流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

とある科学の超電磁砲T 7話とか を語る

2020-02-29 08:22:03 | ■アニメレビューとか

サイコメトリー。
過去の記憶を見るという形でこの画面。
終盤の推理で初春が食蜂に操られたのでは、
というシーンではこういう画面になっていないので、
いかにセンセーショナルな絵でサイコメトリーを描くかを優先して、
統一感はそんなに意識させない感じだったのかな。
思えば敵さんが学園都市の暗部を指摘する回想的なシーンも、
こういう処理はしていませんでしたしね。
統一感はもう意識されてないのかな。


光と影の対比。
先ほどまでは一緒にやりとりしていた同士だったのが、
美琴の存在を通して明暗を分ける形になってるのかな。
佐天さんが話の内容についていけてないところで分断の絵を使わず、
お嬢様と一般人という差異ではなく、
美琴に関してのことを強調する形だったのかな。
ここのシーン、佐天さんバックの花やオブジェの作る雰囲気が結構すき。


反対が赤信号に変わったから進む道は青信号、という絵。
信号を強調する場合は進む道を強調する形なので、
こういう信号の切り替えをキャラクターがわかってるという絵が新鮮なのと、
進む道に危険が迫ってるのを暗示するような絵、
というのが一体になってるのが楽しいかなと。
美琴が監視カメラを意識するスピード感を含め目を引くシーンだったかな。


今回は普段より学園都市の風景に重点が置かれている気がしたな。
敵さんの後ろにある電子看板的なのもそうだし。


黒子さん、時間がない&狭いのはわかるけど、
ずっと横を向いた体制辛くないのかなとか。




タイルの変化。
時間経過の演出でモノレールの近くにきている、
みたいなタイルの配色の変化が気になる感。


仰角でビルを見せる。
敵の存在をアピールするためか周囲を見せないような絵で、
それでいて退屈させない絵という感。


振り返れば怪しい人影。
大覇星祭で人が多いはずなのに人がいない、
という郊外の感じが割と新鮮かな。
都会に行って人混みでいっぱいだと思ったけど、
道を一本外れたら、駅から少し遠ざかったら、と同じ感覚で、
会場から遠ざかってるんだろうな、
みたいな雰囲気が割と好みかなぁ、とか。
黒子たちが記憶操作されたときもそういう雰囲気を扱っていた感。
婚后さんたちのバトルは派手すぎて流石に色々擁護難しい感あるけど。




風車の作る華やかさと、それがないひっそりとした建物と。
学園都市上層部自体が街の景観的にシンボリックでない、
というのを怪しく見せられてる感じ。


光とは闇の上に立脚しているという主張の絵なのかな。


敵さんが人質をもうひとり用意してるのを見せるところ、
わざわざ明るい場所で美琴を脅すのは、
こうした影の部分が土台として存在しているから、
とそれまでの演出が人質を取ることでできたこの状況、
という形で修飾している感じで興味深かったな。



初春助けるのはわかるけど、
なぜ美琴の携帯が敵側から飛んでくるのかよくわからなかった。
ビル側に投げたと思ったんですが。
初春助けるところはインパクトもあってグッとくる感。


光の上から影への逆襲という絵。
黒子の登場の鮮烈さが強調されていてグッときたな。


自分サイドテールが好きなんだなぁと改めて思った。
黒子かわいい。


俯瞰。
あのシーンはこういうタイルの道だったのか、みたいな。
こういう状況を違う視点で改めて見せられるのを見て、
学園都市を見せる回だったのかなと感じたかな。


上でも触れたけど回想では帯つけないのね。

コロナウイルスの影響で1週間放送が遅れましたけど、
今後もそういう事態になっていくのかなと戦々恐々。
最後までちゃんと見れたらいいな。

とんがり帽子のメモルを見てますという報告 を語る

2020-02-24 21:35:58 | ■アニメレビューとか
見たいなぁと思って15年近くたったので、
人生の半分近くこの作品を見たいなぁと思っていた感じに。
元々は「全日本妹選手権」で紹介されてるのを読んで気にしていた作品で、
キャラデ原案の名倉靖博さんを見たいと思っていたんですが、
佐藤順一さんや貝澤幸男さんの初期の演出回が気になってきていて、
どんな作品かとずっと想像を膨らませていた作品でした。
ちなみに「全日本妹選手権」、
オタクネタ語りを美少女にさせる漫画というカテゴリの中では、
かなり上位の作品だと思えますね。
ブログの初期のネタは大体そこから拾ってきてる感あります。

