流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

SSSS.DYNAZENON 2話 を語る

2021-04-10 23:51:51 | ■アニメレビューとか

ファーストカットは違うけど、
背中から振り向きで入るロボットアニメと言えばザンボット3か?
と思ったんですがマジンガーZの2期?OPが背中からの回り込みでタイトルなので、
そっちなのかなぁみたいな。
グリッドマン2期的な立ち位置なのかな。



カメラが回り込み続けてるOPという感。
ステルス機っぽいところで月見せてるのがグッとくるかな。


敵さんの手を少しずつスライドさせて見せるカット、
特に女子に反応しちゃうの何でなんだろ。
目隠れがエロいというのが最近証明されたばかりなので、
やはりそこが重要なのかもしれない、
と思ったけど敵さんみんな目隠してた。


個人的にメチャクチャツボだったカット。
かっこいい玩具を女子の髪に絡ませるとかどういうフェチだよという感。
しかしなんでこのカットこんなに好きなんだろう。
やはり自分の好きなものを女子の髪に絡めたいという欲なんだろうか。
監督の視聴者喜ばせる才能すげぇって思います。
グリッドマンのときはラスト付近のインパクトが凄かったですが、
今作は全体的にフックが多い気がするな。


OPでOPクレジット載せるの、
ガイキングOPというか大張系OPの系譜意識なんだろうかと思ったけど、
エヴァも思うとやはり庵野系なのか。
渡部作画がOPのサビでガッツリ見れるの良いですね。
個人的にそこはベテランではなく、
監督かもっと若手の方が手掛けて欲しい気持ちもありましたが、
やはり良かったのでヨシ。
3Dで腕を上げたダイナゼノンの巨大感をじっくり見せてくれるのも良いですね。


左は夢芽っぽいけど右はわからない。
色もどっちが黒なのか白なのか。


1話のタイトルのところなんですかね。
しかし本編見た後だと、
ダイナレックス派手に地面えぐり過ぎではみたいな感。


1話戦闘の蓬視点。
この視点をズラしての見せ方も、
1話と2話の関係性からちょっとエヴァっぽいかな。
合体を操縦席から見るという点ではガオガイガーの15話とか思い出すかな。


ガウマはアップが基本みたいなイメージがあるというか、
アップで変化を印象づけるカットが多いような気がしたな。


お前を騙して遊んでたんだよ!
反芻される言葉。
蓬の中で反芻されるものっていうのがだいたい夢芽にかかるのが気になる。
ここは1話と兼用のカットなのかな。
1話では自分の世界に入ってように見えた夢芽が、
蓬の前でも形見の知恵の輪?を持っているのも気にかかる。
1話では理由はどうであれここで蓬は夢芽の後ろを走ってきていたんだよな、とか。


なんかすごくエヴァの呪縛を感じるタイトル。


キャンキャン言う周囲から離れるように、
イヤホンしてスマホで音楽を流して机に突っ伏す。
ぷくっとした膨れ面やイヤホンつける髪と肌の空間を意識させられる感じが好みかな。
こういうふんわりした感じが可愛らしく感じると言うかね。





こういう瞬間を切り取ってみせるの、ホント好きというか、
もう好きになるしかないというか、メッチャ好きって感じになっちゃう。
もうたくさんこういうの見たいし、グッとくるカットが見たくなるけど、
ただこんな眩しいものを見すぎていて大丈夫かと最近不安にもなるかな。
まあどうでもいい話ですが。



知ってる天井だ、からのエヴァ2話的な?
ペンペンはもちろんいない。
風呂は心の洗濯よという感じなのだろうか。
恥部の隠し方もリスペクトという感。



2話にしてヒロインの入浴か~みたいな。
デカイのかどうかよくわからない。


お玉にワカメ?がついてるの、
これも監督のコンテ指定かご自分で描いてるのだろうか。


TV画面が出ると、どことなくグリッドマンを思い出すな。
おばあちゃんはグリッドマンとなにか関係するのだろうか。
色々含ませられているようで気にしてしまうな。
そして部屋の小物もまた監督が描いてるんだろうか。


これもまたグリッドマンを思い出すカットですよね。
電車、橋を渡ってくる感じが「外」を意識させられる。
今回はどういう世界の話になるのかな。


1話とは逆に夢芽が蓬を見るので1話とは反転してる感。
カーテンをクリップで止めてるの、
その高校時代にそのアイディアはなかったぜという感。
まあ手すりがあった記憶もないですが。
あとナメ構図多いような気がするな。




