●満月をさがして OP1
以前にも紹介したけど9年前くらいだったので再び。
コンテ演出:ますなりこうじ
作画監督:工藤裕加
原画:友岡新平 なかじまちゅうじ 外崎春雄 石浜真史 椎野隆介
作画監督:工藤裕加
原画:友岡新平 なかじまちゅうじ 外崎春雄 石浜真史 椎野隆介
理由としては友岡さんがプリキュアのOPやっていると聞いて、
真っ先にこの作品を思い浮かべてしまったからかな。
最近14年ぶりに見返してるんですが、相変わらず楽しく見れていて、当時自分が楽しんでみていたのは本当だったんだなとわかったのもよかったな。再視聴して思ったよりよくなかったとか思うとアレかなぁと思ったりもしたので。
テレ東の女児向けアイドルアニメの00年代初頭の作品で、
アイカツまで伸びる一大ジャンルだと思っているので、
テレ東の作るアイドルアニメ特集的なものを読んでみたい気もする。
OPダンス。
満月のダンスで振り向いたら巨大ビジョンが背後に出現したかのようにフルムーン(満月がアイドルに変身した姿)が出る仕掛けは今見てもインパクトありますね。解像度が足りてない感じがライブとかで使う巨大ビジョンっぽい印象がして、そこでアイドルっぽさやるのか、という驚きがあります。
画面分割も巨大ビジョンっぽい演出のアシストをしている感じ。
変身ものなんですが満月がフルムーンに変身するシーンがなく、同時に存在する場合でもそれぞれが別のキャラっぽく配置してるのが特徴的な気がします。これは後期OPもそうかな。これは以前の感想でも書きましたが、成長したフルムーンとフルムーンから見た幼い満月とは一体どういうものなのか、というのをもう少し見たかった気もします。まあ以前の自分はその辺スルーしていたかもしれないので今回の視聴で拾えるかもしれませんが。
画面分割。
色々な動きを見せる満月の姿の中で、
こちらを見て微笑むだけのフルムーンを特に意識して見てしまう。
満月が見せる挙動より、変身した姿に特に目を向けてしまうので、
右下角の最奥という画面の配置、
それを意識しての立体的な置き方もそこを見せたいがための配置なのかなという印象。
傘に落ちてきた星に反応して振り返ってこちらを微笑む満月。
フルムーンの笑顔に惹かれるけども、満月の笑顔にも惹かれる。
ここで両者が同じ存在だと意識させられるのと、
一番魅力的なそのままの君、という感じの演出がグッとくるかなと。
振り返りをダブルアクションで見せ、
アップはさらにポン寄りで見せて、
さらにアップでは傘をまわすことで喜びの感情を強調すると、
ここの表情のために割と凝ったことをやってる感。
傘のつばの手前部分をぼかしてるのもいいですね。
傘回しを引きの絵でやらないのは省略的な意味や、動きのファンタジーさ、筋肉の動きなどを意識させない都合の良さがあって彼女の可愛さだけに集中できる。何でも動けばいい、という考えからでは出てこない発想じゃないかなと思うので、今後はそういうのも意識してアニメ見たいかな。
物語的には1年後に死ぬとわかっていてどう生きるかという作品で、
割と自分的には飽きたテーマなんですが、
歌や満月の切実な感じが個人的に好きで、やはり好きなアニメだなと。
たぶん自分があまりアイドルものを熱心に見れないし、
推しがどうこうと見れないのは今作が根底にあるからかもしれません。
最近は長期シリーズをたくさん見ていますが、地方だからと腐って自分が見れていたはずの作品を見たい作品ではないしと熱心に見れてなかったことに対してかなりショックを受けていて、やはりできる限りアニメは追いたいし、グッときたものは感想書きたいなと思いました。
怪盗セイントテール、満月をさがして、ナースエンジェルりりかSOS、姫ちゃんのリボン、赤ずきんチャチャ、こどものおもちゃ、ケロケロちゃいむ、アニマル横町、ぴちぴちピッチ及びきらりんレボリューションは実写化・ミュージカル化ができません。
神風怪盗ジャンヌは畑芽育さん・高橋文哉さん・豊田ルナさん主演で製作できます。