あとアニメスタイルのイベント、
名も知らぬ隣の方が佐藤順一さんのメモルの演出話数が凄いんですよ!
と教えてくださったのもあったりしました。
なぜ10年以上前のイベントのことを覚えてるかというと、
メモル見たいなという気持ちの他に、
自分が『からくり剣豪伝ムサシロード 』の新房演出回を見ずに、
新房さんの演出したアニメは全て見てますよ!
みたいな見栄を張って、看破されたから(笑)
懐かしいですねぇ。
今wiki見ると『丸出だめ夫』やNHK関係のは意識して見たことは無いかも。
もう相当昔ですが、教えてくださった誰かに、とりあえず見れました!
とご報告だけしておきたいです。

今20話まで。
全話のスタッフリストが見つからなかったので、見終わったら作る予定。
個人的に気になったのが佐藤順一さんの回のほかに3話と18話。




お医者さんのつぶやきに対して、
「お嬢様を殺したのは、私だとおっしゃるんですの!」
という家庭教師のセリフに対し、
医者の後ろに立ってる看護師さんが目で反応するの、
暗にその通りだと物語ってる感じの演出が、
なんか大人っぽい感じでちょっと気になった。

正直2話のラストでメモルが友だちになりたいと思った人の子が病死とか、全く予想してなかった展開だったので心底驚いたんですが、こういう目配せの演出で、暗に家庭教師と亡くなった子の関係がうまくいっていなかったことを描くのがちょっと残酷な感じがしたかな。メモルたちの活躍でその子は息を吹き返すんですが、またずっとこの家庭教師とその子の関係を描いていくので、どこまで行っても子供を死なせた家庭教師いう目を向けなきゃいけない辛さみたいなのがあるかなぁ、と。




18話。
笛を吹く合図をメモルが光の反射で行うんですが、
少女の状況をうまく掴めずずっと合図を送り続けるのを見て、
『リズと青い鳥』のディスコミュニケーションっぽい印象を受けたかな。
反射で遊ぶのはリズでも印象的なシーンだったので、
女の子同士のやり取りとして結構昔から使われてるんだなぁ、
というのがわかったのも面白かったな。

少女マリエルとメモルの関係がエモすぎて、
ずっと見ていたい気持ちになる。
ほかのアニメでそう感じたことはあまりないので、
ようやくエモいエモいいう感覚がわかってきた気がします。

DVDBOXがプレミア化しているので、
ネット配信とかで気軽に見れればいいんですけどね。
Blu-ray BOXが出たらぜひ欲しいので、出してもらえないかしら。

22/7 7話 を語る

2020-02-23 22:03:56 | ■アニメレビューとか

ここの後ろ姿が印象的だったな。
涙を見せる、表情を見せるための溜めのカットですが、
髪というパーツを強調した感じがそれまでと違ってダイナミックな印象で、
かつ色トレスで描かれる光のあたり方が非常に印象的。

突然の出来事に走って走って、共に過ごした場所に立つ。
そして強風にさらされながら、体が浮き立つような風にさらされながら、
悲しみに打ちひしがれるシーンの中で、
風を受けることを強調した感じが印象的というか。

心の非常ベルを鳴らそうにも、鳴らす場所はここしかない。
両親から遠ざかることで、自分が発する言葉が非常に残酷なことだという認識、
そしてそれを言葉を発する覚悟をする瞬間として、
センセーショナルな感じがしたな。

でも言葉にしようとしても結局音にならない。
単純に友を亡くしたショックだけではなく、
自分自身の人生への惨めさや、
自分が生きていることへの罪深さ。
そういう多くの思いを背負ったカットだという印象。