一緒に空を飛ぶ。
ちょっとガオガイガーのガイガーステルス装着モードっぽくてツボ。
グリッドマンにドリルガオーっぽいのがいたけど、
ステルスガオーっぽいのも出たかという感。

このあいだのことを謝ってるけど、
どうして夢芽がそれをしているのか、
なぜしてしまったのかまでは踏み込まない。
他人に踏み込まずそれを意識しないやり取りが現代の処世術という感。


メチャクチャ操縦しづらそう。


シン・ゴジラきてますねという感。
震災後の景色でもあるのかな。
1話で失くしたビニール傘がどうなったかを思い返すと、
夢芽たちがそうなっていた感はある。


それを暗示するかのようなリュック。
これもエヴァ意識っぽいところですが、
亡くなっていたのは自分かもしれない、
という視点の見出し方は新鮮かも。


電車。
グリッドマン的に電車は鬼門という感。
席が空いているのに座らないの、何かあるんだろうか。
乗り物や建物でひたすら蓬の右上にある夢芽の頭というのを強調されてる感。
学校の教室はまた別なんだろうな、みたいな。



水門で姉が死んだことの告白。
振り返らない夢芽。
1話で蓬を見ていなかった夢芽と同じ視座にいるという感。

ルールばっかり守ってたら、守れないものもあるかもよ。
夢芽も授業が3限からというのに落胆したのかな。


怪獣発見隊。
このPANアップ、
ようやく敵キャラの顔が見えるぞっていうワクワク感もあるけど、
女子のふともも見せる意義というのを意識してしまう。


こういう望遠の絵を今作はよく使ってるような印象。



ニンジャスレイヤーのころから思ってたけど、
監督爆発好きなのかな。
登場シーンで爆発、敵の爆散は毎回同じような爆発を使用、とか。
爆発の見せ方にはこだわりを感じるというか。


手を見せるレイアウトは手描きっぽい印象を受けるな。
手前の手はあまり動かさず、奥の本体が起き上がろうとするの、
擬似的な手描きのスライドで見せる手法を思い出す感じ。
1話のパンチなんかは勇者的な構図だけど、
そういう手を意識したカットが混ざることで、
そういう風に見えてくるのかなぁ。


敵さんの影付け普通のロボットアニメでやるBLっぽいけど、
3Dが混ざってくるとよりなんか存在が強調されてるカットのように思えたな。
というかこのカットは作画で合ってるのだろうか。
そして構図がメチャクチャシュール。
敵がやや武人っぽいのがより拍車をかけてる感。


蓬につきあう夢芽。
ここでは今までとは逆位置になってる感。


夢芽が主っぽいけど、付き合ったのは蓬だったし、
言葉通り、ここは蓬が主になるシーンだったんだなと。
今まで夢芽に付き合うだけだった蓬が、
夢芽が画面手前に来ることでやる気出すの、
なんか色々反転してるような気がしてくるな。


バスを助けることが出来た。
理由付けは夢芽が行った気がするけど、
それをしたいと思ったのは蓬の方が強かったということなんだろうか。



小学生の時、お姉ちゃん死んじゃってさ。
再び蓬の中で思い起こされる夢芽の言葉。


姉が死んだことに対して、姉を守りたかったのかどうなのか。
蓬が聞きたかったのはそういうことなのかもしれないとも。

小学生の時、お姉ちゃん死んじゃってさ。

姉が苦手だった、でも今はよくわからない。

私はどうかしてるんだよ。 

これらの心情がどう繋がって見せられるのか、楽しみです。

SSSS.DYNAZENON 1話 を語る

2021-04-10 22:19:42 | ■アニメレビューとか

グリッドマンに続き制作TRIGGER&雨宮哲監督作。
期待していますが、最後がどうなっていくのか気になるところ。
グリッドマンはやはり登場するんだろうと思っているので、
前作キャラがカメオ出演しないかとか色々妄想してますが、どうなるかなと。




前作グリッドマンが可愛い女の子と怪獣がいる風景、
がフックになっていましたが、
今作は不思議少女で攻めていくような感じなんですかね。
宙に浮く足を見せるカットなんかは新鮮でグッときますね。
ローファーで女子ってわかるところとか足の組み方とか、
そういう色気を感じる部分に惹かれちゃうなと。



これが今作の重点なのかなと2話まで見て感じたかな。
目があったというだけですが、その目を見て相手を見るという構図から、
2人がどういうやり取りをしていくのかが描かれていくのかな、みたいな。



