流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

響け!ユーフォニアム 5話 を語る

2015-05-06 16:58:01 | <響け!ユーフォニアム>


まるで成長していない…、とか。
石原さん的な妄想は内フレームを入れてるとかを踏襲した見せ方で、
しかも内容が振り切れてるのが面白かったな。
葉月の鬼訓練っぷりも面白かった。梨子先輩の鬼っぷりとかもギャップ可愛いみたいな。
梨子先輩は声優さんでもう既にキャラ的に勝ってる感じで凄く良いですね。
芝居以上の可愛さがあるのがいいかなというか。

あすかとばったり会ったところで久美子が謎の影に怯えるのとか、
そういうアニメ的な感じが楽しい回でした。
しかし三好さんってこんなにPAN羅列したり多アングルでの速いカット割とか使ってたっけ、
と見ててちょっと意外に感じたなぁ。
自分が忘れてるだけかもしれませんが、
石原山田成分を入れつつまた今までとは違った話数になってるかなと感じたかなぁ、と。





あすかの芝居掛かった砕けた動きや葉月がクルッとターンするのとか、
序盤は各キャラの動きを見るのが楽しかったなと。
しゃべる時に手を開いたりして反応するのは山田さんっぽいけど、
今回は山田さんのそれとはまた違った文脈を感じる手かなぁ、と。
冒頭から葉月なんかは結構思い切って見せてる感じ。
三好さん的アピールキャラだったのかな。
OPでも葉月は謎ポーズから懇願してる感じから、
祈ってる感じのイメージを見せたてきたりとギャップが好きなキャラなんで、
デフォルメで崩したりちょっとしたターンで身体的なイメージに触れたりとか、
多方面で描かれていて見ていて楽しいキャラでした。
しかし緑がコントラバス持ってる絵はそれ入れるのか!?とちょっと見てて困惑したり。
馬鹿っぽい絵面がどんどん流れてきて何なん?という気分にも。



地カメラ風に凝ったアングルを作りつつすぐ流れていくのはどういう感じだったんだろう。
マーチングの練習を前にメインキャラがクローズアップされますけど、
全体練習の中での立ち位置みたいなものには触れられず、
マーチングとは一体どういうものであるかというのに終始していて、
楽しさ半分困惑半分という気分に。



しかしこれだけの人数のキャラを行進させたりとか、
多人数を見せる、動かす内容が多くてまた驚かされますね。
引きの絵なんかはモデリングしたものを動かしてそうな感じですが、
この辺はどういう風な感じでやってるんでしょうかね。
木管楽器を布でくるんでいたりとか吹奏楽部っぽいところっていうのも拾ってて、
そんなところまでやるのかと驚かされます。
原作はとりあえず全巻読んだんで、あのキャラは何処に出てくるのかとか、
色々探しちゃいます。
そういえば2巻のキャラはどうも引っかかるように見せていた感じだったので、
今からその文脈を追うのもネタバレ感あって触れるのが難しいですね。
いつもいるはずのキャラがいない異常感はあそこに必要だったのかなと思うところもあり。
何が言いたいかというと、2巻の内容は絶対どこかでやって欲しいという話。
文句しか言わなそうだけど、見たい。



この辺は三好さんっぽい感じなのかなーとか。



女の子がはしたない!
靴脱ぐのとかいやいや、それどうなのと思いつつ、
麗奈に見られてシャキッとする辺り面白かったな。
ちょっとギャグっぽく見せてるのが。
靴脱ってCLANNAD AF思い出すんですが、
あれはもっとシリアスな感じでまたちょっと違ったよなと。
山田さんが言及されてたのをちょっと思い出したり。
全然違うシーンで違う方の演出回でしたが、ちょっと思い出すな、と。
ちょっと呆けるような感じに山田さんの演出っぽさを感じたからなんだろうか。



駅から麗奈と帰ってる辺りはなんじゃこりゃーな画面でまた目を引きますね。
この背景はどういう風に出てきたのかと画面のインパクトに驚かされます。
車が走ってる道路の背景の緻密さは何なんだと思わされる。
消失でキョンが帰還したときの風景もなかなかだなと思いましたが、
ここはそれ以上のインパクトが有ったな。
何が描かれているのかっていうのが一瞬わからなくなるような。
それじゃダメなんじゃと思いつつもでもなんだこれと思わされる感じで面白いかなと。
けいおん!! 4話 を語る
三好回で引きのロング絵のインパクトだとこの辺思い出すかな。



この辺ちゃんみおっぽい。というかちゃんみお。
日常 20話 を語る
デフォルメは割りと各演出作監におまかせな感じなんでしょうか。



麗奈の髪上げ。
髪の芝居ってこういうのもあるかーと見てて堪んないショットでした。
久美子が麗奈の表情を反芻してるのもわかる感じ。
髪が光を反射するっていうのは氷菓1話の千反田の描写が今のところ一番良い感じですが、
こういうのもありかとドキドキさせられます。
しかし京アニの堀口さん的な髪の毛のハイライトの入れ方、
一歩間違えると白髪的な感じになって途端にこの筋は何、みたいな印象にもなるので、
結構難しいところですよね。
練習中の麗奈のアップとかその狭間感あって逆にドキドキしちゃう。