風になびく髪。
風に打たれる姿、なびく髪自体が感情の発露のような後ろ姿。
泣く直前は風がやんで表情に集中していて、
泣き出してからは風が吹いてと、
涙と風がリンクするのでこれでいけちゃう。
またこのなびきが直前の上のカットを想起させて、
あのカットもまた何か感じさせるものがあったのではないか、
と前カットを修飾するような印象もしたかな。


治った喜びと治ってしまったという罪と、みたいな。
理解が追いつかなかったな。
自分にちょうどよい窓があるところまでこれた、みたいな絵なんだろうか。



青い空ってウテナとか五十嵐作品を自分は思い浮かべてしまうかな。
前に進むジュンの道標としての飛行機雲と電線。


手紙へのメンバーの反応の違いはもう少し意識しておけば良かったな。
真面目に見始めたの前話数からだったの凄い反省してる。


現代と過去、日常と非日常の切り替え。
表情の変化を微細に追いつつも、
メンバーに見せる顔にはいつものジュン。
日常の影に非日常がいる、そしてそれをひっくるめて日常なんだ、
という力強さにグッときますね。
こういう肯定感好きですね。


花も常にここにあり。
道端の花を治った後に見せなかったのがちょっと気になったかな。

印象的な話数が続くのでこの先も楽しみです。

追記。
屋上で言葉が出ないジュンを見るに、
7話はジュンが本音を発して生きられなくなった話、
という側面があるように見えるんだけど、みんなどう見てるんだろう。 
最後の花も誰が飾ったのかを考えるとちょっと引っかかりますよね。
6話もですが、いい話で終わらせないかたちになってるような感じに惹きつけられる感。

22/7 6話とか を語る

2020-02-16 12:59:26 | ■アニメレビューとか

アバン。
集中治療室に入ってる赤ちゃん。
このレイアウトでやろうというところがなかなかカロリー高そう。
あまり意識してなかったけど、
物の質感やディテールに結構凝った作品だったのでは思えてきた。
壁が出してくる司令のプレートの金属の質感やSEもそれっぽいですしね。
治療するのに手を入れる箇所の透明なケースによる見える色合いの変化とか、
命を助けるんだっていう部屋の説得力のある絵で良かったな。



母の祈り。
真正面からというよりは部分的な箇所を切り取ったレイアウトが多いですが、
長回しで見せて1カットで変化を印象づけたり、
星の動きがわかるほどの長い長い祈りの時を印象づけていてグッときたな。
これで作中では亡くなってるのだからまたインパクトのあるところ。


森から出てこないお姫様を待つようなイメージ、だったのかな。
麗華がいるバスとはさほど離れていない、
このすぐ近くが駐車場だったりするんでしょうが、
その距離に触れないことで麗華との距離感を意識させられる感じ。
絵的にもファンタスティックで、
単純な話に含みをもたせる感じがグッときますね。


主観で。
なんか水着をこうも悪者的に見せているので、
なんだか悪いことさせてるようなという気分になるので、
だんだん麗華が洗脳されてるように思えてきた。
まあ壁からの司令という形で全てを強制されているのでそうとも言える。
ただ壁は乗り越えるべき試練を提示する役割があって、
キャラクターたちの救いの道を提示しているという、
免罪符的な意味があるので、
これが麗華の救いへ繋がるんだという形で進めている感。
まあ実際は救いではないんだろうけど。




こういう子と結婚したい、ではなく、
父との二人暮らしの中で見せる様々な顔に生活感があって良いなと。
家計簿のディテールも生活の苦しさを感じさせますし。
そういう客観の中から手紙へと見せていくPANが、
客観的にそこが抜け道だという提示していくような感じで気になった。


着替えてジャージを脱ぎ捨て水着姿を披露。
ここのカット割りも躍動感があっていいですね。
ちょっとやけになってる感じもグッとくる。


あかねの渡したサイコロの目は2。
偶数だったわけですが、2という数字は自分と誰か、
人間関係の基本の数という感じもするので、
そういうポイントからなのかな。
確定的に明らかでない乙女心もこれまたヨシという感。


