じりな印象を受けるなーというか。
イメージ映像なのかどうなのか。
嘘の付き方がなんか独特なんですよね。
書き飛ばしじゃないですが主人公が暴れるのが終わったところでカット割って、
怒ってるところを別のショットで見せるとかやりようはあると思うんですが、
このまま続けてくることの、この違和感ってなんなんだろうな、と。
しかし倒れてくる棚、最初は美術で描かれてるように見えたけど、
主人公が暴れて倒れてくるってのはやっぱ意外性を狙ってる感じなんだろか。
こういうところが京アニ的ズレという感じ。
ヒロインの正体見たり後は保健室が元通りになってるので、
中二病発動空間的な演出、という位置づけだったんだろうか。
しかしやることが回りくどい感じというか。
しかしヒロイン可愛いですね。
ローラーシューズでキュイーンって回ってるところとか、
主人公宅で恥ずかしそうにご飯食べてる辺りとか。
この作品がどのように転がっていくのか、楽しみです。
EDは山田尚子さんによるカッコつけED。
けいおん!!の時のようにOPとEDに若干絡みをつけているのが印象的。
けいおん!!ではOPはケーキで終わってEDはケーキから始まりますが、
中二病ではOPは音に合わせた4つの光から始まり、
EDでも4つのりんごが同じように横並びで並んでいたり。
これはEDが示すように4人の女の子たちを示しているのかな。
そういう含みを持たせているのがどういうやり取りから出てきたのかまた気になる感じ。
武本作品だとほとんど武本さんがやっちゃうけど、
今作だと山田さんにED任せてる辺り、けいおん!と同じようなキャッチーさを狙ってるのかな。
けいおん!は本編と地続きな感じが魅力だったけど、中二病はどうなんだろ。
ダークフレイムマスター的な感じがプラスされてる感?
山田さんのカッコつけED大好きなんだけど、
劇場版からリボンとかでの束縛のイメージだったり今回の包帯とか喪服だったり、
カッコつけが災いして変な方向に傾倒して行かないかちょっと心配だったり。
個人的にはListen!!くらいがちょうどいいです。
脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也
演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
作画監督補佐:門脇未来
1話で演出を監督やらず、作監を池田さんがやらずっていうのは意外な布陣。
スケジュール的なものかもしれないけど、
新しさっていうのを念頭に置いてるのかなぁ。
河浪さんも引山さんも演出、作監の経験は京アニの演出作監陣に最近入ったばかりな方々ですし。
今後は各ローテの方がまたどういうものを見せてくださるのか楽しみです。
京アニを追ってきた1人としてはなぜか感慨深い感じもある一作だったり。
というのも京アニ自身がMUNTO以後オリジナルの作品を提示するために色々な企画をHP等で行なっていたので、
京アニ大賞受賞作という作品をアニメ化するというのは、
京アニ自身が京アニの作品としての作品を曲がりくねった形ではありますが、
ようやく提示できたその第一作目である、ある意味記念すべき作品だと思うんですよね。
HPでスタッフのかたがイラストやメッセージをあげてるのを見ると、
やっぱりそれだけの熱量を持たせたい作品だというものも伝わってきますし。
更新が終了した京アニBONではスタッフのかたを中心にオリジナル企画を上げたりしてましたが、
それを一回捨てて京アニ大賞からのアニメ化というのは、
やはり内部からの企画を一度捨てているっていうことなのかなと思っていたりもしたんですが、
最近の京アニのCMを見るとスタッフの熱量はCMで放出されているのだなぁと思います。
京アニのHPでオリジナルキャラクターのイラストなんかもありますし、
これがまたどのように転がっていくのか違った形になっていくのか楽しみです。
アバン。
中二病の説明から入るのはあの痛さを客観的に見る視点から見るのが、
作品を見る上での粗相なんだろうなと。
こういう中二病みたいなものを題材する作品って言うのは、
ある意味二次創作的な感じがして同人っぽい印象っていうのが個人的にはあったり。
というのもその中二病を発動させるような創作物にキャラクターは出会ったことがあるわけで、
そういう一次創作を受けないと制作することができない作品だからだと思ったりするからです。
そういうものを打ち出してきた京アニの位置づけなんかも個人的には結構気になるポイントかなと。
ハーモニーっぽい処理の桜がまた印象的だったなぁ。
美術、撮影処理でキラキラと光る桜なんかは結構見かけますが、
改めて見る夜桜がまたハーモニーで一味違った印象に仕上がってて新鮮でした。
というわけでOP。
光の広がり綺麗だな、境界線を意識させられる空なんかホライゾン意識すぎやで、
なんて思ってたらオレンジロードのOPみたいなカット割りしてて驚いた。
きまぐれオレンジロード オープニング集
京アニもオレンジロードの前後から動画等の下請けを初めて、
劇場版にもガッツリ参加していたというのがあるけど、
まさかここまでオレンジロード意識させるようなOPを見せられるとはなぁ。
上で中二病は特別な作品なんだという意識があることを書きましたけど、
ある意味では京アニの精神(というか石原さん?)の原点回帰的なところもあったりするのかなー、
なんて勘ぐってしまいます。
手を繋いでるところ、AIRしてるなぁなんて思っちゃうところも含め。
あと画面分割で見せるのは新鮮だったなぁ。
白い余白っぽいのは中二病の精神はノートに宿るがごとく、
ノート上っていうのも意識させるようなレイアウトってことなのかな。
最後にヒロインを回転させるのはAIRのOPからの石原芸なのかしら。
OPの曲を担当されているZAQさんは最近他の作品でもよく見かけますね。
ZAQさんの曲だと咲-saki-阿知賀編のED2が大好きなので、
ああいう感動がまた味わえるかなーとちょっと意識してる方だったり。
どうでもいいけど点滅のようなカット割だと最近だとC3 -シーキューブ-のOPなんかが好みだった。
ああいうカッコイイOPは語り継がれて欲しいかなと思ったり。
http://www.youtube.com/watch?v=umeO782o900
中二病発動させるアニメとしておすすめ・・・か?