楽器は重い。
この辺は原作3巻の描写っぽいなと思いつつ1巻の内容で組み直してる印象。
麗奈と電車にっていうのは2巻での個人的なドキドキポイントだったので、
え、こんなに早く麗奈と電車乗っちゃうの意外に感じながらこれもかーときたので、
色々畳み掛けられてる感じがしたかなーとか。



この辺一連はフルメタっぽいイメージ。
確かに先生の厳しい一面って原作であまり触れられてなかったので、
こうして描かれるのが新鮮な反面フルメタなイメージかなーと。
久々にふもっふ見たいですね。

そういえば今回から夏紀の出番が多くてちょっと意外に。




梓は置いていくって書くとけいおん!ファンに怒られそう。
同中出身の子とのやり取りの中で久美子が本音を語るのがちょっと意外で。
そういう昔じゃなくて新しいものを掴もうとする姿っていうのを、
昔の繋がりを置いて走りだす姿によって明確にするのが意外というか。
そういう繋がりを捨てるところに意外性があったのかなと。



マーチングバンド。
立華のパフォーマンスなんかに期待してたけど流されてちょっと悲しい。
歩きながらの演奏に顔を歪ませてるところなんかは辛そうな感じだけど、
周囲からは好評でその苦しさが実を結んでいるところがいいかなと。
しかし麗奈が突然演奏して場を和ますファインプレーとかも意外。
今回は意外性に溢れた回だったかなという感じ。
滝が遅れてくるっていうのも意外な部分ですし。
どうでもいいですが、見てて昔自分ドラムメジャーっぽいことしてたなーというのを思い出した。





次の曲が始まるのです!
なんか今回は結構急に終わったなと思ったら最後はチューバくんで締めとこれまた意外。
しかもなんか手を振っているぅ!と普段とは違った形の締め方で、
いったい次回、久美子は何にぶち当たるのか、チューバくんなのか!?と困惑。

とりあえずチューバくんは置いておいて、
久美子が1人立つ姿っていうのがまた目を引くところで。
新天地に立った久美子だけどもその孤独感みたいなものもちょっと感じるかなというか。
次回マーチングバンドをキッカケにどういう風にまた展開されていくのか気になる感じ。
もはや原作とは近くて遠い場所にあるので、アニメがどう展開されて、
久美子がどのように描かれるのかっていうのは凄く楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:三好一郎
作画監督:丸木宣明
楽器作監:髙橋博行

三好回。三好さんの回はモブが特に多い回が回ってきてる気が。
葉月たちのちょっとコメディ色の強いところから麗奈の格好いいシーンまで、
モブは勿論メインキャラも含め色々な絵を見せてくれる回でまた面白かったな。
次回以降どう久美子と麗奈を見せてくれるのかも楽しみですし、
吹奏楽部の部員たちがどう動くのかも見ていくのが楽しみです。


境界の彼方 10話 を語る

2015-05-05 23:25:30 | <境界の彼方>


積乱雲。
今回は虚構と現実の入り混じった回でしたが、
夏の情景と冬の情景の対比がそのまま作品の持つギャップの体現のように感じたな。
4話までの栗山さんのトラウマ克服までの流れと、
本当は秋人を殺すのが目的っていうその繋がりの無さが出ている感じというか。

秋人が病室で目覚めてから過ごす夏の日々は夢なんだけども、
桜や美月、博臣の登場で奥行きを持った日常のように語られる。
対して冬のシーンは秋人が人形のようであり虚構感が出ている。
どちらがより虚構に近いかというと、
キャラクターの振る舞い的に正しくない冬のシーンなんだけど、
夢としてなくなるのは実体感を感じる夏の日々の方で。
冬のパートは栗山さんの夢かはたまた未来のように見えてくる。

実態を持った過去(4話までの流れ)とこれからの未来の話という感じでしょうか。
だから実体を持つように感じていたシーンというのは確かにあったんだけども、
そこには虚構が同居していたという考え方が示されていたのかなーという印象。

まあ10話は繋ぎの回だったかなーと。
栗山さんが境界の彼方=秋人を殺す依頼を名瀬泉から受けていた、
っていうのが大事なところなんだけど、
そんな伏線最初からあったっけ?と困惑させられる。
1~4話はミスリードで本当はこういうことだったのです、
というのを見せられても、ちょっと困っちゃう感じ。
5話以降は泉姉と栗山さんの間に何かあることが匂わされてますけども、
序盤は栗山さんのトラウマ克服に充填が置かれているので、
その裏で進行するものっていうのに無頓着すぎてちょっと納得出来ない。
OPに繋がる導入でOP自体に伏線がはらんでいるように見せてますが、
それも急ごしらえなイメージになってる感じ。
4話で先輩を最悪消すと答える博臣たちにダメですとつぶやくのとか、
一見して矛盾してるけど栗山さんの心情を推し量るとより重いシーンに、
っていう感じでもあると思うんですが、うーんどうなんだ。