これがAフレームですか、わかります(津田健次郎風に)。

今回のコンテ・演出は橘紗央莉さん、まだ若手の方なんですかね。
調べてたら第6回メディア・ユニバーサルデザインコンペティション で優秀賞取られた方と同じ名前ですね。


原画の方多い。


個別EDはヒロアカ3期監督の向井雅浩さん。
制服はだけた感じと細かな差異、
髪の色から連想される炎が印象的だったな。

マネージャーがデレマス的な強面の人だし、
影響受けてるなぁという感あるので高雄さん、
または短編の若林さんとあとキャラデの堀口さんこないかなぁ、
と思いながら見てますけど、
3話とか各話も結構楽しく見れてますしOPとかの話もしたいかな。
今のところ今作でだいぶキャラ好きになってる気がします。

書き忘れたので追記。
22/7、全部秋元と周囲の大人が悪いっていう形で話作ってる感がある。
娘の無償の愛を前提にされてる印象みたいな。 
今回の話の絵面的には娘が家を出るときも父は寝たまんまだし、
壁の司令もまたよく意図はわからないし。
グループに迷惑をかけたくない、みたいな話の作り方もあまり好きじゃない。
ただアイドルを続けるバックボーンは暗いもの、
という扱い方を強調していない点は良いかもしれない。
色々悩んでみてしまうところです。

僕のヒーローアカデミア 81話とか を語る

2020-02-15 19:51:07 | ■アニメレビューとか

芦戸のダンス、思いっきりまどマギのさやかちゃんって感じなので、
原作者狙ってやってるんだろうか、
それともそれ込みのキャスティングだったんだろうか、と気になった。


挙手の嵐。
なんか新鮮な光景だったな。



上鳴はブレやオバケ描写が多くて、
一連好きな人がやっていたのかなと気になった。


校舎描写。
前回の花の描写等でちょっと意識的になってしまう箇所かな。
改めて見ると緑多いな感。

とある科学の超電磁砲T 6話とか を語る

2020-02-15 19:27:28 | <とある科学の超電磁砲>

コインではなく敵のハサミが飛ぶ。
美琴の戦い方が普段とは違う合図のような感じで印象深かったな。




特大カミナリも派手でしたが、
磁力的なものでメカを引っ張って壊す辺り、
腕を振ってからカメラが動いて破壊を強調する辺りもケレン味ありますね。
完全な同時ではないところがミソなのかな。
美琴を前景に置いてアクションで、
表情が見えないのでレベル5としての力を振るう感じが強調されている感。
背景のコンテナの色もアップにしたときに入る色として目を引く感じだったな。


力を奮った後には美琴は後景に。
こういう前後の置き方が新鮮に思えたかな。
前景ありきの構図の連発のように思えますが、
そこには普段見かけない美琴の後ろ姿があるという、
そういう美琴の後ろ姿が印象的です。
病院を出るところからそう見せている感じがあるかな。


目を隠すっていうのもありますが、
前髪のかかり方が繊細で、
カッコよさとも繊細さとも激しいアクションの後の乱れとも取れる感じも好みかな。


繰り返し放たれる電撃。
今回繰り返し触れられるのは美琴の怒りそのもので、
リピート的な構図の多さもそこに起因するのが新鮮かな、と。


最後に強調される表情もまた普段は見せないそれで、
レベル5の能力者の怒りっていう感じでそこもまたグッとくる感。
今回は監督もコンテに名前入ってましたがやはり美琴関連かな。




今回は表情も新鮮な印象のが多かったかな。
ブラクラ的なやつとかお嬢様的な浮いたドヤ顔とか、
敵の溺れてる表情とか。
しかしこのシリーズ、美琴と後に友好的になるキャラ以外、
大体ゲスすぎる感じですね。

僕のヒーローアカデミア 80話 を語る

2020-02-13 22:22:18 | ■アニメレビューとか


今更ですが新OP。
耳郎ちゃんヒロアカ女子では好きなので、
文化再編ということで目立つ格好になってるのが嬉しかったな。
曲もポップでヒロアカOPでは一番好きかもしれない。
サビに入る直前の音を色で捉えるのとか、
ああいう華やかさもいいですね。