本編。
主人公たちが住んでいるのが一軒家ではなく団地住まいっていうのもちょっと新鮮かも。
今までその辺のツッコミが多かった気がするので。
定点カメラでベランダでのやり取りを多く見せるのも、
そういった点で違いを認識させるっていう狙いもあったりするんだろか。
この辺は石原さんっぽい演出かな~とか。
CLANNADとかだったりけいおん!!2話だったりが印象的かなぁ。
石原×池田和美だと背景はリアルなビジュアルが求められていたし、
キャラクターも激しく動かすようなポイント以外は堅い印象っていうのがちょっとあったんですが、
日常を通過したからかもしれませんが、
ちょっとデフォルメの入ったポップなところがハマってて可愛らしい印象があって良かったなと。
というかこれをやるのにどれだけ遠回りしてきたんだろう監督、という気分でもあったり。
こうやって突然アオリで印象付けされるのはkanonの最終回思い出すな。
アレみたいにイメージ映像な感じが強いわけではないけど、
中二病発動させてるところをこうやって見せるっていうのはどうなんだろう的な。
肯定したいのかなんなのか。
これもまた青春の一ページ的な意味合いなのか、
はたまたヒロインが妄想したダークフレイムマスターのカッコイイイメージなのか、とか。
京アニもリップ強調するようなデザインできたかと身構える。
強調することで色気が出るっていうのはあるけど、やりすぎるとケバくなるし。
保健室のレイアウト見ると動きそうなのがセルで置かれていて、
背景とも相成って良い感じに見えるけども、今後はどうなるかな。
氷菓も1話なんかは掲示物の処理とか綺麗にまとめてる印象があったけど、
後半はなかなかそういう部分が活きてるようなところってなくなってきてたと思いますし。
ハルヒの部室同様、部活物の宿命かもしれませんが、
こういう置物の処理をどうするかっていうのを含めて設定組んで欲しいなというか。
この辺はいつも見てて引っかかってくる部分なので。
久々に見た京アニ的リアルヅラ。
今は堀口さんの影響だったりで影が薄くなってきたけど、
昔はモブのおっさんとかもっと濃い感じだったので、
新旧入り混じりな印象を受けるなーというか。
イメージ映像なのかどうなのか。
嘘の付き方がなんか独特なんですよね。
書き飛ばしじゃないですが主人公が暴れるのが終わったところでカット割って、
怒ってるところを別のショットで見せるとかやりようはあると思うんですが、
このまま続けてくることの、この違和感ってなんなんだろうな、と。
しかし倒れてくる棚、最初は美術で描かれてるように見えたけど、
主人公が暴れて倒れてくるってのはやっぱ意外性を狙ってる感じなんだろか。
こういうところが京アニ的ズレという感じ。
ヒロインの正体見たり後は保健室が元通りになってるので、
中二病発動空間的な演出、という位置づけだったんだろうか。
しかしやることが回りくどい感じというか。
しかしヒロイン可愛いですね。
ローラーシューズでキュイーンって回ってるところとか、
主人公宅で恥ずかしそうにご飯食べてる辺りとか。
この作品がどのように転がっていくのか、楽しみです。
EDは山田尚子さんによるカッコつけED。
けいおん!!の時のようにOPとEDに若干絡みをつけているのが印象的。
けいおん!!ではOPはケーキで終わってEDはケーキから始まりますが、
中二病ではOPは音に合わせた4つの光から始まり、
EDでも4つのりんごが同じように横並びで並んでいたり。
これはEDが示すように4人の女の子たちを示しているのかな。
そういう含みを持たせているのがどういうやり取りから出てきたのかまた気になる感じ。
武本作品だとほとんど武本さんがやっちゃうけど、
今作だと山田さんにED任せてる辺り、けいおん!と同じようなキャッチーさを狙ってるのかな。
けいおん!は本編と地続きな感じが魅力だったけど、中二病はどうなんだろ。
ダークフレイムマスター的な感じがプラスされてる感?
山田さんのカッコつけED大好きなんだけど、
劇場版からリボンとかでの束縛のイメージだったり今回の包帯とか喪服だったり、
カッコつけが災いして変な方向に傾倒して行かないかちょっと心配だったり。
個人的にはListen!!くらいがちょうどいいです。
脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也
演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
作画監督補佐:門脇未来
1話で演出を監督やらず、作監を池田さんがやらずっていうのは意外な布陣。
スケジュール的なものかもしれないけど、
新しさっていうのを念頭に置いてるのかなぁ。
河浪さんも引山さんも演出、作監の経験は京アニの演出作監陣に最近入ったばかりな方々ですし。
今後は各ローテの方がまたどういうものを見せてくださるのか楽しみです。