後はあからさまな絵っていうのを入れたくなかったのかなと思ったり。
1~4話の流れって映画的な感じでまとまって見せてるんで、
その流れを無粋な絵を入れて壊したくなかったのかな、とか。
まあ憶測ですが。





パンケーキの見せ方は武本さんチックかなーと。
パンケーキを切った時は境界の彼方を、秋人を殺すことを前提の話になってるけど、
パンケーキを切らない方は秋人を殺さずに境界の彼方を消すことを話してる。
時間的には未来の話なんだけど、秋人を殺すという部分を除外してる。
パンケーキを切らない、っていう後退のイメージが過去を否定している感じ。
これも4話までの流れのイメージに対してもそうである、という話なのかなとか。
The SoulTaker ザ・ソウルテイカー ~魂狩~ 3話 を語る
久々に武本成分を味わったような気分に。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:武本康弘
作画監督:植野千世子

というわけで武本回。
まあ4話までバリバリ参加されてたんでこの回をやるのは流れ的にやっぱそうかなと。
やっぱ今までを考えると違和感拭えない話になってきているので、
それをどう納得できるように持っていくかという流れでこうなったのかなと思いましたが、
余計ややこしくなった気がするなというか、
自分の見てきたものを否定されてる感じでそこが辛くなる部分かなと。
とりあえず気を取り直して残りの話数は見たい感じですね。


境界の彼方 9話 を語る

2015-05-02 07:51:01 | <境界の彼方>


今回はアバンがまんま前回の続きって感じで、
ユーフォニアムみたいな印象だなぁと。
比率的に前回の場面を挿入する場面って京アニだと少ないですよね。
1話完結型な作り方をしているためなのかどうなのか。
作品の持つ必然性みたいなのもあるのかなど。
ユーフォは完全にそういう風に設計されてますけど。
今回は過去の話数の回想を挟むシーンが結構多かった印象。



冒頭の月の印象だとか店内の印象が暗闇の中でガラリと変わって見える。
秋人の覚醒を印象付けるような感じなのかな。
雲間から見える月とか怪しげで不吉な感じがします。
空の色が変わるというよりは光が遮られていく感じっていうので、
凪とはまた違った出来事の不吉さを見せてるのかなと。





泉姉さんカッコイイ。
冒頭の名瀬兄妹のバトルとかこの辺は京アニっぽいエフェクトかなという感。
回転を意識したエフェクトとか京アニチックな印象。
薙刀が吹っ飛んでくところとかは光の処理が面白いですね。
ブレる部分を透過光的な感じで光らせて青い軌跡を印象づけてるのとか。
青っていうのが結界だったりのイメージ色だし川澄綾子のイメージも青っぽいし?
って感じで目を引くところだったかなと。
あと博臣たちが妖夢を押しつぶす辺りの雲の処理なんかも迫力ありましたね。
CG雲で激しく動かして終わったところで普通に背景に差し替えてるのとか。



今回は栗山さんの血でドア解錠とかちょっとした応用の効いた感じが面白かったり。
ここで博臣が術をかけるところは撮影でやってそうなんだけど、ここも京アニチックな感じ。
やっぱ監督とかが素材を作ってるのかなぁ。ちょっと気になる感じ。
今回はこのエフェクトとかドアを解錠するエフェクトとか、
この話数特有のエフェクトが結構出てきてる印象なんですが、どういう流れだったのかな。



ポン寄り祭り。
日常であった思い切りの繰り返しが見て取れて、ああ河浪さんだという気分に。
今回もbookでスライドさせるショットとかあったけど、あんま気にせずに見ればいいのかな。




ヘッドフォン美月可愛い。
じゃなくて耳をふさぐ美月、なのかな。
秋人を殺すっていうことへのイラつきからヘッドフォンを投げるの、
今まで耳を塞いでいたっていうことなのかなと思ったりなど。
Free! 2話の先生とかちょっと目を引く女性像を持ってきてくれるのが面白いです。



虚ろな影の中みたいな。
博臣と栗山さんの立ち位置の対比を後半はこうした光の処理で見せてる感じ。
秋人を殺すことっていうのを、
虚ろな影の中で唯を倒したことと関連付けるようなイメージかなと。
結界の内側と外側みたいな。
栗山さんのセンチメンタルな心情の画面と、
第三者の視点から状況を追っていく博臣っていう感じかなと。





知らなければよかった。
妖夢のくせに何言ってるんだっってなかなかだよなと思ったり。
博臣がその辺に反応するのもいいかなと。この辺で察したのかなみたいな。
切り返しで博臣と栗山さんを見せますけど、
イマジナリーライン超えたような見せ方になるのが気になる感じ。
栗山さんが何かに囚われていることと無関係の博臣って感じなのかな。



ちょっと武本さんチックかなって。



フルメタTSR思い出した。
森の中での戦闘っていうだけですが。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
作画監督補佐:西屋太志 堀口悠紀子 丸木宣明

河浪回。今回は作画監督補佐の方が結構いて割り振りが気になる感じ。
アクションは京アニの古株と若手の中のどなたかなのかなぁ。
河浪さんもユーフォでコンテとかやるんでしょうかね。楽しみです。