というわけで80話はOPコンテやってる川畑喬さんのコンテ回。 
物語シリーズ辺りから目立った人で叛逆のOP辺りが印象的でしたが、
近年は特に意識していなかったのでヒロアカで度々目立つ回をやられている印象。


Bパートはちょっと毛色が違う印象が強かったですね。
コスモスの花から始まるのも秋っぽい導入だなという感ですが、
こうした花をメインにしたカットというのが今作では珍しい。


普通に授業を受ける風景から、
事件が終わっての日常へと戻っていくような形。



そこから葬式へと繋がっていくのが、
いつもの日常ではなく、やはり事件の爪痕を残したその後なんだ、
っていうのを花でリードしているようでそういうのが新鮮だったな。
安らぎのある空間、死者を送り出すその心情が、
今のデクにはまだ根付いていることを意識させられる感じかなと。


ちょっと焦り気味なデク。
デクの右腕はどんどん傷が増えているような感じですが、
右手を見せるだけで、
何かしらの意味合いを持ってしまうのがやや危うく感じる部分でもあり。

今回はやや焦り気味なデクにアオヤマくんが目をつける話で、
アオヤマくんの奇行が大胆に出ていて楽しかったな。




度々入る目を強調するアングルや、
夜中に窓からデクの姿を見る姿を鏡面で描いたりと、
ディテールに凝りつつ怪しげな雰囲気を作ってるのが目を引かれたな。



今回Bパートは肩幅の感じや、
アップで特定の部位を強調する絵も目立っていて、
そういうちょっと濃い感じが新房演出に通ずる印象がしたかな。
ダッチアングルでの密着マルチとか、
不安定感を印象づける画面がキマっていて怪しい感じが好みだったなと。
新房さんもアメコミからの影響もあった方なので、
それがこう回ってくるのも不思議な感じだなと思ったり。

ヒロアカも色々ありますが、
個人的に楽しみにしてる一作なので、
良い方向へ向かってほしいところです。

異種族レビュアーズ 5話とか を語る

2020-02-12 22:23:40 | ■アニメレビューとか

店を出ていく3人衆。
クリムを呼んで出ていくけど、
クリムくんは飛んでるので続いて出ていくような足元のカットはない。
足元から入ることで、
必然的に飛んでるクリムくんにカメラを向ける期待感を背負ったカット。


今回は足元からっていうのをちょっと意識して見てしまっていたかな。
どんなでかい子がくるのかという期待感。


単眼娘って自分は結構好きだったり。

やっぱ2次元は目がでかいことが強みなので、というのではなくて、
『地球戦隊ファイブマン』に悪魔テレビっていう怪人が出てくるんですが、
それがテレビに目玉が浮かんだ、
顔はバックベアードのテレビ形版みたいで体は人形の女っていうのが出てきて、
それに子供心に打たれた感があったのかなという感が。
TVを見続けさせて洗脳するという怪人でしたが、
ずっと自分を見続けてほしい、みたいな乙女回路もちが刺さったのかなという感。
ちなみにその回の後が敵の落ちぶれたライバルが一念発起をかけたロボ戦を挑んでくる話で大変よろしいのですが、話が飛びすぎましたね。『ファイブマン』は2号ロボ登場から合体するまでのエピソードや絵がカッコよくて好きだったり、レッド死んで妹が時間を戻して生き返らせたり、妹がパンモロさせて敵をひきつけたりと、凄い現代と親和性のある話が多い気がするので、自分的には結構好き。
どうでもいい話すぎでしたね。


クリムくんが立ってるときってあれも立ってるときなんだろうか、みたいな。


他種族に女の子の好みを吟味させて、
自分のコンプレックスは好きになった相手は気にしない部位なんだ!
ってわかってはしゃぐの普通に良かったなぁというオチの付け方で、
異種族と交わることの意義みたいなのを端的に描いていてグッときますね。