場面転換して早速の兼用。
彼女の視線の先には女友だち。


先程目があっただけの男子とは違うのだろうなという振る舞い。
2人はカメラ好きだったりするのかな。
2話では眼鏡の子がヒロインを撮影したりしているので、
互いに撮りあうなかなのかなぁとか。


CMの机に突っ伏して首を動かすカットもですが、
ヒロインの髪を意識した描写が好きですね。
気になる異性を見ているというようなカットで、
髪を意識させられるの良き、みたいな。


鉄柱での分断。
ちょっと珍しい絵面ですね。
わかりやすい分断の絵ですが、鉄柱で間が開いてるので、
少し新鮮な感じ。
こういうのはやっぱ庵野リスペクトな感じなんですかね。
あとあまり見ないトラス構造?鉄柱っぽい感。
最近のはボルト共通で綺麗な三角を作ってるイメージなので、
やや古めかしい感じがちょっと気になる。


分断の絵の続きという感じ?
ちょっとしりとりっぽい演出。


世界繋がったと思わされる。
グリッドマンの登場が待たれるところですね。


家庭内不和。
蓬の家は再婚っぽく相手に馴染めない子供で、
夢芽は姉がいなくなってからの家庭内不和みたいな。
聞こえるか聞こえないかの音声で聞かせるところは、
エヴァで町中の声を拾ってるのに似たような感覚を覚えるな。


解けない知恵の輪?みたいな。
これが外れるときが姉の呪いが解けるとき、なのか?


引きこもり部。
雨宮監督が色々描いてそう、みたいなことを考えてしまうな。


姉の遺品を持ち歩く。
片方を持つ人がいれば手をつなぐような格好。


イヤホンを外すような動作、新鮮だし髪を意識するような印象もする。
完全に自分の世界に入っていたような感じが好きかな。
その中で追ってきたとも思える相手に話しかけるのが気になるかな。
これは好かれていて追ってきたたのかと勘違いしたのか、
たまたま目に入ったからなのか。


流れる雲がいいですね。
ちゃんと相手の名前を認識しているところから、
目があったときにはちゃんと相手を認識していたんだななと。
2人の関係がまたちょっと気になる部分。

ガウマが追ってきたことで蓬が夢芽を追ってきたわけではない、
という勘違いをしていた場合、それが間違いだとわかるので、
それまでの守らない約束をしてしまったのは、
つまりはそういうことなのか、そして2話で謝った理由もそれだったのか、
みたいに思えてくるなと。





私はどうかしてるんだよ。
そこでようやく車が通り過ぎるのが面白いところですね。
ガウマが車のランプをバックにしてるあたりは90年代っぽいキャラ、
という位置づけなのかと思いましたが、
蓬が橋を見るところでも光って見せている。
しかしガウマと夢芽のやりとりを見ている限り車が通ってる形跡は見えない。
光だけで車や遠くの建物を描かず、
水門と橋で舞台を作ってるのが気になるポイントですね。
ビニール傘の内ヒモを描いてるのとか小物に関する拘り、
そして目線の意識の仕方、舞台設計、
そのどれもが夢芽の心情を意識させるもので、
これからロボットアニメやろうとしてるのに、
ここまで女の子に集中できるのは凄いですね。
普通なら怪獣の登場と敵の思惑にもっと尺使っちゃうような気が。

車を描かず、しかし存在は意識させる。
やはり描くことで出てくる空気感はあるわけで、
それを意識してるのならなかなかの美意識だなと思わされます。

最初に怪獣に襲われたのが駐車場だったので、
それともかける感じなんですかね。





ダイナゼノン登場。
安定のロボットアクションにグッと来る感じ。


首が伸びるのは3Dでやると面倒だからなのか作画。
3Dでグリグリ動かしつつ2D作画のケレン味のある静止の対比。
止めでも十分良いのが面白いところですね。
アゴを強調するのは監督の金田系レイアウトっぽい感じするし。
首ナメの望遠っぽい画とかも新鮮だし。
混在が違和感ではなくかっこよさで繋がるのは凄いなと。



ダイナレックス変形合体。
今回はヒロインが飛行機に乗るためか、
バーニア命という感じで青い光が強調されていてグッときます。
バーニア全開で決めポーズ、
そして地面がバーニアの勢いで衝撃を受ける!
この派手派手なところがかっこいいですね。
青い光なのが個人的にグッとくるかな。



南さん、大丈夫!?
そう声をかけて返ってくるのは内なる夢芽の声。
私はどうかしてるんだよ。
この構図がどう結実するのか楽しみです。

2話の感想も続けて書くつもりでしたが長くなったので2話は別にまた記事書きます。