アイキャッチの眼も綺麗。


Bパート。
きのこが生えてくるエフェクト調なカットが目立っていたな。
なんだかんだで見どころの多い作品になっていってる気がします。

とある科学の超電磁砲T 5話とか を語る

2020-02-10 22:22:41 | ■アニメレビューとか

PANで徐々に画面OUTしていく。
傷心の美琴の弱っていく様子を見せる部位を少なくしていき、
同時に目の動きを印象づけてそれをより強調している感。
今回は前回自分が飽き飽きしてると書いた描写の連発だったわけですが、
全く飽きておらず楽しんで見れていたので、
そのときの印象はそうだったのかもしれない。
『あの夏』が一番辛かった記憶がある。


一位の旗。
作画多人数の余裕の無さを感じつつも、
こういう細かな細いヒモの描写をおろそかにしないところが気になった。
婚后の存在が美琴にとって頼れるか細い糸のようなもの、
という心理的なものとして描いているのかなと思えたり。



婚后さんのセリフの意図を強調する意図での目線外しと表情見せ。



今回は髪の描写も良くてグッときたな。
やっぱ総作監の冨岡さんなんですかね。
『青い花』のときなんかは全開にやってましたが、
近年自分が見た作品内では見かけた記憶がなかったので、
婚后さんのアップ絵は嬉しかったな。
ミサカ妹の首筋にある髪なんかも色っぽくてGOOD。


2期3話の美琴を思い出す髪のタレ具合かな。
この辺は監督の手が入ってるんだろうか。



この話数で一番インパクトのあるカット割り。
むしろ割ってるのかと思うほど。
落ちてきたフェンスと舞う土煙に浮かぶ婚后さんの影。
舞乙 24話のラストカットを思わせる風貌だなと。
ただちゃんとカットは割ってるみたいなので、
前カットと同位置になるようなレイアウトになっていて、
非常に実験的な感じがして目を引かれたな。
この後の1カットと合わせて2カットは想定線を超えた描写で、
そこも気になる感じ。
最初は舞乙24話的な感じで婚后さんの影が煙に当たってるような描写かと思ったり。



勢いのある煙や巨大なアンテナが疾走するインパクトもありグッとくる。
婚后さんの活躍をじっくり見れるのもいいですね。
初登場からどれだけ待ったかこの瞬間を!
という長年の鬱憤が晴れる形でもあり。
まあ2期なんかでも活躍してましたけども。


新鮮なポーズの見せ方だなと。
今回は色んな婚后さんが見れてよかったです。

アニメ雑記 2020/2/9 を語る

2020-02-08 11:17:31 | ■アニメレビューとか
●ランウェイで笑って 4話



2人の関係より家族の関係がより印象に映ったな。
原作通りなれど、妹が見ていた兄の姿を回想を交えながら見ていてグッときたな。
多くの要素が絡まるランウェイより、シンプルな関係性の重視が見やすかったですし。
主人公が明確になった点も良いですね。
4話まででデザイナーになる決意、夢を取り戻す過程が描かれて、
それを誰よりも喜ぶ相手に伝えていていいなと。
原作からかなり削いでるし、覚悟がいる選択だと思いますが、
4話までは監督のコンテだったので、
ここだったかぁ!とその価値観に痺れる感じでした。


●劇場版ハイスクール・フリート
小林ゆうのキャラを見に行ったつもりでしたが想像していたより面白かったです。
前半の祭りの絵など劇場版らしくキャラもいっぱいでるので、
華やかさもあって好みでした。
個人的に気になったのはましろの胸の描写かな。
風呂に入ったところの引きの絵で体を洗ってるところを見せてるときに、
胸を洗ってるところが肉感があるように見えたようなと。
ポーズによっての胸の肉の流れを意識してるのかな、
というのが前半は結構意識してしまって、
割と真面目に胸の描写をずっと気にしてみてしまっていたな、と。

割と女の子の身体的なところは意識していたのかなという感。
ゲストキャラのスーもデニムスカートの似合うキャラで、
あまり見かけない感じが新鮮でした。

後半海賊に占領された海上のプラントを白兵戦で取り返す辺り、
なんかメッチャ劇エヴァ思い出すなぁ黄瀬さんとかいたら面白そうとか思ってたら、
EDクレジットで見かけて仰天して慌てて特装版パンフレット見て確認したら、
スタッフクレジットが載ってないダメパンフで心底ガッカリしました。

TVシリーズを思い浮かべて劇場版を見ると、
こんなに面白い作品だったっけ、と割と驚かされます。
キャラが多いのでどういう関係性のキャラだったっけ、
となりますが、割と無問題で艦長と副艦長のドラマで行っているので、
そんなに混乱せずに見れたのも良かったかな。
後半のバトルより前半の祭りを大事にしてる感じで、
そこも好印象だったかな。

白兵戦や艦隊戦含めリアリティレベルというか、
どういう位置づけの描写なんだろうと思う箇所が散見されますが、
一つ一つのシーンが分断されているような印象もないので、
自然に見れてしまっていたな。
TVシリーズを普通に見ていた方やはいふりカメラで知ってるぐらいの人も、
こんなアニメだったのか、と思われるような一作だったかなと思います。
普通にもう一回見たいですね。
ましろちゃんの胸をじっくり見たい。変な意味ではなく。


●劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-
面白かったんなぁー !
と言いたくなる程度に面白かった。
リグのアクション、チェンゲのゲッター1を思い浮かべてしまったな。
あまり似てないけど、腕の伸縮とマントを強調した感じが、
ゲッターのマントアクションを彷彿とさせられたなと。
地獄とも思えるアビスの深い穴の中の出来事というのと、
最近チェンゲ見たせいってだけな気がしますが。
グロテスクな一面のある作品ですが、
冒険をするという甘美な夢との対比として刺激的な部分があるかなと。
ぜひ冒険の終わりまでをアニメで見たいものです。

●ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWN
劇場入ったときに100%男性オタ軍で気が重かった。
最近はアニメ映画以外の映画を普段より見ている気がするので、
あまりの客層のギャップにショックを受けたのかもしれない。

今回はゴブリンに捕まった女剣士を助ける話でしたが、
その中で剣を取り戻す話という形になっているのが気になったかな。

ゴブリンスレイヤーというタイトルですが、
○○スレイヤーで親しみがあるのはRPGなどでの特攻武器名だったりするので、
武器を使い捨てにする主人公と、
武器を取り戻そうとする女剣士の対比が気になる感じだったかな。
冒頭も女剣士の掲げる剣が氷ってしまう、
戦えなくなってしまう、誇りを失ってしまうことに起因するドラマ、
という位置づけの絵から始まった印象だったので、
そこから主人公ゴブリンスレイヤーを武器として捉えることをより強調した一作だったのかもしれないと思えたというか。

ただの武器と化した人間のドラマとして捉えると、
最後のセリフは垣間見せる人間性が響く感じだったかな。

最後の方の青空の雪原に舞う雪とそれに伴う反射が綺麗で、
こういう画作りもできるのかとグッときたかな。
個人的に作品自体が暗く、ゴブリンの性質上陰湿な雰囲気のある作品で、
きれいなものが見れたのが良かったかな。
今作は東山奈央のエルフキャラほか仲間3人衆の明るさでバランスを取ってる印象があるので、それ以外のものを見れたのが嬉しかったかなと。

●スーパーロボット大戦α外伝
久々にスパロボの戦闘デモ色々見てたんですが、
α外伝のバンプレストオリジナル、
スレードゲルミルのデモが一番好きですね。


回転して相手を切り裂く直前のところとか、
よくこんな絵を入れたなぁと驚かされます。
普通に2Dアニメーションしてて凄い。

あと第2次スパロボαのダイモスなんかも結構好きです。
烈風正拳突きで真上に飛び上がる直前にリアル調になるんですが、
暗転してエフェクトを交えた後には既に飛び上がったSDキャラになっていて、
間の変化の絵を飛ばしてエフェクトのみで飛翔を描いてるのが鮮やかで好き。
あとは同じく第2次スパロボαのガオガイガーのゴルディオンハンマー。
最近の作品は原作絵引用のカットインが多いですが、
当時の作品を解釈しての再現アニメーションの中では特にお気に入りです。


普通に劇場版作品はタイトルごとに記事書けばよかったな。
ただだいぶ忘れてる気がするのでこんな感じで。